コーヒーの木の花芽

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■親戚から譲り受けた「コーヒーの木」。3〜4年かけて1m近くまで成長しました。昨晩気がついたのですが、花芽がついていました。葉の付け根のところに、ブチっと芽が出ているのがおわかりでしょうか。うまくいけば、うちの「コーヒーの木」にも白い花が咲いてくれるかもしれません。さらにうまくいけば、実もなりますかね。楽しみです。この「コーヒの木」、たしか100円ショップで売られていたものらしいです。よく頑張って大きくなってくれたものです。

『面白すぎて時間を忘れる 雑草のふしぎ』(稲垣栄洋・著)

20230711inagaki_zasso.jpeg ■この前の土日は、龍谷大学吹奏楽部のサマーコンサートのリハーサルと本番でした。私は、ただいるだけの部長で何もしていないのですが、いることが仕事かと思っています。というわけで、週末は庭の世話ができませんでした。
この季節、1週間庭の世話ができないと、みっともなくなってしまいます。雑草ってすごいですね。気持ちもなんだか落ち着きません。半日ほど余裕があれば、徹底して世話をするのですが…。明日は、午前中が授業、午後からは血糖値の検査。明後日と明明後日は、午前中が授業で午後からはヨシ群落の保全や管理に関する調査。金曜日は終日大学…。となると、次の土曜日まで庭の世話ができません。

■そうそう、雑草といえば、最近こういう本を読みました。『面白すぎて時間を忘れる 雑草のふしぎ』。稲垣栄洋さんの本です。この稲垣さん、『生き物の死にざま』という本が話題になりました。この『雑草のふしぎ』も非常に面白い。様々な雑草の生き残りのための戦略、すごいです。で、この本の面白いというか、笑ってしまうというか、納得してしまうのは、雑草からの学びを短いに文章にまとめているところです。例えば、メヒシバの場合…、「自分にとっての『強み』を発揮できる場所を考えてみる」です。セイヨウカラシナの場合…、「『相手の欠点』をうまく生かせないか考えみる」です。

瀬田キャンパスのキノコ

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■ここは瀬田キャンパスです。多くの学生さんたちが歩くメインストリートから離れると、そこには里山的な茂みがあり、樹々には樹名板がぶら下げてあります。これも学生さんたちの取り組みのようです。足下を見ると、苔で覆われた地面に、こんなキノコが生えていました。なかなか可愛らしいシルエットのキノコです。楽しいですね。

■調べてみると、ヤマドリダケのようではありますが、違うでしょうか。どうでしょうね。ヤマドリダケって、ポルチーニ。イタリアやフランスでは食用キノコとして珍重されているそうです。ポルチーニだったらなあと思ったりしますが、とても試してみる気にはなりません。2025年には、勤務する社会学部が深草キャンパスに移転します。もう、キャンパス内で手軽に自然に親しむようなことはできなくなります。

■ところで、Facebookにこのキノコのことを投稿したところ、キノコにお詳しそうな方から、ヤマドリダケモドキではないかとのご指摘をいただきました。モドキとついていることで、味はヤマドリダケほどではないようですが、近い味のようです。それでも、写真だけだとちょっと不安ですね。やはり。キノコの同定は難しいので、私はやはりこのキノコの成長を見守ることにしたいと思います。

開花しました、今日はきちんと鑑賞できました。

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20230705hasu3.jpg▪️瀬田キャンパス1号館前、噴水の周りに置かれたハスです。前回の投稿は火曜日でしたが、その時の写真をご覧になればわかる通り、撮影したのが遅すぎで花は閉じつつありました。昨日は、しっかり開花していたので、しばし鑑賞することができました。綺麗に開花しています。

▪️綺麗に咲いているハスではありますが、花の中は少し不思議な形をしています。真ん中にある円形をした部分、これは「花托」と呼ばれる部分で、その中にある点々とあるのがめしべです。その周りにある糸状のものがおしべなのだそうです。さらに近寄ってみると、何か神秘的な雰囲気もありますよね。花弁が散ると、おしべも枯れていきます。残った花托は、果托へと変化していくのだそうです。そして果托のなかで、ハスの種子が大きくなっていきます。その時まで、このハスの鉢は置かれているのでしょうか。ぜひ、そうあって欲しいです。

1号館前のハス

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20230704hasu2.jpeg■以前にも投稿しましたが、瀬田キャンパス1号館前の噴水の周囲ではハスが栽培されています。とうとう、花が咲きました。ただ、開花は早朝なので、残念ながら写真を撮ったときは花は閉じかけていますね(11時前)。このハスの栽培、学生さんたちが取り組んでおられます。龍谷大学は仏教系の大学ですし、ハスは仏教と深い縁がある植物です。おそらく、このプロジェクトの背景には、このようなことがあるのかなと推察しています。

『仏像がハスの花の上に座っている理由とは?』という新書があることを知りました。こちらの新書の書評では、次のように解説されています。

お寺の庭の池で目にすることも多い「ハス」。蓮華座と呼ばれるハスの花の台座に座ったり、ハスの花を挿した水差しを持つ仏像もあるように、古くから極楽浄土に咲くにふさわしい神聖な存在とされてきたハス。地の底の汚れた不浄の泥の中から茎を伸ばし、清浄な花を咲かせるハスの姿は、「善と悪、清浄と不浄が混在する人間社会の中に、悟りの道を求める菩薩道」にたとえられたといいます。

20230704hasu3.png ■少し不思議なのは、美しいハスの花を咲かせているのは泥の中にある根っこ(蓮根)です。泥の中の栄養を吸収して美しい花を咲かせているのであって、泥がないとハスも美しい花を咲かせることができません。たぶん。社会学者なので専門家に聞かないわかりませんが。そのあたりのことは、この本ではどう説明してあるのかなと気になります。また、仏教的にもそのことをどう説明されてきたのかも、気になりますね。

【追記】■関連する投稿です。
瀬田キャンパスのハス、台風と休講のこと。

オシロイバナ

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▪️通勤途中に咲いているオシロイバナです。この花、夕方から朝まで咲くようで、残念ながらしぼんでいますね。夕方16時頃から咲き始め、朝には萎んでしまうようです。しかし、変な場所に咲いていますね。冬は枯れてしまうと思いますが、根っこは生き残っているんですよね。どうしてこんな名前なのかなと思っていたのですが、種の中の胚乳が白い粉状で、それが白粉みたいだから…のようです。

蚊取り線香


■若い世代の方は、蚊取り線香の使い方がよくわからないのかもしれません。今は煙の出ない電気式蚊取り線香の方が一般的かもしれません。そこで、動画等でも、取り外し方を紹介しているのかもしれません。蚊取り線香は2巻きで1セットになっています。

■毎日新聞で、「日本の夏、120年変わらぬ渦巻きの由来と新たな悩み 」という記事が掲載されていました。この記事は、蚊取り線香(金鳥)の歴史にも触れています。それ時代、勉強になる(ちょっと物知りになれる)わけですが、そこに興味深い記述がありました。この動画の背景というか、意図的のようなものが理解できました。

21年、ツイッターに上がった1本の投稿(現在は非公開)が業界に衝撃を与えた。

「今日従業員の子に、蚊がいたんで蚊取り線香つけておきました~!って言われて、ふと見てみたら色々とツッコミどころがあった…」。添えられた写真には、2巻きが隙間(すきま)なく円盤状に組み合わさったまま火をつけてしまったため、半分が面的に灰になった蚊取り線香が写っていた。購入時には一体になっている2巻きを、ばらして使うことを知らなかったようだ。「年代の差ですかね?」などとコメントが寄せられた。

「ショックを受けました。若い人には、蚊取り線香がこんなになじみがないのかと」。金鳥の宣伝部長、北伸也さんはこう振り返る。

■私は、自宅にいる時は、庭で蚊取り線香を焚きます。「太巻き」を使っています。普通の蚊取り線香の2倍の太さです。

庭の世話と健康問題

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▪️ウイークデーは大学に行くので庭の世話をする余裕がありません。どうしても週末になります。

▪️今日は、春から伸び放題になっていたモミジとナナミノキの剪定を行いました。シュッと伸びている無数の枝を苦労して剪定しました。午前中から3時間ほどかけて頑張りました。最後は、脚立を出して作業をしていましたが、なんとなくヤバいなという予感がして(脚立から落ちる自分を想像して…)、少し中途半端ですが、作業をやめておきました。剪定した枝葉は、ビニール袋に入れてゴミとして出すことになります。ビニール袋にぎゅうぎゅうに詰め込んでも3袋。嵩張りますね。

▪️汗だくなので、シャワーを浴びて体重を測ると、学生時代の体重に戻っていました。65kg。細くなりました。血糖値を下げるために食事に注意してきたことが、結果として体重も落としていくことになりました。3月から9kg減りました。9kg減るとジーンズなどはブカブカです。新しく細いものを買いに行きました。最初はウエスト78.5cmぐらいかなと思っていましたが、76cmでピッタリでした。85cm以上あったメタボのお腹も今はぺったんこです。見た目、ヒョロヒョロのおじいさんになっていますかね。今はもう少し筋肉を増やしたいです。

▪️最初はどんどん体重が減りましたが、今はじわじわとしか減らなくなりました。ちょうど良い感じかと思います。医師からは「無理はしないでくださいね」と言われています。はい、無理はしません。甘いものも、少しだけ、食べることがあります。今日も近くのカフェでスイーツを少し。でも、ほんの少ししか食べられません。砂糖の甘さに強く反応してしまうようになりました。美味しいですが、甘さが強すぎるのです。おそらく塩味も同様かな。ラーメンはきっと塩味が強く感じるでしょうね。天下一品とかは、今は無理だろうと思います。食べたいとは思わないので、困ることはありませんけれど。

▪️写真は、庭に咲いている花です。ギボウシの花が咲きました(上段左)。茎が伸びてきたのですが、ヒョロヒョロして自立できません。ということで、サラサドウダンの枝に寄りかかっています。アカパンサスも咲きました。これもヒョロヒョロで自立できません。ということで、細い針金の支柱で支えています(上段右)。どうしたら、もう少ししっかりと自立できるようになるのでしょうね。肥料かな…。白いのはヒューケラの花です。地味ですけど、頑張って咲いてくれています(下段左)。最後は花ではありません。山椒の葉にみつけたアゲハ蝶の幼虫です。緑色の終齢に至るまでには、まだまだ時間がかかると思いますが、山椒の葉は全て幼虫に食べてもらうことにしました。さて、孵化できるかな(下段右)。

6月の庭(2)

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20230614mygarden3.jpg■先日投稿した「6月の庭(1)」の続きです。また庭の話か…って声が聞こえてきます。幻聴ではないような気がします。すみません。でも、庭の世話は楽しいんです。

■月曜日、朝まで降っていた雨が止んだので、庭に出て世話をしました。この前、頑張って掃除をした(掻い堀りをした)池も落ち着いてきたので、そろそろメダカに泳いでもらおうかなと思い、日曜日にはホテイアオイを浮かべてみました。最初はヒメダカの予定でしたが、結局、入手できたのは普通のメダカでした。メダカの役割は、蚊のボウフラを食べてもらうことですから、種類は問わないのです。今は、20匹ほど機嫌よく泳いでいます。

■ブルーベリーの実が大きく成長してきました。熟してきたら、朝食のヨーグルトと一緒にいただく予定です。2種類のオダマキを鉢に植えていますが、今日は種を収穫してみました。オダマキはこぼれ種で増えていくそうで、2種類のオダマキ、交雑してしまったかもしれませんね。まあ、それはともかく、種を収穫したので、来年は発芽させてみようかなと思います。庭の世話をしていると、いろいろやらねばならない事がみつかります。それが、ガーデニングの楽しさでもあります。

■庭のあちこちに咲いていたホコバスミレを古いプランターに集めて花を咲かせています。今は花の季節ではありませんが、青々とした葉を広げています。正確には「広げていました」です。というのも、月曜日の朝、そのプランターに丸々と太ったツマグロヒョウモンの幼虫を発見しましたからです。ホコバスミレの葉もかなり食べられてしまっていました。このツマグロヒョウモンはスミレが大好きなんです。名前からわかるように蝶になったら羽はヒョウ柄です。ヒョウ柄というと大阪の…を連想しますが、そんなに派手派手しくなく、なかなかシック(chic)な感じです。それに対して、幼虫は写真のような感じですね。「わかっとるやろ、わいに触ると痛い目にあうで‼︎」と脅しているかのようです。しかし、見た目とは違い毒はありません。で、どうしたかというと、駆除はせずに、このままこのプランターで育ててみることにしました。うまく蛹になってくれるかな。
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20230614mygarden6.jpg■庭のホタルブクロ、満開です。満開っていうのかな。とにかく、鈴生り状態です。たくさんの昆虫が集まってきます。ええと、ホタルではありませんけどね。鈴生りのホタルブクロ、もう一箇所あります。考えながら草を抜いてきましたが、想像していたような感じになりました。庭の角のアジサイも開花。あまり花が咲いていません。昨年の剪定の仕方がまずかったのかもしれません。残念。アジサイの手前は、アカンサスです。花を咲かせ始めましたが、今年は少し背丈が低いです。駐車場の隅にあるナンテン。花を咲かせました。おそらく、今年の年末にも赤い実をしっかり実らせてくれると思います。

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20230614gardening.png 【追記】■いろんな種類の植物が元気よく育っています。庭の世話は大変だという話をよく聞きます。でも、愛情を注げば庭の植物はそれに応えてくれます。人生を豊かに幸せにしてくれます。ガーデニングを楽しみましょう。

■イギリスで評判になった本です。世界的ガーデン・デザイナーを夫に持つ精神科医がガーデニングにめざめ、自然と庭と人間の精神のつながりに気づいていくというストーリーなんですが、書名である『庭仕事の真髄 老い・病・トラウマ・孤独を癒す庭』のサブタイトルからもそのことがよくわかります。ガーデニングに関心のある皆様、どうぞお読みください。

6月の庭(1)

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■庭にアナベルが咲きました。ピンクの可愛らしい花を咲かせるキョウカノコの少し上、咲いている白い花を咲かせているのがアナベルです。アジサイの仲間です。今年は、たくさん花を咲かせてくれています。ありがとう。アナベルやキョウカノコのように花を咲かせるものもありますが、花が咲かなくても綺麗な葉を茂らせているものもあります。庭は夏に向かっています。植物の密度が高くなってきたのを感じます。

■池も綺麗にしました。池の周りから土砂が流入し、底にどんよりと溜まってきました。そこに水草も繁茂して、藻もすぐに増えてしまうようになってしまいました。ということで、溜まった泥を撹拌し泥水になったものを、普段は池の水を循環させるために使っているポンプを利用して、泥水を池の外のバケツに取り出して、庭のあちこちに撒きました。途中、水を足して泥水が薄くなるまで、この作業を繰り返しました。掻い掘り(かいぼり)ですかね。この池、風呂桶のように水を抜く穴がないのですよ。

■最後はポンプは使えないので、柄杓で汲み取りました。そうして再び透明度の高い池にすることができました。まあ、このような作業が、この池にやってくる生き物にとって良いことなのかどうなのか…。それは疑問ですかね。そうなのですが、再び、ここでヒメダカを飼育し鑑賞できる状況にはなってきました。この池は深いのですが、この池とは別に、生き物がやってくる浅い「湿地」を作りたいです。うまくいくかな〜。この小さな庭にできるのかな…。そもそも「園芸」と「生き物の賑わい」の両立、できるのでしょうか。ちょっと矛盾したこと言っているかもしれませんけど。

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■池の掃除をしたのとは別の日に撮った写真です。朝、パセリを植えてある鉢、枯れた葉を取り除いていると、こやつがおりました。アゲハチョウの幼虫です。「俺のパセリに何をする!」と思ったのですが、パセリをそれほど料理に使っているわけでもなく、気持ちを切り替えて「しっかりお食べ。大きくなって美しい姿を見せておくれ」とそのままにしておくことにしました。ところが、しばらくして、もう一度鉢を覗いてみると、姿を消しているではありませんか。どこかにさらわれていったみたいです。自然界は厳しいな…。

■自宅駐車場の端っこ、日当たりが良くない砂利を撒いた場所、湿気も多い場所に、リシマキア・ミッドナイトサンが花を咲かせてくれました。名前はカッコ良いのですが、和名は「タニガワコナスビ(谷川小茄子)」です。ちょっと、ギャップがありますよね。もう少し洒落た和名にしてあげれば良いのに。
ホタルブクロもそうですが、このリシマキア・ミッドナイトサンも勝手に生えてきました。この黄色の花、気に入っているので増えていくように世話をしています。どうも、この日陰の少し湿った場所が好きなようです。でも、どうやってここにやって来たのかな。ご近所で植えておられるのかな。このリシマキア・ミッドナイトサン、少しずつ自分の陣地を広めています。駐車場の端っこには、ヒメツルソバを植えていますが、このヒメツルソバも陣地を広げています。そのうちに、静かな「せめぎ合い」になっていくのかな。仲裁に入らなくっちゃ。

■まあ、小さな庭の自然観察のような、たわいも無いことでも結構楽しくなったりしています。幸せですね。

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