つぶやき岩の秘密

20140213tubuyaki1.jpg ■先日、書店の文庫本売り場で、『つぶやき岩の秘密』が置いてあるのに気がつきました。タイトルをみて「おおおっ!!」と思いました。というのも、「つぶやき岩の秘密」とは私が中学生の頃にNHKで放映された「少年ドラマシリーズ」の中の一作であったからです。もう、どんなストーリーだったかは忘れてしまっています。しかし、そしてこのドラマの主題歌が「遠い海の記憶」であったこと、そしてその歌の歌詞やメロディーを、今でもしっかりと記憶しているからです。非常に懐かしい気持ちになりました。

■さらに「おおおっ!!」と思ったことがあります。それは、このドラマの原作が、山岳小説で有名な新田次郎だったということです。そのことを、この文庫本の表紙をみて初めて知りました。「NHK少年ドラマシリーズ」は、1972年から1983年にかけて放映されました。私の年代の前後の人たちにであれば、多くの皆さんが記憶しているはずです。すでにベテラン女優である古手川祐子や紺野美沙子も、このシリーズのなかの作品でデビューしています。多岐川裕美も出ていましたね。そんなことを知ってはいても、このシリーズのなかの『つぶやき岩の秘密』の原作が新田次郎であったことは知らなかったのです。もちろん、知らなかったのは私だけなんでしょうが…。

■もうひとつ「おおおっ!!」と思ったことがあります。それは、ドラマの主題歌である「遠い海の記憶」を歌っていた歌手が、井上陽水の奥さんである石川セリだったことです。このドラマのストーリーは、すでに忘れてしまっているのですが、すでに述べたように、この主題歌の歌詞を今でもしっかりと記憶しています。しかし、歌っていたのが石川セリさんだったとは知りませんでした。おそらく、今の学生の皆さんには、新田次郎も石川セリも、「それって、誰?」ということんでしょうが…。

【追記】■眠気に抵抗しながら書いたためか、めためたな文章でしたので、少しましなものにしました…すみません。

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