みつばち保育園訪問

0701.jpg ■少し前のエントリーでもお知らせしたように、9月2日、「北船路米づくり研究会」主催で「かかし祭」というイベントを開催します。研究会では、月1回(第三土曜日)、「農村」(=北船路)と「街」(=中心市街地)とを農産物で結ぶ「北船路野菜市」を開催していますが、今回の「かかし祭」では、普段、北船路の農産物を購入していただいている街の皆さんに、琵琶湖を一望する北船路の棚田の風景を楽しみ、購入いただいている農産物が生育している現場を見学していただきながら、農家と交流していただくことを目的としています。

■ところで、指導農家のFさんは、市民農園も経営されています。その農園では、多くの市民の皆さんが、琵琶湖を一望する風景を楽しみながら、野菜づくりを楽しんでおられます。また、その市民農園の一角には、大津の街中にある「みつばち保育園」の畑もあります。保育園の皆さんは、北船路まで電車(湖西線)でやってきて、Fさんが世話役となって地元の農業生産法人「福谷の郷」の田んぼで田植えを体験し、芋掘りを楽しんでおられます。また、みつばち保育園では地産地消に取り組まれ、給食に北船路産のこしひかりを使われています。そのようなFさんと「みつばち保育園」との「つながり」があったことから、Fさんのアイデアで、園児やそのご家族の皆さんにも、「かかし祭」に参加していただけないかということになったのでした。しかも、「かかし祭」に来ていただくだけでなく、できれば「かかし祭」のシンボルである案山子の製作にも参加していただけないか…ということにもなりました。

■昨日は、そのご相談をするために、案山子製作班のリーダーであるIs君(案山子製作総指揮)と一緒に「みつばち保育園」を訪問しました。園長先生に私たちの企画を提案したところ、大変喜んでくださり、前向きにご協力いただけることになりました。8月中に、ゼミの案山子製作班のメンバーが、案山子の材料をもって保育園を訪問し、園児の皆さんと一緒に「案山子を作り教室」を開催します。「かかし祭」の当日には、琵琶湖を一望する北船路の棚田の一番てっぺんに、園児さんたちが作った案山子がずらりと並ぶことになります。楽しみです。

■写真の案山子は、昨年、実験的にゼミ生たちがFさんの指導のもと製作したものです。「来年は、こんな案山子がならぶ交流イベントができたらいいね〜」と夢を語たりあったのですが、1年間の活動を経て、その夢がなんとか実現しそうです。継続は力なり…といいますが、その通りですね。

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