『日本の社会学 源流と発展⑥ 社会調査』
◾️時々、大学教員の皆さんからご著書を頂戴するのですが、今回は、以前勤務していた岩手県立大学総合政策学部の吉野英岐さんからでした。『日本の社会学 源流と発展⑥ 社会調査』を献本していただきました。吉野さんとは、総合政策学部の地域政策講座の同僚でした。私が2004年に龍谷大学に異動した後も、最後まで岩手県立大学に勤務され、岩手県の地方自治や地域社会にご尽力されてきました。
◾️今回献本いただいた書籍の中で、吉野さんは第7章「細谷昂 - 生涯にわたる社会調査の実践と探求」を執筆されています。細谷昂先生は、日本社会学会の会長を務められた方ですが、東北大学を定年退職された後、私が勤務した岩手県立大学の特に総合政策学部の創設にご尽力された方です。吉野さんや私が所属した地域政策講座のリーダーでした。いわゆる大講座で、私のような若い教員にも丁寧に接する立派な先生でした。非常にお世話になりました。吉野さんが執筆されたこの論文は、農村社会学者である細谷先生が取り組まれた「社会調査の内容を振り返りながら、戦後の日本における農村の社会調査のひとつの流れを明らかにする」ことを目的とされています。 勉強させていただきます。
◾️さて、吉野さんですが、今年の3月に岩手県立大学を定年退職されました。ということで名誉教授なのですが、科研費の研究が残っていることから特命教授として大学の施設を利用して研究を継続されています。立派ですね。吉野さんが定年退職されたので、これで地域政策講座には一緒に勤務した教員が1人もおられなくなりました。ちょっと寂しいです。それだけの時間が経過してしまったわけです。細谷先生ですが、現在、91歳だと思います。仙台でお元気にお過ごしのことと思います。