そもそもタンホイザーとはどのようなオペラなのか
![]()
(Tannhäuser and Venus WIKIMEDIA COMMONSより )
▪️先日の龍谷大学吹奏楽部の第52回定期演奏会を楽しんできました。福川伸陽さんの「ホルンと吹奏楽のための協奏曲」の演奏に驚嘆し、メインの「タンホイザー」序曲(ワーグナー)を堪能しました。私自身は、学生時代にオーケストラに所属していましたが、このワーグナーの序曲を弾いたことがありません。3回生のときに歌劇「リエンチ」序曲だけは弾いたことがありますが、有名な「ニュルンベルクのマイスタージンガー」や「ローエングリン」はもちろん、この「タンホイザー」も弾いたことがないのです。
▪️そもそもオペラのなかで演奏される曲ですから、そこにはストーリーがちゃんとあるのですが、そのあたりも不勉強です。この3幕からなる「タンホイザーとヴァルトブルクの歌合戦」についても、よくわかっていませんでした。ということで、あらすじ程度ですが、龍大の定演が終わってから少しだけ勉強しました。序曲の冒頭も第3幕で歌われるコラール「巡礼の歌」なのですね。スコアとともに序曲の演奏を聴くことのできるYouTubeもありました。
▪️トップの絵画は、ドイツの歴史画家オットー・クニレの作品です。オペラの第1幕なんだと思います。ヴァルトブルク城の騎士、タンホイザーは、エリーザベトという純粋な女性への愛を捨てて、愛と美の女神ヴェーヌスが支配する地下の魔法の国「ヴェーヌスベルク」で、長らく快楽と肉欲の日々に溺れていたのですが、その退廃的な生活に嫌気がさして現実世界に戻ってきます。この作品はその時の様子を表現しているのだと思います。タンホイザーは官能的な愛と崇高な精神的な愛の間で苦悩するわけですね。こういうことを理解しながら、龍大吹奏学部の学生の皆さんは演奏していたんでしょうかね。どうやろ。
▪️できれば、一度はオペラをきちんと鑑賞してみたいと思うようになりました。S席だと3万円ぐらいになるようです。ですから、一度は…です。
パソコン関係のメール
▪️「Web版「Gmail」における外部メール受信(POP)機能の終了」だとか、「Microsoft Teamsにおける会議設定方法の統一について」なんていう件名のメールが届いて、「ああ、その件ね」とすぐに理解して対応できるような人であれば問題ないのでしょうが、自分のような場合(知識不足の年寄り)だと理解するのにちょっと時間がかかります。また、正しく理解できているのだろうかと不安にもなります。
▪️ということで、「Web版「Gmail」における外部メール受信(POP)機能の終了」への対応をGoogleのAIモードで調べて、私のような人にもわかるように説明しているサイトを調べてみました。世の中には親切な方達がおられます。そもそも、Googleの設定のどこを確認すれば良いのかもわからなかったので、きちんと説明してくださっていて、とても助かりました。ちなみに、参加しているNPOのメールアカウントを持っているのですが、それは今回終了するPOPという機能を使ってgmailに取り込んでいることがわかりました。大学関係は良いとして、NPOの方は対応を考えないといけません。もうひとつの「Microsoft Teamsにおける会議設定方法の統一について」の方ですが、私自身が会議を設定することはまずないので(会議に呼ばれることはありますが)あまり気にしなくても良いのかな。
▪️こんな感じだと、定年退職した後は、パソコン関係の諸々、世の中にいていけないし大変になっていくんじゃないのかなと心配しています。
阪急大阪梅田駅
![]()
![]()
▪️龍谷大学吹奏楽部の定期演奏会を鑑賞するために、JRで京都から大阪に移動しようとしたのですが、電車は高槻駅で止まってしまいました。その先で人身事故があったようです。運転再開まで1時間はかかるということで、JR高槻駅で降りて、阪急高槻市駅まで徒歩で移動し、阪急の特急で大阪梅田駅まで移動しました。結果としてですが、ひさしぶりに阪急大阪梅田駅の、「あの雰囲気」を堪能することができました〜。「あの雰囲気」というのは、阪急最大のターミナル駅が生み出す独特の雰囲気のことです。神戸本線・宝塚本線・京都本線の列車の始発・終着駅です。好きなんです、この雰囲気。以前のことになりますが、独居老人であった母の世話をするために、この大阪梅田駅を毎週のように利用していました。毎回、その雰囲気を楽しんでいました。その母も亡くなり、大阪梅田駅のみならず、阪急自体もほとんど利用することがなくなってしまいました。
龍谷大学吹奏楽部 第52回定期演奏会
![]()
▪️昨晩は、大阪福島にあるザ・シンフォニーホールで、龍谷大学吹奏楽部第52回定期演奏会を楽しんできました。
▪️ゲストである福川伸陽さんの「ホルンと吹奏楽のための協奏曲」、すごい演奏でした。自由自在にホルンを吹かれている様子を拝見して驚愕しました。この曲は、福川さんご自身が作曲家の福島弘和に委嘱してうまれた作品です。福川さんは、ある鼎談のなかで以下のように説明されています。
この曲は僕が福島さんに委嘱する形で生まれました。吹奏楽のホルンはもっと注目されていいと思うんですよね。大半が和音担当なので、もっと目立ちたい!と。笑
なので、「ホルンでもこんな素敵なソロができるんだぞ!」っていう、魅力をどうにかして伝えられないかと、そう思ったのがきっかけです。吹奏楽バックでできるコンチェルトもなかなか少ないので。
▪️「俺にしかできない曲」っていうオーダーだったようです。これもすごい話ですよね。龍谷大学吹奏楽部ではなく他のバンドですが、福川さんの演奏をYouTubeで鑑賞することができます。ぜひお聞きいただきたいと思います。
▪️このホルンコンチェルト以外にも、第2部のメインである「タンホイザー」序曲、とても満足しました。オーケストラの作品を吹奏楽用に編曲して演奏するときに、原曲の弦楽器の部分が吹奏楽ではどう演奏されるのかがいつも気になるのですが、龍谷大学吹奏楽部の演奏、ちゃんとしたワーグナーでした。ありがとう。それから、第1部の「カントゥス・ソナーレ」、「ワイルドグース」にも満足しました。特に、「ワイルドグース」は、ケルト文化をテーマに作曲されていることもあり、魅力を感じました。
▪️定演の後は、一緒に定演を楽しんだ息子夫婦と食事をすることができました。遅い時間ですし、短い時間でしたが、ひさしぶりに会って話ができました。そのあと深夜に帰宅して、そして今日は1限の9時15分から授業でした。あああ…。
ヨシ群落保全審議会のこと
![]()
▪️12月22日(月)、滋賀県庁で「第41回滋賀県ヨシ群落保全審議会」が開催されました。手元の記録では、2015年9月からこの審議会の会長を務めているようです。規定では、1期3年で3期までということになっているようなのですが、3期を越えて4期会長職を務めることになりました。任期は来年の初め頃までのようですが、実質、昨日が私にとって最後の審議会になりました。委員の皆さんの意見やアイデアが活かされていくような審議ができて本当によかったと思っています。審議会以外にも、ワークショップを委員の皆さんと一緒に開催したり、委員と委員をつないで、新しい事業を生み出すこともできました。まだまだヨシ群落の保全については、やらないといけないことが山積みなのですが、少し新しい時代にふさわしい取り組みにむけて前進できたことで、満足しています。
▪️写真は、近所の公園から見た伊吹山、沖島、琵琶湖大橋です。少し暗くなりすぎていますが、もう少し明るい時間帯だと、伊吹山もよくみえました。写真には写っていませんが、湖東のさらに東側には鈴鹿山脈もよくみえました。琵琶湖の水位、心配ですね。
龍谷大学吹奏楽部「第52回定期演奏会」
▪️いよいよ、明日、龍谷大学吹奏楽部「第52回定期演奏会」がザ・シンフォニーホールで開催されます。私は、息子夫婦と一緒に家族で鑑賞させていただきます。このInstagramの投稿にある写真は、昨年のものだと思います。今は卒業された方も写っておられますので。
▪️ホールにお越しになれない皆さんのために、YouTubeでも以下からオンライン配信されます。
琵琶湖の水位
▪️このブログのタイトル「環境社会学/地域社会論 琵琶湖畔発」です。このタイトルとは関係ない、大学スポーツの投稿ばかいりが続きました。なんですが、これは琵琶湖に関するものです。琵琶湖の水位についての報道です。
第16回ラクロス全日本大学選手権大会 女子決勝戦
▪️母校、関西学院大学の同窓会に加入しています。その同窓会の滋賀支部にはLINEグループがあります。そこで熱心に母校、関西学院大学の様々なチームの戦いぶりをリポートしてくださる方がいらっしゃいます。本当にありがたいことです。その方のリポートで知りました。関学女子ラクロス部が、全日本大学選手権大会で優勝しました。相手は、日本体育大学。前半は0点に抑えられ7点差だったのですが、後半は追い上げて同点。延長戦で1点を入れて勝利しました。試合の途中経過は観戦していませんが、粘り強く頑張られたように思います。素晴らしい。
▪️関学の体育会のモットーは、”NOBLE STUBBORNNESS”(高貴なる忍耐)。そのモットーに相応しい試合だったのではないでしょうか。アメリカンフットボールとは違って、ほとんどの選手が大学に入学してからこの競技を始めているのではないかと思います(脇田ゼミ出身の龍大ラクロス部の卒業生の意見)。素晴らしいです。トップの動画は関学女子ラクロス部がInstagramに投稿された動画です。
▪️関学女子ラクロス部は、男子ラクロス部が結成された1988年の翌年、1989年に結成されました。関西学院大学の公式サイトにある「関西学院事典」では、「男女がそれぞれ関西の各大学に、競技の紹介と普及のための活動を行い、関西のラクロス界のパイオニア的存在として、関西のラクロスの発展に大いに貢献した」と説明されています。輝かしい成績と実績を誇る部のようです。私が学生時代は、男女ともにラクロス部は存在していませんでした。これからは、ラクロス部の活躍に注目しようと思います。とはいっても、ラクロスのルールを理解していません。男女でもかなりルールが違うようです。女子はボディコンタクが禁止のようです。まずは、そのルールからですね。
▪️今日は滋賀支部の同窓生の方から、さらにリポートしてもらいました。まずは男子サッカーです。関西学院大がPK戦を制して3年ぶり4強に入りました。全日本学生ラグビーフットボール選手権大会は、関西学院大学は準々決勝で、残念ながら明治大学に46-19で敗れました。でも、頑張られたと思います。
▪️私は学生時代、体育会ではなく、文化総部の関西学院交響楽団に所属していたので、看板スポーツのアメリカンフットボールも含めてそれほど関学の大学スポーツに関心があまりなく、各競技の活躍ぶりを知りません。というか、私たちの学生時代は、関学はセレクションもしていなかったし、体育会は全般にそれほど強くなかった印象があります(どうやろ、知らんけど)。今は違いますね。大学もスポーツを熱心に応援されています。GoogleMapを見ると、大学キャンパスの周りにたくさんの競技場が作られています。私たちの頃は、水田や農地だったところなんじゃないのかな。
インスタ詐欺
▪️facebook、X、InstagramといったSNSのアカウントを持っていますが、Instagramはあまり利用していません。それでも、最近、時々チェックしないといけないなと思っています。乗っ取られたり、写真を盗まれて別の成りすましのアカウントを作られたりするからです。知り合いの方達が、そのような被害に遭っておられます。乗っ取られたり、成りすましのアカウントからは、以下のようなメッセージが送られてきます。
「お疲れ様です!!
オンライン料理番組のアンバサダーに立候補しているので、投票していただけますか?🍱🍝🍜」
▪️アンバサダーというのがキーワードでしょうかね。無視していると、「なぜ応答しないのですか」と追加のメッセージまで届きました。また、こんなのもよくあります。
「お世話になっております。
ご注目とご支援ありがとうございます!
感謝の気持ちを込めて、今月から新しいLINEグループを開設しました。
まだ参加していない場合は「8」と返信してください。
投資知識や株式知識、注目株、上昇株情報、トレードスキルなどを無料で共有します。
参加費や条件は一切ありません。」
「返信してください、よろしくお願いします。」
「すみません、メッセージが届いているか確認したいです。
見ていただけたら、お返事いただけると嬉しいです。
よろしくお願いします!」
▪️しつこいですよね。すぐに詐欺とわかるわけで、乗っ取られたり、成りすましの場合は、ご本人に報告します。知らない人からの場合は、Instagramの方に報告して削除しています。「インスタ詐欺が急増中!主な手口と被害に遭った場合の対処法を弁護士が解説」という記事に詳しく詐欺のいろんなパターンが解説してあります。