meijiの「カルミン」

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▪︎昨日、母のために買い物に出かけたとき、スーパーでmeijiの「カルミン」をみつけました。「カルミン」は、1921年から製造販売されているお菓子です。硬い言い方をすると、炭酸カルシウムが配合された白色のミント錠菓…ということになるようです。この「カルミン」、私のような年代の人たちにとっては、懐かしいお菓子です。遠足やピクニックのお供といえば、この「カルミン」でした。

▪︎じつは、このお菓子、今年度末で生産が中止されます。ロングセラーではありますが、さすがに時代にあわなくなってきたのか、売れ行きがかなり低迷しているようです。このことがニュースになるや、あちこちで「カルミン」が飛ぶように売れていると聞いています。きっと大人の方たちが「大人買い」しておられるのでしょう。昨日、スーパーでみたときも、棚におかれた「カルミン」の数は、左右の他のお菓子に比べてかなり数が少ない状況でした。

▪︎買ったあと、一粒食べてみました。以前食べたのは…、記憶がありません。おそらく30年以上は経過していると思います。炭酸カルシウムが配合されているので、スーッとするのかなと思っていましたが、かなり穏やかな感じでした。現在、他社の人気のある商品、たとえば「FRISK」なんかだと、かなり強いミントの刺激があります。また、その清涼感も長持ちします。このような味の違いにも、時代の移り変わりを感じます。

▪︎私のような年代の人たちにとってみれば、「カルミン」以外では、中野の「都こんぶ」も懐かしいものです。しかし、「都こんぶ」は現在でも現役です。あと「ボンタンアメ」とか…。こうやって昔を懐かしむことが多くなるって、自分自身がけっこう歳をとり、人生そのものがどんどんセピア色になり、歴史家している…ということなのでしょうね。

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