大津エンパワねっと「Jazzで乾杯」
■日曜日は、エンパワ6期生・チーム「こけし」が、清酒「浅茅生」の銘柄で知られる「平井商店」さんとの共催、Jazzバー「パーンの笛」さんと「大津ジャズフェスティバル実行委員会」さんの協力により、まちづくりカフェ「Jazzで乾杯」を開催しました。「平井商店」さんは万治元年(1658年)創業の老舗です。当日は、「平井商店」さんの蔵見学と日本酒の試飲を行い、そのあとは「大津百町館」で日本酒を楽しみながらJazzのライブと、なんとも贅沢なイベントになったようです。
■私自身は、当日、老母の世話があり行くことができませんでした。しかし、イベント終了後、「大津百町館」(大津の町家を考える会)のNさんからは、以「今日のまちカフェ『ジャズで乾杯』はご予約17名と学生たちの自力で盛会でした。大津ジャズフェスの仲間の演奏よかったです」とのメールをいただきました。また、facebookを通して、「パーンの笛」のKさんからは、「ありがとうございました。ご参加の皆様にOJF(大津ジャズフェスティバル)のこともご理解いただけたようで、ほんとうにありがとうございました。これからも学生のみなさんと一緒に、楽しこと、面白いことやっていきたいです」とコメントをいただきました。こちらこそ、学生がお世話になり、本当にありがとうございました。
■イベント「Jazzで乾杯」の前日、「平井商店」さんのショーウィンドウには、「こけし」の作成したチラシが展示されていました。その前には、「龍谷大学・北船路米づくり研究会」がプロデュースさせていただいた純米吟醸無ろ過生原酒「北船路」と純米吟醸「北船路」が並んでいました。龍谷大学の学生たち、「平井商店」さんに応援していただいています。ありがとうございます‼︎
【追記】■読売新聞に記事にしていただきました。
Yさんのおばあちゃん
■昨日は、「北船路米づくり研究会」の第28回「北船路野菜市」でした(この野菜市については、別途エントリーします)。毎年、4月と9月は野菜の端境期で出店はできないのですが、それでも、月1回を28回も続けてこられたというのは、学生たちの踏ん張りと、指導してくださっている農家のご指導があったからだと思います。昼間、丸屋町商店街の大津百町館の前で、地域の皆さんに販売したあと、夕方、大津駅前の居酒屋「利やん」にも野菜を配達しました。すると、お店に電話がかかってきました。
■同僚のH先生のゼミ生であるYさんからの電話でした。おばあちゃんの漬け物を届けるという電話でした。Yさんが、H先生やゼミの仲間と一緒に「利やん」にやってきたたとき、店のマスターMさんに彼女のことを紹介したのでした。Yさんのおばあちゃんは農家で漬け物名人、しかも周囲の住宅地の皆さんとご自分の農産物を通して積極的に交流されている…そういうふうに紹介しました。Yさんは、私が担当している授業を履修していました。そして、Yさんとの雑談のなかで、おばあちゃんのことをいろいろ教えていただきました。Yさんのお宅は、現在では、新興住宅地にありますが、もともとはYさんのお宅や農地の周りが開発されていき、しだいに住宅地になっていったのです。都市部の農業は、いわゆる農地への宅地並み課税ということも含めて、経営が大変です。それでも、おばあちゃんは、「農」を基本においた暮らしのスタイルにこだわりがあって、農業を続けおられるのです。とはいえ、まだ、私自身おばあちゃんにお会いしたことはありません。ぜひおばあちゃんのお話しをお聞きしてみたいと思っています。
■そんなこともあって、私は、Yさんのことを「利やん」のマスターMくんに紹介したのでした。しばらくすると、マスターのMくんは、おばーちゃんの漬け物を食べたくて仕方がなくなりました。私がYさんに漬け物を売ってくれないかとMくんの願いを伝えたのでした。すると、「今年はおばあちゃんが体調を崩しているので売り物になる漬け物はないけれど、皆さんに楽しんでもらえるのであればと、自家消費用の漬け物を少しお分けしてもよいと、おばあちゃんがいっています」と返事がありました。そして、今日、Yさんがお店に届けてくれたのでした。沢庵漬けと瓜の糟漬け。私も、お裾分けのお裾分けをいただきました。とっても美味しかった。Yさんからお聞きした通り、いろいろ手が込んでいるのです。それが、沢庵についてくる糠を細かく見てみてわかりました。いろいろと、工夫されているのです。
■私は、Yさんにおばあちゃんの後を継いでほしいな〜といつもいっています。農業やその農産物加工の販売だけで生活していくのは大変かもしれないので、きちんと外で稼いでくる頼もしい夫をみつけなさい…と(Yさんは女子学生)、今時の大学ではややヤバいこともいっています。その話しをすると、ご近所の皆さんも、Yさんに期待しているとのことでした。そらそうだよな〜と思います。そして、Yさん自身もそのつもりなのです。おばあちゃんの「農」にこだわった、「農」の哲学をもった生き方が、結果として、Yさんに「自分が継がなくては…」という気持ちにさせているのだと思うのです。素敵なことだと思います。
「エンパワ」いろいろ
■【1段目】瀬田キャンパス6号館の第2グループワーク室です。中央地区で活動するチームが全員揃って、まずはそれぞれの活動報告を行いました。金曜日の1・2限は、こうやって学生たちに指導をしています。ホワイトボード前は、主担当の笠井先生です。【2段目】左の写真、かわいらしいですね〜。チーム「めろん」は、先日開催したイベント「歩こう会」の参加者の皆さんに、この手製のアルバムをお渡しする予定になっています。【3段目】■瀬田東学区のチームです。左の写真。チーム「ちぇっく」。「打倒!龍大生の迷惑行為」を合い言葉に、瀬田東学区での龍大生の交通マナー向上などに取り組んでいます。右の写真。こちらも瀬田東学区のチーム「ぱすてる」。中高年男性が地域とつながるきっかけづくりに取り組んでいます。「親父の‼︎おこのみ二ケーション(お好み焼き×飲み×コミュニケーション)」というイベントの企画会議中です。【4段目】■左の写真。「大津エンパワねっとオフィス」の職員のお2人。細かな事務作業で学生たちの活動を支えてくださっています。ありがとう!!右の写真。こちらは、社会学部教務課の職員さん。イベント開催にあわせて市役所に提出する書類の作成の相談に乗ってくださっています。【5段目】■左の写真。エンパワ5期生のチーム「ぱずる」が笠井先生を訪ねてやってきました。来月、深草キャンパスで開催される地域連携関連のイベントで、笠井先生と一緒にエンパワの活動を紹介する予定になっています。今日は、その打ち合わせです。右の写真。エンパワ5期生チーム「ぱずる」と、エンパワ6期生のチーム「めろん」「こけし」が懇談中。「めろん」と「こけし」は、先輩である「ぱずる」の課題(マンション住民の皆さんと地域をつなぐ)を引継ぎ、それぞれに独自の活動を展開しています。
大津エンパワねっと諸々…
■先週の水曜日、町家キャンパス「龍龍」で、「大津エンパワねっとを進める会」in中央が開催されました(写真に写っておられる地域の委員の皆さんは5名ですが、体調やお仕事の理由で2名の方が欠席、少し遅れてご出席された方が1名)。最近開催された学生チームの取組みに対して、様々な観点から良い評価をいただくことができました。学生たちの頑張りや成長を、きちんと見守って指導してくださっているのです。
■金曜日の1・2限は、「地域エンパワねっとⅡ」の学生指導の時間。この日はどういうわけだか、ずっと「赤ペン先生」をしていました。学生たちの企画書、チラシ、イベント関連のニューズレター…等々。かなり疲れました。私自身、校正は苦手です。また日本語のタイプは「ひらがな入力」ということもあり、誤字脱字が増えてしまいます。でも、学生の皆さんに言いたいことがあります。まずは、自分の書いた文章を声を上げて読んでみてください。すると少しはましになるかなと思います。読んでいて「気持ち悪い」ところ「リズムが悪い」ところ。要注意です。
■学生チーム「めろん」は、中心市街地のマンション自治会とのコラボで、中心市街地の素敵な建造物や史跡、そして老舗を訪ねる「歩こう会!」を企画実施しました。そのときに、参加してくださった方たちに、参加記念の手作りアルバムを贈るのだそうです。1回限りのイベント参加ではなく、参加されたときの気持ちやイメージを大切にしていただき、これからもマンション住民の皆さん同士や街との「つながり」を大切にしていただきたい…そのような願いを込めて贈るのかと思います。素敵なアイデアです。
大津エンパワねっと「大学と地域をつなぐ特別講義Ⅱ」
■最近は、ホームページのなかにおいたこのプログ、なかなか更新ができません。まずは、写真だけアップしておくという横着なことをしてしまっていますが、どうかお許しください。
■12日(木)の1限、大津エンパワねっとの「大学と地域をつなぐ特別講義Ⅱ」が、社会学科の社会学概論の授業の1コマを使っておこなわれました。対象は2年生です。この特別講義は、社会学部の4学科すべての必修の授業の1コマを使って行われますが、大津市内で活動されている方を、学外からゲストとしてお招きし、お話しを伺うことになってまいす。この日、社会学科の授業では、中央学区自治連合会長の安孫子邦夫さんと、「大津の町家を考え会」(まちづくり大津百町館)の雨森鼎さんのお2人をお招きいたしました。安孫子さんには、地域住民の立場から、中央学区の自治組織と地域課題についてお話しいただきました。また雨森さんには、市民の立場から大津の街の魅力と「大津の町家を考える会」の活動についてお話しいただきました。
■安孫子さんのお話しから。中央学区内の単位自治会は、江戸時代から続く町割りにもとづいています。いわゆる道を挟んだ「向こう三軒両隣」が自治の単位になります。最近、こういう「ご近所」の関係は希薄になる傾向にありますが、それでも、昨年9月16日に学区内の川が氾濫し浸水被害がおきたときには、多くの人びとが自主的に動き、お互いに助け合いました。また、中央学区は高齢化率が高い地域ではありますが、しかし、その数字だけが1人歩きすることの問題もあります。高齢化率が高くても、元気で余裕のある前期高齢者の方たちは、仕事に忙しい「現役世代」とは異なり、まちづくりの担い手なのです。
■雨森さんのお話しから。「大津の町家を考える会」と「大津エンパワねっと」の関係は、年々深まってきています。最初は、「大津の町家を考える会」の活動のお手伝い程度。会が企画する行事の枠組みのなかで工夫して活動する…そのレベルでした。しかし、次第に、「大津エンパワねっと」のチームが独自に企画を提案し、会と協議の上で活動が展開できるようになっきました。このように成長発展した背景として、まずは先輩たちがこの「大津エンパワねっと」に経験知を残してきてくれていることがあげられます。そのような経験知が土台にあることで、後輩の皆さんはより深まった活動ができているのです。そのことを忘れないようにしてもらいたい。もうひとつは、まちの皆さん(このばあいは「大津の町家を考える会」)にも、「大津エンパワねっと」の学生たちとどのようにコミュニケーションをしたらよいのか、どのように指導したらよいのかという点について、ノウハウのようなものを蓄積してくださっていることも重要かと思います。「学生力×地域力=∞」。これは「大津エンパワねっと」の理念です。このカリキュラムは2007年に始まり、学生たちの地域での活動は6年目になりますが、しだいに、この「大津エンパワねっと」の理念が実現してきているのではないかと思います。
大津エンパワねっとの「めろん」と「こけし」
■一昨日は、大津エンパワねっとコース「地域エンパワねっとⅡ」で頑張っているチーム「めろん」と「こけし」のイベントが、大津市の浜大津を中心とした中心市街地(中央地区)で開催されました。「めろん」は、中心市街地のマンション自治会とのコラボで、中心市街地の素敵な建造物や史跡、そして老舗を訪ねる「歩こう会!」を企画実施しました。このイベントのなかでは、鮒寿司で有名な「阪本屋」さんを訪問しました。明治2年に創業された老舗です。お店では、社長さん自ら丁寧にお店の説明をしてくださいました。
■イベントは無事終了しました。ちょっと一息つきたいところですが、チームのMくんと数人が、「阪本屋」さんにお礼にいきました。そのことに関し、「阪本屋」さんのfacebookの公式ページに以下のように書いていただきました。
実は個人的に一番心に残ったことがあります。内容と関係ありませんが‥
まち歩き終了後、学生さんが数名お礼を言いに来られました。
ツアーやイベントの後、お礼に来られる方は稀です。
最近の若いもんは‥ではないですが、最近の若い人は律儀で礼儀正しい方が非常に多いと感じます。お店に立っていると常にそう感じます。
かなり緊張してらっしゃったようですが、皆さんと私、ほとんど年齢変わりませんよ‥。また、機会があればご一緒したいと思います。
■こういうことを書いていただくと、指導している側としてもとても嬉しいです。ありがとうございました。
■午後からは、チーム「こけし」のイベント「水ナスでおもてナス」でした。チーム「めろん」の企画は、大津に転居されてきたマンションの住民の方たちに、大津の街の魅力を知ってもらおうという企画でしたが、こちらの「こけし」の似たような問題関心からのイベントです。「こけし」の狙いは、100年を超える老舗のすばらしさを、マンション住民の方たちに知っていただきたいというところにあります。今回は、長等漬けで有名な漬物店「八百与」さんで、参加者の方たちが水ナスやキュウリの漬け物体験をするというものです。学生たちの提案を受け止めてくださって「八百与」さんに、心から感謝いたします。
■毎日新聞で告知の記事を出していただいたことから、定員を超える応募がありました。当日は、朝日、京都、産経、毎日といった新聞社の取材がありました。また、地元のケーブルテレビである「Z-TV」の取材もありました。じつは、学生チームを応援・指導してくださっている方の紹介で、市役所の記者会見クラブにイベント開催のチラシを届けていました。そのことが、多数の応募者につながったのかなと思います。
■エンバワねっとに長年取り組んできました。最近思うのですが、学生たちをご指導いただくなかで、学生を媒介として地域のなかにいろんな信頼と協働の「つながり」が生まれているように思うのです。顔は知っているけれど…会釈はするけれど…以上の「つながり」です。いわゆる「社会関係資本」が少しずつ蓄積している…といったらよいのかもしれません。誰かが青写真に描いたとおりには、人「つながり」ません。そして「社会関係資本」は蓄積しません。様々な相互作用の結果として、蓄積していくように思うのです。蓄積には時間がかかります。今回も、学生たちは、いろんな方たちにお世話になっていますが、直接に学生の指導にあたっておられない方でも、「エンパワ」の学生たちがどうしているのかなと…笑顔でイベントをのぞきに来てくださいました。こういう「つながり」も、本当にありがたいと思います。
昨日・今日のできごと
■一昨日は、学部教授会の懇親会でした。そして昨晩は、龍谷大学の兵庫県出身者による「兵庫県人会」でした。私は、奈良在住者としては「奈良県人会」に所属していますが、出身は神戸であることから、知り合いの教職員の皆さんと「兵庫県人会」をつくり、年に数回、飲み会をやっています。今回は、5回目になります。私が勝手につくった規約で、最年長者が会長になるということで、現在は、経営学部の野間学部長に会長をお務めいただいています。昨日は、京都駅ビルのなかにある居酒屋で開催されました。次回は秋、テーマは「松茸」、その次は冬、テーマは「蟹」です。兵庫県は広いですから、食の題材はたくさんあります。県人会で慰安旅行かもしれません。
■長らく「大津エンパワねっと」事務局にお務めいただいた奥田伊代さんが、ご退職されることになりました。今日は、最後の勤務日でした。いろいろご迷惑をおかけしてきましたが、辛抱してくださいました。奥田さんの仕事ぶりは大変緻密で、大雑把な私は、ずいぶん奥田さんに助けていただきました。ありがとうございました。奥田さんには、エンパワねっとを修了した学生たちからメールが送られてきました。また、実際にお別れの挨拶にきた学生もたくさんいたようです。学生たちからも、ずいぶん慕われておられました。
■御礼の気持ちに、ものすごく美味しそうな(私が一番食べたい…と思った)フルーツたっぷりのタルトをプレゼントさせていただきました。喜んでくださいました。私のほうも、奥田さんからプレゼントをいただきました。お手製のキーホルダーです。私の似顔絵が書いてあり、隅には「大津エンパワねっと」のキャラクター(エンパワくんと呼ばれていますが…)が描いてあります。ありがとうございました!!
大津エンバワねっと「まち歩き」瀬田編
■今日は、「大津エンパワねっと」コースの「大学と地域をつなぐ特別講義Ⅱ」の「まち歩き」でした。「大学と地域をつなぐ特別講義Ⅱ」(2014年度までは2年生前期・3セメスター目)では、市内で地域づくり活動をされている方たちお招きしお話しを伺います。それに加えて、「地域エンパワねっとⅠ・Ⅱ」(2014年度までは2年生後期・3年生前期)を履修して現場に入って行く学生たちのために、大津の中心市街地である中央地区と瀬田東学区の2カ所で「まち歩き」を実施しています。今日は、瀬田キャンパス正門10時スタートしました。このエリアの地形や歴史(40万年前〜現代)に関する情報を風景の中に読み取りつつ、地域コミュニティの状況や課題について説明しました。JR瀬田駅まで、約2時間半かけて歩きました。
■写真ですが、右は、旧東海道沿いにある月輪という地域にいったときのものです。立派な石碑がたっています。ここは、「立場」と呼ばれる場所ですです。石碑のむうこには、下月輪池というため池があります。昔々、東海道を行き交う旅人が休んだ茶店があったと地元の方から聞いています。石碑には、月輪の地名の由来が書いてありましたが、もとも月輪禅閣藤原兼實の荘園があったためとも、道中旅人が池に映る月の影に感嘆して名付けたためともいわれているようですが、はっきりしないようです。写真の左は、お手製の「まち歩き」用の資料です。A3の紙を縦横に折り、全部で16ページの仕上がりになっています。内容、以下の通りです。おもに、地元で発行された『昔を今、語りづく、わがまち瀬田東』から引用、ないしは活用をさせていただいています。
・琵琶湖の生い立ちと瀬田丘陵
・大津市南部地域の地質
・瀬田丘陵を中心とした溜池分布(1983年)
・丸尾の池と多鉈開発状況(文久年間1861〜62年)
・明治25年(1892年)測量地図
・瀬田の略年表
・昭和23年(1948年)航空写真
・平成2年(1990年)航空写真
・財産区
・昔の学園通(朝倉通)
・自治会
・瀬田駅開業当時の様子(昭和44年当時)
最近の「地域エンパワねっと」(中央地区)
■昨日、16日(金)の1・2限は、「地域エンパワねっとⅡ」の授業です。「地域エンパワねっと」は、大津市の中心市街地にある中央地区(中央学区を中心とした中心市街地)と大学に隣接する瀬田東学区の2つの地域にわかれて活動しています。私が指導しているのは、中央地区で活動している学生です。写真のように5チームにわかれています。具体的に、地域の課題解決(ないしは魅力発信)の小さなプロジェクトをたちあげ、地域の皆さんの協力のもと8月末頃まで頑張ってそれぞれのプロジェクトに取り組みます。
■5チームとも、学生たちの企画、地元の皆様のご指導もあり、少しずつ形になってきました。最初の頃は、具体性がなかったり、抽象的であったりしていたてのですが、しだいに実際の現場の課題に焦点があってきました。地域の皆さんにいろいろご相談をしていくなかで、期待をしていただける程度にまではなってきました。少しずつですが、プロジェクトは進捗しています。おそらくは、自分たちのチームのなかで、そして自分自身のなかで、なにか「気付き」や考え方の「変化」があったのではないでしょうか。ここしばらくの期間で獲得できたことを、大切にしてください。