同窓会との連携

■本日、たまたま、京都駅のプラットホームで、龍谷大学社会学部同窓会副会長のUさんが立っておられるのに気がつきました。ひさしぶりでした。私の方からお声掛けをさせていただきました。以前も、何度かお会いしてお話しをさせていただいているからでしょうか、私のことをご記憶いただいていました(ホッとして、感謝…)。電車のなかの立ち話しではありましたが、社会学部と同窓会との連携を強化していく…そのようなことについて少しご相談させていただきました。

■龍谷大学社会学部は、1989(平成元)年に社会学部社会学科、社会福祉学科の2学科で開設しました。1998年に社会学部社会福祉学科を地域福祉学科、臨床福祉学科に学科改組し、2004(平成16)年には、コミュニティマネジメント学科を開設。現在の4学科体制になりました。そして、2008年には創立20周年を迎えました。戦前の文学部の内部に学科があった時代からの歴史があるとはいえ、学部としての歴史はまだ浅いのです。

■もうじき25周年を迎えるわけですが、個人的には、これを機会に、同窓会との連携をさらに強化していく必要を感じています。龍谷大学のような私立大学にとって、他大学と差別化をはかる、独自のスクールカラーを確立していくことは大変重要なことです(最近はブランディング化というようですが)。社会学部のように歴史の浅い学部では、一層のこと、この課題に真剣に取り組む必要があります。学部開設当時の学生の皆さんの年齢も40歳代に入り、社会の中堅として活躍されています。そのような同窓生の皆さんと、龍大社会学部のスクールカラーを共有していくことが必要なのではないかと考えています。

■個人的には、いろいろアイデアが浮かんできます。同窓生の皆さん、そして社会学部の同僚の皆さんと協力しながら、何か具体的な成果が生み出されるように努力したいと思います。また、20周年を記念して設立された、社会学部の「共生社会研究センター」の目的には、同窓生との連携がうたわれています。理念だけでなく、それを具体的な事業として推進していくことも必要です。長期的にみれば、このような同窓会との連携の積み重ねによる確固たる基盤があってこそ、学部の社会的評価や発展があるようにも思うのです。

龍谷大学社会学部同窓会

管理者用