京都大学交響楽団 第214回定期演奏会

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▪️昨日、京都のコンサートホールで開催された京都大学交響楽団第214回定期演奏会を楽しんできました。写真は、その時のパンフレットです。表紙と裏表紙を同時に見えるように撮影しました。ただ、光の当たり方がよくなく、裏表紙が明るくなっていますが、裏表紙も曇り空の中でちょっと暗い雰囲気が漂っています。これは想像でしかないのですが、今回演奏された作品のうち、特にドヴォルザークの出身地や彼の作品をイメージしたものなのかなと思っています。2番目に演奏された交響詩「英雄の歌」も、最後(3番目)に演奏された交響曲第7番の雰囲気に合っているのかなと思うのです。

▪️学生時代、オーケストラでドヴォルザークの作品を演奏したことがあります。交響曲第9番「新世界」、交響曲第8番「イギリス」、そしてスラブ舞曲です。自分が演奏した作品の印象に引きずられてドヴォルザークをイメージしてきましたが、今回の交響曲第7番、そして交響詩「英雄の歌」を聴かせていただき、ずいぶんそのイメージが変化したような感じです。

▪️第7番については、YouTubeでつまみ食い的に聴いたことはあります。3楽章だったかな。今回は、全楽章を集中して聴かせていただきました。さすが京都大学交響楽団ですね。前回の定期演奏会も感心しましたが、今回も立派というか、元々演奏技術を持った方達が、学生オケならではということになりますが、時間をかけてしっかり練習を積みあげて演奏されたことがよく伝わってきました。もっと冒険をしても良いのにとは思いましたが、立派な演奏だと思いました。特に交響曲7番が。交響詩の方は、うまく受け止めることができませんでした。これは、演奏の技術的なことではなくて、作品として…ということになるのかな。

▪️とはいえ、楽しい時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。写真のパンフレットも、京大オケは毎回作品の解説が丁寧というか、情報量が多く、楽しんでいます。秀才が集まる京大の学生さんらしい文章かなと思いました。そうそう、コンサートミストレスは医学部の学生さんとのこと。医学部だから勉強もとっても大変だと想像するのですが、その中でオケをまとめてこられたわけですからね。素晴らしいと思います。

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