最近の「社会学入門演習」

20230607group_work2.jpg20230607group_work1.jpg
■今年度は1回生が必修で履修する「社会学入門演習」を2クラス担当しています。火曜日2限が10組、木曜日2限が1組。写真は火曜日10組のグループワークの様子を撮ったものです。

■10組は今週の10日(土)に、1組は17日(土)に、この「社会学入門演習」の現地実習で高島市の中山間地域に出かけることになっています。特定非営利活動法人「コミュニティねっとわーく高島」さんのコーディネートで、高島市今津町椋川と朽木上針畑を訪問し、それぞれの地域に移住されて来た方達からお話を伺います。

■写真は事前学習も兼ねて、訪問先のことを調べて、自分たちで小さな現地実習の「しおり」を作成しているところです。過疎や高齢化が進む日本の地域社会、中山間地域のこと、村の仕組み…あまりというか、ほとんど予備的な知識がありません。それは仕方のないことなんですが、それはそれとして、しっかりお話を伺って欲しいと思います。

■今回の現地実習で、自分たちの様々な「思い込み」が揺さぶられるような経験をしてくれればと思っています。そのような1回生を相手に、話をしてあげようと受け入れて下さった移住者の皆様には、感謝の気持ちしかありません。ありがとうございます。どうぞ、よろしくお願いいたします。

「ダック・アカデミー」

■タイの「ダック・アカデミー」、これすごいです。

龍谷講座「仏教を社会に伝える」に参加しました。

20230607otera_no_keijiban1.jpg20230607otera_no_keijiban2.jpg
■午後からは、龍谷大学深草キャンパスで開催された龍谷講座「仏教を社会に伝える」に参加してきました。今日のゲストは「輝け!お寺の掲示板大賞」仕掛け人の江田智昭さんです。ご講演の後は、入澤学長との対談もありました。以前から、この「お寺の掲示板大賞」に関心があったので参加させていただきました。

■ちょっと、イメージが湧かない方もいらっしゃるかもしれません。ということで、私が「採集」したお寺の掲示板のtweetをご覧いただければと思います。

■講演会では、ゲストの江田智昭さんから、ちょっとびっくりするお話しもありました。江田さんがこの企画を考えておられる時に、頭の中にあったのは「レコード大賞」だったそうです。ということで、「輝け!お寺の掲示板大賞」なのですが、レコード大賞の方は、「輝け!」ではなく「輝く!」なのだそうです。そうです、「輝く!レコード大賞」なんです。その事実を、後になって人の指摘から知ったと「笑話」としてお話になりました。「輝け!」というのは、今はまだ輝いていないかのようです。それに対して「輝く!」はすでにピカッピカッに輝いていると思うのです。そういうことからすると、「輝け!お寺の掲示板大賞」からは、「もっと仏教、頑張ろうぜ」「もっと仏教、輝くはずだよ」というメタメッセージも感じられます。今回の龍谷講座のタイトルは「仏教を社会に伝える」ですが、仏教の考え方がもっと社会に伝わっていくべきなのです。仏教に関心がなかった人も、関心を持つような形で情報発信していくべきだと思うのです。

202306072tkusa_yamamomo1.jpg202306072tkusa_yamamomo2.jpg
■龍谷講座が終了した後、深草キャンパス内を歩きました。今のところ自分のキャンパスではないので(社会学部は2025年に瀬田キャンパスから深草キャンパスに移転します)、どこに何が植えられているのか、よくわかっていないのですが、たまたま、大きなヤマモモの樹が植えられていることに気がつきました。まだ熟していませんが、無数の実が成っています。この大量のヤマモモの実、毎年、どうしているのかな〜。気になるわ〜。

キロデクテス・マクラツス


▪︎「G0Pro」という商品の動画。facebookのタイムラインに流れてきた広告です。この動画を「G0Pro」で撮影したんでしょうね。それはともかく、この巨大クラゲ、過去に一度しか目撃記録がないのだそうです。しかも、映像記録としては世界初。ハコクラゲ類に属する「キロデクテス・マクラツス」です。美しさと、ある種の恐ろしさ、両方を兼ね備えているような気がします。

瀬田キャンパスのハス、台風と休講のこと。

20230604nelumbo_nucifera1.jpg
20230604nelumbo_nucifera2.jpg20230604nelumbo_nucifera3.jpg
20230604nelumbo_nucifera4.jpg▪️一番トップの写真、これは先週の木曜日に撮ったものです。瀬田キャンパス1号館前の噴水の周囲に、様々な種類のハスが大きな鉢に植えられています。キャンパスを活性化していくことを目指した学生の皆さんの取り組みのようです。私は、この鉢のハスを定点観測しています。トップは6月1日。2段目左は5月20日。2段目右は5月9日。3段目は4月11日。着実に大きくなってきていますね。花はいつ頃になるのかな。おそらく来月かなと思います。楽しみです。引き続き、定点観測を続けます。来年は、私も自宅で栽培してみようかなと思っています。今は、鉢の中にメダカが泳いでいます。ボウフラが発生するのを防ぐためでしょうね。

▪️写真を撮った日、木曜日は天気が良かったのですが、金曜日は台風の影響でちょっと困ったことがありました。そのことで思ったことを残しておこうと思います。

20230604rubberboots.jpg ▪️金曜日は長靴で出勤しました。それほど雨がひどかったからです。こんなことを思いながら出勤しました。大学の『授業等の休講措置に関する取扱基準について』と、温暖化に影響された現在の激しい気象との間には、ギャップが生まれてきているように思ったのです。もちろん、学生や教員の臨機応変さも必要だけど、取扱基準の再検討も必要なのではないでしょうかね。これは、個人的な意見です。実は金曜日、「運休になったら帰宅できないので欠席します」という学生さんたちからの連絡が複数届きました。私も保護者だったら、「やめときなさい」って言うと思います。まあ、私は教員なので出勤しましたが。

▪️仕方がないので、教務課長に連絡した上で、午前中の授業はオンラインと対面の両方、ハイブリッドで行うことにしました。同僚の教員は遠方から通勤しているので、自主的にオンライン授業に切り替えていました。もちろん、人数が少ない実習の授業ではあります。ただ、知り合いの学生さんは、「3限も授業があります。その授業の先生からmanabaを通して連絡があって、きちんと授業を対面式でするので、気をつけて通学してください…という連絡が届きました」という話をしていました。国家資格に関わる授業なので、担当の同僚も必死だったのかもしれません。

▪️結局、瀬田キャンパスに限ってですが、午後からの授業が休講になりました。どうして瀬田キャンパスだけなんでしょうね。「JR琵琶湖線の米原駅~安土駅間において、16時以降の運転を取り止める計画が発表され」たことが根拠になっていましたが、人数は少ないかもしれませんが、彦根や米原から京都のキャンパスに通学している人もいるかもしれません。また、判断の根拠を確認しておきます。本当に、難しいですね。でも、何が一番大切かというと、学生さんたちの安全、それから帰宅困難者にはさせない…ということなのだと思います。

▪️確かに、休講にしたらしたで、学生の学習権はどう保障するのか、質保障はどうするのか、補講はどうするのか(特に資格取得に絡んでいる時など…)、学年暦との関係は…、ぞろぞろと次の課題が出てくるのだと思います。瀬田キャンパスという山の中にあるキャンパスと最寄り駅とをつなぐバスの本数を臨時に増便しなければなりません。この日は、急遽、バス会社にはピストン輸送で対応していただけることになりました。いろいろ、難しいです。でも、今回のことを大切な経験にして、現場が混乱しないように、学生さんや保護者の皆さんに不安を与えないように、「授業等の休講措置に関する取扱基準」も再検討していく必要があるのではないでしょうか。これはあくまでも個人的な意見です。身近な関係者にはこの個人的な意見を伝えておきました。

▪️今回のことに対する他大学の対応も知りたいなと思いました。キャンパスがどこに位置するのかで、かなり対応には差があるのかと思います。

管理者用