正門での一礼
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▪︎昨日は、研究部の仕事で、大宮キャンバスに研究事務部長・課長のお2人と一緒に出かけました。文学部で開催される会議で、いろいろ報告・相談をさせていただくためです。大宮キャンパスは、いつ来ても、素晴らしい雰囲気です。そのことについては、少し前のことになりますが「大宮キャンパス」というエントリーにも書きました。
▪︎写真は、会議での報告・相談を終えて、大宮キャンパスの正門を出るときに撮ったものです。事務部長・課長のお2人は、本館の方に向き、一礼されました。前回、事務部長さんと一緒に大宮キャンパスに来たときも、同様に一礼されておられました。当たり前のようにさっと一礼されていること、とっても素敵だなあと思っています。お2人は龍谷大学のご出身ですが、学生の頃から、こうやっておられたのでしょうね。では、最近の学生はどうなのか…。今回、私はそういう学生は見かけませんでしたが、半分ぐらいの学生は一礼するのではないかとのことでした。。
▪︎ところで、このような「正門での一礼」については、おそらく、戦前はたくさんの学校で行われていたと思います。これは推測ですが、戦後になっても、私立の学校では、この「正門での一礼」を続けているところが、まだたくさんあるのではないかと思います。私自身も、小学校の1年生から4年生まで、北九州市の戸畑区にあるカトリック系の私立に通っていました。そのときも、「正門での一礼」を行っていました。
▪︎柔道の選手が、試合会場の畳に登るときと降りるとき、必ず一礼をしますよね。また、高校や大学の野球部でも、球場に入るときと出るとき、一礼をしているように思います。ここには、なにか共通したものがあるように思います。それは、お寺や神社にお参りするとき、門や鳥居をくぐったときに一礼することとも共通しているように思います。
夏
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▪︎猛烈に暑くなってきました。これからが夏本番だというのに、すでに暑さに辟易してきています。梅雨って明けたんでしたっけ?まだですよね〜。年をとればとるほど、夏の暑さが嫌になってきました。若い頃は、平気だったんですけどね〜。昨日は、特に暑かったように思います。真っ青な空、強い日差し。写真からも、それが伝わってくれば…。
▪︎台風も迫ってきているようですね。台風11号です。明日、木曜日の晩には、西日本太平洋側に接近し、明後日、金曜日にかけて上陸するおそれがある…とのことです。台風の進路の予想をみると、四国と中国地方を縦断しそうです。そして近畿圏も強い暴風雨の影響を受けそうです。こまりましたね。週末は、京都の総合地球環境学研究所で大切な研究会議があるのですが…。大丈夫かな。今日も昼間はもちそうですが、晩からは雨が降り始めます。予報をみると、ずっと天候が悪そうですね。明日からは、「雷を伴って1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨の降る所もある見込み」との予報も出ています。困りましたね〜。
シンポジウム「宗教教誨の現在と未来~日本人の宗教意識~」
■7月11日、朝から総合地球環境学研究所で会議があり、私自身は参加できませんでしたが、13:30から17:30まで、龍谷大学深草学舎和顔館B201教室で、シンポジウム「宗教教誨の現在と未来~日本人の宗教意識~」が開催されました。会議がなければ、参加したかったのですが、残念です。以下は、大学のホームページに掲載された記事からの引用です。
7月11日、龍谷大学矯正・保護総合センターは、文部科学省科学研究費助成事業・新学術領域研究〔法と人間科学〕「犯罪者・非行少年処遇における人間科学的知見の活用に関する総合的研究」と協働して、「宗教教誨の現在と未来」をテーマにシンポジウムを本学深草学舎和顔館B201教室で開催し、約300名の方が参加しました。
シンポジウムでは、福島至龍谷大学矯正・保護総合センター長の主催者挨拶に続き、石塚伸一龍谷大学大学院法務研究科教授(上記研究代表)から本シンポジウムの企画趣旨について説明がなされました。
第1部では、大谷光真氏(浄土真宗本願寺派前門主)をお迎えし、昨年ノンフィクション「教誨師」を上梓されたジャーナリストの堀川惠子氏がインタビュー形式で、宗教と教誨についてお話しを伺いました。
続いて、第2部では、「犯罪と宗教教誨」をテーマに赤松徹眞氏(龍谷大学学長)、平野俊興氏(東京拘置所教誨師)、平川宗信氏(名古屋大学名誉教授)が講演をおこないました。
また、第3部では、会場の方からのご意見も伺いながら、第1部、第2部の登壇者全員で意見交換をしました。
本シンポジウムは、矯正施設における教誨師の活動を通して、現代社会において宗教の果たす役割や犯罪者の更生などについて考える有意義な機会となりました。
■幸いなことに、シンポジウムに参加できなかった人たちのために、YouTubeの動画もアップされていたので、ここにも動画を張り付けておこうと思います。
シンポジウム第1部・第2部
シンポジウム第3部
夕暮れの深草キャンパス
龍谷大学社会学部・現代福祉学科
▪︎私が勤務する龍谷大学社会学部では、社会福祉学系2学科を「現代福祉学科」に改組することになりました。以下は、大学のホームページからの引用です。
現代社会は、家族や地域の力が弱まり人々は孤立しがちです。厳しい社会情勢のなか、孤立した人や家族は貧困状態に追いやられ、そこから虐待や病気が生じることもよくみられます。このように一つの問題は他の問題へと拡がり、複雑に重なって深刻な状態がうまれ、さらに次の世代にも影響していきます。
このような社会状況において、社会福祉は、施設や相談機関などのいわゆる福祉現場にとどまらず、行政、学校、職場など多様な領域でその視点と方法が求められるようになっています。さらにNPO活動やソーシャルビジネスの分野で社会福祉の知見をいかした新しい支援の取り組みも始まっています。
2016年度からスタートする「現代福祉学科」は、現代が求める社会福祉のあり方を学び、幅広い領域で社会貢献できる人材の養成を目指します。
▪︎来年からの、この新しい学科の開設されます。そのため、受験生用にトップのような動画が制作されました。ぜひ、ご覧ください。
瀬田の夏空
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▪︎本日は1・2限が、「大津エンパワねっと」コースの「地域エンパワねっとⅠ」の全体授業でした。昼休みは、瀬田の研究部で雑用をして、3限はオフィスアワーで学生の指導、4限は4年生のゼミ(社会学演習ⅡA)。やっと、研究室で自分の仕事ができると思っていたら、ゼミで行っている「北船路米づくり研究会」の活動の関連で、農水省の小さな事業に申請書を送らねばならないことが判明…。ガーンとなっていますが、仕方がありません。
▪︎写真は、1・2限に「地域エンパワねっとⅠ」の授業を行った1号館6階の会議室から撮ったものです。窓の向こうには、瀬田丘陵の森と夏空が見えます。室内とのコントラストが、余計に夏の暑さを感じさせます。空の青色が、床に反射しています。それが、少し不思議な雰囲気を醸し出しています。
▪︎右の写真は、同じ会議室の窓から撮ったものです。テニスコートです。もともと、テニスコートは、現在の 4月に開学した農学部の建物の場所にありましたが、諸般の事情から、農学部棟をテニスコートのあった場所に建てざるを得なくなりました。ということで、テニスコートは駐車場に建設されることになりました。もっとも駐車場を有効利用するために、テニスコートは鉄骨の柱の上に乗っかっており、テニスコートの下はいままで通り駐車場になっています。ボールが飛び出さないように、ネットで囲まれているので、遠くからみると巨大な鳥籠のように見えます。
▪︎今週もしんどい1週間でした。月曜日は午前中の1・2限が授業で、午後が研究部の執行部会議。火曜日は午前中が学生の指導で、午後からは研究部の用務。水曜日は午前中が学長会で、午後が校舎建設に関する会議。木曜日は午前中が部局長会議(常任理事会)で午後が研究部の打ち合わせと評議会。そして、本日金曜日。来週は、火曜日と水曜日に時間がとれそうです。学生の皆さん、面談ができますので申し込んでください。
深草キャンパスの草原
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▪︎月・火曜日の午前中と金曜日以外は、深草キャンパスで研究部の仕事に取り組んでいます。必然的に、瀬田キャンパスの研究室にいられる時間は、ごくごく限られてきます。非常に困った状況になっています。なんとかしなくては…。とはいっても、仕事が減るわけではないし…。そんな調子ですから、このホームページにあるブログの更新も、滞るようになってきました。仕事ばかりの日々なので、アップできる話題も限られてきます。いやはや…嘆息…の世界です。
▪︎今日は少し不思議な写真です。深草キャンバスの草原です。ではなくて、これは、深草キャンパスに新しくできた「和顔館」の屋根です。省エネタイプの校舎ということで、屋根には「緑化」が施されています。最初は、何も生えていなかったのですが、そのうちに、このような状況になってきました。最初から様々な自然の雑草の種が撒いてあったのだと思いますが、それ以外にも、外部から飛んできて落ちた種や、鳥が糞と一緒に落としていった種などもあるんじゃないのかな…と想像しています。このような「緑化」には肯定的・否定的意見の両方があると思います。私は、けっこう肯定的なほうかと思います。そばによると虫が鳴いていました。どうせならば、ちょっとしたビオトープみたいな感じにしてもらいたかったな〜とも思います。この草原の下は、右のような感じになっています。4月にオープンしたスターバックスの龍谷大学店があります。
「京(みやこ)の水カフェ」
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▪︎昨日は、終日深草キャンパスでした。午前中は研究部関連の会議報告、午後からは新しい体育館の起工式、そして評議会です。昼休み、午前中の会議で一緒だった農学部の古本強先生と、深草キャンバスの近くある食堂に昼食をとりにいくさい、キャンパス中央にある樹林とよばれるカフェの前で、「京の水カフェ」の幟がたっていました。経営学部の藤岡先生のゼミ生たちの活動のようです。以下は、昨年の大学のホームページに掲載された記事を転載したものです。「水カフェ」のブースの方に向かって歩いているのは、農学部の古本先生です。
龍谷大学経営学部藤岡ゼミは、京都市上下水道局と連携し、京都の水道水のおいしさとクオリティの高さ(安全・安心、低価格、環境にやさしい)をPRする「京(みやこ)の水カフェ×龍谷大学」を、下記のとおり開催します。
「京(みやこ)の水カフェ」とは、京都市上下水道局が実施する「おいしい!大好き!京(みやこ)の水キャンペーン」※の一環として開設するカフェです。2年目の今回は、本学との連携により、学生のフレッシュな感性を京都の水道水を活用したメニューや店舗内装に活かし、来店者に様々な角度から、京都の水道水のおいしさとクオリティの高さを実感していただきます。店内外の装飾、展示等についても学生が行い、当日の接客も学生が担当します。
また、上記取組に加え、メニュー考案の際は、協賛企業の小川珈琲株式会社から本格的な技術指導も受けており、京都の水道水のおいしさを、学生から積極的に発信いたします。
なお、「京(みやこ)の水カフェ×龍谷大学」は祇園祭期間中に実施する予定であり、京都市民をはじめ、その他多くの方々にも京都の水道水のおいしさを知っていただく機会に繋がればと考えております。
龍谷大学深草キャンパス 課外活動施設(第2体育館〈仮称〉)起工式
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■本日の午後、深草キャンパスの顕真館で、「龍谷大学深草キャンパス 課外活動施設(第2体育館〈仮称〉)起工式」が執り行われました。龍谷大学は浄土真宗本願寺派の宗門校であることから、起工式ももちろん仏式です。右の写真は起工式の次第です。「讃仏偈」の「偈」とは、讃歌の意味なのだそうです。阿弥陀如来の前身である法蔵菩薩がおっしゃったお言葉です。法蔵菩薩が師でもある世自在王仏を讃え、自ら世自在王仏のような仏に成りたいと述べ、仏と成るために様々な修行を実践し、すべての人びとを救うために浄土を建てることを誓う…そのような内容なのだと、以前、勉強して知りました。
■ところで、日本の社会では、多くのばあい起工式は神式で執り行われますね。私は、仏式の起工式は初めて参加させていただきました。仏式でも、神式と同じく、鍬入れの儀が行われました。盛砂に、鍬、鋤、鎌を入れる儀式です。このあたりの形式はいつ成立したのか、よくわかりません。キリスト教系の大学ではどうかと少し調べてみましたが、牧師が式を執り行い、神式と同様に盛砂に、鍬、鋤、鎌を入れる儀式を行っていました。おそらくはこのような儀式は神式が起源かと思いますが、そのような儀式が、仏教やキリスト教にどのように受容され、現在の形式におちついたのか。ちょっと、知りたいと思いました。
【追記】▪︎この起工式は、一般には地鎮祭と呼ばれてきました。この地鎮祭のなかで、盛砂に、鍬、鋤、鎌を入れる儀式は、「穿初め(うがちぞめ)の儀」と呼ばれています。神社本庁の公式サイトの説明は以下の通りです。
地鎮祭とは、建物の新築や土木工事の起工の際などに、その土地の神様を祀り、工事の無事進行・完了と土地・建造物が末長く安全堅固であることを祈願するために、おこなわれる祭りです。
一般には「じまつり」などとも呼ばれ、国土の守護神である大地主神(おおとこぬしのかみ)と、その地域の神様である産土神(うぶすなのかみ)、またその土地の神々である「此の地を宇志波伎坐(うしはきます)大神等」をお祀りします。
▪︎本文と同じ繰り返しになりますが、このような神道に起源を持つ「穿初め(うがちぞめ)の儀」が、仏教やキリスト教の起工式にも取り入れられていることです。どういう経緯でそのようなことになったのでしょうね〜。興味があります。私の推測ですが、建設業務にあたる関係者の皆さんが、建設中の安全祈願を願うささいに、この「穿初め(うがちぞめ)の儀」に強くこだわってこられたからではないか、と想像しています。そのような強い関係者の希望を、仏教やキリスト教の関係者は、どのように受け止めたのか。まあ、そのあたりのことですね。
▪︎「穿初め(うがちぞめ)の儀」では、施主である大学を代表して学長が、それから設計事務所の方と建設会社の執行役員の方が、それぞれ鍬・鋤・鎌を盛砂に入れる真似事をされました。そのさい「エイ、エイ、エイ」と3回叫ばれます。建築会社の執行役員の方の声が、一番大きく、力がこもっていて様になっていたような気がします。うちの学長は、声も少し控えめだったかな。
大宮キャンパス
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▪︎昨日も深草で研究部の仕事でした。午前中は、今日開催される常任理事会(部局長会)の前段階の会議で、研究部関連の報告を行いました。そして、昼からは、校舎が重要文化財になっている大宮キャンパスに、研究部の部課長のお2人と向かいました。この4月に設立された「世界仏教文化研究センター」の会議に出席するためです。私自身は、この会議のメンバーではなくオブザーバーです。なんだかんだと、研究部の仕事は続きます…。
▪︎しかし、この大宮キャンパスは、いつ来ても気持ちが良いですね。「気持ちが引き締まります」。「大宮学舎」と呼んだほうが相応しいようにも思います。写真は、縦横の歪みが出ていますが、「気持ちが引き締まる」ということ意味が伝わるでしょうか。ここは、龍谷大学発祥の地でもあります。中央に見えるのは、本館です。国の重要文化材に登録されています。1879(明治12)年に竣工しました。その右は、校舎です。北黌(ほっこう)と呼ばれています。本館をはさんで南側には、南黌(なんこう)があります。こちらも国の重要文化財です。なにか「大学の精神」のようなものが濃厚に感じ取れるがゆえに「気持ちが引き締まる」のです。大宮キャンパスから深草キャンパスに戻るさい、一緒だった事務部長のTさんが、正門で講堂のある本館にむかって一礼されました。「なるほど…」と思い、私も、Tさんの一礼に習って頭を下げました。
【追記】(2015/07/15)■T部長に、どうして「正門で一礼」されるのかお聞きしてみました。「正門の講堂の中には、ご本尊である阿弥陀如来像が安置されているから」ということでした。なるほど。阿弥陀如来像を安置した講堂のある本館を囲むように、重要文化財である北黌(ほっこう)と南黌(なんこう)、そして西黌や西黌別館が配置されています。そのことが、この大宮キャンパスを聖なる空間に、清々しい空間にしているのでしょう。そして、それに加えて、そこにこの大学の「精神」のようなものが宿っているようにも思えるのです。出身者ではない者の、個人的な感想ですけれど。