岩手県宮古市重茂の早採若芽

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■岩手県の三陸海岸、宮古市の重茂から「早採若芽」が送られてきました。軽く水洗いをして、湯通しすると実に鮮やかな緑色になりました。春を感じさせますね。早速、ポン酢をかけていただきました。重茂には、確か今から18年前の夏、岩手県立大学の1期生の諸君と三陸海岸をバスで回った時に、立ち寄った記憶があります。

■重茂の皆さんは、海の環境保全に積極的に取り組まれています。今回の「早採若芽」は、「東北食べる通信」から送られてきたものです。「東北食べる通信」は、毎月、東北の情報誌と旬の食べものを送ってくれます。情報誌を読むでみて、18年前に重茂で伺ったお話しのことを思い出しました。送られてきた若布は養殖されたものです。しかし、元々、若布の養殖をしていたわけではありません。重茂の初代の組合長が、「天恵戒驕(てんけいかいきょう)」というビジョンを提示されたことから始まったのだそうです。

私たちのふるさと重茂は天然資源からの恵みが豊富であり、今は何ら不自由はないが、天然資源は有限であり、無計画に採取していると近い将来枯渇することは間違いない。天然資源の採取を控えめに、不足するところは自らの研鑽により、新たな資源を産み補う。これが自然との共存共栄を可能とする最良の手段である。

■このビジョンのもとで、おもえでは1960年代からワカメ養殖に取り組まれてきました。また、輸送にコストがかかるため、そのコストを下げるために、乾燥・塩蔵・ボイル塩蔵と加工技術を進化させていきました。また1970年代には海の環境を守るために合成洗剤追放運動にも取り組みました。そのような努力が高い年収が確保されていることから、後継者率も他の地域と比較して群を抜いて高いとのことです。

■重茂は三陸海岸にありますから、東北大震災でも大きな被害を受けました。(本文続きます。)

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