新入生のオリエンテーション

20130403nyugaku.jpg ■今日は、入学式のあと、学部新入生のオリエンテーションがおこなわれました。社会学部は4学科ありますが、各学科に分かれてオリエンテーションが行われました。私が所属する社会学科では、1年生は全員「入門演習」を履修することになっています。以下は、シラバスです。
————
 この科目では、大学での学修スタイルと、本学科における大学生活にいちはやく慣れる機会を提供することを目的として、クラス単位で1泊2日の現地実習旅行をおこない、現地で見たり聞いたりして得た知識をもとに、実習報告書を作成する。
 高校までの「勉強」と、大学での「学修」は大きく異なる。高校までは、基本的に与えられた知識を身につければよかったのに対して、大学での「学修」の最大の特徴は、自分がおもしろい・重要だと思える知識を自分で掴み取るという点にある。そのために大学の授業では、「話し合い(議論)」が非常に重視される。そしてその基本となるのが、「異質な他者」とのコミュニケーション能力である。初めて出会うクラスメイト、教員、実習旅行先で出会う人、自分の書いた報告書を読むことになるであろう人、これらの人々は、家族や友人とは異なり、独りよがりに「気分語」「仲間語」を発するだけではわかってもらえない、自ら進んで関係を持とうとする姿勢や、お互いに理解し合えるための工夫が必要な「異質な他者」である。この実習を、そうした「異質な他者」との出会いを体験し、「話し合い」という様式のコミュニケーションに慣れる場として捉えて欲しい。それが、本学科での4年間の学修生活の基礎を培うはずである。
————

■このシラバス、私が書いたわけではありませんが、「異質な他者」…ってイメージがわくかな?その「異質な他者」に出会うために、私が担当する演習で、滋賀県近江八幡市にある沖島町と琵琶湖博物館に行きます。現在、準備を進めています。私のクラスの1年生のみなさん。詳しくは、入門演習の授業のさいにはお話しします。
(トップの写真は、新入生代表と学長。facebookの龍谷大学広報ページからの転載です。)

管理者用