たかつきスクールJAZZコンテスト(2023.1.15)

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■大阪府高槻市の中心市街地では、毎年ゴールデンウイークの頃に、全国的に有名な市民ジャズフェスティバルが開催されます。「高槻ジャズフェスティバル」です。以下は、この「高槻ジャズストリート」の公式サイトからの引用です。

「高槻を、音楽があふれる楽しいまちにしよう!」という思いから、1999年に始まった「高槻ジャズストリート」。毎年ゴールデンウィークの2日間開催し、2023年で25周年となります。みんなに楽しんでほしいから、すべての会場が入場無料!の日本最大級手づくり音楽イベントです。

高槻ジャズストリートの最大の特徴は、すべてをボランティアで企画・運営していること。 学生から高齢者まで、商店主・会社員・主婦など様々な人たちが集まります。ボランティア による実行委員会で、イベントの発案に始まり、資金集め・ミュージシャンへの出演交渉などやることはいっぱい!開催当日は会場の運営や交通 整理、Tシャツの販売・ECOブースでのゴミの分別までボランティアがやっています。当日の飛び込みボランティアも大歓迎です!みんなで一緒にジャズストやりませんか?

■この「高槻ジャズストリート」を提案したお一人で、長年このイベントをリードされてきた北川潤一郎さんが、facebookに「第14回 たかつきスクールJAZZコンテスト」のことを投稿されていました。もう14回目なんですね。よくわかっていませんでした。すごいです。北川さんには、2009年に初めて開催された「大津ジャズフェスティバル」で、たまたま実行委員をしていたことからお知り合いになりました。よちよち歩きの大津のジャズフェスを応援してくださいました。また、私が担当している社会学部の授業(大津エンパワね、現在は地域エンパワねっと・大津中央)で学生たちが開催してくださった小さなイベントにもスピーカーとしてお越しくださいました。本当にお世話になったのです。

■北川さんは、「高槻ジャズストリート」だけでなく、街全体を盛り上げるために様々な仕組みを街の中に作ってこられました。この「たかつきスクールJAZZコンテスト」もそのような仕組みのひとなのだと思います。このコンテストで、街とジャズを楽しむ若い世代が育っていくような気がします。第14回は来月です。当然のことでしょうが、吹奏楽部が参加するコンテストとはかなり違ったものになるのではないかと想像しています。想像です。まだ、1度も参加したことがないので…。ゲストは、アメリカの空軍太平洋音楽隊です。こちらも楽しみですね。スケジュールが合えば参加させていただきたいところなのですが、残念ながらすでに予定が入っていました。再来年は、ぜひ。

牛乳パックを再利用したランタンのイベント

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■担当している地域連携型プロジエクト「地域エンパワねっと・大津中央」(社会学部・社会共生実習)、現在高齢者の皆さんを対象としたイベントを企画しているチームと、地域の子どもの皆さんを対象したイベントを企画しているチーム、2チームに別れて活動しています。写真は、そのうちの後者の子どもの皆さんを対象としたチームの様子です。

■この写真の場所なんですが、瀬田キャンパス6号館のプレゼンテーション室です。コロナ禍の前は、この部屋で教授会や研究科委員会を、また現代福祉学科の学科会議を開催していましたが、今はあまり利用されることがありません。

■で何をしているところかを説明しなくてはいけませんね。この後者のチームでは、牛乳パックを再利用したランタンを並べて、子どもたちを中心としながらも、そこに高齢者の皆さんも加わって世代間交流のイベントが開催できたらと、頑張って準備を進めています。この日は、実際に牛乳パックを再利用した試作品のランタン並べてみて、どんな雰囲気なのかをチェックしているところです。光源ですが、本物のロウソクではなくLED電球を使ったロウソク型のライトを使用しています。

■実際には、再利用した牛乳パックに絵を書いてもらい、小さな穴や窓を作って内側に色のついたパラフィン等も貼り付けることになっています。それを学生たちだけでなく、子どもや高齢者の皆さんにもしていただき、加えて「願い事」も書いていただく予定になっています。参加型のイベントです。写真の幻想的な雰囲気も、パラフィンを使って色づくことでもう少し異なる雰囲気になるのかもしれません。

■学生の皆さんは、コロナ禍が続く中、従来、地域で行われてきた運動会、夏祭り、文化祭等の様々活動が中止になっています。そのような中で、なんとか地域や地域の皆さんと関わった思い出を、子ども皆さんが持つことができれば…学生の皆さんはそのような思いから、この企画を思い立ちました。

■写真をご覧いただけばわかりますが、花弁のような形になっています。この花弁のそばに、絵を描いて「願い事」を書いたランタンを立てて並べてもらうのだそうです。会場の場所の広さに応じて、この写真の「基本パターン」を、あとどれだけ準備しないといけないのか…、まだまだ考えないといけないことがたくさんあります。

■このイベントを開催するためには、準備の段階から、様々な立場の、たくさんの皆さんにお願いをして関わって頂かねばなりません。大量の牛乳パックをどのように集めるのか、会場となる場所をお借りするために関係者の皆さんとどのようにスケジュールを調整するのか、そのようなお願いをして交渉を行うことも、学生の皆さんにとっては初めてのことで、ある意味、大人になっていくための大切な機会になるのではないかと思います。

■もうひとつの高齢者を対象としたチームでは、写真展を開催する予定になっています。「写ルンです」という今から35年ほど前に流行った「レンズ付きフィルム」を地域の高齢者の型たちにお渡しして、それぞれの方にとって懐かしい思い出の場所を撮影していただきます。そのあと、学生たちは高齢者の型たちからその場所の思い出について聞き取り調査を行います。

■写真展は、そういった地域の思い出=地域の記憶を多くの皆さんと共有するためのイベントになります。写真が、そして写真に写った場所に埋め込まれた思い出が、地域の皆さんをつないでいく、そのような場に写真展がなったらいいな…そのような企画です。大津市の中心市街地には、マンションがどんどん建設され、ここに転入されている若い世代のご家族が増えています。そのような皆さんにとっても、地域との関わりをみつけていただけるきっかけになればと思っています。

■今日は、その説明会でした。エンパワねっとを応援してくださっている地域の方のサポートもあり、説明会は無事に終了したとの報告がありました。参加予定の皆さんにイベントの趣旨を理解していただけたようです。学生の皆さんには、引き続き、頑張っていただきたいです。

滋賀県琵琶湖地域「世界農業遺産」認定記念祝賀会

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■本日、滋賀県庁農政水産部農政課企画で世界農業遺産を担当されている職員さんから、写真が届きました。先日、このブログに「『世界農業遺産』認定シンポジウム」を投稿しましたが、このシンポジウムの後に開催された小さな祝賀会の時の写真です。この祝賀会が開催される前には、野洲市で「魚のゆりかご水田」に取り組んでおられる農家の堀彰男さんに、「世界農業遺産の認定を今後の地域での活動にどのように活かしていくのか」、まだちょっと抽象的な言い方になりますが、そのようなことについて相談をさせていただきました。また、世界農業遺産に認定された「琵琶湖システム」においては、湖岸地域とともに、その湖岸地域を含む流域の上流地域との交流が大切になってくると考えています。夢は広がります。そのようなことも、祝賀会では堀さんにお話させていただきました。共感もしていただきました。今後の展開が非常に楽しみです。

【関連エントリー】「『世界農業遺産』認定のお祝い」

夕闇の琵琶湖

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■昨日の風景です。世界農業遺産認定の記念シンポジウムの後、祝賀会まで時間があったので、ちょっと湖畔のカフェで休憩しました。琵琶湖の夕景。左側の写真、比叡山、その向こうには比良山系が見えます。右側の写真、少しわかりにくいですが伊吹山のシルエットも確認できます。写真をクリックして拡大して、ご覧ください。

「世界農業遺産」認定シンポジウム

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■昨日は、午後から世界農業遺産認定関連のイベントに参加してきました。まず、「琵琶湖と共生する滋賀の農林水産業推進協議会」の総会から始まりました。滋賀県から申請していた「琵琶湖システム」が世界農業遺産に認定されたことから、まずは規約を改正することになりました。これまでは、認定を目指していたわけですが、これからは認定を活かしながら保全計画や活用について取り組んでいかねばなりません。日本農業遺産、世界農業遺産にむけての申請作業でお手伝いをしてきましたが、微力ながら私も、関係者の皆さんと一緒に力を合わせながら、できることからやっていきたいと思っています。
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■総会の後は、基調講演と記念シンポジウムでした。まず、「『世界農業遺産』認定からつながる未来」というタイトルで、東京大学の八木信行先生が基調講演をされました。その後は、「次世代へつなぐ世界農業遺産『琵琶湖システム』の価値と魅力」に関してパネルディスカッションが行われました。漁業、農業、森林保全、観光、食文化、様々なお立場から「世界農業遺産」認定後の展望と可能性が語られました。これは個人的な意見ですが、今後は、この認定を契機に、普段であればつながらない人びとの間に、まずは流域単位で連携が生まれ、お互いの可能性をひっばり出し合いながら、相互にエンパワーメントして流域全体で活性化が進捗していくこと、そのことを通じて「琵琶湖システム」を保全していくこと、そのような展開が今後はとても大切になってくると思っています

■シンポジウムが終わったあと、かつて日本農業遺産認定、世界農業遺産に向けて一緒に頑張った県庁の職員の方が声をかけてくださいました。申請書の内容を議論し、世界農業遺産をアピールすために、100knウルトラウォーキングにも参加しました。一緒に汗をかいてきた仲間です。先日、歴代の農政水産部長の皆さんと認定にお祝いをしましたが、今度は職員の皆さんと一緒にお祝いをしようということになりました。また、来年は、一緒にまた100kmウルトラウォーキングに参加することも約束してくださいました。

20221108biwako_system5.jpg■シンポジウムの後は、祝賀会でした。写真は青田朋恵さんとツーショットです。青田さん、今は東京の日本橋にある滋賀県情報発信拠点「ここ滋賀」の所長さんです(ここ滋賀所長兼商工観光労働部管理監”ここ滋賀担当”)。日本農業遺産、世界農業遺産の申請作業時は、作業を進めるリーダー役でした。今は東京で大活躍されています。東京に行った時は、ぜひ「ここ滋賀」に行きたいと思います。

「世界農業遺産」認定のお祝い

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■昨日は、深草キャンパスで留学生の授業を終えた後、大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」に向かいました。「琵琶湖システム」が国連FAOの世界農業遺産に認定されたお祝いの会を持ちました。出席者は、農政水産部の部長さんと次長さん、そして歴代の農政水産部長の皆さんです。左から、前部長の西川忠雄さん、現次長の中田佳恵さん、脇田、前々部長の高橋滝治郎さん、前前々部長の安田全男さん、現部長の宇野良彦さん。

■私の「世界農業遺産」との関わりは、3代前の農政水産部長である安田全男さんに、この「利やん」で出会った時からスタートします。その時、安田さんは、田口宇一郎さんと飲んでおられました。田口さんは、以前、私が琵琶湖博物館に勤務していた時の副館長で、その後副知事をされた方です。その田口さんから安田さんをご紹介いただいたのです。安田さんからは、世界農業遺産認定を目指すという話をお聞きしました。盛り上がりました。2016年の1月頃のことだと思います。

■そこからスタートして、まずは日本農業遺産認定に向けて、そして日本農業遺産認定後は世界農業遺産認定に向けてのお手伝いをさせていただきました。農政水産部の職員の皆さんと一緒に、いろいろ議論をしました。楽しかったです。充実していました。またこのような申請作業とともに、農政水産部の職員の皆さんとは、「びわ100」に出場し、一緒に長浜-南郷-雄琴温泉100kmを4回も歩きました。「世界農業遺産に向けて頑張っていますよ」というアピールも兼ねた100kmウォークです。

■そして、今年の7月、2016年から7年目、「琵琶湖システム」は世界農業遺産に認定されました。途中、新型コロナ感染でFAOの審査が滞ったこともあり、長い時間がかかりました。ちょっと感慨深いものがあります。昨晩は、新型コロナの第7波も少しおさまってきたということで、やっと歴代の部長さんたちと喜びを分かち合うことができました。でも、「世界農業遺産」認定は新たなスタートでもあります。この認定をどう”使い倒して”いくのか。非常に楽しみです。

「琵琶湖システム」公式サイト

【追記】昨日は、高橋さんと宇野さんが、ご自身で漬けた鮒寿司をご持参くださいました。お祝いですからね。美味しかったです。また、安田さんからは、お祝いの記念ということでしょうか、日本酒「金亀」をいただきました。ありがとうございました。

循環型コミュニティポイント「DOMO」

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https://yamap.com/magazine/22766
■特定非営利活動法人「琵琶故知新」が運営を目指している「びわぽいんと」と、根底にある考え方がかなり似ているなと思いました。最後の表ですが、価値規範、関係性、役割、目的ついては、かなり共通しているのでは無いかと思います。すごい!!と思ったことは、ポイントの使用期限です。ポイントを貯めても、3ヶ月経過すると腐ってしまうというのです。ポイントを贈ることを促す(無駄にしない)ために、このようにされているのだと思います。

「奥大和MIND TRAIL」が2022年度グッドデザイン賞を受賞

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■2007年に卒業したゼミの卒業生で、吉野町役場に就職した松葉 圭亮くんの投稿をシェアします。松葉くんも関わっている「奥大和MIND TRAIL」が2022年度グッドデザイン賞を受賞されました。おめでとうございます。こういう地域の企画やイベントも、グッドデザイン賞の対象になっているんですね。知りませんでした。

■詳しくは、こちらの公式サイトからご覧ください

「琵琶湖システム」が世界農業遺産に認定されました。

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■国連のFAO(国際連合食糧農業機関)に申請していた「琵琶湖システム」が、世界農業遺産に認定されました。申請実務を担当されてきた滋賀県庁の担当・関連職員の皆さんや、「琵琶湖と共生する滋賀の農林水産業推進協議会」の会員の皆さんのご努力と連帯が、今回の認定という形になって結実しました。おめでとうございます。2016年から申請作業のお手伝いをしてきましたので、私も大変嬉しいです‼︎

■実は、今回認定されたこと、昨日の段階でFAOの公式サイトに発表されていました。そのことを、前の農政水産部長の西川忠雄さんからご連絡いただいて知りました。また、世界農業遺産農業遺産申請に取り組み始めた際の農政水産部長の安田全男さんからも、そろそろらしいですねとご連絡をいただいていました。そして昨日の夕方あたりから、認定に関する報道が始まりました。しかし、本日、滋賀県公館ゲストルームで「世界農業遺産」認定報告会が開催されることから、県が公式に発表されるまではと、SNSに情報発信することを控えておりました。やっと解禁になりました。

■今日の「世界農業遺産」認定報告会には、私も参加して、多くの関係者の皆様と喜びを共有したかったのですが、大雨のため電車が動かず、仕方がないと乗った大津駅行きの直通バスも、トラック横転の事故のために名神高速道路が大渋滞、結局、報告会が終わる時間になっても辿り着くことができませんでした。ちょっと残念です。とはいえ、与えていただいた仕事を通して、申請のお手伝いをして、認定までのプロセスを見守ることができたことは、私にとってもとても貴重な経験となりました。改めて、関係者の皆様に御礼を申し上げます。

■これまでも繰り返し発言してきましたが、今回、認定されましたことは「ゴール」ではなく、あくまで「スタート」だと思っています。滋賀県の皆さんは、これまでも琵琶湖や琵琶湖とのつながりを大切にされてきましたが、今回の世界農業遺産認定を契機に、さらに多くの皆様との連帯の中で「琵琶湖システム」に磨きをかけ、その価値を共に再認識し、次世代に継承していくことになります。それがFAOに認定していただく上での約束ですから。私も1人の滋賀県民として、微力ながら、引き続き頑張っていければと思っています。

公式サイトのニュース
琵琶湖システム
農林水産省

世界農業遺産の現地調査(4)

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■この写真、2016年2月19日の、大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」での写真です。世界農業遺産を目指して頑張っていこうと、滋賀県庁職員の皆さんと決起集会を開いたときのものです。あれからコロナ禍もあり6年が経過しました。もうご退職された方、人事異動で世界農業遺産申請作業(その前に日本農業遺産)の仕事から離れた方…いろいろおられます。この時のことを思い出し、写真をひっ張り出してみました。何かちょっと感慨深いものがあります。もし「琵琶湖システム」が世界農業遺産に認定されたら、申請作業に関わった皆さんと喜びを分かち合いたいものです。そして、次のステップに向けて知恵を出し合いたいです。

■知恵を出し合うのも、行政だけではなくて、民間の知恵を大切にする取り組みがたくさん生まれたら良いなあと思います。県庁に何かやってもらうのではなく、世界農業遺産のブランドを民間で上手に適切に使いこなしていくようになればと思います。ええと、これは個人的な意見ですけど。

■1枚目の写真の中央、当時の農政水産部長の安田全男さんです。その少し前のことについても、ここに書いておきます。あくまで、私の個人的な経験ですけど。

■2016年の正月明け頃だったかな…。いつもの大津駅前の居酒屋「利やん」で、部長の安田さん、そして琵琶湖博物館に私が勤務していた当時の上司で、副知事もされたことのある田口宇一郎さん、このお二人がご機嫌に呑んでおられたところに、私が偶然にやってきて、田口さんに安田さんを紹介されました。安田さんからは「世界農業遺産認定をこれから目指そうと思っている」という話を聞かせてもらい、飲んだ勢いもあってとても話しが盛り上がって、さらに安田さんからは「滋賀県内で唯一農学部のある龍谷大学にも支援してほしい」と言われて、お安い御用とすぐに学長室とつなぎ…という展開の中で、私も世界農業遺産申請のお手伝いをするようになりました。その頃は、すでに庁内で職員の皆さんが申請のための研究や準備を着々と進めておられたと思います。私も、その議論に参加させてもらい、いろいろ意見を述べさせてもらいました。今から思うに、やはり琵琶湖博物館に勤務していた当時の経験がとても役に立ったように思います。

■その後の農政水産部長の高橋滝治郎さんの時代に、東京の農水省までいって日本農業遺産に認定していただくためのプレゼンに同行し、まずは日本農業遺産認定まで辿り着きました。高橋さん、そして他の職員の皆さんたちとは、世界農業遺産の広報を兼ねて100kmウォーキングを4回歩きました。その後の部長、西川忠雄さんの時代は、コロナ感染の時代でした。世界農業遺産に申請したものの、審査がストップしている時代でした。残念でしたが、仕方がありません。そしてこの春からは宇野良彦さんが部長に就任されのですが、FAOが突然審査を再開したのでした。コロナ感染が以前と比較してマシになってきたからでしょう。そして、今回の現地調査が行われたわけです。

■もし、安田さんが直接、龍谷大学に支援の要請に行かれたら、どうだったでしょうね〜…、社会学部にいる私が世界農業遺産に関わることはなかったように思います。そういう意味でも、「利やん」は、安田さんとの出会いを作ってくれたわけです。なんとも、不思議なお店です。

■2枚目の写真。手前のグループ。ひょっとして、佐々木和之くんと近藤紀章くんかな…。2人も知り合いです。君たちいたっけね??

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