「訃報のお知らせ」

■時々、学内関係者にメールで「訃報のお知らせ」が届きます。多くは、18年前に私が龍谷大学に勤務するようになる以前に退職されていたり、私とは交流がなかった方たちになります。でも、今回は大変お世話になった方のお知らせでした。退職後どうされているのかな思っていましたが、こんなふうにお知らせが届くと、とっても悲しいです。

旧大津公会堂と京阪800系

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「祝勝報告会」

■昨日のことになりますが、深草キャンパスで開催された「祝勝報告会」に出席しました。輝かしい成績をあげたバドミントン部や柔道部とともに、全日本吹奏楽コンクール3年連続金賞を受賞した吹奏楽部も、お祝いしていただきました。ありがとうございました😊。

玄関のスワッグ

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■我が家の新入りです。スワッグです。玄関に飾ってあります。気に入りました。ユーカリ、コットン…あとはわかりません(^^;;。なかなか渋いです。もちろん作ったのは私ではありません。家人です。最近、このスワッグ、流行っているように思います。ドライフラワーを花束やブーケのようなかたちに束ねたボタニカルアレンジメントのことのようです。インターネットで何語なのかなと調べてみると、ドイツ語でswagと書くという説明が出てきました。でも、本当のところはどうなんでしょう。Googleの翻訳機能を使って調べてみましたが、Swagでは「みやげ品」としか出てきません。本当はどうなのかな…。

基礎ゼミナール

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■龍谷大学社会学部社会学科では、大学に入学したての1回生・1セメスターのときに「社会学入門演習」を全員が履修します。しかし、その後、2回生後期・4セメスターで必修となっている「基礎ゼミナール」まで、演習はありません。大学4年間の1年間、演習がないのです。これは個人的な意見ですが、継続して演習が行われるなかで、学生の皆さんがそれぞれの問題意識を持つことができるようにしていくべきだと思っています。もっと言えば、高大連携のプログラム、そして1回生・2回生の演習が続く中で、学生の皆さん(高大連携では高校生の皆さん)が、自分自身で「大学で自分は何を学びたいのか」を明確にしていけるように支援していくべきだと思うのです。

■私が担当する「基礎ゼミナール」も、もちろん学科で定めたシラバスに従って進めていくわけですが、その上で、以下の点に重点を置いて進めています。

①自分自身としっかり向き合い、自分は何を学びたいのかを考えてもらいました。残りの2年間で取り組みたい自分自身の研究テーマを明確にするということです。これは、3回生以降のゼミの選択とも深く関係しています。自分の学びを支えてくれる教員は誰なのかを考えなければなりません。ゼミ選択をいい加減に行わないということでもあります。本当は、この①の部分については、時間をかけて1回生の時から丁寧に継続的に支援を行なっていく必要があると思うのですが、前述の通り、1年間の空白があります。その結果、自分なりに研究テーマを見つけられた人と、そうでない人がいます。そのようなこともあり、各自の今後のキャリア形成とも関連づけながら、この①の段階を丁寧に進めていきました。

②自分の研究テーマを、ゼミの仲間とのグループワークの中で言葉にして話しあってもらいました。まずは、研究テーマをキーワードレベルにして話しあってもらいました。その次は、研究テーマを文章にしてもらいました。自分の研究テーマが少し具体化しているはずです。その文章をもとに再びグループワークを行い、仲間から質問やコメントをもらって、自分自身の研究テーマをより明確にしていきました。現在、この段階まで進んでいます。

③自分の研究テーマに関して、文献やインターネットで簡単な調査を行ない、それらを整理して、パワーポイントで発表してもらいます(8分程度)。来週から、この発表を行います。1回の演習で4人か5人に発表してもらう予定ですが、全員で質問やコメントをして、それぞれの研究テーマがさらに深まっていくようにできればと思っています。

■左の写真は、上記の②のグループワークに取り組んでいるところです。全員に、クラウド型教育支援サービスの「manaba」に自分自身の研究テーマに関する短いレポートを投稿してもらっています。スマートフォンを通して、manabaに投稿された短いレポートを確認し、お互いにコメントや質問をしています。グループに分かれた方が盛り上がります。今は、各自のスマートフォには必ずLINEが入っているので、このLINEの「あみだくじ」の機能を使って、4つのグループに分かれてグループワークを行いました。この時は、「あみだくじ」を使ってさらにもう1回グループをシャッフルしました。

■いよいよ秋が深まってきました。今月末には、ゼミ選択の説明会があり、どのゼミを志望するのか決めなければなりません。「履修志望ゼミ申込」書を提出することになります。そこには、第一志望と第二志望のゼミに関して、志望理由を書かねばなりません。「基礎ゼミナール」での経験が役立ってほしいと思っています。しっかりした志望理由を書いてほしいと思っています。

2022年 関西学生アメリカンフットボール秋季リーグ戦 Div.2 第5節 神戸学院大学NAVY SEALS vs 龍谷大学SEAHORSE


■龍谷大学は、神戸学院大学にリードを許しましたが、最後まで諦めず、試合時間残り3秒で21対21の同点に追いつきました。龍谷大学は、今のところ全勝です。全勝は龍谷大学のみです。あとは、桃山学院大学と大阪公立大学との試合を残すのみとなりました。Div.2でリーグ優勝て、入れ替え戦でも勝ち抜き、Div.1に復帰していただきたいです。

夕闇の琵琶湖

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■昨日の風景です。世界農業遺産認定の記念シンポジウムの後、祝賀会まで時間があったので、ちょっと湖畔のカフェで休憩しました。琵琶湖の夕景。左側の写真、比叡山、その向こうには比良山系が見えます。右側の写真、少しわかりにくいですが伊吹山のシルエットも確認できます。写真をクリックして拡大して、ご覧ください。

「世界農業遺産」認定シンポジウム

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■昨日は、午後から世界農業遺産認定関連のイベントに参加してきました。まず、「琵琶湖と共生する滋賀の農林水産業推進協議会」の総会から始まりました。滋賀県から申請していた「琵琶湖システム」が世界農業遺産に認定されたことから、まずは規約を改正することになりました。これまでは、認定を目指していたわけですが、これからは認定を活かしながら保全計画や活用について取り組んでいかねばなりません。日本農業遺産、世界農業遺産にむけての申請作業でお手伝いをしてきましたが、微力ながら私も、関係者の皆さんと一緒に力を合わせながら、できることからやっていきたいと思っています。
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■総会の後は、基調講演と記念シンポジウムでした。まず、「『世界農業遺産』認定からつながる未来」というタイトルで、東京大学の八木信行先生が基調講演をされました。その後は、「次世代へつなぐ世界農業遺産『琵琶湖システム』の価値と魅力」に関してパネルディスカッションが行われました。漁業、農業、森林保全、観光、食文化、様々なお立場から「世界農業遺産」認定後の展望と可能性が語られました。これは個人的な意見ですが、今後は、この認定を契機に、普段であればつながらない人びとの間に、まずは流域単位で連携が生まれ、お互いの可能性をひっばり出し合いながら、相互にエンパワーメントして流域全体で活性化が進捗していくこと、そのことを通じて「琵琶湖システム」を保全していくこと、そのような展開が今後はとても大切になってくると思っています

■シンポジウムが終わったあと、かつて日本農業遺産認定、世界農業遺産に向けて一緒に頑張った県庁の職員の方が声をかけてくださいました。申請書の内容を議論し、世界農業遺産をアピールすために、100knウルトラウォーキングにも参加しました。一緒に汗をかいてきた仲間です。先日、歴代の農政水産部長の皆さんと認定にお祝いをしましたが、今度は職員の皆さんと一緒にお祝いをしようということになりました。また、来年は、一緒にまた100kmウルトラウォーキングに参加することも約束してくださいました。

20221108biwako_system5.jpg■シンポジウムの後は、祝賀会でした。写真は青田朋恵さんとツーショットです。青田さん、今は東京の日本橋にある滋賀県情報発信拠点「ここ滋賀」の所長さんです(ここ滋賀所長兼商工観光労働部管理監”ここ滋賀担当”)。日本農業遺産、世界農業遺産の申請作業時は、作業を進めるリーダー役でした。今は東京で大活躍されています。東京に行った時は、ぜひ「ここ滋賀」に行きたいと思います。

モーツァルトでの「ミニコンサート」と「第100回龍谷祭 Last Fire」での演奏

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■深草キャンパスの紫朋館と紫陽館が老朽化したことに伴い、11月中に解体されることになっています。ということで、日曜日は、大学の公式な施設開放(自由見学会)となりました。多くの卒業生の皆さんがお越しになっています。吹奏楽部でも、OB・OGおよびそのご家族の皆様を対象にミニコンサートを開催しました。場所は、紫朋館4階モーツァルトという音楽練習場です。ちょっとした同窓会になっています。素敵ですね〜。

■2005年からは、瀬田キャンパスの青朋館という建物の中に、広い立派な練習場を大学に用意していただいていますが、それまでは深草キャンパスのこの部屋で練習をしていたんですね。周りに住宅がたくさんあることから、大変だっただろうなあと思います。私も、今回、初めてこの古い練習場を拝見させてもらいました。ありがたかったです。

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■この日は、龍谷祭最終日でした。すっかり暗くなってから、「第100回龍谷祭 Last Fire」での吹奏楽部のステージを楽しませてもらいました。龍谷大学吹奏楽部、活躍しています。「風になりたい」、「ブラジル」など4曲が演奏されました。素晴らしい。ちなみに、バックの建物は顕真館です。平山郁夫さんの「祇園精舎」という題の釈尊説法図をもとに、大塚オーミ陶業が制作したのだそうです。大塚オーミ陶業って、大塚国際美術館の作品を制作れた会社ですね。

和邇浜の夕暮れ

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■2つ前、そして1つ前の投稿の続きです。京都大原の三千院も訪れたし、琵琶湖バレイから蓬莱山にも登ったし、さあ帰ろう…ということになったのですが、夕闇が迫るなか、和邇浜に寄ることにしました。ここは無料の駐車場があるのです。この和邇浜から日没時の琵琶湖を楽しみました。昼から夜に移るこの時間帯、琵琶湖は非常に魅力的になります。釣りを楽しむ人たちも、まだ白い月も、写真的には良い感じです。滋賀、最高ですね。

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