防災・減災リテラシー
▪️理事と農作業のサポーターをしている「仰木地域共生協議会」では、仰木の耕作放棄地を畑に復活させて有機農業に取り組んでいます。その仰木の棚田で、先日来の大雨により被害が出てしまいました。協議会が活動している場所ではありませんが、深刻です。地元の方たちも、「これほどひどいのは初めて」といっておられるそうです。
▪️この「『大気の川』流量8%増 40年で、温暖化が影響か」という記事にある「大気の川」が原因なんでしょうか。記事では「太平洋高気圧が日本の南に張り出している時に、高気圧の西の縁に沿って水蒸気が流れ込み、西日本や東日本の上空で流量が強まることが分かった」とあります。では、これから予想を超える雨量があるとして、棚田などの場合、どのように予防的に対応すればよいのでしょうか。被害を無くすことが一番ですが、自然の脅威の中でそれは無理だとしても、せめて被害を軽減することも含めて地元でできる何か知恵や方策はないのかなと思います。そのようなローカルな状況に対応した方策がもっと流通して欲しいなと思います。
▪️NHKの「明日をまもるナビ」という番組で、「都市部の擁壁の崩壊」が取り上げられていました。擁壁と盛り土で造成された住宅地。大雨で大量の水を含んだ土砂が、老朽化した擁壁に強い圧力をかけて破壊するらしいです。これ、深刻だなと思いました。擁壁は住宅地だけではありません。「明日をまもるナビ」でも、ドライブレコーダーに残っていた画像だと思いますが、車の運転中、道路沿いの擁壁が突然崩壊するのを拝見しました。運転している人、心臓が潰れる思いだったんじゃいのかな。そのような場所は、いくらでもありますからね。都市水害(内水氾濫)のことも含めて、こわいですね。
▪️これからの時代、どのような「防災・減災リテラシー」が必要になるのでしょう。危ない場所には近づかないということは基本でしょうが、どこが危ないのか「目利き」できないといけません。地下鉄や地下街、アンダーパスが危ないのは当然として、あとは地形を理解できないと危ない目に遭うかもしれません。それぞれの地域の特性を理解しなくてはいけません。普段からハザードマップを確認しておくことが大切なのかな。それと天気図の理解、気象情報の理解でしょうか。大変な時代になりました。気象予報の精度がさらに高くなった時、あらかじめ大雨が発生する確率がかなり高い場合は、事前により安全度の高い場所に移動しておく…というような時代が目の前に迫っているかもしれません。
▪️実は、暮らしている住宅地の中ではないのですが、その住宅地に隣接する運動場の法面が土砂崩れしていました。人身被害が出なくてよかったです。ただ、今、土砂崩れと書きましたが、崖崩れかもしれません。なんだか、よくわかっていませんね。国の国土地理院は、わかりやすい説明を公開しています。「地図で学ぶ防災 ~災害から学ぶ(土砂災害編)~過去の災害から災害危険性を学ぼう!」です。この説明では、土砂崩れという言葉を使っていませんね。土砂災害の中に、①崖崩れ、②土石流、③地すべりの3種類の災害があるという説明です。ということは、近所の「土砂災害」は「崖崩れ」にあたるのでしょうか。定義は、「高さ5m以上、角度が30度以上のがけ地形」ということになっています。おそらくは、小さな「崖崩れ」なのではないかと思います。それから、国土地理院ですから、地形と災害の関係について丁寧に説明してあります。