プレゼンテーションのアウトライン

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▪️金曜日の1限は「社会学基礎ゼミナール」(旧カリキュラム・2回生後期/4セメスター配当)です。後期のゼミも今日で6回目になりました。このゼミでは、3回生からの「社会学演習」で自分は何を研究するのか、自分自身の研究テーマについて、グループワークのなかで少しずつ具体化させていきました。近いうちに、自分自身のテーマや研究、そして将来の研究計画についてプレゼンテーションをしてもらうのですが、今日はそのアウトライン(だいたいの構成や内容)を、クラウド型教育システムmanabaのレポート機能を使って、ワードかパワーポイントのファイルとして提出してもらいました。

▪️写真では、皆さんスマホを見ていますが、スマホを使って、ゼミの仲間の提出したファイルを見ているところです。プレゼンテーションの時間は、質問やコメントの時間も含めて10分程度。自分が8分ゆっくりめに話してちょうどぐらいの内容にしてくださいと指示を出しています。提出の締切は来週なのですが、すでに半分強の方達が提出していました。ということで、今日は、対面で、ペアでワークに取り組んでもらいました。アウトラインをすでに提出した人が、まだ提出していない人に説明するという形式で行いました。そして、まだ提出していない人が順番に横にずれて、複数の人から説明を受けるという感じです。

▪️まだ提出していない人は、「なるほど、こういうふうにプレゼンテーションすればいいのか」とヒントをもらうことになりますし、そこにある問題意識に共感したり、深く理解することになります。これまでのグループワークでは、相手に共感する、相手の考えを深く理解するということを大切にしてきました。また、提出した人も、相手に共感してもらったり、逆にアイデアやヒントをもらって、アウトラインを良い方向に修正する機会にもなりました。

▪️最初は、こういうグループワークは苦手な人もいるだろうなと思っていましたが、少しずつ慣れてくれたようで、今は問題なくこのようなワークに取り組めています。だいぶ慣れてきたので、準備ができたら、実際にクラスの仲間のまえでプレゼンテーションを行なってもらうことになっています。プレゼンテーションの最後は、3回生からの研究計画(もどき)のようなもので締めてもらっています。そのようなわけで、このようなワークは、ゼミ選択(選考)が実施されるさいに、役立つのではないかと思っています。

▪️ゼミ選択(選考)が近づいてきているわけですが、皆さん、自分が所属している学部にどのような教員がいるのか、まだよくご存知ありません。もう少し先になると、教員紹介の資料は配布(配信)されるとは思いますが…。これはいけません。ということで、ゼミの皆さんには、大学のホームページにある「教員データベース」、そこに貼り付けてある「researchmap」の閲覧を勧めました。また、「ぜひ、この先生の指導を受けたい」と思ったのならば、その先生が執筆した書籍や論文を読んで、その上で、その先生に会いにいって話をする/話を聞くことが大切ですよと説明しておきました。残りの大学生活の2年間で、それぞれの方の学修が花開いていくことを期待していますし、この「社会学基礎ゼミナール」で応援していきたいと思っています。

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