地域コミュニティ通貨「ビワコ」、「びわぽいんと」、世界農業遺産認定「琵琶湖システム」。

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▪️今日は終日、滋賀県庁にいました。基本的に木曜日は授業や会議がないので、学外での活動を行うことができます

▪️午前中は、ゼミ生のKくんと一緒に総務部市町振興課に伺いました。Kくんの研究テーマは「地域通貨」。滋賀県で取り組まれているデジタル地域コミュニティ通貨「ビワコ」についてお話を聞かせていただくためです。今回は、滋賀県立大学の上田 洋平先生にもお世話になりました。ありがとうございました。「ビワコ」のことをそれなりに理解しているつもりではありましたが、改めてご説明いただくと、この仕組みのより深い部分が理解できたように思いました。理事長をしている特定非営利活動法人「琵琶故知新」で提案している「びわぽいんと」の展開を考える上でも、今日のお話は大変勉強になりました。

▪️昼からは、「琵琶故知新」事務局長の藤沢 栄一さんと一緒に琵琶湖環境部琵琶湖保全再生課を訪問し、私どもの「びわぽいんと」に関連して様々な相談をさせていただきました。午前中のデジタル地域コミュニティ通貨「ビワコ」に続いて、午後からは「びわぽいんと」。もちろん、このようなことは偶然なのですが、連続して県職員の皆さんからお話を伺ったり、議論をさせていただきご意見を頂戴したりすると、自分のおいぼれて錆びつきつつある頭の中も少しずつ整理されていきました。午前中は、Kくんというゼミ生の指導の一環として市町振興課を訪問し、昼からは「琵琶故知新」の理事長として訪問したわけですが、結果として2つの訪問はつながっていきました。ありがたかったです(Kくんありがとう)。

▪️琵琶湖保全再生課の後は、事務局長と「琵琶故知新」が取り組もうとしているプロジェクトに関して、簡単な意見交換をしました。そして、次の訪問したのは農政水産部の農政課です。こちらは、今月末、3日間にわたって開催される世界農業遺産に関するシンポジウム「GIAHSと家族農業に関する国際シンポジウム2023」の打ち合わせをするためです。このシンポジウムで、農政課の課長さんと一緒に、世界農業遺産に認定された「琵琶湖システム」について発表を行うことになっています。課長さんと分担した際の私の役割は、主に「魚のゆりかご水田」の活動と今後の展開に関して…ということにもなります。「琵琶湖システム」や「魚のゆりかご水田」の持っているポテンシャルに関してお話をさせていただく予定です。農業セクターだけでなく、「琵琶湖システム」を媒介としたセクターの壁を超えた異業種間の連携や連帯、例えばツーリズムや社会教育との連携や連帯に関して、また農村集落のサステナビリティに関してもお話をさせていただこうと思っています。

【追記】▪️トップの2枚の写真、県庁の中で撮ったものです。左は滋賀県庁本館の階段の窓。いつも素敵だなと思っています。右は、琵琶湖環境部の廊下に掲示してあった「MLGs」の看板。

深草キャンパスから歩く。

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▪️火曜日の午後は、留学生のための授業「日本の社会・文化B」です。韓国、台湾、中国、ベトナム、タイ、ドイツ、イタリア、ベルギー、フィンランド、ウクライナからの留学生の皆さんが履修されています。

▪️この授業では、日本人の自然観・宗教観のようなものに焦点を当てて、授業をしています。宮崎駿さんのアニメ「もののけ姫」とか、福井県の若狭地方で伝承されてきた森の信仰に関する動画とか、いろいろ教材に使いつつ授業をしています。写真は、福井県の動画を観た後に、グループに分かれてディスカッションをしているところです。盛り上がっていました。もちろん、言語は「日本語」でと指定しています。みなさん、よく日本語を勉強しているし、使えるんですよね〜。すごいです。今日は、福井県の事例から窺い知ることのできる「宗教観」と、自分の国の一般の皆さんの「宗教観」との比較をしてもらいました。グループ内でも、国籍が違うので、いろいろ驚くような発見があったようです。

▪️授業が終わった後、諸々の用事をすませて、そのあとは徒歩で京都駅までいくようにしています。まあ、火曜日、週に1回ということでしかないのですが、今日も歩きました。これから、火曜日の授業の後は歩くことにしました。ということで今日は、3.36km、36分57秒、でした。歩くこと、ウォーキングについて最近気がついたことがあります。筋肉の使い方です。ウォーキングの際、尻の筋肉を意識するようにしたのです。そうすると、歩幅が伸びました。これは、素晴らしい。良いことに気がつきました。

留学生のグループディスカッション

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◾️火曜日は、午前中の1限は瀬田キャンバスで授業をしますが、午後からは深草キャンパスに移動します。午後からは、留学生対象の授業「日本の社会・文化B」を担当しています。この授業を担当するのは、昨年に続いて2年目になります。昨年は、けっこう苦労したことがありましたが、今年は、楽しんで授業をしています。

◾️クラスの中が「多様性に富んでいる」ってことは、とても素敵なことだなあと思っています。台湾、中国、韓国、ベトナム、タイ、フィンランド、ドイツ、イタリア、ペルギー。9カ国からやってこられた留学生が、この授業を履修されています。今日は、グループでディスカッションしてもらっています。お互いに、母国語ではない「日本語」で話をされています。ディスカッションをもとに、短いレポートを日本語で書いて提出してもらうことになっています。
留学生の皆さん、とっても元気が良いです。なんて言ったらいいのかな、とっても誠実で、かつ真面目です。変に斜に構えるようなところがありません。適当にスルーしよう…というのではなく、頑張って日本語で討論してくださっています(そんなふうに感じられる!!)。

「課題発見×課題解決型」「地域連携型」のプロジェクト

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▪️金曜日の2限は「地域エンパワねっと」(社会共生実習)。写真1枚目は、地域(大津市中央学区)の子どもを対象とした団体「キッズクラブ」とのコラボを目指すチーム「リーラ」。写真2枚目は、高齢者、特に男性の高齢者を対象とした料理クラブの活動に自治連合会の有志と取り組むチーム「マリーゴールド」。

▪️「リーラ」は、LINEで中央学区でキッズクラブのお世話をされている木村徹也さんと連絡をとりつつ、今後のキッズクラブでの活動内容について検討しています。最終目標とスケジュールを共有しながら、企画書を詰めていく段階のようです。「マリーゴールド」は、今日は、zoomで中央学区自治連合会顧問の安孫子邦夫さんと打ち合わせ。安孫子さんからは、コロナ以前にエンパワねっとの学生と一緒に取り組まれた「居酒屋クラブ」(料理クラブ)の経験をもとに、様々なアドバイスをいただきました。

▪️それぞれの取り組む課題は違いますが、「課題発見×課題解決型」、「地域連携型」のプロジェクトならではの活動になってほしいなと思います。頑張って。指導はしていますが、指導しすぎてはいけませんし、心配しながら眺めているだけでもいけません。その微妙な加減が難しいのですが、私も楽しんでいます。

2023年度「ポスター作成講座」(社会学部社会共生実習)

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20230930poster_creation_course3.jpg▪️金曜日の2限は「社会共生実習」。私の担当プロジェクトは「地域エンパワねっと・大津中央」ですが、他の教員が担当しているプロジェクトの皆さんも全員が大教室に集まり、今日は「ポスター作成講座」が開催されました。講師は、京都大学情報環境機構の小野英理先生です。

▪️毎年、この時期に、社会学部にお越しくださり「ポスター作成講座」の講師を引き受けてくださっています。そして、毎年、講義の内容がバージョンアップされています。ポスター作成する上でのポイントや具体的な方法について解説された後、昨年、講座を受講する「社会共生実習」の学生さんたちが作成したポスターを使いながら、良い点、問題点を指摘してくださるので、学生の皆さんもとてもよく理解できたのではないかと思います。

▪️私自身も、毎年、学生さんたちと一緒に同席さていただいているのですが、個人的にもとても勉強になりますし、同時に、学生さんたちを指導する際にはもっと気を使わないといけないなと反省しました。小野先生、ありがとうございました。

後期の「基礎ゼミナール」のグループワーク

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▪️火曜日の朝一番、1限の「基礎ゼミナール」。2回生後期(4セメスター)の演習です。私が勤務する社会学部社会学科のカリキュラムでは、大学に入学した手の1年生前期(1セメスター)のあとは、この「基礎ゼミナール」まで演習がありません。個人的な意見でしかありませんが、ここが非常に問題だと思っています。このカリキュラムの問題は、とりあえず横に置いておいて…です。今日は、最初にイントロダクションをしたあと。4つのグループに分かれてグループワークを行いました。グループも固定せず、途中で2回シャッフルして、全員がお互いに話をしたり聞いたりできるようにしました。

▪️この2年間(実質的に1年半)でどのように自分自身の「学び」を築いてきたのか、そのことについて、それぞれの経験を話してもらいました。和やかな雰囲気ではありましたが、それぞれの学生さんご自身の「お悩み共有会」のような感じになりました。いろんな授業の単位は取ってきても、それで自分が何を研究したいのか、多くの皆さんは、まだよくわからないのです。この基礎ゼミナールでは、その部分をサポートしていく予定です。

▪️「大学の4年間で、どのようなテーマで研究をしたいのか」、そもそも「自分には問うべき課題があるのか」、今日はその辺りをしっかり「お互いに」話し合ってもらいました。だから、「お悩み」の共有会になったのです。とはいえ、「お悩み共有会」から、いつのまにか「おしゃべりを楽しむ会」になっていたのかも…(^^;;。まあ、それはそれで良いのかなと思っています。

▪️グループワークの様子を拝見していると、人見知り・話し下手の方が話しやすいように場の雰囲気を作ったりされている様子を拝見して、素敵だな〜と思いました。とても大切なことです。この「基礎ゼミナール」の期間は半年でしかないわけですが、今日のようにお互いに支え合っていくことの大切さを実感して欲しいと思います。その上で、自分自身は何を研究したいのか、大学生活のキャップストーンである卒業論文で何を明らかにしたいのか、ぼやっとしてでも良いので、この「基礎ゼミナール」では、何か自分なりの確信を持てるようになって欲しいと思います。

▪️学生の皆さんは、このぐらいの人数(4~5人)だと、とってもよく語るんですよね。だから、グループワークの中でお互いによく話をすることができるんですよ。「お悩み共有会」だったかもしれないけれど、とっても幸せそうでした。教室の中に、幸せの雰囲気が充満してきました。これはこれで、素敵だな〜と思いました。

後期の「地域エンパワねっと・大津中央」(社会共生実習)始まりました。

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20230922empower3.jpg▪️金曜日の2限は「地域エンパワねっと」(社会共生実習)。写真1枚目は、地域(大津市中央学区)の子どもを対象とした団体「キッズクラブ」とのコラボを目指すチーム「リーラ」。写真2枚目は、高齢者、特に男性の高齢者を対象とした料理クラブの活動に自治連合会の有志と取り組むチーム「マリーゴールド」。いよいよ、後期の活動が始まります。前期では地域の皆さんと交流することの中で課題を発見しましたが、後期はその課題の解決・緩和を地域の皆さんと共に取り組みます。

▪️チーム「リーラ」は、夏休みに開催された自治連合会の夏祭り(ものすごく盛り上がっていました)で、簡単なインタビューを繰り返しました。後期に向けて大きなヒントが得られたようです。チーム「マリーゴールド」は、先輩たちも取り組んできた活動なのですが、先輩たちが活動の中で気がついた残された課題をきちんと整理して、より発展した活動にしていけるようにはどうしたら良いのか、検討しています。読んでいる黄色い冊子は、「エンパワねっと」の報告書です。

▪️もう1枚の写真は、社会共生実習の別のプロジェクト「多文化共生のコミュニティ・デザイン~定住外国人にとって住みやすい日本になるには?~」です。京都の東九条を中心に活動しています。このプロジェクトと同じ教室です。指導は、川中大輔さんです。

▪️いよいよ後期の実習始まりました。

火曜日は「社会学基礎ゼミナール」と「日本の社会・文化B」

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▪️昨日、火曜日は、1限が社会学科の担当している「基礎ゼミナール」でした。2回生の皆さんのためのゼミです。1回生の前期は「社会学入門演習」を履修しなければならないのですが、それから1年間は演習がありません。次の演習は3回生でゼミに所属する前、つまり2回生の後期に、この「社会学基礎ゼミナール」を履修することになります。私は、このようなカリキュラムのあり方にいつも疑問を持っているのですが、決まっていることなので仕方がありません。といっても、このようなカリキュラムは来年度入学した学生さんまで。2025年度からは、京都の深草キャンパスに移転します。2025年度に入学した学生さんたちからは新しいカリキュラムになります。

▪️さて、昨日は、余裕を持って通勤したはずなのですが、結構大変なことになりました。どういうわけか、瀬田キャンパスの最寄駅であるJR瀬田駅のバス停には、学生さんたちがいつもにも増して長い行列を作っていました。私自身は、授業開始には少し余裕を持って間に合いましたが、学生さんたちは苦労されたようです。京阪電車を利用する学生さんたちは、中書島から直通バスに乗る学生さんが多いのですが、昨日は、瀬田駅と同様にものすごく人数が多く、タクシーの振替があったそうです。それでも遅刻されました。何か、予想外のことが起きて、こんなことになったのでしょうね。というか、昨日は授業が始まった日なので、みんな真面目に出席しようとしたけど、バスの本数が足らなかった…いや、そんなことね。大学もバス会社も、いろいろお考えになった上でのバスのダイヤになっていると思うので。それはともかく、私自身は、来週以降は、自宅最寄駅から昨日よりも少し前の電車に乗ろうと反省しています。

▪️今年の後期、火曜日は1限の他に4限に授業があります。留学生を対象とした「日本の社会・文化B」という授業です。全員で22名程度のクラスですが、様々な国から来られています。中国、台湾が一番多く、その後は韓国。あとは、ベトナム、タイ、フィンランド、ドイツ、ベルギー、ウクライナから1名ずつ。昨日は、授業のガイダンスをした後、自己紹介をしてもらいました。自己紹介の後は、私からいくつかの質問をしました。日本語のレベルは様々ですが、なんとか授業は成立しそうです。なかには、夫は弁護士をしていて息子は大学生だけど、自分は奨学金をもらって半年だけ日本に留学することにしたという女性もおられました。家事をしなくて良いし、勉強に専念できて、自由を謳歌していると話されていました。

▪️この4限の「日本の社会・文化B」、瀬田キャンパスではなくて深草キャンパスで開講されています。瀬田キャンパスからはスクールバスで移動します。写真はそのスクールバスです。バスの側面には、「Less Me /More We」(あなただけの世界から、私たちを想う世界へ。)と大学からのメッセージが大きく掲げられています。素敵なバスではありますが、このバスでキャンパスを移動しなければなりません。そこがちょっと面倒なのですが、まあ仕方がありません。留学生のための授業を楽しもうと思います。

「びわ湖・滋賀学」無事に終了。

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▪️夏期休暇中に実施された集中講義「びわ湖・滋賀学」、無事に終了しました。コーディネーターとして、一安心しています。ご講義をいただいた琵琶湖博物館の学芸員の先生方、そして先端理工学部の横田岳人先生には大変お世話になりました。ありがとうございました。

▪️この「びわ湖・滋賀学」、8月26・27・29日の3日間はオンラインによる授業、そして8月31日と9月1日は琵琶湖博物館の展示を活用した対面式の授業でした。そもそも、この「びわ湖・滋賀学」は、社会学部社会学科の科目でしたが、まずは社会学部全体で履修できるようにカリキュラムを変えて、そのあとは、コンソーシアムを通して他大学の学生さんたちも履修できるようになりました。オンラインと対面式を併用するようになったのは、コロナ禍の真っ只中ですから、2年前からのことになります。最初は、コロナのために対面式の授業は開催できず、博物館の展示を活用した展示も、オンラインで実施しました。昨年度からやっと対面式の授業ができるようになりました。そして今年度からは、瀬田キャンパスの教養科目(特別授業)としても開講されるようになりました。少しずつ、「進化」しています。写真ですが、琵琶湖博物館の屋外展示にある「樹冠トレイル」から撮影したものです。

▪️ということで、この集中講義を履修している学生の皆さんは、龍谷大学の社会学部や農学部、そして先端理工学部の学生さんだけでなく、立命館大学や京都府立大学の学生さんたちも履修されています。

▪️ 8月30日、31日、そして9月1日と3日連続で呑み会でしたが、安心してください、昼間はきちんと仕事をしていますよ(笑)。

瀬田キャンパスの森林に樹名板が

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▪️昨日、瀬田キャンパスは、オープンキャンパスの2日目でした。私は、8月上旬に開催されたオープンキャンパスの方で仕事をしたので、今回は集中講義「びわ湖・滋賀学」のオンライン授業の方に集中しました。昨年と同様、基本的には琵琶湖博物館の学芸員の先生方にご講義をいただき、私は、冒頭のオリエンテーションを担当した以外は、全体の進行や運営にあたっています。先端理工学部の横田岳人先生にもお手伝いいただいています。今年の集中講義「びわ湖・滋賀学」は、8月26日・27日、8月29日がオンライン授業、8月31日・9月1日が琵琶湖博物館の展示を使った対面式の講義になります。ということで、瀬田キャンパスはオープンキャンパスで賑わっていましたが、私は朝の9時15分から15時00まで研究室にこもって仕事をしていました。

▪️オンライン授業の後、しばらく仕事をしてから帰宅することにしました。最近、瀬田キャンパスから最寄駅のJR瀬田駅まで歩くことが増えてきました。昼間はまだ暑いと思いますが、16時を過ぎると気温がなんだか下がってきているような気がします。日陰では風が吹くと、涼しいなあと感じることもたびたびあります。秋が近づいているんですかね。あと、湿度です。気温が高くなくても湿度が高いとしんどいです。あくまで個人的な主観でしかないのですが、暑くでも湿度はそれほど高くないような気がします。

▪️というわけでは、瀬田駅まで歩こうとしていると、キャンパス内の森の茂み樹名板が取り付けられていることに気がつきました。龍谷IPと連動した取り組みではないのかな…と思っています。龍谷IPとは、採択型学部等教学充実費を財源とし、新たな教育プログラム(再構築を含む)の創出により、本学の教学促進・充実を図ることを目的とする「企画選定型」の事業のことです。この事業は、大学改革及び教育改革・教育改善に資する取組を支援するためのものとして位置られています。この龍谷IPと連動した取り組みに、特別講義「植物園をつくろう」があります。農学部・先端理工学部の学生さんたちが参加されています。社会学部の学生は参加できないのか、その辺り少し残念ですが…。この特別講義は、「自分たちの手で植物園を作ることはできないだろうか?」という試みでのようです。森林に囲まれた瀬田キャンパスならではの授業ですね。学内の植生調査、各地の植物園の見学、専門家を招いての勉強会などをされています。この樹名板の設置も、この授業の成果なのではないのかなと推測しています。今度確認してみます。

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