就活と卒論は車の両輪

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■今日の2限は1回生の「社会学入門演習」でした。昼からは、3限がオフィスアワー、そして4限は「社会学演習IA」です。3回生の前期のゼミになります。前回は「インパクトのある自己紹介」をゼミ生の皆さんにしてもらいましたが、今回は1回生の演習でも使ったマンダラシートを使ったグループワークに取り組みました。グループワークをすることで、お互いをより知ることができます。名前も顔も覚えることになります。

■今日のテーマは、「就活と卒論は車の両輪」です。この大目標を達成するために、8つの中目標と、中目標ごとの8つの具体的な取り組み(小目標)を書いてもらうことになっています。いろいろ盛り上がっていました。大人しい人見知りの人もそれなりに、頑張ってこのグループワークを楽しんでいるようでした。しばらくは、こういったグループワークをしながら、各自の問題関心を少しずつ深めていくようにしようと思っています。中目標の中には、「初対面の印象」というのをあげている人がいました。その中身について具体的に聞いてみると、「清潔感」という答えが返ってきました。なるほど。「笑顔」とか、そういうのも入ると思うんですけどね。それはともかく、自分が学生だった頃や、今から20年の大学教員に成り立ての頃とは、演習の進め方が随分違っています。私の時など、以前の投稿にも書いたかもしれませんが、クロード・レヴィ=ストロースの『親族の基本構造』でした。ちなみに、1回生の時の教養の社会学のテキストがタルコット・パーソンズの『社会システム概論』でした。当時の大学では、そういうのが当たり前でしたが、今だとそんなことは許されません。ということで、時代の変化に合わせていろいろ工夫をしています。字を読むことのあまりないと断言される学生の皆さんですが、そのうちにそれぞれで本を読んでもらうためのグループワークもしようと思っています。

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