2014「関西学生アメリカンフットボール」


■今年の「関西アメリカンフットボール」、我が龍谷大学「シーホース」は、かなり健闘しました。第1節の京大戦ですが、「14-9」で勝利しました。これが一番大きな印象に残っています。Division1の上位チーム、関学、立命、関大の壁はかなり高いわけですが、まずはDivision1の中位には常に留まり「油断ならんぞ」と上位チームを警戒させる存在になってほしいと思います。第6節の神戸大戦には、逆転できずに惜敗。残念でした。残りの近大戦には、必ず勝利して欲しいと思います。


■「関西アメリカンフットボール」ですが、優勝は、6戦全勝の関学と立命館に絞られました。当然ですが、我が母校・関学の優勝を信じています。今年も「甲子園ボウル」に連れて行ってほしいと思います。とはいえ、当日は、環境社会学会(於:龍谷大学)の書評セッションという分科会でコメンテーターをしますので、実際には行けませんので(残念…仕事優先ですから)、気持的に…!! 関東学生アメリカンフットボールでは、優勝は日大か法政…ということになりそうですね。

龍大「SEAHORSE」の活躍

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■ここ数年のことになりますが、龍谷大学のアメリカンフットボール部「SEAHORSE」が、活躍しています。Div2に低迷した時期もありましたが、Div1に復活し、昨年はDiv1では3勝4杯の成績を残しました。なかでも、京都大学にもう少しで勝てるところまでいったことは確かな手応えとなったはずです(残り11秒で逆転されました)。そして今年は、とうとうその京大に14-9で勝利しました!! これは龍大「SEAHORSE」にとっては、創部以来の歴史的な快挙になります。龍大には、「RYUKOKU SPORTS+」というサイトがありますが、そこにはこのような記事が掲載されました

8月31日、EXPO FLASH FIELDにおいて関西学生アメリカンフットボールリーグDiv.1第1節京都大学戦が行われ、14―9と勝利を収めた。

試合は序盤、思うように敵陣へ攻め込めない時間が続く。そんな流れを断ち切るように藤本(法2)が抜け出し、独走。待望の先制TD(タッチダウン)を決める。一時は逆転を許したが、竹内(社4)から野間(営2)へパスがつながり、TD。再度リードを奪う。村田ヘッドコーチが「練習のときよりもはるかに良いパフォーマンスができたんじゃないかというくらい素晴らしかった」と称えたディフェンス陣が奮闘する。相手に許したTDは前半の1本だけ。粘り強く守り続ける。インターセプトをして攻撃権を奪い返す場面も数回見られた。

昨年は残り11秒で逆転され敗戦した相手。その悔しい経験から最後まで集中力を高め戦い続け、見事勝利を掴んだ。持田主将(文4)は「最高です。去年の雪辱を果たせました」と振り返った。創部以降初めて京大から白星を挙げ、新たな歴史を刻んだ龍大。リーグ初戦は最高の試合となった。

<村田ヘッドコーチのコメント>
「8月いっぱい京大のことだけを考えて練習してきました。これまで苦しいシーズンを続けてきたのですが、やっとここで努力の方向が試合の現場で発揮され、結果となってつながったことでチームとして達成感というものがあります。これを自信につけてさらにどん欲に勝利に向けて取り組んでもらいたいです」

■村田ヘッドコーチも指摘されているように、努力→成功体験(勝利)→工夫をして努力をして練習→レベルアップという良いスパイラルが生まれてきているように思います。さて、京都大学との試合は第1節でしたが、その後の第2節以降は強豪校が続きます。第2節が関大戦、第3節が立命館戦、ともに敗戦となりました。やはり上位3位の常連校は強いですね。敗戦であっても、そこから何かを集団として学び取ってほしいと思います。そのあたり、どうだったんでしょうね〜。私のような素人にはよくわかりません。そして、いよいよ第4節の関学戦です。関学は母校です。しかも、甲子園ボウルに連続出場している段違いに強いチームです。試合結果は…これが、凄い結果になりました。関学は、これまで同志社、神戸、近代を0点に完封してきました。その関学から、龍大は2TD(タッチダウン)奪うことになりました!!「RYUKOKU SPORTS+」の記事です

10月11日、神戸市立王子スタジアムにおいて関西学生アメリカンフットボールリーグDiv.1第4節関学戦が行われ、14-42で敗戦した。

前半残り3分、上田(済1)から井貝(法2)へのパスが繋がりTDを決める。今季無失点の関学から得点を奪ったことでチームも観客も湧き上がる。この勢いのまま追加点が欲しい龍大だったが、前半だけで関学に4TDも決められ7-28で後半へ。しかし龍大は諦めない。第4Q、徐々に敵陣に攻め込み得点のチャンスをうかがう龍大。エンドゾーン間際、竹内(社4)から田村(国4)へのパスでTDを決め、王者関学から2TD目を奪うことに成功した。結果は14-42で負けてはしまったものの、龍大SEAHORSEに確実に力がついてきていることを印象づけた試合であった。

リーグ戦も後半にさしかかり、選手たちにも徐々に疲れが出始める頃。しかし、Aクラス入りを果たすためには残りの3試合絶対に負けるわけにはいかない。関大、立命館大、関学という並みいる強豪たちから得点を奪ったということを自信に、まずは25日の同大戦で今季2勝目を挙げてもらいたい。

〈村田ヘッドコーチのコメント〉
「厳しい戦いになることは予想していたが、関学から2TDを奪った選手たちの頑張りを褒めてやりたいです。だんだんと疲れが出始める頃だが、気を引き締め残り3試合は絶対に勝ちたいと思います。」

■龍大は負けたわけですが、それでも、関学から2TDを奪ったということがどれだけ凄いことなのか、村田ヘッドコーチの「関学から2TDを奪った選手たちの頑張りを褒めてやりたい」というコメントからもわかります。残り3試合、近大、同志社、神戸との戦いをすべて勝利して、Div1のなかで安定した存在感を示せるようになってもらいたいと思います。「私が退職するまでには、甲子園ボウル出場をかけて関学と最終にもつれ込むようになるまでになってほしい…」これは私の夢です。


■【2014関西学生アメフトハイライト】龍谷大vs京都大

関西六大学野球連盟秋季リーグ「大商大-龍谷大」戦

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■昨年のことになりますが、「地元の大学の野球部」として龍谷大学硬式野球部を応援したいという大津市民の皆さんと一緒に「龍谷大学硬式野球部私設応援団」を結成しました。総勢5名の小さな団体ですし、この私設応援団の「母体」は、いつもの大津駅前の居酒屋「利んやん」です。「利やん」のマスターと常連の皆さんの強いご要望で、私もこの私設応援団の一員になりました。

■今日は、お揃いのキャップもそろえて、応援用のメガホンも持参して、本日、やっと応援・観戦が実現しました。関西六大学秋季リーグ。場所は、大津市の皇子山球場。大阪商業大学との試合です。1類側のスタンドには、硬式野球部の部員たちが陣取って応援をされていました。私たちは、その後ろに座らせていただき、応援です。マスターともう1人常連の皆さんは、市民野球(軟式野球)をやっておられる現役スポーツマン、さらにもうお1人は、ご自身は野球はしないけれど猛烈な野球ファン。私などとは、レベルが皆さん違うのです。ちなみに、この日は、中学で野球をやっているマスターの息子さんもやってきてくれました。ありがとうござます。龍大関係者として、心より感謝します。

■試合の方ですが、「地域エンパワねっとⅡ」報告会のため途中でぬける3回のあたりまでは、龍大がリードしていたのですが、そのあと同点に追いつかれてしまいました。マスターがLINEで連絡してくれたのです。さて、結果はどうなるでしょうね…。結果については、のちほど【追記】でお知らせします。

■ところで、大学スポーツと地域社会との関係について、少し自分の考えを述べたいと思います。龍谷大学硬式野球部は、本部のある京都の大学の野球部かもしれません。しかし同時に、大津市民からみても「大切な地元の大学」であるべきなのです。瀬田キャンパスのお隣、草津市の立命館大学BKCキャンパスは、そのあたりのマネージメントをうまくやっておられるように思います。もっと大学の地元の街、大津に、市民サポーターが増えてほしいと思います。そのための努力をしていくべきだと思います。瀬田キャンパスは、そのあたりの取り組みが非常に弱いようにも思います。もちろん、吹奏学部を中心とした「夕照コンサート」という素晴らしい実績もあります。スポーツ関連でも、そのような取り組みができないものでしょうか。私自身は、以前、野球部と少年野球の関係者をつないで「少年野球教室」の実現に協力したことがあります。当時の椹木寛監督、自ら少年たちを指導してくださいました。地元の少年にとって、いつまでも忘れられない経験になったはずです。このような地道な取り組みが、結果として「地元」のサポーターを増やしていくことにもなると思うのです。

【追記】■龍谷大学、「2-1」で勝利しました!!

関西六大学野球秋季リーグ

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■次の日曜日、8日の午前中、龍谷大学硬式野球部を応援してくださっている「龍大ファン」の大津市民の皆さんと一緒に、私自身も応援してきます。大津京近くにある皇子山球場で行われる、関西六大学野球連盟秋季リーグ「大商大-龍谷大」戦の応援です。私は、午後から「地域エンパワねっとⅡ」(「大津エンパワねっと」)の報告会があるため、試合開始後30分程度しかいることかできませんが、「地元の大学の野球部」ということで、熱心に応援してくださっている市民の皆さんは、それでも私に声をかけて「一緒に応援しよう!!」といってくださっています。ありがとうございます。心から感謝したいと思います。

■ちなみに、当日は、おそろいのキャップをかぶります。ちょっと前のことになりますが、「龍大ファン」の大津市民の皆さんから強いご要望がありました。硬式野球部を応援するのに、おそろいのキャップが欲しいというのです。そこで部長の先生にお願いをして、キャップを購入させていただきました。正面に「Ryukoku」と刺繍がはいっています!!

龍谷大シーホースvs京都大ギャングスターズ(関西学生アメリカンフットボール)

20140901ryukokuseahorse.png ■昨日は、「北船路米づくり研究会」による第3回「かかし祭」が開催されました。この活動はゼミ活動の一環として実施されています。学生の自主性で運営されています。今回は約2/3のゼミ生が参加しました。自分自身で、取り組むべき活動があるゼミ生、このような農業に関心のないゼミ生、また他のゼミ生と一緒に活動することが苦手な学生は、この研究会の活動には参加しません。それでかまわないと思っています。たとえば、体育局(体育会)の運動部に参加している学生は、参加しません。厳しい練習があり、参加すること自体もなかなか困難です。そのような1人に、アメリカンフットボール部で活躍しているTくんがいます。

■昨晩、「かかし祭」を終えて帰宅してfacebookをみたとき、ビッグニュースが眼にはいりました。関西学生アメリカンフットボールの秋季第1節(秋から始まるシーズンの第1試合目)「龍谷大シーホースvs京都大ギャングスターズ」の試合結果です。「龍谷大14―9京大」で、龍谷大学シーホースが勝利したというのです。これは画期的なことです。私は12月に開催される「甲子園ボウル」の観戦にでかけることがあります。大学アメリカンフットボールが好きです。しかし、試合の内容について専門的に解説する能力はないので、以下の記事をお読みください。

【アメフト】龍谷大、大金星!7度目対決で日本一4度の京大を撃破 2014年9月1日6時0分 スポーツ報知

■「かかし祭」があったため、私は実際の試合をもちろん観戦することはできませんでした。しかし今の世の中、とても便利になっています。「USTREAM」で試合を観戦することができるのです。「rtvチャンネル1」です。試合結果はわかっていましたが、インターネットでこの録画を確認しました。Tくん、頑張っていました。活躍していました。ゼミのなかであれば、他の男子学生と比較としてガッチリとした大きな身体をしているわけですが、試合の様子をみていると、そのようなTくんでも細く見えます。それだけ、他の選手の身体が大きいということですね。

秋季第1節 龍谷大シーホースvs京都大ギャングスターズ(関西学生アメフト)

■昨年、一昨年と、龍大は惜しいところで京大に敗れてきました。昨年は、1部リーグ(ディビジョン1)で、京大が4位、龍大が5位でした。さきほどのスポーツ報知の記事によれば、「2004年に1部昇格して以来7度目の対戦で京大を初めて下した」ということのようです(私が学生の頃は、京大には圧倒的な強さがありました)。次の試合は、関大戦(9月13日)です。昨年3位のチームです。その試合でさらに自信をつけ、経験知を積んでほしいと思います。そして、その上にいる立命館パンサーズと関西学院ファイターズと勝負する足がかりをつかんでほしいと思います(一方的に負けることがないような…)。今回の試合、素人目ですが、ターンノーバー( インターセプトやファンブルでオフェンス側が攻撃権を失い、ディフェンス側へ攻撃権が変わること)が多かったように思います。ミスを減らし、練習で蓄積した力を存分に発揮して、少しでも上位陣に食らいついてほしいと思います。次の関大戦、Tくんの活躍に注目したいと思います。

今年3回目の甲子園

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20140801koshien2.jpg ■火曜日、妻と一緒に甲子園でプロ野球観戦をしてきました。阪神-ヤクルト戦。今年3回目の甲子園です。しかしその日は夕方まで会議が入っていました。午後から大学本部のある深草キャンバスで、大学院運営委員会と全学研究運営会議が開催され、終ったのは17:50。試合は18:00から始まりますから、到底、1回の表から観戦することはできません。

■気持ちは焦ります。深草キャンパスからは、タクシーに乗って京都駅まで移動。京都駅では、たまたま停車していた「特急サンダーバード」に飛び乗り大阪まで移動しました。タクシー代金と特急券が余分にかかりますが、少しでも早く行って観戦したかったのです。もうひとつ理由があります。その日は、19時までに到着すれば、ファンサービスとして「ウル虎グリーンジャージ」が無料で配布されるというのです。しかし、現実は非情です。梅田から乗った阪神の急行は19:01に甲子園に到着。ギリギリのところで「ウル虎グリーンジャージ」をもらえるチャンスを失ってしまいました。悲しい…と思っていたら、どうしたことでしょう。「ウル虎グリーンジャージ」が余ってしまったのかもしれませんが、「19時を過ぎていますが配布させていただいております」とのことで、なんと、私も1着いただくことができました。子どもみたいですけど…。

■試合は、5回の裏からの観戦になりました。試合の展開が早く、すでに5回。まあ、仕事ですから仕方ありません。しかも、阪神は凡打の連続です…。「これが、リーグ2位のチームなんか…」という感じで、まったく盛り上がりませんでした。座席は1塁側アルプススタンドでしたが、周りのお客さんは、もうすでに諦めモードに入っているおられました。結局「4対0」で試合は終了となりました。残念…。私が甲子園に観戦に出かけると、負けることが多いような…。しかしまあ、なんといいますか、甲子園で生ビールを呑んで、甲子園の雰囲気を味わう…ことでも気分がリフレッシュするわけで、それはそれで、満足いたしました。

■さて、なんとかもらえた「ウル虎グリーンジャージ」ですが、甲子園では蒸し暑いので今回は着用しませんでした。ファンとしての徹底さが足りませんが。しかし、せっかくだから…ということで、今朝、出勤前に着てみました。私には、ちょっとピッチリしすぎているかな。

2014年初めての甲子園

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20140516koshien1.jpg ■ひさしぶりの息抜きです。昨日、金曜日は、今年初めての甲子園。阪神タイガースファンの聖地で、妻と一緒に阪神-DeNA戦を観戦しました。我が家は生協に加入しているのですが、食料品や生活用品だけでなく、今や、プロ野球のチケットも生協で入手できるのです。もっとも、自分が思うような対戦チームの試合…というわけにはいきません。また、席についても限定があります。というわけで、今回は、対DeNA戦でした。また、席も1塁側のアルプススタンドでした。賑やかな、ライトスタンド(阪神の大応援団のいる場所)の真横あたりですね。あいにく、試合は阪神の負け…。なんで??阪神の打線はなんともなさけない状況で、試合結果は残念なものになりましたが、おかげで(?!)生ビールを4杯も呑んでしまいました。試合に集中しとけば、阪神は勝っていたかな…。

■まあ、そんなことはないと思いますけど。次回は、6月27日、こんどは職場の仲間と一緒に応援する予定です。

【追記】■本日(5月17日)は、勝ちました。私が甲子園にいくと、負けるばあいが多いような気がします…。下記の「投稿」をクリックするとfacebook上の動画を見ることができると思います。

人はなぜ困難なスポーツに挑戦するのか…映画「ドーバーばばぁ」、その文庫化

20131207naramarathon.jpg■今日は、奈良マラソンの日でした。私は、抽選にもれてエントリーできませんでしたが、我が家では、息子が参加しました。これまでフルマラソンはもちろん、ハーフにしろ、もっと短い距離にしろ、マラソン大会では走る方ばかりでしたが、今回は応援の側にまわりました。息子は、中高はバスケットボールを、大学・大学院はアルチメット(ボウルではなくフライングディスク(フリスビーのこと)を使った、バスケットボールとアメリカンフットボールを合わせた様な競技)をやってきました。現役のスポーツマンなので、記録には期待していたのですが、サブ4(4時間切り)、3時間53分28秒という記録でゴールしました。自分の息子のことながら、頑張ったな〜と思います。

■なぜ市民マラソンを走るのか。人それぞれの理由があるわけです。困難なスポーツに挑戦するのはなぜでしょうか。

■マラソンではありませんが、水泳に調整した女性たちのドキュメンタリー映画があります。「ドーバーばばぁ」という映画です。以前、このホームページにあるブログとは別に、「Blog版 環境社会学/地域社会論 琵琶湖畔発」を運営していました(今は、塩漬け状態にあります。こちらの行く末についても、いろいろ考えなければなあと思っています)。このプログに、「ドーバーばばぁ」についてエントリーしています。以下に、それを転載したいと思います。2011年9月5日の投稿です。少しだけ修正を加えています。

■映画、好きなんですが、映画館にいっている時間がありません。自宅でDVDをゆっくりみる余裕がありません…。残念ですね~。そんな私がドキュメンタリー映画でエントリーです。それも、まだ視てもいないのに…。

■先日、出かける準備をしながらリビングのテレビをチラチラ視ていると、興味深い話題が登場しました(たしか、テレ朝の「モーニングバード」という番組だったかな)。それは、ドキュメンタリー映画の紹介でした。「ドーバーばばぁ 織姫たちの挑戦」という作品です。「ばばぁ」ですが、チーム名は「チーム織姫」。素敵だな~。ものすごく評判のようです。
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【作品の内容】
この映画は、54歳から67歳までの女性6人が、親の介護や家族の世話という日常を抱えながら、ドーバー海峡横断リレーという非日常にチャレンジする様子を、2年間に亘って追いかけた作品です。
2年間を通して、それぞれチームメンバー6人のチャレンジまでの葛藤が描かれています。
同世代の同じ問題を抱える女性やこれからの高齢化社会を生きていく様々な世代の方々が、前向きな考えを持って、何かにチャレンジすることの楽しさ・大切さを、6人のおばちゃんたちが伝えてくれます。
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20131209dover.jpg■テレビの紹介のなかで、少し作品が紹介されており。心がググッと反応してしまいました。おそらく、単にドーバー海峡をリレーで横断する…という話しであれば、それほどでもなかったかなと思います。先輩格の年齢の女性たちが、「親の介護や家族の世話という日常を抱えながら、ドーバー海峡横断リレーという非日常にチャレンジ」という部分に反応したんですね。私自身も、すでに亡くなりましたが、父の介護や看病を終えたあと、現在は、週1回、生活介護をしに母親のもとに通っているという事情があるせいですね。でも、この女性たちの「親の介護や家族の世話」は、そんな簡単なものではありません。

■作品の内容にふれてしまいますが、「ワイドショー通信簿」というサイトでは、次のように紹介されています。すごく共感しました。
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東京・渋谷の映画館で8月29日(2011年)に自主上映されたドキュメンタリー映画が話題になっている。タイトルは「ドーバーばばぁ~織姫たちの挑戦~」という。平均年齢57.8歳の6人の主婦が英仏を隔てるドーバー海峡(直線距離で34キロ)をリレーで横断した記録だ。「人物大辞典」でコーナーで6人の主婦を紹介した。

【介護の夫や親を抱えて「だから泳ぎ切れた」】

6人は水泳選手だったり体育会系だったりしたわけではない。東京・立川周辺に住む54歳から67歳までのごく普通の主婦仲間だ。リーダーの大河内二三子さん(57)は19年前に脳梗塞で倒れ半身不随となった夫、心臓が弱くペースメーカーを付けている92歳の母親と暮らしている。鳥塚しづ子さん(61)は歩行困難の父親と病院に寝たきりの母親を見舞うのが日課だ。

こんな普通の主婦がなぜ無謀ともみえるドーバー海峡横断に挑戦したのか。大河内はごく軽い気持ちで「トリちゃん(鳥塚)と還暦の時に泳ごうねって約束したから」という。

ドーバー海峡は潮の流れが早いため、流されて一直線で泳ぎきるというわけにはいかない。海水温も低く「海のエベレスト」と呼ばれている。

挑戦が始まったのは2009年3月。互いの時間を調整しては集まって、奥多摩などで練習に励んだ。そして迎えた冒険当日の10年9月17日午前6時45分、イギリスのドーバー海岸から第一泳者がスーパーに買い物に行くかのように「じゃ、行ってくるよ」と泳ぎ出した。1時間ずつ交代で泳ぎ、一人でもリタイヤすればその時点で挑戦は終了してしまう。12時間後には太陽は沈んだが、暗闇の中を一掻き一掻き進む。フランス側の海岸にゴールしたのは午後9時4分、14時間22分かかった。

大河内さんはこんな事をいう。
「みんないろいろな事情を抱えている。とくに鳥塚と私は障害者を2人ずつ抱えているが、共通して思っていることは『介護があるから遠泳ができる。遠泳があるから介護ができる』小さなことでもいいから、自分のためだけにやることをつくっておけば、やんなきゃならないことも続けられる」

【2年後には「対馬・釜山」に挑戦】
スタジオでは、同世代の吉永みち子(作家)が「長距離を泳ぎきるのもすごいが、皆いろんな事情を抱えながら達成したことが素晴らしい。ダブルで乗り越えたのがすごい」と絶賛した。

もっとも、6人はこれで終わらない。2年後には対馬から韓国の釜山まで50キロに挑戦するという。
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■6人のチームワークを維持するのも、なかなか大変だと思います。そのちょっとしたエピソードも、「Excite Bit “ばばぁ”達がドーバー海峡に挑む、ドキュメント映画」で紹介されています。「ドーバー海峡に挑む半年前、ある者がチームへの相談無しに股関節の手術を受けてしまった。結果、他のチームメイトから「何故、言わなかったんだ」と、不満が爆発!手術して、本番に間に合わす事ができるのか?そんな不安による不協和音が発生」。いろんな苦難を乗り越えての達成なんですね。

■このドキュメンタリーの「公式サイト」には、予告編もあります。トーバー海峡をリレーで泳ぐ様子とともに、彼女たちの日常の介護や生活の様子が織り交ぜて紹介されます。チームの女性のお1人が、こういいます。「赤の他人と暮らして、練習して…」。介護されているお母さんは、「しょうがないんだけど。どうしても行くっていうから」。また、お連れ合いでしょうか、「本人が行きたんだったら、男たちは我慢してがんばります」…。このあたりが、単なる、ドーバー海峡横断のドキュメンタリーとは違って、多くの人の評判になるところなのだと思います。ぜひ、視てみたいのですが…関東地域ではチケットが売り切れるほどの評判のようです。

■「チーム織姫」の皆さんは、産経新聞のニュースによれば、「これまでチームはドーバー海峡だけではなく長崎・対馬-韓国・釜(プ)山(サン)間(57キロ)、津軽海峡(27キロ)などをこなしている。酒田-飛島は3年前の8月にもチャレンジ。12時間泳ぎ、ゴール目前だったが、酒田港の沖合で天候が悪化したため断念した」、とりあます。そうか、さらにチャレンジを積み重ねておられるのですね~。この酒田-飛島のチャレンジは、先月に行なわれました。しかし、山形新聞によれば、「潮流と日没に阻まれ泳ぎ切ることはできなかった」ようです。残念。また、頑張ってほしい。

■この「ドーバーばばぁ」、申し込むとDVDでもご覧いただけるようになりました。申し込み先は、こちらです。

■そして、文庫本にもなったようです。塩漬けになっているブログに、担当編集者の方から、直接にコメントで情報をいただきました。ありがとうございました。塩漬けになっているため、迅速にお返事できず失礼いたしました。『ドーバーばばぁ』 (新潮文庫)です。

パンサーズのfacebookページ

20131125ritsumei.png■日曜日、「関西学生アメリカンフットボール連盟」のDiv.1第7節、関西学院大学ファィターズ-立命館大学パンサーズの試合が行われました。結果として、母校である関西学院大学ファィターズが勝利し、単独優勝することになりました。この後は、全日本大学選手権決勝「甲子園ボウル」の出場権をかけて西日本代表決定戦で名城大(東海)と対戦することになっています。

■龍谷大学シーホースも、Div.1のチームです。今期は5位ということになりました。Div.2から這い上がって、Div.1に定着しつつある…ということでしょうか。龍谷大学も大変頑張っていますね。私が退職するまでに、上位4校(関学、立命、京大、関大)のなかに食い込み、関西学生アメリカンフッドールの優勝をかけて闘うようになってもらいたいと思っています。もし、母校である関学ファイターズと龍谷シーホースが優勝をかけて闘うときがやってきたら、もちろん、龍谷大学シーホースを応援します。今年は、ゼミにシーホースのQBをしている学生もいます。一度ぐらいは応援にいきたかったのですが、老母の世話や地域連携の仕事で、観戦する時間的余裕をもつことができませんでした。

■話しを、関学-立命戦に戻しましょう。関学のOBではありますが、今日は、立命館パンサーズのfacebook公式ページをみて、思わず「いいね!」をクリックしてしまいました。立命館のチームの気持が、彼らのfacebookの公式ページにあふれていたからです。こう書いてありました。

「このまま終わってええんか?去年KGに負けたあの悔しい想い、京大戦でしたやろ。もういらんって。もう、ほんま負けたないって。俺ら、何のために立命おるん?日本一になるためやろ。やったろ。全部KG戦に懸けよ。」

■立命館は、昨年、関学に敗れて甲子園ボウルに出場できませんでした。今年の京大戦でも、2-20で負けています。facebookベージに書かれた彼らの気持ち、ご理解いただけるでしょうか。

■しかし、チームがひとつになる。ひとつになろうよって仲間と頑張れる…。とっても素晴らしい経験です。「エエ感じやな!!」と思います。心の底からこういう気持ちになれたという経験は、一生の宝物だと思います。また、来年です。頑張ってください。もちろん、龍谷大学シーホースにも、経験を蓄積して順位を上げて上位校を少しでも脅かす存在になってほしいと思います。

NEW ERA BOWL2013

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■龍谷大学のスポーツ系サークルの活動状況を確認できる「RYUKOKU SPORTS+」で、龍大アメリカンフットホール部「SEAHORSE」のことが紹介されていました。「7月7日京セラドーム大阪にてNEW ERA BOWL2013が開催された。現在関西1部リーグに所属する龍大SEAHORSEからは8名の選手がWHITE STARSとして選抜され、6-0でBLUE STARSを相手に勝利を収めた」という記事です。この選抜メンバーの1人として、ゼミ3年生の竹内くんが選ばれました。彼のポジションは、クォーターバック(QB)。記事では、「昨年のNEW ERA BOWLでは選抜されながらも出場機会が得られなかった竹内も今年はQB(クォーターバック)としてピッチ上でチームのタクトを振る」と竹内くんの活躍ぶりが紹介されています。

「夢のオールスターゲームNEW ERA BOWL2013が今年も開幕!」「RYUKOKU SPORTS+」

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