卒業生

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■昨日の午後、研究室で事務仕事をしていました。用事があって、「大津エンパワねっと」のオフィスや社会学部教務課に行こうと研究室を出たところ、3階の踊り場におかれたベンチに女子学生が2人座っていました。ちらりと見たとき、動物的といいますか、反射的に「あれっ!!」と思ったのでした。もう一度、きちんと2人の方を見ると、女子学生の方から「せんせー、私たちのこと覚えています?」と声をかけてくれました。もちろん覚えていました。女子学生のように見えましたが、2010年の春に卒業した私のゼミの学生でした。つまり、OGです!! OGの2人は、連れ立って母校を訪ね、私のところにもやってきてくれたのです。

■なぜ研究室にやってこなかったのかと聞くと、「仕事でお忙しいだろうからと思いまして…。この廊下にあるベンチに座っていたら、きっとせんせーが通りかかるに違いないと思って」とのことでした。「そんな〜、水臭いな〜、ノックして研究室に入ってきてよ」と言いましたが、いかにもこの2人らしいなあとも思いました。学生時代は、独特の雰囲気と世界をもった2人でした。いっけん大人しく物静かですし、ゼミのなかでは地味な方でしたが、自分の関心のあることについて語り始めると、とても熱く夢中になって語ってくれるのでした。

■2人とも、仕事は順調なようです。やりがいをもって取り組んでいるようです。1人はご結婚されています。もう1人も、もうじき結婚されるとのことでした。いいですね〜!「晩婚化」とよくいわれますが、この2人のいた学年は、結婚した人が多いように思います(ちなみに地方公務員の人数も多い。17人中、4人が地方公務員です)。それはともかく、会話をしてすぐにわかったことは、2人ともずいぶん大人になったな〜ということでした。社会に出て成長しているのですね〜。大学にいるときはどうだったんだろう…成長できたのかな…と少し不安にもなりますが、この2人、私の指導のもとで、しっかり卒業論文に取り組みました。相当、卒論に力を注いだと思います。この2人のように卒業後も遊びに来てくれる人たちは、大概、卒業論文に力を注ぎ、本気で頑張った人たちです。

【追記】■年ですので、卒業生の名前をど忘れしてしまうことも多いのですが、ご本人の顔を見たら、どんな卒業論文を書いたかは言えると思います。この点については記憶していますから。

ゼミ8期生と同窓会

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■昨日、1月4日(土)。通常であれば、正月休みの内でしょうが、私は昨日が仕事始めでした。というのも、赤ペンの添削で真っ赤になった卒論の原稿を、4年生に返却することになっていたからです。「なかなか、エエ感じの水準までいっているやん…」という卒論から、「おいおい、あれ程言ったのに、どうして卒論の執筆要項を守れないかね…」というものまで・・・実に出来上がりは様々ですが、とりあえず各自に手渡し、赤ペンをいたれ箇所について、ひとつずつ説明をして修正をお願いしました。残された時間は大変短いわけですが、全力で最後の仕上げをしてほしいと思います。

■卒論指導の後は、京都駅前の居酒屋で、昨年の3月に卒業したばかりのゼミOB・OGの皆さんと同窓会を持ちました。あいにく、すでに予定が入っていたり、体調不良等により参加者は、私も含めて7名てしたが、大いに盛り上がりました。とても楽しかったです。Faecebookに投稿したところ、参加できなかった方たちからもコメントをもらうことができました。ありがとうございました。

■幹事のSさん、いろいろ手配をいただきありがとうございました。引き続き、このような同窓会を持てればと思います。どうか、よろしくお願いいたします。

【追記1】■写真には写っていませんが、広島県で働いているMくんも、この日は参加しました。新幹線の関係で、ちょっと集合写真の撮影には間に合わなかった…。
【追記2】■さびしいので、Mくん(右側)の写真も追加。みんなで広島に遊びにいくよ。
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脇田ゼミ2期生の同窓会

20120728dosokai.jpg ■昨日は、2005年にゼミにやってきた脇田ゼミ2期生の同窓会が、京都の居酒屋で開催されました。現役ゼミ生たちが取り組んでいる「北船路米づくり研究会」の夜市での様子を確認した後、この同窓会に駆けつけました。嬉しかった、懐かしかった、楽しかった…そんな感じてとても幸せな気持ちになりました。卒業生の多くは、結婚し、家族も増え、あるいは希望の仕事に転職し…幸せに過ごしています。当たり前の話しかもしれないけれど、みんな立派な大人になっていたな~。センセーは嬉しかったです。

■脇田ゼミでは、卒業後の交流も大切にしています。2006年春に卒業した1期生から2012年春に卒業した7期生まで、各学年には1人必ず幹事いて、卒業後、同窓会を開催するようにしてきました。もちろん、何度も同窓会を開催している学年もあれば、まだ1度も開催していない学年もあります。自分がゼミ同窓会の幹事であることを忘れてしまっている人もいるかもしれませんね。センセーとしては、いつか学年を超えて、脇田ゼミ全体の同窓会ができたらな~…と思っています。

■2期生の同窓会、今回で3回目だと思います。比較的活発に同窓会を開催してる学年です。最近、facebookを通してもつながったこの学年のメンバーが中心となり、同じ学年の他のメンバーにも呼び掛けてくれました。あいにく、仕事の関係や子育てなどで、全員の参加というわけにはいきませんでしたが、これからも継続して同窓会を開催してほしいと思います。今回参加したメンバーは、銀行員、メーカー社員、地方公務員、国税局職員、小学校教諭、児童館職員…それぞれ社会人として頑張っています。

■同窓会での話題。いろいろありましたが、やはり「卒業論文」のことで盛り上がりました。たとえば、この日は参加できなかったKi君のこと。Ki君は、卒論提出期間の最終日まで、卒論執筆を終えられずにいました。本人は、いたってマイペース。なんとかなると思っていたようですが、私の方はそういうわけにはいきません。はたして、ちゃんと提出できるのか心配になり、大学のパソコンルームにいるKi君をみつけて「どうなっているんや!」と一喝。周りには、仲間のゼミ生がいたのですが、自分が怒られているようにビビッてしまったとのこと。その仲間たちに、卒論をとじるのに必要なファイルを買ってもらったり、その他諸々のことを手伝ってもらって、なんとかギリギリに提出できたのでした。もちろん、怒られたのはKi君だけではありません。それぞれ、卒論に関しては、いろいろ思い出があるようです。

■今回幹事をしてくれたKu君の卒論のフィールドは、奈良の「直売所」でした。いわゆるファーマーズマーケットです。彼は、卒業後、民間企業に就職したのですが、その後、地元の地方公務員に転職しました。そして、なんと、今担当してるいる仕事が「直売所」なのだそうです!! もちろん、上司は彼の卒論のことなどご存知ないと思いますが…。不思議なものですね~♪こうやって、卒業論文のことで、いろいろ話しが盛り上がることができるのも、個々人が、そしてゼミ全体としても、卒業論文に真剣に取り組んできたからだと思います。また、同窓会をしましょう!!

■ところで、写真についてですが、みんな手で「鳩」のような形をつくっていますね。でも、これは「W」です。脇田ゼミの「W」!!この学年は、集合写真を撮るときに、いつもこの「W」をします(^^;;。

【追記】■2期生が現役学生だったころの記念写真がみつかりました!! やはり「W」をしています。もうひとつは、環境社会学者・舩橋晴俊先生の「T字型戦略」の「T」です。
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