芦屋川界隈

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20260920hankyuashiyagawa.jpg▪️昨日は、ひとつ前で投稿した「カトリック芦屋教会」で開催された弦楽五重奏のコンサート「アンサンブル・ゼクセク演奏会」を楽しんできました。演奏されたのは、プロの方達ではなく、長年アマチュアの世界で活躍されてきた方たちです。仕事をしながらも、音楽にもしっかり取り組まれてきた方達ということになりますか。この中のチェロの男性は、大学オーケストラ時代の私の後輩です。彼は、銀行に勤務されている時代は、楽器に取り組む余裕はなかったようですが、転職されてから再び楽器にしっかり取り組まれました。

▪️そのようなわけで、ベテランの方達だからこそなのでしょうが、難しい作品に挑まれました。最初は、ブラームスの弦楽五重奏2番でした。コンサートの最後にMCの中で言っておられましたが、教会の中での音の響き方にとても戸惑われたのだそうです。おそらく、お客さんが入る前と、お客さんが入った本番とでは、かなり響きが違っていたのかもしれません。曲が始まると、2つのヴァイオリンと2つのヴィオラ2が細かく波打つような激しい伴奏をするなで、チェロが低音から高音までそれらの伴奏をかき分けながら主題を歌い上げます。楽器の配置も、中央にチェロ、向かって左が2つのヴァイオリン、右が2つのヴィオラです。とても印象的な部分です。

▪️ただ、左右の伴奏が被さっているように聞こえてしまったのです。ちょっと残念な気持ちがしました。おそらくは音のバランスに戸惑われたからかなと思います。また、ブラームスの作品ということもあり、正確に音程を取ることもなかなか難しかったのではないかとも思いました。そのような難しい作品ですが、チェロの方と2nd.ヴィオラのお2人は大変安定した演奏をされていたことが、強い印象に残りました。どのような作品なのか、こちらのプロの演奏をご覧ください。NHK交響楽団の皆さんの演奏です

▪️20分の休憩の後後半の演奏が始まりしまた。後半は、シューベルトの弦楽五重奏曲でした。こちらは、1st.ヴァイオリン、2nd.ヴァインリン、ヴィオラ、1st.チェロ、2nd.チェロで演奏します。大変長い作品で、4楽章を弾き終えると50分くらい必要になります。こちらは、ブラームスの演奏の時とは違って、落ち着いて鑑賞することができました。ちなみに、この作品の演奏を聴くのは初めてでした。写真は、アンコールが終わった時のものです。アンコールは2曲とも弦楽六重奏でした。アンコールについては、メンバー全員で演奏されました。会場には、関西学院交響楽団の先輩方も聴きにこられていて、ひさしぶりにお話をすることができました。

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20260920sanjyuban.jpg▪️コンサートが終了した後、本来であれば、芦屋川沿いの高級感溢れる街並みを眺めながら、アメリカの建築家フランク・ロイド・ライト(Frank Lloyd Wright)によって設計された、旧山邑家住宅、現在は「ヨドコウ迎賓館」になっている建築を見学しに行きたかったのですが、コンサートが予想以上に長く、アンコールも2曲だったため、見学は諦めてまたの機会にすることにしました。この建築は、芦屋市の緑に囲まれた小高い丘にあって、1974年に国の重要文化財に指定され、1989年からは一般公開されています。元々は、灘五郷の造り酒屋、櫻正宗の八代目当主の別邸として建てられたそうです。大変有名な建築で、一度は見学したいとずっと思ってきました。残念なので、芦屋川の橋の上から写真だけ撮ってきました。

▪️ただ、息子夫婦と芦屋川のあたりで夕食を摂ろうと約束をしていたので、約束の時間までどこかで時間を潰す必要が出てきました。たまたま、ちょっと不思議な雰囲気のカフェを見つけて、そこで時間を潰すことにしました。話好きそうなカフェのオーナーさん(女性)とおしゃべりを楽しみました。オーナーさんのお生まれは神戸なのですが、嫁がれた先は私の自宅のすぐ近くだというのです。ご自宅も、私の自宅のすぐそばです。びっくりしました。たまたま、ぶらりと入ったカフェだったのですが、何か「奇跡」のような感じでした。

▪️夕方、息子夫婦と合流して夕食を一緒に取りました。広東料理「三十番」。開業されてから4代目なのだそうです(お店の店員さんのお話)。近くの住宅地の皆さんの世代を超えた御用達のお店ですね。六甲山の登山を楽しんだ登山客もやって来られるのだそうです。私たちは早めにお店に入りましたが、そのすぐ後からたくさんのお客さんが続々と入って来られました。雰囲気は普通の町中華ですが、料理は本格派。神戸の元町の裏通りにある「知る人ぞ知る」タイプの本格的な町中華だと思いました。「龍谷大学餃子研究会」の会長として、こちらのお店の焼き餃子もいただきました。皮は水餃子と共用されているようで、少し厚めに感じました。個人的な感想ですが、焼き餃子はもっと薄い方がいいな…。他のお料理はとても美味しくいただきました。息子は、翌日、アルチメットの試合が宇治であるらしく、酒を飲んだのは私だけ…。世の中、お酒を飲まない傾向が強まっていますね。残念。

「アンサンブル・ゼクセク演奏会」

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▪️学生オーケストラ、関西学院交響楽団の後輩である小倉巌さん(チェロ)が、音楽仲間の皆さと一緒に、カトリック芦屋教会で、弦楽五重奏のコンサートを開催されます。「アンサンブル・ゼクセク演奏会」 です。14時開演です。ゼクセクとは、ドイツ語で6角形のことです。6人の音楽仲間の演奏会ということなのでしょうね。でも、弦楽五重奏です。小倉さんも含めてチェロのお2人。ちなみに、小倉さんは、ブラームスの方は降り番なのだそうで、シューベルトの方では2本のチェロで演奏されます。

「弦楽四重奏 カルテット風雅」の落合真子さんのこと


▪️大津市出身のヴァイオリニストの落合真子さんがファーストヴァイオリンを務める「カルテット風雅」が、ミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門で3位入賞というニュースが届きました。バルトークの弦楽四重奏曲第5番とベートーベンの弦楽四重奏曲12番を演奏されたそうです。落合さんは、滋賀県内にある石山高校から東京藝大に首席で進学され、同大学を首席卒業後、同大学院音楽研究科修士課程修了されました。この秋からはドイツに留学されるようです。

▪️落合さんは、石山高校から東京藝大に首席で入学され、同大学を首席卒業後、同大学院音楽研究科修士課程修了されました。この秋からはドイツに留学されるようです。ちなみに、平成29年度芸術奨励賞を受賞されています。平和堂財団の関係者にお尋ねしたところ、平成29年(2017年)というと落合さんは高校1年生でした。これは快挙なのだそうです。お若い時から将来を期待されていたのでしょうね。

▪️平和堂財団の関係でいえば、エリザベート王妃国際音楽コンクールのピアノ部門で第2位に入賞された久末航さんも大津市出身で、平成25年(2013年)に芸術奨励賞を受賞されています。大津から世界的に活躍する音楽家が生まれてきていることに、大津市民としてとても嬉しく思っています。平和堂財団の理事を務めているからでもありますが、私自身が滋賀県内の地域社会に関わって仕事をして、10年前からは自分自身も大津市で暮らしているということも大きいなと、改めて自分の気持ちを確かめることにもなりました。

▪️動画は、コンサートホールで演奏されたものではありませんが、カルテットのメンバーのお話もお聞きすることができて、興味深かったです。今回のコンクールで演奏されたベートーベンやバルトークの作品も演奏されます。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第12番は第1楽章が、バルトークの弦楽四重奏曲第5番 では第5楽章、これはミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門でも演奏された作品です。あと、この動画では、シューマンの弦楽四重奏曲第1番の第3・4楽章も演奏されています。

秋の花を求めて自宅ウォーキング

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▪️昨日は、昼食後、「秋の花」を探してウォーキングをしました。私たち糖尿病患者は、糖質制限をしていても、昼食後の後、血糖値が上がる傾向があります。血糖値が上がると、血管の内部を痛めてしまいます。ですから、食後に運動をするのは身体的にはちょうど良いのかもしれません。私はウォーキングをしましたが、血糖値の急激な上昇である「血糖値スパイク」を抑えるためには、スクワットのような運動も良いらしいです。そのやり方が、YouTubeではたくさん紹介されています。こちらは、そのひとつです。血糖値の問題だけだと、血液中の糖をグリコーゲンとして身体で一番大きな筋肉でる脚に取り込む運動、このスクワットで何も問題はないのですが、私はウォーキングの大会に出場する予定なので、少しでも歩いて足腰を鍛えておく必要があります。ということで、ウォーキングです。ついこのあいだまでは、昼食後の一番暑い時にウォーキングするなんて考えられませんでしたが、ずいぶん涼しくなりました。

▪️昨日は、一昨日のように遠くまで(守山市まで)「遠征」せず、自宅のある住宅地の周囲を回るコースにしました。昨日は、だいたい7km弱歩きました。一昨日の約半分の距離です。歩数も10,000歩を超えました。ウォーキング中は、骨伝導のイヤフォンを使って音楽を聴いています。市街地を通ると車の騒音がうるさいので、時々、特にppぐらいの音量だと聞こえなくなります。でも、静かな住宅地であれば問題ありません。昨日のウォーキングのお供は「決定版!ピアノ・クラシック」。たくさんのクラシックのピアノの名曲が入ったアルバムです。ウォーキングのお供にはちょうど良いです。ただ、メロディーを知っていても、曲名がわからない作品も多いのです。そういう時は、スマホを取り出して確認しました。まあ、確認してもすぐに忘れてしまいますけどね。

▪️昨日は、昼間に運動をしたせいか、ウォーキングをしてすぐに買い物に行き、自宅に帰ってくると疲れて少し昼寝をしてしまいました。歩数計の棒グラフを見てください。棒グラフが高くなっているところが、ウォーキングをしていた時間帯です。ウォーキングの後、すぐに買い物に行ったのですが、その時の歩数も入っています。帰宅後、眠くなって少し昼寝をしました。棒グラフがかなり低くなっています。面白いですね。あくまで個人的な感想ですけど。そして、昨日は早めに就寝しました。そのことも棒グラフからわかりますね。

▪️写真についても説明します。トップは、近くの公園からの風景です。いつもブログに投稿している風景です。琵琶湖大橋の向こうに近江八幡市の沖島が、沖島の向こうには伊吹山のシルエットがくっきり見えました。2・3段目の左までが、我が家の庭に咲いている花です。2段目はシュウメイギクとホトトギス。3段目の赤い可愛らしい花がワレモコウです。そして3段目の右からですが、まず右、これはウォーキングの途中で見つけたものです。フジバカマでしょうか。よくわかりません。4段目は、左はたぶんニラ、右はタマスダレです。5段目は、左はキバナコスモス。右はたぶんヤナギハナガサだと思います。曖昧ですみません。こうやって調べて確認しても、すぐに忘れてしまいます。若い頃から自然に親しんでいる方は、しっかり記憶されているのでしょうが、私などはいったん記憶してもそのうちに脳みその表面からツルリとどこかに行ってしまいます。

「パーンの笛~20歳&70歳感謝の集い」

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▪️昨日はJR大津駅2階の「カレンダー」で、大津のジャズバー「パーンの笛」のイベントが開催されました。「パーンの笛~20歳&70歳感謝の集い」です。「パーンの笛」は今年で開業20年、そしてパン笛のママ神之口玲子さんが今年で70歳。古稀ですね。おめでとうございます。

▪️このお祝いの会に、120数名の方達が参加されました。すごい人数です。たくさんのテーブルが配置され、座る座席も決まっていました。それぞれ神之口さんの友人の皆さんたちなんですが、このテーブルは高校の同級生、このテーブルはゴルフ仲間、このテーブルは麻雀仲間という感じです。神之口さん、パンママの交友関係の広さ、彼女を慕う方達の多さを実感しました。

▪️私は、最初にお店が開業した大津市の中央学区関係者のテーブルでした。私のお向かいには、2007年から始まった地域連携型教育プログラム「大津エンバワねっと」、そして現在の「社会共生実習」でお世話になってきた岩崎博さんご夫妻でした。「パーンの笛」は昔は大津の中心市街地のど真ん中にありましたが、今は浜大津と三井寺の間の場所に移転されています。岩崎さんは、昔あったお店そばにお住まいで、ご常連だったのです。2009年から「大津ジャズフェスティバル」が始ったことにも、ほんの少しだけ「大津エンバワねっと」は関係していますが、その話は横に置いておいて、岩崎ご夫妻の横は丸屋町商店街のスタイリッシュな花屋さん「花宗商店」のご主人、そして私の横は、京阪電車に勤務され大津のまちづくりに関わっておられた木村浩一さんでした。

▪️木村さんには、本当にひさしぶりにお会いできて、とても嬉しかったです。現在は、京阪電車も関わっている「青春と電車」をテーマに、21文字で表現する「青春21文字のメッセージ」の事務局のお手伝いをされているとのことでした。京阪電車に勤務されていたときは、「木村部長」さんです。鉄道ファンのfacebookグループで知り合いになったある方も、元々京阪電車にお勤めだったこともあり、この写真を添えて連絡してみたら、「木村部長!元私の上司で今だに思わず叫んでしまいます。大津時代の私の目標とする人物!」とお返事がありました。物腰の柔らかい、素敵な紳士だとは思っていましたが、さすが木村さんです。

▪️昨日は、大津のジャズシーンで活躍している方達の演奏も聞きながら、昼間からお酒をいただくことになりました。帰宅したら時間はまだ17時過ぎ。夏らしいもくもくとした雲が見えました。今日は、外出を控えろ、運動は禁止…なんだそうです。とはいえ、今日は平和堂財団「夏原グラント」の会議、明日は近江八幡市教育委員会の「点検・評価委員会」です。ウォーキングはお休みになります。

▪️今ふと思いましたが、自宅から近江八幡まで、天候や気温と相談しながら歩いてみましょうかね。24kmほどです。逆に、近江八幡駅まで電車で行って、そこから自宅まで歩くのがいい感じでしょうか。また、自宅から浜大津まで10km、往復すると20km。これもありだと思います。

グスタフ・マーラー/交響曲 第3番 ニ短調|ファビオ・ルイージ - オレシア・ペトロヴァ - NHK交響楽団


20260814mahler.jpg▪️一昨年あたりから、グスタフ・マーラーの作品をよく聴くようになりました。スマホにも、マーラーの作品集がドンと入っているので、交響曲だけなく、歌曲についても聴いています。この「ドンとはいっている」というのは、”The Complete Works”だからです。全部聴こうと思っているわけではないのですが、通勤の行き帰りにずっと聞いていると全部聴いてしまうことになります。それを何度も繰り返しています。

▪️マーラー以外だと、ハイドンの弦楽四重奏がたくさん入ったアルバム””The Haydn Project エマーソン弦楽四重奏団”や”Mozart 250”というのもスマホに入っていて聴いています。ただ、通勤時のBGMとして聴いていて、あまり意識を集中させている訳ではありません。電車や街中はうるさいですからね。でも、マーラーの作品だけは、スマホだけでなく、CDでも繰り返し聴いているように思います。マーラーの作品の中では、交響曲だと、繰り返し聴きたくなるものと、そうでないものがあります。そうでないもの。私の場合は、交響曲6番と7番ですかね。ちょっと頑張って繰り返し聴いていると、受け止められるようにはなってきてはいますが…。一番好きなのは交響曲3番だと思います。クラシック通の方は、9番とかもっと別の交響曲になるのかもしれませんが。

▪️NHK交響楽団の演奏も、もちろん心が震えました。人生も残りは限られていると思うので、音楽だけでなく、できるだけ日々のいろんなところで、ちょっとしたことでも、心が震えるようになったらなあと思って過ごしています。そのような心が震えることに意識的に気がつき、そのことをありがたく思うことが必要です。このファビオ・ルイージさんが指揮をされた、このNHK交響楽団の3番の演奏でも心が震えました。感動しました。ルイージさんとNHK交響楽団によるマーラーの第3番については、そして第4番についても、2025年4月・5月、オランダ・アムステルダムのロイヤル・コンセルトヘボウで開催された「マーラー・フェスティバル2025」で演奏されました。大喝采だったようです。「マーラー・フェスティバル2025」の演奏については、テレビで放映されたので録画しています。大切に保存しています。マーラーの第3番については、以下のホルン奏者の今井仁志さのインタビュー記事、なるほどと思いました

「わくわくキッズ」の「サマースマイリングコンサート」2026

▪️8月5日に、甲賀市のあいこうか市民ホールで、甲賀市の学童保育の運営を行っている特定非営利活動法人「わくわくキッズ」が主催された「サマースマイリングコンサート」が開催され、龍谷大学吹奏楽部が演奏を行いました。この「サマースマイリングコンサート」は、私が吹奏楽部の部長を務めている時から始まりました。当時、「わくわくキッズ」に勤務されていた藤井真知子さんと、私とは龍谷大学大学院の演習を通して知り合いになり、そのようなご縁をいただいたことから、子どもたちの音楽鑑賞会のご相談を受けることになりました。詳しくは、昨年の投稿「「わくわくキッズ」の「サマースマイリングコンサート」」をご覧ください。

▪️今年も、盛り上がったようですね。たまたま、幹事長や学生指揮者をされている方達とこのコンサートについて話をすることができましたが、部員の皆さんにとっても、大切な経験になったようです。

The Wild Goose / Ryan George ワイルド・グース(2014年版) 龍谷大学吹奏楽部


▪️昨年の暮の12月24日にザ・シンフォニーホールで開催され龍谷大学吹奏楽部 第52回定期演奏会で動画です。龍谷大学吹奏楽部では、副部長を務める事務職員の方が、非常にたくさんの動画をYouTubeに投稿してくださっています。これは、最新のものです(2026年8月8日現在)。いつもありがとうございます。演奏されているのは、”The Wild Goose”です。アメリカの作曲家ライアン・ジョージ(Ryan George)によって作曲された、吹奏楽のための作品です。2014年に作曲されています(2017年には改訂版も出ているようですが)。「1600年代以前のケルト民族の歴史、大自然、そして彼らを取り巻く神話や精霊の世界をダイナミックなサウンドで表現して」いるのだそうです。グースとはガチョウのことです。こちらのサイトでは、次のように説明しています

The early Celtic Christians used the Wild Goose in their legendary descriptions and beautiful art to best describe the presence of The Spirit. (初期のケルト系キリスト教徒たちは、「聖霊」の臨在を最もよく表現するものとして、伝説や美しい芸術の中で「野生のガチョウ(ワイルド・グース)」を用いました。)

▪️この作品は、ケルト・キリスト教に伝わる「聖霊のメタファーとしての野生のガチョウ(Wild Goose)」の伝承を主題にしているわけです。動画の中では、3台のドラムが力強く演奏されます。私などは、この辺りにもケルト的なものを感じました。ケルト的ってなんだろう…。それはともかく、指揮は、昨年の春から吹奏楽部のコーチに主任された日影貴文先生です。先日の京都府吹奏楽コンクールでも、指揮をされました。まったくの素人の意見にしかすぎませんが、今回のコンクールでの指揮は、この定期演奏会の時の指揮よりも、硬さが取れて、もっと自由に指揮をされていました。かっこよかったです(←このあたりが素人的)。龍谷大学吹奏楽部も、これまで牽引して来てくださった若林義人音楽監督から日景コーチへと少しずつ世代交代の作業を進めておられるのかなと思います。若林先生は私と同い年。日景先生は、私の息子と同い年。まあ、ちょうど一世代ぐらいということになります。

これから大学の吹奏楽部はどうなっていくのだろう…。

▪️昨日は、京都コンサートホールで、京都府吹奏楽コンクール・大学の部が開催されました。出場したのは、龍谷大学、京都橘大学、京都産業大学の3校です。全校とも金賞を受賞し、龍谷大学と京都橘大学が京都府代表として関西大会に出場することになりました。おめでとうございます。昨日は、昨年の春からコーチに就任された日景貴文先生が、指揮をされました。これまでは、音楽監督の若林義人先生が指揮をされてきましたが、今回からは日景先生です。京都府大会の後は、関西大会、そして全国大会とコンクールのステージが続きますが、引き続き、龍谷大学吹奏楽部ならではの演奏をしていただきたいと思います。

▪️昨日は、コンクールの後、コンサートホール近くのお好み焼屋さんで、慰労会と打ち上げが行われました。私も参加させていただきました。日景コーチや奥様の前に座っていたこともあり、音楽に関するお話をたくさんさせていただきました。お2人から、ブラームスのポリリズムについてだとか、ショパンコンクールで入賞したピアニスト反田恭平さんの学生時代のこととか、いろいろ聞かせていただきました。勉強になりました。ふだん、音楽についておしゃべりをする機会がないので、プロの方たちとのおしゃべりはとても楽しかったんです。

▪️ところで、京都にはたくさんの大学があり、そこには吹奏楽部があるわけですが、コンクールに出場するのは限られた大学になってきました。今は、固定化されているような感じです。以前は、もっとたくさんの大学の吹奏楽部が出場していました。全国大会までつながっている、大編成(55人まで)の部である「大学の部A」に限ると、京都府吹奏楽連盟の公式サイトでは以下の通りでした。

1997年度:9校/1998 年度:8校/1999 年度:9校/2000 年度:7校/2001 年度:6校/2002 年度:7校/2003 年度:7校/2004 年度:6校/2005 年度:7校/2006 年度:5校/2007 年度:5校/2008 年度:6校/2009 年度:6校/2010 年度:6校/2011 年度:6校/2012 年度:7校/2013 年度:6校/2014 年度:6校/2015 年度:3校/2016 年度:4校/2017 年度:3校/2018 年度:3校/2019 年度:3校/2020 年度:中止/2021 年度:2校/2022 年度:3校/2023 年度:3校/2024 年度:3校/2025 年度:3校/2026 年度:3校

▪️どうして、ここ30年の間に徐々に減ってしまったのか。その背景については、いろいろ考えられます。GoogleのAIモードだと以下のように説明しています。AIだから、「嘘をいう」ので気をつける必要はありますが。

1. 課外活動に対する学生の価値観の変化

現代の大学生は、コンクールでの勝利だけを目的に活動することを避ける傾向が強まっています。「楽しむ吹奏楽」へのシフト:厳しい練習に追われるコンクールよりも、ポップス演奏、定期演奏会、地域イベントでの演奏を重視する部活が増えました。多様な大学生活の重視:アルバイト、学業、就職活動、インターンシップなどと部活動を両立させたい学生が増え、週5〜6日の拘束を伴うコンクール練習が敬遠されるようになりました。

2. 金銭的・環境的な負担の増大

コンクールへの出場には、想像以上のコストとリソースがかかります。少子化による部員減少とコスト高:部員が減ると、1人あたりの部費負担(遠征費、楽譜代、トラック代など)が跳ね上がります。特に大型楽器の運搬費やホール練習のレンタル代は大きな負担です。指導者(指揮者)の確保難:大学の部活は高校までと違い、専任の顧問教諭が毎日指導してくれるわけではありません。外部からプロの指揮者や指導者を招くための謝礼金が払えず、コンクールを断念するケースもあります。

3. 全日本吹奏楽コンクールのルールと「2強」の壁

関西地方、特に京都府の大学吹奏楽界には特有の「格差」とルールの壁が存在します。関西の「2大巨頭」による代表枠の独占:関西支部には、全国大会金賞常連の龍谷大学と近畿大学(大阪)という圧倒的な強豪が存在します。関西から全国大会へ進める枠(代表枠)は基本的に「2つ」しかないため、他大学にとっては「どれだけ努力しても全国大会に行けない」という高い壁になり、モチベーションの維持が難しくなりました。3出(三出)制度の廃止:かつては「3年連続全国大会に出場した団体は、翌年コンクールに出場できない」というルール(通称:三出休み)がありました。この休みがある年は、他の大学にも全国大会へ行くチャンスが巡ってきたため、1990年代前半などは多くの大学が意欲的に出場していました。しかし、2013年にこの制度が完全に廃止されたため、強豪校が毎年枠を埋めるようになり、中堅・小規模の大学がコンクールから離れる決定打となりました。

▪️「1. 課外活動に対する学生の価値観の変化」と「2. 金銭的・環境的な負担の増大」については、基本、その通りかなと思います。ただ、龍谷大学吹奏楽部の場合は、少し違うかなと思います。部員数が多いことで、練習場が足らないとか、全員がサマーコンサートや定期演奏会のステージで全員が演奏できるようにすためには…だとか、いろいろ課題や悩むことはあるのですが…。コンクールは55人しか出場できないことから残りの約150人の部員の皆さんは、他のコンサート、AIが回答したように、コンクール以外のコンサートで活躍しています。大学が開催する「夕照コンサート」、それから甲賀市の児童クラブ(学童保育)の小学生を対象とした「サマースマイリングコンサート」などを初めとして、さまざまな依頼演奏で頑張っています。京都府大会の前日に開催された「サマースマイリングコンサート」は、大変盛り上がったようです。このコンサートは私が部長を務めている時から始まりましたが、小学生の皆さんが音楽を心の底から楽しまれている様子に、吹奏楽部の部員の皆さんも感動されていました。ステージの上に、自分たちの演奏に子どもたちが心を奪われている様子が手に取るように伝わってきたのでしょうね。とても素敵なことだと思います。

▪️2番については、大学からの支援も大きいかと思います。龍谷大学は、しっかりと吹奏楽部の活動を支えてくださっていると思います(もちろん、欲を言えばキリがありませんが)。一般論として、吹奏楽部に限らず、良い成績をあげて、高い評価を獲得して、大学の名を世に知らしめるような活動ができていると、通常、大学からの支援も厚くなっていきます。あと、大学以外では、保護者からの経済的・精神的な支援も非常に大きいのではないかと思っています。これは部長を務めていた時の実感です。

▪️「3. 全日本吹奏楽コンクールのルールと「2強」の壁」では、「枠(代表枠)は基本的に『2つ』しかないため」と説明していますが、2019年に私が部長を務めた時は、関西代表の枠は「1つ」しかありませんでした。私が部長に就任する以前、龍谷大学は2年連続、全国大会に行くことができませんでした。また、「2大巨頭」については、以前は近畿大学と龍谷大学がそうでしたが、今は少し変化が出てきています。近年、急激に立命館大学が実力をつけて全国大会にも出場しているからです。ちなみに、立命館大学は大阪の茨木にキャンパスができたことから、今は、京都府の大学ではなく大阪府の大学としてコンクールに参加しています。

▪️日本の社会は、中高の多くの学校に吹奏楽部があり、コンクールも大変盛り上がっています。ただ、多くの皆さんは、「頑張って吹奏楽に取り組んできたけれど、大学ではもうやりたくない」ということになります。燃え尽きるということもあるのでしょう。それから、AIが説明する「 課外活動に対する学生の価値観の変化」ということもあるでしょう。音楽や演奏を楽しむというよりも、コンクールに勝つことが部活動の目標になってしまうからかもしれません。その点については、「コンクール至上主義」と批判的に言われることがあります。

▪️しかし、そういった傾向が強まる中でも、大学に進学した後も、全国コンクールのステージで演奏したい、全国で金賞を取りたいという人たちがおられます。ただし、コンクールを目指す大学は少なくなり、固定化されてきています。その結果なのかもしませんが、龍谷大学吹奏楽部の部員数は近年ものすごく増えてきました。210名を超えていたと思います。しかも、コンクールで良い成績をあげ続けていることもあり、大学からの支援も他大学と比較して厚いのでないかと思います。調査したわけではありませんが。練習場も大学からきちんと整備していただいています。それぞれの楽器にプロの演奏家がついて指導してくださいます。そして、全国大会で金賞を取り続けるだけの実力をもつ学生バンドに育て上げた、若林音楽監督の存在も大変大きいと思います。龍大サウンドに憧れて入部する人たちも多いのです。そのような諸々のことが積み重なり、余計に部員数が増えるのかなと推測しています。

▪️もうひとつ、気になっていることがあります。これは、もっと大きな話です。それぞれの自治体で、中学校の部活動の地域移行が進もうとしています。そのような動きの中で吹奏楽部はどうなっていくのかということです。そして、そのような中学校吹奏楽部の地域移行が、吹奏楽界全体、さらには日本の音楽界全体をどう変化させていくのかということです。各学校にある吹奏楽部が、日本の音楽界の底辺を支えている側面もあり、地域以降がどう影響を与えていくのかとても気にしています。長くなりすぎました。後日、また別の投稿をしたいと思います。

小澤征爾×ロストロポーヴィチ


▪️SNSのfacbookにリールって機能がありますね。あれ、TikTokなんかと同じで「中毒」になります。短い動画を次々に見ていくことになります。「あかん、あかん」と思いつつも。Metaに支配されています。昨日でしたか、ロストロポーヴィチさん(1927~2007)が演奏するドヴォルザークのチェロ協奏曲がアップされていたのでシェアしました。オーケストラはNHK交響楽団。ただし、リールに写っている人たちを見るとずいぶん昔のN響です。そのシェアしたリールをご覧になった方から、この時のロストロポーヴィチは何歳なんだろうという質問をいただきました。調べてみました。今はAIがあるので、簡単にリサーチできます。

▪️すると、小澤征爾さん(1935~2024)が指揮されていることがわかりました。ちなみに演奏しているのは、1995年1月23日のサントリーホールです。つまり、阪神淡路大震災の直後ということになります。鎮魂の祈りを込めた演奏会なんですね。YouTubeにもアップされていました。その動画をリンクしておきます。この動画では、ドヴォルザークのチェロ協奏曲の全曲、そしてアンコールとして、バッハの無伴奏チェロ組曲2番のサラバンドが演奏されたのを視聴できます。アンコールのサラバンド(ニ短調)は深い哀愁に満ちた祈るような作品です。この動画を拝見すると、ロストロポーヴィチは聴衆に対して、演奏後は拍手はせずに阪神淡路大震災で亡くなった方達に静かに黙祷を捧げることをお願いしています。その通り、静かにコンサートは終了しました。詳しくは書きませんが、ロストロポーヴィチは、1968年の「プラハの春」が起きた時に、そして1989年の「ベルリンの壁崩壊」の時にも、このサラバンドを演奏したようです。知りませんでした。ロストロポーヴィチにとって、この作品は、政治的なメッセージを込めたり、哀悼の意を込めて弾く特別な作品なのかもしれません。

▪️ロストロポーヴィチは、1927年に生まれて2007年に亡くなっています。この動画の時は、1995年ですから、67歳か68歳でしょうか。ちなみに、私は今68歳です。ガーン…。

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