決勝 男子4×400m 日本選手権リレー陸上2026
▪️80年ぶりの優勝だとか。母校、関西学院大学の皆さん、おめでとうございます。特に、アンカーの方の激走に驚きました。陸上競技の日本選手権は、大学生に特化した大会ではありません。特化したのはインカレですね。では、どうして大学のチームしか出場していないのか。疑問に思いました。調べてみるとこのような事情があることがわかりました。日本選手権のリレー種目は、原則として「同じ所属(同じ企業や同じ学校)」でチームを編成しなければなりません。ところが、400mの選手を4人揃えてリレーチームを作れる実業団はほぼないのだそうです。
▪️優勝した関西学院大学の陸上部は、1918年に創部された100年以上の歴史を持つ名門でした。しかし私が学生だった頃は長期の低迷期に入っていたように思います。背景には、関東の大学への選手集中、スポーツ推薦制度の制限などがあります。低迷期とは、1960年代後半から1990年代半ばまでの約30年間で、特に1970年代から1980年代にかけてが、最も苦しい時期だったようです。私が関西学院大学に在籍した時期は、ちょうどこの低迷期の真っ只中だったわけです。しかし、その後、1991年に「スポーツ選抜入試」が導入されたこともあり、名門として復活していきました。ということで、オリンピックにも出場された男子100mの多田修平さんのような選手も生まれてきました。陸上ファンの方であれば、よくご存知でしょう。
▪️今回の決勝、第3奏者からアンカーにバトンが渡った時、関学は5番手でしたが、バックストレートで3番手まで順位をあげ、最後の100mでは前の2人を抜いて1位でゴールしました。興奮しますね。4×400mリレーは、マイルリレーともいいますが、「花形種目(競技会の花)」の1つだと思います。競技場がめちゃくちゃ盛り上がります。今回もそうでした。すばらしいです。