手土産のハマチ

20140201komeken6.jpg ■土曜日に開催した「脇田ゼミ実習・「北船路米づくり研究会』総会&交流会」のエントリーの最後にこういう引用をしました。指導農家であるFさんが、facebookに投稿してくださったコメントです。

「懇親会のあと村の慣わしに沿って、坪井リーダーと協力農家へ総会が無事に終った旨を手土産の魚をさげて伝えに行きました。皆さん、「おめでとうさんです。これからもよろしく頼みます」とのメッセージをいただきました。本当の地域連携が出来て来たと感じます。」

■トップの写真は、その魚・ハマチです。指導農家が、きちんと準備をしてくださっていたのです。大学の「地域連携」という活動と、村の「慣わし」とのあいだを橋渡ししていただいた形でしょうか。こうすることで、学生たちが行った研究会の総会の意味も、きちんと村の皆さんに伝えることができたのではないかと思うのです。言い換えれば、「地域連携」を「村の慣わし」に翻訳することができた…といえるのかもしれません。なにげない話しなのですが、そうすることで、Fさんも書かれているように「本当の地域連携が出来て来ているな」と強く実感することができたのです。リーダーの坪井くん、ご苦労様でした。

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20140201komeken7.jpg■総会のあとの交流会についても、少し紹介しておきます。社会学部のカリキュラムでは、通常、3年生と4年生が一緒に活動するということはなかなかありません。しかし、私のゼミでは「北船路米づくり研究会」の活動を行っていることから、「縦の関係」が生まれています。この「縦の関係」、学生の成長にとってとても大切なことだと思っています。先輩が後輩を指導していくなかで、自分自身も成長していくからです。【写真上・左】4年生1人1人がスピーチをしているところです。後輩からは、記念品として北船路産の野菜が送られました。このあたり、米研らしいですね。【写真上・右】4年生のリーダーである枡田くんです。今年の1年間、研究会をリードしてくれました。ありがとう。スピーチも、しっかりしたものでした。研究会の活動のなかで、結果として鍛えられていることを実感しました。【写真中・左】リーダーの枡田くんから、指導農家Fさんに手作りの記念品が贈呈されているところです。Fさん、ちょっと照れておられるようですが、本当は心の底から嬉しいはずです。【写真中・右】なんだか真面目な交流会のようですが、こういうふうに、ふざけて大笑いしながら、楽しい時間を過ごしました。しかし2月なのに、どうしてサンタクロースとトナカイなのだう??【写真下・左】ええと、一応、ふさげている写真なんですが…。一番右端の彼女も、男子にあわせてふざけています。

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