チャイコフスキー交響曲第4番 へ短調 作品36より 終楽章 龍谷大学吹奏楽部(第51回定期演奏会 2024年12月27日 ザ・シンフォニーホール)
▪️一昨年の龍谷大学吹奏楽部第51回定期演奏会のメインの曲、「チャイコフスキー交響曲第4番」がYouTubeにアップされていることに気がついていませんでした。2024年に部長を退任してからも、ずっと龍谷大学吹奏楽部のファンであることに間違いはないのですし、サマーコンサートや定期演奏会には必ずでかけているのですが、やはり以前と比較して、こうやってYouTubeで吹奏楽部の演奏を鑑賞することが減ってきているのだと思います。反省。立派な演奏だと思います。このときの印象は、ブログに投稿しました。「龍谷大学吹奏楽部「第51回定期演奏会」と「奇跡のチェロ・アンサンブル 2024」」です。
公益財団法人「平和堂財団」の理事会と久末航さんの「凱旋記念コンサート」
▪️昨日は、草津で公益財団法人「平和堂財団」の理事会が開催されました。この財団が取り組まれている「夏原グラント」という市民による環境保全活動を助成する事業で、助成団体を決定する選考委員会の委員長を務めていることから、理事会にもひとりの理事として出席することになりました。理事会の冒頭、理事長の夏原美智子さんがご挨拶をされました。世界のあちこちで戦争が起こるような世界状況だからこそ、教育、文化、スポーツ、環境、児童福祉の分野で財団がしっかり社会を支援をしていくことが大切だ…そのようなお話だったかと思います。その通りだと思います。
▪️当日は、理事会の後、平和堂財団芸術奨励賞贈呈式が行われて他の理事の皆さんと一緒に出席しました。美術部門では4名、音楽部門では3名の方達に賞が贈呈されました。式では、音楽部門の堀内心優彩さん(ほりうち・みゅうあさん)がフルートを演奏してくださいました。季節に相応しく、「早春賦」のバリエーション(変奏曲)のような作品の演奏でした。堀内さんは、彦根市出身。まだ16歳ですが、パリを拠点にフルートの研鑽を積んでおられます。龍谷大学吹奏楽部を指導してくださっているフルート奏者の竹林秀憲先生にお尋ねしたところ、堀内さんが中2の時にレッスンをされたそうです。その当時ですでに音大生上位レベルの演奏だったそうです。すごいですね。世界的なフルートの演奏家になっていただきたいです。
▪️世界的ということでいえば、昨年のことになりますが、平和堂財団の芸術奨励賞を2013年に受賞し、2015~2017年の海外留学助成を受けられた久末航さんが、「世界三大コンクール」のひとつと言われている「エリザベート王妃国際音楽コンクール」のピアノ部門で2位に入賞されました。久末さんは、大津市出身です。4月30日には、久末さんの「凱旋記念コンサート」がびわ湖ホールで開催されます。楽しみにしています。
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▪️以下の動画は、昨年の「エリザベート王妃国際音楽コンクール」で演奏された、ブラームスのピアノ交響曲第2番です。凱旋コンサートでは、第1番が演奏されます。
「TAKASHIMAYA GROUP THE SPIRIT VOL.23|商都 大阪の歴史と文化を語る 百貨店建築 -大阪・日本橋編-」
「TAKASHIMAYA GROUP THE SPIRIT VOL.23|商都 大阪の歴史と文化を語る 百貨店建築 -大阪・日本橋編-」です。登場している学芸員の方は、田中喜一郎さん。大学時代、同じ学生オーケストラ(関西学院交響楽団)の同学年で、彼も私もヴァイオリンを弾いていました。彼は部長も務めていました。高島屋に就職して、いろいろあった後、今は、この建物の学芸員をされています。高島屋東別館は、2019年に登録有形文化財(建造物)に登録され、2021年に重要文化財(建造物)に指定されています。田中さんは、母校である関西学院大学文学部で学芸員資格を取得されています。ぜひ、ご覧になってください。この動画には、建物のデザインに関して、アカンサスという植物が登場します。我が家の庭にも植えてあります。庭師さんが庭の改修の際に植えてくださったのかな。
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▪️左の背の高い花が、アカンサスの花です。昨年の6月22日に撮ったものです。右の大きなのが、アカンサスの葉です。これは、今日、撮りました。動画の中で田中さんは説明されていないようですが、古代ギリシャの時代から建築にこの葉のデザインが取り込まれてきました。ですから、アカンサスは単なる植物のデザインではなく、「西洋文明の正統な継承者である」ことを示す強力な文化的記号でもあるのです。権威を象徴するデザインということになるのでしょうか。わかりやすいのは、紙幣でしょうか。旧1000円札の表裏、新1000円札の表裏の縁取りにアカンサスがデザインされています。
少子化・部活の地域展開と吹奏楽
▪️ネットの「AERA widt Kids +」の「『吹奏楽部』が部活の地域展開で継続が困難に?すでに部員が1ケタ台の学校も…少子化が突きつける課題とは」という記事を読みました。吹奏楽を指導されている関係者にとっては深刻な内容かと思います。吹奏楽部の地域展開について詳しい北海道教育大学准教授の渡部謙一さんへのインタビューに基づいた記事です。
▪️少子化の影響が一番大きいようですが、「一つの学校だけでは団体競技のチーム編成が難しいなど、これまでには考えられなかった未曾有の時代がやって来」たためです。2003~2005年の頃は、「一つの学校あたりの部員数が生徒全体の1割を超えることも珍しく」なかったといいます。これは大変なことです。中学校の吹奏楽部って、日本の音楽の世界を底辺から支えてきたといっても間違いではないと思います。その吹奏楽部が縮小・減少している厳しい状況は、弦楽器は背景や事情が違うと思いますが、管楽器や打楽器は大変なことになっていくのだろうなと思います。
今までのように、みんなでコンクールを目指し、一緒に涙を流せると信じている指導者もまだいます。
ですが、それが叶わなくなった地域もすでに存在します。部員が半減した公立中の吹奏楽部なんてざらですし、部員数が1ケタというのも珍しくなくなりました。10年後を考えると、都市部も少子化は人ごとではありません。いわゆる強豪校だけ生き残るかもしれません。
▪️この少子化に加えて、もう一つ状況を深刻にしているのは中学校の部活動の地域展開です。スポーツの場合は、野球、サッカー、バスケットボールなどには、地域社会にクラブチームがあるので地域展開も成り立ちやすいのだそうです。しかし、吹奏楽部の場合は、そのような組織が存在していません。また、お金と手間がかかるわけです。
誰が指導するのか。楽器や人の移動はどうするのか。誰が楽器を買い、どこに格納するのか。保険はどうするのか。事務経費はどうするのか。吹奏楽部が抱える問題は複雑で、思いつくだけでこれだけの課題がありますが、まだまだあると思います。事務経費といっても、指導料から楽器のメンテナンス、運搬費などさまざまなことを含んでいます。
▪️フルートやトランペットであれば、自分で運ぶことができますが、ティンパニー、バスドラム、コントラバス、チューバといった大きな楽器は保管するのも運ぶのも大変です。また、部活でなくなると学校が楽器を貸し与えるということもなくなり、個人負担になる可能性が大きいわけです。そうなりますと、家庭の経済力の差で音楽ができるかどうかが決まってきます。インタビューの中で、渡部さんは「家庭の経済状況に左右されず、同じ条件で音楽に向き合える。こうした『平等さ』こそが、吹奏楽部が長く大切にしてきた大きな美徳の一つだと思います」と答えておられます。美徳であると同時に、音楽の裾野を広げていたのだと思います。だからこそ、大人数で迫力のある演奏をすることができたし、そのような演奏により吹奏楽コンクールで競い合うことが、音楽のレベルを上げてきたし、結果として、日本の音楽の底辺を支えてきたのだと思います。もちろん、以下に指摘されている点も非常に大切なことだと思っています。
部活動は技術や能力の向上だけでなく、社会性の涵養(かんよう)や人間形成の役割を大きく担ってきました。子どもたちの環境を守るために、仕組みを支える大人の側が変わらなくてはなりません。社会全体でどう支えていくのかが、今、問われているのだと思います。
▪️私は、龍谷大学吹奏楽部の部長しか務めたことがないのですが、ここで指摘されている「社会性の涵養(かんよう)や人間形成の役割を大きく担ってき」たというのは、大学でもそうだと思います。龍谷大学では、課外活動は正課授業とあいまって大学教育の重要な一環を成すものとして明確に位置付けられています。
短歌
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▪️短歌にまじめに取り組んだ経験はないのですが、それでも、どういうわけか短歌に惹かれるものがあります。ということで、何冊か有名な歌人の歌集ももっています。そのようなこともあり、新聞の読者から投稿された短歌もきちんと鑑賞させていただきます。どこまで、深く鑑賞できているかはは別ですけど。短歌の投稿がずらりと並ぶ、そのページの残り半分には投稿された俳句になるのですが、そちらはきちんと鑑賞させていただくことはありません。すみません。個人的に、俳句は、スナップショットのような感じがしますが、短歌はそこに時間の経過やプロセスが存在していて、そのことが私にはしっくりくるのです。
▪️そのようなわけで、新聞の投稿以外にも、毎週、日曜日の朝に放送されている「NHK短歌」を録画して視聴しています。そして毎週、番組に投稿されてくる素敵な短歌を鑑賞しています。今日は、これ。東京都の富見井高志さんの作品です。「ホチキスの 針補えば その針を 押し続けたる ばねのあること」。すてきですね。世の中もそうなんですよね。ホチキス(ステープラー)のばねのような人たちが、さりげなく居てくださっているおかげで、なんとか社会は底が抜けずにすんでいるのだと思います。学生さんたちの指導でも、そうありたいと思います。
▪️さて、短歌にまじめに取り組んだ経験はないのですが、定年退職したら、きちんと勉強してみたいなという気持ちがあります。短歌を勉強すること、バイオリンのレッスンを受けること、畑で野菜を育てること、もっときちんとガーデニングをすること、ウォーキングに励むこと。いろいろ、やってみたいですね。そのためには、まずは健康を維持することでしょうか。
映画「ビバ・マエストロ!」
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▪️お世話になっている友人の雨森鼎さんから教えていただいたドュメンタリー映画「ビバ・マエストロ! 指揮者ドゥダメルの挑戦」を鑑賞してきました。映画館は京都の烏丸御池にある「アップリンク京都」です。映画の概要ですが、こちらの通りです。
▪️ドゥダメルさんはまだ45歳ですが、世界的な指揮者として高い評価を獲得しています。そのあたりまでは知っていましたが、彼が母国ベネズエラの政治的対立の狭間で苦悩していたことなど、まったくわかっていませんでした。1981年生まれのドゥダメルさんは、ベネズエラの「エル・システマ」と呼ばれる、子供たちに無料でクラシック音楽を教える社会運動の中で音楽家に成長しました。そのベネズエラ、かつては親米政権だったのですが、 1998年に当選したチャベス大統領は反米・左派社会主義の立場で、石油産業の国有化、資産の強制収用、貧困層向けの社会政策を進めました。このチャベス大統領が急死すると2013年に反米・権威主義的社会主義のマドゥロ大統領が誕生します。
▪️このあたりから、ベネズエラの社会・経済状況はどんどん悪化していきます。石油価格の急落と経済政策の失敗によって猛烈なインフレが起こり経済は破綻してしまいます。反政府のデモが起こるわけですが、そのようなデモに対して政府は猛烈な鎮圧を行い、国内は混乱することになります。ちなみに、今年の正月に、アメリカ軍によって連れ去られたのが、このマドゥロ大統領(夫妻)です。
▪️ドゥダメルさんが育った「エル・システマ」が始まるのは1975年ですから、新米・反米に関わらず、ずっと国から強力な財政的支援を受けてきたわけです。そのあたり、政治と音楽の微妙な関係が垣間見えます。マドゥロ大統領と対立する反政府団体や人権団体からは、マドゥロ独裁政権のプロパガンダに加担していると厳しく批判を受けました。そのあたりのことについては、以下をお読みください。
ベネズエラ独裁政権のプロパガンダ「エル・システマ」に協力してきたクラシック音楽界
100万人の子どもを育てた音楽教育の国で、なぜ軍事介入が起きたのか?「簡単に語らないで」音楽家の想い
▪️ずっとドゥダメルさんは政治的発言を控えていたのですが、2017年に「エル・システマ」の若者がデモに参加した際に死亡してしまったことを契機に、ドゥダメルさんはマドゥロ大統領を批判するのです。そのため、マドゥロ大統領からは報復を受けることになります。ドゥダメルさんが指揮をするはずだったベネズエラの国立オーケストラのツアーが中止になりました。
▪️ドゥダメルさんは、「エル・システマ」の音楽活動で貧困層のベネズエラの子どもたちを救いたいと強く願っています。そして、ご自身は音楽家であって政治家ではありませんから、音楽が持つ可能性や価値を強く信じているわけです。だから、なんとか「エル・システマ」をマドゥロ政権の報復からも、マドゥロ政権に反対する団体からの批判からも切り離そうとされました。距離感の取り方に苦労されてきたのだと思います。映画のタイトルにある「挑戦」と言うのは、そういうことも含めてなのだと思います。
▪️そのような政治的な背景が見え隠れしながら、ドゥダメルさんが指揮をする練習風景、リハーサル風景が映画の中でたくさん登場しました。また、彼の子どもたちや若い音楽家たちとの交流風景も素敵でした。人柄もよく伝わってきました。映画の中ではさまざまな作品が演奏されました。印象深かったのは、ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」の第1楽章の冒頭部分です。そして同じくベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付き」の第4楽章です。ベネズエラのオーケストラがドゥダメルさんの指揮のもとドイツで演奏するのですが、とても感動的でした。
▪️また、チャイコフスキーの交響曲第4番、ワーグナーの歌劇「ローエングリン」第1幕への前奏曲、そうそうベネズエラの子どもたちともドボルザークの交響曲第9番「新世界」の第4楽章を演奏されていました。プロコフィエフの『ロミオとジュリエット』も演奏されていました。それから初めて聴きましたが、メキシコの現代作曲家であるアルトゥーロ・マルケスさんの『ダンソン第2番』『ダンソン第9番』も演奏されていました。作曲家ご本人も映画に登場されていました。あまり映画を鑑賞することはないのですが、雨森さんに教えていただき、すぐにチケットを予約しました。映画館に行けて本当に良かったと思っています。ちなみに、チケット代金はシニア割引でした。はい、嬉しかったです。
大学時代のサークルの同窓会
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▪️昨日は、大学時代に所属していたサークル、関西学院大学交響楽団の同窓会でした。私たちの学年の学生指揮者である守谷祐一くんを囲んで、同級生と下級生の皆さんが、お集まりくださいました。守谷くんは、長らく海外で働いてきて、数年前に帰国されました。今は東京で働いておられます。たまたま関西に出張ということで、今回はこのような集いを企画できました。
▪️私たちが4回生の時の、3回生、2回生、1回生の皆さんがお集まりくださいました。皆さん、完全に還暦越えです。私などは、古希が目前に迫っています。今日は、学生指揮者だった守谷祐一くんを慕って、多くの皆さんがお集まりくださいました。ありがとうございました。ちなみに今日の集まりでは、40年ぶりに会ったという方達もおられました。素敵なことですね。このような同窓会を開いて良かったと思います。守谷くんが学生指揮をしていた時の、定期演奏会の演奏の音源を持っておられた後輩がデジタル化してくださったものを、皆さんと一緒に懐かしく聴くこともできました。また、このような同窓会を開催できればと思います。
▪️ひとつ下の学年でクラリネットを演奏していた方は、今、市民オーケストラの団長をされています。学生時代からずっとクラリネットも演奏しています。ずっと働きなが音楽を続けてこられたのです。この日集まった中にも、ずっと音楽を続けている方たちがおられます。すごいなと思います。また、素晴らしいなとも思います。また、ご自身の仕事や家庭の状況から楽器の演奏を中断されていたけれど、今は楽器の演奏を再開された方たちもおられます。羨ましいですね。団長をされている方からは、市民オーケストラの運営の難しさをいろいろ教えていただきました。練習場所の確保であるとか、財政的な課題についてですね。今は、もう退職されているので、楽器の演奏とともにオーケストラの運営にも非常に情熱を注いでおられることがよく伝わってきました。
▪️私は学生オーケストラの時代はヴァイオリンを弾いていました。そして、卒業後も、後輩たちの定期演奏会にエキストラとして弾かせてもらうことがありました。調べてみると、第61回定期演奏会(1983年)、第63回定期演奏会(1984年)、第66回定期演奏会(1985年)、第68回定期演奏会(1986年)でした。ちなみに第63回はヴァイオリンではなくヴィオラを演奏しました。その時のヴィオラは、学生指揮者だった前述の守谷くんの楽器でした。彼の楽器を借りてエキストラとして演奏したのです。後輩たちの定期演奏会以外にも、新しくできた市民オーケストラ、かぶとやま交響楽団でも、第1回(1989年)と第2回(1990年)の定期演奏会で弾きました。
▪️でも、それ以降は、音楽をやめてしまいました。時間的にも精神的にも余裕がなくなってしまったからです。当時は、いわゆるオーバードクターで、結婚もして子どもも生まれていましたが、仕事はといえば大学の非常勤講師はしていても、まだきちんとフルタイムで就職することができていませんでした。「音楽を楽しんでいる場合じゃない。仕事や研究に集中しないと」と思って楽器の演奏をやめてしまったのです。ということで、たまに誘われてちょっとだけ余興程度にヴァイオリンを弾くことはありましたが、基本的には36年間楽器を絶ってきたわけです。
▪️しかし、大学の教員生活もあと1年になりました。定年退職後は、もう一度、きちんとヴァイオリンのレッスンを受けて、オーケストラやアンサンブルが楽しめるようになりたいなと、昨日の同窓会では強く思いました。
学生時代の定期演奏会の音源
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▪️学生時代に所属していた関西学院交響楽団の後輩から、当時の演奏会の音源が送られてきました。音源といっても、カセットテープで録音したものをデジタル化したもののようです。近い学年のOBOGとのちょっとした集まりがあるので、「話のネタに昔の自分たちの演奏を聴いておいてください」ということのようです。第59回と第60回です。あの頃は、だいたいいつも神戸文化ホールで演奏していました。もうじき開催される後輩たちの定期演奏会が第145回ですから、ずいぶん時間が経過しました。古希が近づいているおじいさんですから、まあ当然ですかね。
▪️画像の最初の方が第59回でもうひとつが第60回です。第59回は、ベートーヴェンの「プロメテウスの創造物 序曲」、ヴォーン・ウィリアムズの「イギリス民謡組曲」、そしてメインがドヴォルザークの「交響曲第8番」でした。オーケストラ界隈では、「イギリス民謡組曲」を「イギみん」、「交響曲第8番」を「ドヴォはち」と呼んでいました。第60回は、グルックの「アウリスのイフィゲニア 序曲」、スメタナの「わが祖国」から「モルダウ」、そしてメインはチャイコフスキーの「交響曲第5番」でした。「交響曲第5番」は、「チャイご」って言ってましたね。ちなみに、両定期演奏会とも、指揮は湯浅卓雄先生でした。そして「イギみん」と「モルダウ」は、同学年の学生指揮者の守谷 祐一くんでした。
▪️昨晩聴いてみました。下手くそですけど、頑張って演奏していて熱演だとは思いました。ところで、アンコールもきちんと音源があります。第59回の方ですが、ビゼーの「アルルの女」から「ファランドール」を演奏して、拍手が鳴り止まないので?!なのかな、メインの「交響曲第8番」の第4楽章の最後の部分と、第3楽章まで演奏しています。アンコールで3曲も演奏したんですね。サービス満点だな。やりすぎのような気もするけど。ファランドール以外は、すっかり忘れていました。どういう経緯で3曲も演奏したんだろう。後輩たちにその理由を聞いておきます。
現実化するディストピア、世界に拡散するディストピア。
▪️「ディストピア」って映画や小説の中に描かれていると素朴に思っていたけれど、もう現実なんですね。恐ろしい。ミネソタ州で暴れ回っている⁉︎ アメリカ合衆国移民・関税執行局(ICE)が身につけている情報システムについて調べて驚きました。こういうネットニュースを読みました。『ニューズウィーク』の記事です。2つの引用を貼り付けます。「移民政策の名の下に進むこの変化は、いずれ国境を越え、他国の制度設計にも影響を与える可能性がある」というのが恐ろしい。
米国の移民関税捜査局(ICE)が構築しつつある監視システムは、もはや近未来SFの描写と見分けがつかない水準に達している。顔認識、位置情報、DNA、虹彩スキャン、電話盗聴、ソーシャルメディア分析――それらが単独ではなく、巨大なデータ基盤のもとで統合され、全米規模で運用されているからだ。
【監視対象は全世界】
ここまで読めばわかるように、これらの監視が移民に限定されていないことは大きな問題だ。アメリカにいる者をすべて調べ、不法移民をあぶり出すという理屈のため、アメリカにいる人間は誰でも監視対象だ。つまり、もはやICEはアメリカにいるすべての人間を監視する組織になっているのだ。
専門家は、この状況を「移民排除を名目にした全国民監視」と指摘する。データブローカーとAIの発達により、国家はかつてないほど低コストで包括的な監視を実現できるようになった。その最先端にいるのがICEなのだ。
こうした動きが示すのは、アメリカが「自由と法の国」から、「アルゴリズムとデータに統治される監視国家」へと静かに変貌しつつある現実だ。移民政策の名の下に進むこの変化は、いずれ国境を越え、他国の制度設計にも影響を与える可能性がある。
▪️アメリカ合衆国移民・関税執行局(ICE)によって、ミネアポリスの市民2人が射殺されました。アメリカの有名なシンガーであるブルース・スプリングスティーンさんが、この市民2人が射殺された事件を受け、強硬な移民政策を進めるトランプ大統領、ミラー大統領次席補佐官、ノーム国土安全保障省長官を名指しで批判する曲を発表しました。この記事で知ることができました。
「クライネ・クランクレーデ」演奏会
▪️学生時代、オーケストラでバイオリンを弾いていました。シェアさせてもらったのは、その頃の後輩たちが参加している「クランクレーデ」のゲネプロ風景です。なんですが、「クライネ・クランクレーデ」とクライネがついています。小さなという意味です。小規模編成による演奏会のようです。プログラムは、以下のとおりです。
クライネ・クランクレーデ演奏会 vol.0
2026年1月17日(土)開演13:30
兵庫県立芸術文化センター 神戸女学院 小ホール全席自由 ¥1,000
シューベルト:交響曲第5番 変ロ長調 D485
モーツァルト:協奏交響曲 変ホ長調 K364
交響曲第40番 ト短調 K550
指揮:藤田謹也
Vn独奏:石上真由子
Va独奏:中 恵菜
▪️動画は、Vn独奏の石上真由子さんのfacbookからシェアさせていただきました。モーツァルトの協奏交響曲のカデンツァの部分でしょうか。ちなみに、石上さんは、医師の資格をお持ちです。医学部出身のバイオリニストです。詳しくは、こちらの記事をお読みいただければと思います。