若林義人監督退職記念パーティー

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▪️24日(土)、京都コンサートホールでの退職記念コンサートに引き続き、ホテルグランヴィア京都で、若林監督の退職記念パーティーが開催されました。

▪️私と若林監督との最初の出会いは、瀬田キャンパスの生協食堂で開催された教職員の交流会(パーティー)の場だったと記憶しています。混み合う会場の向こうの方から、私の方に向かって来られるお二人の方がおられました。若林監督と児玉コーチでした。その時は、私がブログに龍谷大学吹奏楽部の定期演奏会のことや、クラシック音楽のことを投稿していることを知って、わざわざやってきてくださったのです。その時は、簡単なご挨拶と名刺交換だけだったのですが、数年後(たぶん)、2019年に吹奏楽部の部長に就任することになりました。あとで監督ご本人からお聞きしましたが、あの名刺交換が、ある意味で部長就任に向けての「布石」のようなものだったようです。

▪️部長就任後は、元々龍谷大学吹奏楽部のファンでもありますし、吹奏楽の経験はないけれど音楽は大好きでしたから、練習にもたびたび見学に通ってきました。部長の仕事を通して、音楽を楽しんでいた…というのが正直なところなのかもしれません。

▪️部長に就任してすぐに気が付いたこと、それは吹奏楽部の「部訓」でした。吹奏楽部の「部訓」は「音楽・感謝」です。世の中一般の部訓と比較して、なんだかシンプル過ぎるな〜というのが最初の印象でした。しかし、すぐに「音楽・感謝」の意味がわかってきました。大学の、それも龍谷大学の吹奏楽部に所属して音楽に取り組むということは、相当の時間とエネルギー(体力、精神力、そして経済力も)を吹奏楽のために費やすことになることにきがついたからです。もちん、個々の部員の皆さんは、しっかりと自分自身をコントロールされているわけですが、その背後には、応援してくださるご家族の皆様、励ましてくれる友人たち、楽器や音楽を指導してくださる指導者の先生方、そして練習場や活動資金に関して活動を応援してくれている龍谷大学、演奏会で自分の音楽を聴いて感動してくださる観客の皆様(そうやって感動していただくことが一番の励みになります)、いろんな方たちの存在があるのです。自分たちが、大好きな音楽に取り組み、全国一の学生バンドとして評価していただけるのは、そのような方たちの存在抜きには考えられない。それが、「音楽・感謝」の部訓の意味なのではないかと、私はずっと思ってきました。

▪️記念パーティでは、いろんな方達とお話をしました。パーティー会場を巡っていると、同い年のOBの方がいらっしゃいました。その方と、同じテーブルにいた方達は、そのOBの方の先輩でした。1970年代、吹奏楽部はまだ同好会のような小さな存在でした。本当に音楽が好きで、吹奏楽に取り組みたいという純粋な気持ちから活動をされていました。もちろん、いろんな問題や課題が発生していたようです。しかし、それらを乗り越えて活動を継続してきてくださったからこそ、今の龍谷大学吹奏楽部が存在しているのです。現在200名(卒部した4回生も含めて)を超えるまでに成長した吹奏楽部の、最初の礎、小さいけれどもしっかりと礎を築いてくださったOBOGの先輩方に心より感謝したいと思います。

▪️今回の記念行事では、OB・OG会の皆さんがしっかり準備と運営をしてくださいました。若林監督のご退職というタイミングで、OB・OG会の結束力が一層高まったように思います。大学の課外活動は通常4年間のみです。OB・OG会の同窓会活動がなければ、交流することはありません。そのあたりのことを、部長として少し気にしていました。今回のコンサートとパーティーにより、OB・OG会の活動がさらに活発になるような気がしています。そして、組織力を強化していただき、現役の部員の皆さんの音楽活動を、笑顔で静かに支えていけるような存在になっていただきたいと思います。期待しています。写真についても説明いたしましょう。

▪️1枚目は、OBの方1人を離さないうにして、スピーチをする若林監督です。ひょとして、若林監督はシャイ…なんでしょうか。2段目左は、竹林先生とのツーショット。竹林先生には、フルートのご指導はもちろんのこと、バンド全体のことについても細かなご指導をいただいています。コンクール等では、本当にお世話になっています。感謝です。2段目右は、私も写っています。龍谷大学吹奏楽部が大変お世話になってきた作曲家の酒井格先生と日景貴文先生と一緒に写真を撮らせていただきました。あはは、ミーハーですね。嬉しかったです。3段目右、龍谷大学吹奏楽部の十八番である「ブラジル」です。現役部員とOB・OG会の皆さんが合同で演奏しています。盛り上がりました。実に楽しそうです。動画から画像をカットしたので、少しブレています。指揮をしているのは児玉コーチ、指揮棒ではなくてフォーク。3段目右は、龍谷大応援リーダー部の皆さんに、エールをきっていただきました。ありがとうございます。

▪️パーティーの後は、近くの居酒屋で二次会。現役部員の皆さんとも、もっともっと話をしたかったんですが、ちょっと残念です。それでも、いろんな部員の方達とお話ができました。かわいそうなのは、現役の部員の皆さんは、青いブレザーを着用しており、お酒は厳禁。我慢されている方もおられたでしょう。パーティーを盛り上げてくださいました。パーティーには、関西の他大学の吹奏楽部の指導者の皆様、学外指導者の皆様、お世話になっているたくさんの皆さまがご参加くださいました。ありがとうございました。「音楽・感謝」です。

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