5月の花

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20230505mygarden8.jpg■季節は春とはいえ、庭の世話をしていたら少し汗ばむような季節になりました。今日などは少し暑いですね。というわけで、半袖で庭の世話をしました。

■今年の冬の積雪で、枝が折れてしまったラベンダーなんですが、それでもきちんと花を咲かせてくれました。ありがとう。天気予報で積雪がわかっているのだから、何か雪害に対する手立てを打っていたらね…。来シーズンは考えます。ラベンダーは種類が多いのですが、これはどの種類なのか…。よくわかりません(1段目左)。ニッコウキスゲ(1段目右)、シラン(2段目左)が咲き始めました。それから、ヒナギクの仲間だと思うのですが、たくさん咲いてくれています。今年は、庭に生えてくるホタルブクロを抜かずに残しているので、ホタルブクロの葉をかき分けて茎を伸ばして花を咲かせてくれました(2段目右)。

■黄色いのはスパラキシス。アフリカ原産らしいです。鉢に植えていたものを庭に植え替えました。たくさん花を咲かせてくれます。おそらく、スパラキシスアクティローバっていうのかなと思います。背丈が高めですね。細長い葉の間から細い花茎を伸ばして花を咲かせてくれています。背丈が高いので、倒れないように工夫をしています(3段目左)。ピンク色はローダンセマム(3段目右)、赤い新芽の中に咲いているのはシャリンパイです。昨年は、気がついたら、芋虫に食べられて葉がボロボロになっていました。芋虫自体を確認していないのですが、気がついたときにはミノムシがたくさんぶら下がっていました。ちょっと観察が不足していました(4段目左)。それから白いアリッサム、小さい花ですがいま勢いがありますね(4段目右)。最後のもの、まだ咲いていませんが、蕾が膨らみかけて中の花びらの色が見えてきました。切花用に品種改良されたキキョウのようです。パカっと花を咲かせてくれるはずです(5段目)。

■庭に咲いてくれる花たち、心を癒してくれます。ありがたいです。

龍産戦

■昨日、京都の西京極にある「わかさスタジアム京都」で開催された関西六大学野球・龍谷大学×京都産業大学「龍産」戦の応援に行ってきました。今回の「龍産」戦は、一昨日と昨日の2日にわたって開催されましたが、一昨日は1-8で龍大が快勝しました。昨日は、快勝というわけにはいかず、チャンスもピンチもありましたが、なんとか1点差を守りきり、龍谷大学が2-1で勝利しました。硬式野球部の皆さん、おめでとうございました。

■応援の方も素晴らしいものがありました。応援リーダー部の皆さん、吹奏楽部、バトン・チアSPIRITSの皆さん、ありがとうございました。リンクを貼り付けたTwitterの動画をぜひご覧ください。龍谷大学には1968年以降応援団がなかったわけですが、学生の皆さんが自主的に一般同好会の中に応援リーダー部というサークルを創設されました。応援リーダー部の活動をよく知っているわけでは全くありませんが、私が断片的に記憶している過去の応援の指導と比較すると、もう格段に素晴らしいものになっている、他大学の応援団に負けない立派な指導とパフォーマンスだったと思いました。とっても嬉しかったです。応援リーダー部の皆さん、吹奏楽部、バトン・チアSPIRITSの皆さんの連携も素晴らしいものがありました。野球の応援なのですが、応援のパフォーマンス自体がとても楽しい充実したものだったと思います。

■応援に関して言えば、試合とは直接関係ないのですが、硬式野球部の部員のお一人が、応援に来ていた少年野球の子ども達の、応援の指導をされている様子がとても微笑ましい、素敵だと思いました。少年野球の子どもたちも大変楽しそうでした。大学生のお兄ちゃんに教えてもらって、一緒に応援した経験は、ずっと記憶に残るのではないのかなと思います。

国立民族学博物館・特別展「ラテンアメリカの民衆芸術」

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■現在、国立民族学博物館で開催されている特別展「ラテンアメリカの民衆芸術」を観覧してきました。楽しみにしていましたが、素晴らしいものでした。以下は、この特別展のプレスリリースに掲載された解説を転載したものです。詳しい内容については、このプレスリリースを直接お読みいただければと思います。

ラテンアメリカでは、民衆のつくる洗練された手工芸品を「民衆芸術」とよびます。北はメキシコから南は アルゼンチンまで、古代文明の遺物から現代のアート・コレクティブの作品まで、国立民族学博物館が所蔵 する作品を中心に約 400 点のいろいろな民衆芸術作品を展示します。
特別展では、なぜラテンアメリカの民衆芸術はこれほど多様なのかという問いを掘り下げます。先コロン ブス時代以来の文化混淆(こんこう)の歴史、芸術として洗練されていった過程、そして現代の制作者の批 判精神の3点に焦点をあて、その答えを探します。
文化の多様性をはぐくむためには何が大切か。ラテンアメリカのさまざまな民衆芸術に触れながら考えて みましょう。

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280,000アクセス感謝!!

■先日の深夜、アクセスカウンターが、「280,000」を超えました。皆様、ありがとうございます。アクセスカウンターが「270,000」を超えたのは2023年2月10日でした。「200,000」から「210,000」までは「154日」、「210,000」から「220,000」までは「97日」、「220,000」から「230,000」 までは107日、「230,000」から「240,000」までは123日、「240,000」から「250,000」までは「93日」、「250,000」から「260,000」までは「89日」、「260,000」から「270,000」までは「78日」、「270,000」から「280,000」までは「81日」かかっています。こうやって記録を振り返ると、少しずつではありますが、ご覧くださる方が増えていることがわかります。「270,000」から「280,000」までは、平均すれば毎日約123人の方にご覧いただきました。

■このブログを開始したのは、2012年の7月25日です。昨年の7月で開設10年目になっていました。とはいっても、毎回申し上げますが、何か多くの皆さんの役に立ちそうなことを書いているわけではなく、ただ日々の出来事を書いている日記のようなものでしかありません。一人の大学教員の日々の出来事や気がついたことを書いているブログですので、ご覧いただけるだけでありがたいと思っています。心より感謝いたします。

■次、「290,000」に到達するのは、夏期休暇に入る前の頃かと思います。

太陽の塔

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20230502tower_of_the_sun5.jpg■昨日は天気が良い日でした。大阪の吹田にある国立民族学博物館で開催されている特別展「ラテンアメリカの民衆芸術」を観覧することにしました。また、同時に、有名な太陽の塔の中も見学することにしました。内部の見学は、あらかじめネットで予約をしていなくてはいけません。その手続きがなんというか個人的には面倒臭かったのですが、仕方がありません。料金も、ネットで申し込むときにクレジットカードで支払う仕組みになっていました。支払いが終わるとQRコードが配信され、それをスマホで持参して太陽の塔の入り口で提示するのです。また、当日、太陽の塔や国立民族学博物館がある万博公園の入り口で入場券を購入するときは、このことを窓口で申し出て、割り引いてもらうことになっていました。クレジットカードの代金の中に入場料も入っていたからです。

■私は、小学校6年生の時に、大阪で開催された万国博覧会に行きました。当時は広島市に住んでいましたので、夏休みに大阪の親戚の家に泊めてもらい、2日がかりで万博を楽しみました。楽しみました…と書きましたが、長蛇の列で2時間以上も並ばないと入れないアメリカ館のようなパビリオンには、我が家は行きませんでした。我が家のそのような方針のためか、人気のあったテーマ館、太陽の塔にも入った記憶がありません。たぶん、入っていませんね。残念ですけど。というわけで、今回、53年ぶりに内部を見学することにしたのです。見学して、この太陽の塔をプロデュースした芸術家・岡本太郎さんの太陽の塔に込められた思想を実感することにしたのです。

■太陽の塔には、4つの顔があります。「黄金の顔」・「太陽の顔」・「黒い太陽」、そして「地下の太陽」です。未来を象徴する「黄金の顔」は、太陽の塔の一番上に、塔の真ん中あたりの「太陽の顔」は現在を、その裏側の「黒い太陽」は過去を象徴しているのだそうです。そして、内部見学を始める地下の入り口のあたりには、「地下の太陽」があります。現在のものは複製されたものです。現物は行方不明になっているとのことです。この太陽の塔の解説については、この投稿の最後の動画がわかりやすいかと思います。

■岡本太郎は、この1970年に開催された大阪万博の「人類の進歩と調和」というテーマを前提にこの太陽の塔をデザインしたわけですが、心の底からこのテーマを受け入れていたのでしょうか。予定調和的なこのテーマに対しては、どこかで強く反発していたんではないのか。岡本太郎の思想を振り返ると、そのようにどうしても思えてくるのです。探してみました。すると、こういう記事がありました。「岡本太郎が「太陽の塔」を突き刺した真意」。このままでは全部は読めませんが、冒頭に以下のような文章がありました。

科学技術と資本主義一辺倒で豊かさを追い求めてなんとかなる時代は、そのうち行き詰まるぞ、進歩と調和などといっていて未来が拓ける時代は早晩終わりを告げ、本当に人間が生き生きと輝くにはどうすればいいか、根本から見直さなくてはならない時がくる。そのとき何を信じるか。それは「縄文」だ、今こそ縄文を取り戻すべきなのだ。そのような意味を込めて、岡本太郎は万博の真ん中に、この「縄文の怪物」を突き刺した。

【追記】■このような記事も見つけました。「反時代的なものこそが、世代を超えて生き延びる」

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