第33回「北船路野菜市」
■昨日は、「北船路野菜市」でした。2011年に始まったこの「北船路野菜市」、4月と9月の野菜生産の端境期や、致し方ない事情が生じたときを除いて、ほぼ毎月1回開催してきました。昨日で33回目になりました。関係者の皆様に心より感謝したいと思います。学生たちが「生産者・農村」と「消費者・街」をつなぐ架け橋となるこの「北船路野菜市」の取り組み、飲食店への出荷や地酒のプロデュース等の「農・商・学連携」も含めて、先輩から後輩へと引き継きながら、よくここまで継承・発展させてきたものだ…と、自分のゼミの活動ではありますが、改めて感心しています。ひとつのゼミの小さな活動でしかありません。しかも、あくまでやる気のあるゼミ生が、自主性と責任感をもって取り組んでいる事業です(時には、指導農家や私に叱られながら…ではありますが)。多くの皆様にご協力をいただきながら、活動資金の獲得から運営の進捗管理までのすべて自分たちの力で運営しています。そのような活動は、結果として、学生たちを鍛え成長させていっているように思います。
■昨日は、龍谷大学の入試広報に関連して取材がありました。私のゼミの学生たちは、「大津エンパワねっと」、「NPOボランティアセンター」、「アドサポ」(龍谷大学アドミッションサポーター)、「龍谷祭実行委員会」等にも参加しながら、「北船路米づくり研究会」の活動にも取り組んでいます。広い意味での社会参加に取り組む学生の割合が多いように思います。今回の取材対象は、3年ゼミのKさんでした。彼女は、「北船路米づくり研究会」の活動以外にも、「大津エンパワねっと」と「アドサポ」の活動に取り組んできました。取材をされている会社の方からは、「龍谷大学の社会学部は、皆さん、入学されてからの『のびしろ』が大きいですね〜」と感心されていました。そうなのかもしれません。龍谷大学社会学部の多くの教員が、それぞれのポジションで学部のモットーである「現場主義」を大切にしながら教育実践に取り組んでいるからです。Kさんの記事は、見開き2ページに構成されるとのことです。出来上がりが楽しみです。