京阪電鉄「湖都から古都への鉄の路」

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▪️普段はJRの利用者ですが、たまに京阪電車を利用します。しかし、京阪のホームページを丹念に見たことがありませんでした。たまたまなんですが、今頃になってこういうのがあるのを知りました。これはなかなか楽しいし、勉強になります。素敵な写真が満載です。「湖都から古都への鉄の路」というページです。画像は、そのトップを切り取った者です。国鉄の蒸気機関車と京阪電車の電車と江若鉄道の気動車が一緒に写っています。鉄道ファンでないとわからないかもしれませんが、なんだか平和だな〜と思います。

▪️実際に、皆さんにもお読みいただきたいのですが、少しだけ中の記事を引用しておきます。このエントリーのトップの画像と関連しています。

明治時代から交通の要衝として栄えた大津には、数多くの鉄道が走っていました。その中心である馬場(現・京阪膳所)・大津(現・膳所)—浜大津(現・びわ湖浜大津)には大正時代、大津電車軌道(現・石山坂本線)、官設鉄道が乗り入れていました。しかし、レール幅が大津電車軌道は標準軌(幅1,435mm)であるのに対し、官設鉄道は狭軌(幅1,067mm)のため、同じ線路を使うことができません。そこで用いられたのが三線軌条です(現在三線軌条は残っていません)。3本のレールのうち1本を共有し、他の2本の幅で狭軌・標準軌に幅を合わせる手法で、京都市電と京都電気鉄道の共用区間で用いられたのが日本で初めてとされています。大津では1969(昭和44)年まで続き、一時は江若鉄道も乗り入れ、3路線で同じレールを共有していました。

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