龍谷大学国際文化学部の紹介動画


■国際文化学部の皆さん(教職員の皆さん)が、ご自分達の学部の情報発信に頑張って取り組んでおられます。すばらしいですね〜。これは、そのような情報発信のひとつ、YouTubeにアップされた学部紹介動画です。進路に迷う高校生が、国際文化学部に自分の将来の夢をみつけていく…そのようなストーリーになっています。残念ながら、私たちの社会学部にはこのようなものはありません…。せっかく良い教学資源をもっていたとしても、それが高校生の皆さんに伝わり、高校生の皆さんが将来を考える(夢を膨らませていく)うえで役立つ情報を提供できないのであれば、つまり高校生の皆さんの目線や進路の悩みにあわせたものでないのならば、情報発信としてはあまり効果がありません。さて、どうしたものか…なんですね。


■こちらは「個性編」。

新緑

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連休の神戸

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■少しは連休らしいことをしたいと思い、老母の生活介護のあと神戸の街に行ってみました。神戸は私の生まれ故郷ですが、神戸を離れてから30年程の時間が経過し、その間には阪神淡路大震災もあり、神戸の街の雰囲気はすっかりかわってしまいました。街のなかにあった「シック」(フランス語の「chic」)な雰囲気は、もうあまりなくなってしまっている…ような気がします。

■最近の言葉でいえば、「コジャレタ」雰囲気はあちこちにありますが、街がなにやら雑誌のなかにあらわれる写真のような感じになっています。「街の雑誌化」です。元町の港の方にいってみると、かつては見えた六甲山系の山並みも高いビルに隠れがち。山と海の一体感が良かったのですが…。港も、すっかり観光地化しています。

■もともとあった港湾関係の様々な機能は、沖合の埋め立て地の方に移動してしまったからです。また、海岸沿いの海運関係のビルもなくなり、マンションにかわってしまっています…。もはや神戸に住んでいるわけでもない人間が、このようなことを言うことは控えなければいけないのかもしれませんね。

■写真は、元町のハーバーランドのモザイクと呼ばれるところから撮ったものです。カメラを持っていったので、写真は撮りましたが、内心は…。モザイクでは、ちょうど、「ドイツビールフェア」という催しをやっていました。ものすごい人出でしたが、海の気持良い風にあたりながら飲むドイツビール、酒飲みですから、これはこれで悪くはありません(^^;;。夕食は、娘が教えてくれた地元の人が通う広東料理店「順徳」へ。本格中華は、ひさしぶりでした(もちろん、日本人向けに味はアレンジしてあります)。帰りは、東亜ロードの「デリカテッセン」で美味しいハムとサンドイッチをお土産に買って帰りました。このお店だけは、ずっと昔からあります。こういうお店があると、安心しますね。

■写真は、クリックすると大きくなります。

【追記】■今日、神戸には阪急を利用していきました。西宮北口以西には、ほとんどいく用事がなくわかっていなかったのですが、夙川や岡本に特急が停車するようになっているのですね(おそくらく、ずいぶん前から…)。JRの駅も増えているそうですし。知らないことが多すぎます。

京都府の「共に育む『命の里』事業」

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■龍谷大学の政策学部もからんでいる事業のようですね。
一般社団法人京都府北部地域・大学連携機構の設立及び設立記念シンポジウムの開催について

【追記】■先週木曜日(5月2日)の4年生ゼミは、集落営農をテーマに卒論の研究をしたいという学生が、『進化する集落営農―新しい「社会的協同経営体」と農協の役割 (シリーズ地域の再生)』のなかで紹介されていた島根県の有限会社グリーンワークを取り上げて報告しました。

■彼が取り上げたのは「地域貢献型」の集落営農の事例です。このグリーンワークという会社は、中山間・過疎地域を抱える旧佐田町(現・新出雲市)にあります。ここが大切なのですが、農業だけでなく、高齢者外出支援や灯油戸別配達サービスなど地域福祉に関連する課題にも取り組んでいます。島根県では、集落営農を進めるうえで、従来の農地維持機能や経済維持機能だけでなく、生活維持機能や人材維持機能をも重視しているのです。

■この地域では、市町村合併で福祉バスが廃止されました。困るのは、高齢者の皆さんです。高齢者の足を、行政からの補助金をうまく使いながら、この会社が確保しているわけです。農作業のオペレーターには冬場の仕事がありません。一方で、農協も灯油の配送のために人を増やせません。そこでオペレーター職員が、冬場は灯油を戸別配達して、寒い山間地のライフラインを確保しているようです。通常、集落営農といえば農事組合法人なのですが、ここでは有限会社になっています。それは、農事組合法人だと法律の関係で「農業および関連事業」しかできないため、あえて有限会社という仕組みを選択しているのです。大変興味深いですね。地域の側の関心は、「生活防衛」であり「村の防衛」なのです。社会学的に農村社会を研究するばあいも、農政そのものではなくて、農政を受け止める側の地域の論理の構造ないしは戦略に焦点をあてることになります。

■この旧佐田町が中山間地域だから、そうなのだろう…と集落営農の例外にように捉えることは間違っていると思います。平地のまとまった面積をもっている地域に集落営農の背後にも、「村」や「家」の論理が見え隠れしているからです。そのことをきちんと把握する必要があります。

■もうひとつ、この会社の取り組みで興味深かったのは、羊の飼育ということです。夏場、羊に畦畔の除草をさせるのだそうです(雑草を食べさせる)。そうすることで、人件費をうかせることができます。冬場は、その羊を地元の小中学校に貸し出すのだそうです。そして、飼育体験をしてもらうのです。春のになると、羊毛を刈り取ります。刈った羊の毛は羊毛工房で加工されて毛糸、マフラー、帽子といった製品になります。とても面白いですね。このグリーンワーク、うまく「仕事」をつくって、うまく「仕事」をみつけて、地域課題解決に貢献しています。

研究会

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■これから取り組もうとしている文理連携(協働)の研究プロジェクトのことについては、以前に少し書きました。数日前のことになりますが、この文理連携(協働)の研究プロジェクトに関して研究会を持ちました。研究会とはいっても、このプロジェクトの「人間・社会班」の谷内さん(京大生態研)と一緒に、全体の「骨格」や「土台」を考えていくような作業を行うのが目的でした。

■現在の生物多様性をめぐる文理融合(協働)の国際状況やFuture Earth等の動向を再確認したうえで、流域における生物多様性や栄養循環の問題、その問題とクロスする人間社会の様々な空間スケールでの活動、さらには流域診断や社会実践等との関係につい、議論したものを、KJ法風にホワイトボードの上に整理してみました。

■12日には、研究プロジェクトの「人間・社会班」の様々なバックボーン(環境経済学、環境社会心理学、数理統計学、政治学…)をもったメンバーが集まり、さらに詳細な部分について議論をしていく予定になっています。ところで、iPhoneで撮った写真、ボケボケのブレブレです…すみません。

15th 高槻ジャズストリート(その2)

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■昨日は、張り切ってでかけたんです。デジタル一眼レフをもっていったんです。しかし、CFカードを忘れてしまって…。ということで、撮影はiPhone…ということになってしまいました。残念。

高槻ジャズストリート(Blog版 環境社会学/地域社会論 琵琶湖畔発)

15th 高槻ジャズストリー

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■第15回「高槻ジャズストリート」にいってまいりました。この音楽イベント、主催者側の公式サイトでは、次のように説明されています。
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高槻を音楽あふれる明るく楽しい街にしようという思いから、1999年に始まりました。毎年ゴールデンウィークの2日間、すべての会場が入場無料で誰でも気軽に音楽を楽しむことのできる、日本最大級の手づくり音楽イベントです。

高槻ジャズストリートの最大の特徴は、ボランティアによって企画、運営されていることです。高校生から80代の方々まで、高槻の街を愛する商店主や飲食店主、ミュージシャン、会社員、主婦、そして学生など、さまざまな人たちが集まります。

活動内容はイベントの発案に始まり、資金調達、ミュージシャンへの出演交渉、会場の交渉などを経て開催当日を迎えます。当日は会場の設営、機材管理、物資運搬、観衆の誘導、交通整理、パンフレット配布、Tシャツ販売、募金の呼びかけ、そして会場の撤収、清掃、ゴミ処理などあらゆる仕事を分担してこなしていきます。
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■この説明からもおわかりのように、市民ボランティアがすべてを運営しているところに、この「高槻ジャズストリート」の特徴と素晴らしさがあるように思います。ところで、過去に1度会場ボランティアとして参加したことがあるのですが、それも含めると、今回で3回目の参加になります。昨年は、同僚の原田先生の教え子の皆さんや、原田先生がかつて主催されていたネット掲示板に参加されていた皆さんが、この「高槻ジャズストリート」に集合されたこともあり、私も原田先生のお友達…ということで参加させていただきました。

■今年は残念ながら都合をつけられる人が少なかったのですが、予想もしない人との出会いがありました。龍大社会学部卒業生のSくんとたまたま出会ったのです。Sくんは原田ゼミのOBですが、大学入学時に社会学科の学生が履修する「入門実習」(現在の「入門演習」)の私のクラスに所属していました。また、私が担当する「大津エンパワねっと」も履修していました。ちなみに彼はエンパワ1期生です。卒業されてから、もう3年になりますが、Sくんは、毎年、こうやって高槻ジャズストリートにやってきているのだそうです(ゼミの原田先生の影響かな)。今回は、会場にいる私をたまたま見つけてSくんの方から声をかけてくれましたいや~、嬉しかったですね!!トップ写真、真ん中の白いシャツを着ているのがSくんです。

■この日は、原田先生がお若いころのゼミ生Mさんご夫妻、現役のゼミ生Iさん、そしてエル・ライブラリー館長の谷合さん、会場ボランティアを終えられた原田先生、そして私も含めて7名の方たちが夕方17時に、会場のひとつであるグラウンドに集まりました。上の写真はや動画、そのときに撮ったものです。みんなで昨年と同じお店で中華料理を楽しんだあと、高槻ジャズストリートの会場となっているお店でライブを楽しみました。

【追記】■このエントリーの写真と動画(ライブの動画以外)は、すべて谷合佳代子さんからfacebookを通じてシェアさせていただいたものです。谷合さん、ありがとうごさい゛ました。

入門演習のこと

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■この4月に社会学部社会学科に入学した学生たちは、全員「入門演習」履修することになっています。写真の学生たちは、私が担当している「入門演習」の皆さんです。6月の沖島調査旅行に向けて、今から、事前学習に取り組んでいきます。

■こんな写真を撮ったのも、顔と名前を記憶しないといけないからです。3年生のゼミ生が18人、入門演習の1年生が18人。私には、なかなか大変です…。人数を数えると19人います。1人は、2年生。このクラスにLA(ラーニング・アシスタント)をしてくれている五十嵐くんです。五十嵐君、よろしくお願いします。

【追記】■「飲食厳禁」とありますが、それはここがパソコン等を使う情報処理実習のための教室だからです。ちなみに、「飲食厳禁」の「禁」の下にいる男子学生、この表情はわざとです。もうちょっと、皆でウケてあげればよかったかな…。

瀬田キャンパスの新緑

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■瀬田キャンパスも新緑の季節を迎えようとしています。

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