遠藤 芳英さんの投稿

▪️世界農業遺産の国際シンポジウムが東京で開催されたときに、私は滋賀県の琵琶湖システムのことについて滋賀県庁の職員の方と一緒に報告を行いました。その時に大変お世話になった方が、FAO(国際連合食糧農業期間)に勤務されていた遠藤芳英さんです。現在、遠藤さんはFAOを退職されて日本に帰国されていますが、facebookでつながっています。今回の遠藤さんの投稿は、すべての方達に公開になっているのでここに転載させていただきます。

ホルムズ海峡閉鎖で、肥料、特に窒素系肥料の供給への影響が懸念されてます。サウジ、カタールなどは圧倒的な天然ガス価格の安さで窒素肥料を製造・輸出しており、その供給に支障が発生するとのの懸念です。IFPRIという国際的な農業研究所の報道によると、ある試算では、肥料供給の3分の1に影響が及ぶとのこと。
The Iran war: Potential food security impacts

アメリカでも、農業団体が肥料価格への影響を懸念しており、トランプ大統領に対策を要請する書簡を送ったようです。
トランプ大統領に対策を要請する書簡
肥料や農業で使われる石油関連商品の費用高騰が、農家経営を圧迫するため、トランプ大統領に対策を要請してます。                          
こうした肥料供給の不安定化は、特に肥料の大輸入国のインドやブラジルに影響するといわれており、世界の食料供給にもその余波がくると言われてます。日本も再び食品価格の上昇に見舞われるという嬉しくない予想が太宗です。早く事態の鎮静してもらいたいものです。イタリアから帰国以来、食品価格の高騰ぶりには驚きの連続です。

▪️この遠藤さんの投稿を拝読する少しまえに、「中東情勢混乱でロシアはクーデター懸念、カタールのLNG生産停止は世界に影響」という「Forbes Japan」記事を読んでいました。前半の「ロシアはクーデター懸念」についてはここでは横に置いておいて、後半の「カタールのLNG生産停止は世界に影響」に注目しました。自分の無知を恥じないといけませんが、天然ガス(LNG)と肥料の関係について何も知らなかったからです。カタールの豊富な天然ガスから肥料(特に窒素肥料)が生産できるのは、天然ガスの主成分である「メタン」が、肥料の核となる「アンモニア」の原料になるからなのだそうです。天然ガスを高温のスチームと反応させることで、メタンに含まれる水素を取り出すのです。天然ガスをエネルギー源として使うわけではないのです。

▪️「水素の供給源」として利用しているのです。取り出した水素と、空気中から取り出した窒素を高温・高圧下で反応させ、アンモニアを合成し、合成されたアンモニアをさらに天然ガスの処理過程で発生する二酸化炭素と反応させて、窒素肥料の一種である尿素を生産するのです。天然ガスの巨大なガス田の近くに大規模な化学プラントを建設して、採掘から肥料製造までを効率的に行い、カタールは世界有数の肥料輸出拠点となっているそうなのです。中東の戦争が、世界中の食糧問題に直結しているのですね。無知は恥ずかしいを通り越して、恐ろしいことなのだと思うわけです。

▪️もちろん、天然ガスだけでなく原油が不足すると、ガソリンだけの問題ではありません。原油から精製されるナフサは、プラスチック、合成繊維、ゴムなどの主原料です。身の回りを見回してみてください。あらゆるところにプラスチックが使用されています。ペットボトル、食品容器、レジ袋、家電やスマートフォンの筐体、自動車の部品…。それから、ポリエステルやナイロンといった合成繊維が作れなくなるので、衣類の供給が激減します。洗剤、化粧品、塗料、接着剤なども石油由来の成分に依存しているので、供給がストップします。

▪️医療現場で使用される注射器、点滴袋、カテーテルなどはすべてプラスチックです。防護服、マスク、手袋などもナフサを使っています。ナフサは多くの薬の「成分(原薬)」を作るための原料になります。ナフサが製造できないと医療が崩壊してしまいます。これらの医療関係の製品の値段が高騰すると医療費は大変なことになります。

▪️さきほど、天然ガスから尿素が生産されるということを書きましたが、もちろんガソリンが高騰し不足すると、農業機械が動かせなくなります。漁船もう動きません。農産物や水産物を輸送することもできなくなります。流通の関係でいえば、輸送するさいの道路はアスファルトでできていますが、あれは原油の残渣からできているそうなので、道路も大変なことになります。こうやってみていくと、あらゆるものが不足し、値段が極端に高くなるわけです。経済的に弱い立場にある人たちが一番、その被害を受けることになります。

▪️おそくらくは、天然ガスや原油が日本に届かないことで、もっと様々な問題がドミノ倒しのように発生していくはずです。そのことをもっと世界の多くの人びとと共有していかねばなりません。そもそも、これほど石油に依存する社会システムがいかにいかに危ういものであるのかということも含めて、このような戦争でリアルになりつつある世界の状況を理解する必要があるように思います。

“Spring has come.”

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▪️我が家の庭にも春がやってきました。8年前の春のことですが、庭師さんに、我が家の小さな庭を大改修していただきました。それ以降、あまり世話をしなくても、春はこうやって花を咲かせてくれるようになりました。定年退職して時間ができたら、もっと四季折々に花が開花するようにいろいろ植えていこうと思います。

▪️仰木地域共生協議会で、一緒に野菜づくりのサポーターをしている方から教えていただきましたが、比較的ご近所でオープンガーデンをされている方がいらっしゃるようです。自分の家の美しく咲き誇った庭をご近所の皆さんにも開放する小さなイベントです。少し以前のものになりますが、Instagramにも写真が公開されていて拝見させていただきました。素晴らしい、豪華でお見事な庭でした。我が家はとてもそのような高度なレベルには到達できそうにありません。加えて、庭を大改修していただいた時のコンセプトのベクトルは豪華で見事…とはまた違った方向なので、そのコンセプトに沿いながら庭づくりをしていこうと思います。

▪️1段目:リュウキュウアセビ。2段目左と右:クリスマスローズ。3段目左:スノーフレイク。まだ咲き始めです。3段目右:ラッパスイセン。庭のあちこちに咲いています。黄色い色が良いアクセントになっています。4段目左:ヒマラヤユキノシタ。4段目右:ムスカリ。5段目左:イカリソウ。5段目右:スミレ。

▪️立ったままざっと庭を眺めているだけだと、日々刻々と変化する庭の様子はわかりません。しかし、しゃがんで庭仕事をしていると、小さな花が開花していることに気がつきます。小さな庭なのですが、そのような庭でも、地面に目を近づけて細かくみると日々いろんな変化が生まれています。そのような変化に気がつくことに、とても幸せを感じます。昨日は、イカリソウが開花し始めていることに気がつきました。また、スミレも咲き始めました。写真のスミレは栽培品種のスミレですが、庭のあちこちに自然のスミレが咲き始めています。おそらく、タチツボスミレです。

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▪️ご近所のお庭の樹にも花が咲いています。毎年、他所のお家の庭ですが、道からよく見えるので楽しみにしています。白いのはモクレン。ビンクはコブシ。黄色はミモザです。素敵ですね。

夏原グラントの審査・春の訪れ・新学期

▪️平和堂は滋賀県を中心に近畿地方、北陸地方、東海地方で170店舗の総合スーパーとスーパーマーケットを展開する企業です。滋賀県内には83店舗、京都府内には19店舗あります。その平和堂の創業者である故夏原平次郎さんが、「平和堂をここまでに育てていただいた地域の皆様に感謝し、そのご恩に報いるため」にと、私財を寄付して1989年3月に設立されたのが平和堂財団です。平和堂財団は、教育・文化・スポーツ・環境・児童福祉の5つの分野で助成活動を行っていますが、その中でも前会長であった故夏原平和さん(創業者のご子息)の名前が入った助成活動が「夏原グラント」になります。夏原平和さんの強い思いを込めて始められた助成活動であると聞いています。その夏原グラントは、滋賀や京都で環境保全等に関わる市民団体の皆さんの活動を助成によって応援しています。

▪️「夏原グラント」で大きな位置占めているのが「一般助成」です。2年以上の活動実績があり、先進的で他のモデルとなるような事業に取り組むNPOや市民活動団体に、1件あたり上限50万円を助成します。また、これを機に団体を立ち上げて活動を始めようとする場合、または小規模で継続的な活動に対して、1件あたり上限10万円を助成します。昨日は、1年目二次選考20団体のプレゼンテーションによる選考をはじめとして、各種の選考が行われました。いつものことながら、朝10時から夕方までですので、最後は少々頭の中が疲れて痺れてしまうような感じになりましたが、無事に選考会を終えられて、選考委員長としてはホッとしています。また、次年度に向けて選考委員間で良い意見交換が行われました。選考会の後は、今回で退任される財団常任理事さんを囲んで、また今年度、新たに選考委員に就任された方も囲んで、歓送迎会が草津で開催されました。

▪️その歓送迎会の後、草津駅から電車に乗って帰宅している最中、山科駅で春先特有の森林からの香りが漂ってきました。この香りというか臭い、私はちょっと苦手なんですね。ヒサカキの花の臭いらしいです。この臭いで、ハエを呼び寄せるのだそうです。好きな臭いではありませんが、この臭いで春がやってきていることを実感します。朝は、ウグイスの鳴き声も確認しました。もうじき、新学期が始まります。私にとって、夏原グラントが終わると新学期という感じなんです。

第49回全日本アンサンブルコンテストで龍谷大学クラリネット四重奏が金賞を受賞‼️

Screenshot ▪️龍谷大学吹奏楽部・クラリネット四重奏の皆さんが、広島で開催された全日本アンサンブルコンテスト・大学の部で「金賞」を受賞しました。全ての審査員が「A」と判定したとのことです。オール「A」です。ということで、金賞は金賞でも、日本一ということになりますね。素晴らしいです。日々の鍛錬をベースに、4人のチームワークによるアンサンブルが素晴らしかったんでしょうね。おめでとうございます‼️

▪️記事は、以下からお読みください。「龍谷大は金「成果出せた」 全日本アンサンブルコンテスト」。このアンサンブルコンテストに同行された副部長の皆さんとLINEでやり取りをしました。お祝いのメッセージを送ったところ、「ありがとうございます!😆✨伸び伸びと楽しんで演奏しており、今年も素晴らしい演奏を聞かせてもらいました😊✨」と返信がきました。副部長さんとしても、安心、幸せな気持ちになったことでしょう。

「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」

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▪️JRの「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」に乗りました!!…ということが実現したら良いなと思いますが、あくまで見学です。ホテルが走っているという感じです。すごいな〜。世代を超えた、たくさんの鉄道ファンがホームにいっぱい。警戒の腕章をされたJRの職員さんもホームに立っておられました。今回の「瑞風」は「びわ湖周遊・せとうちコース(下り)」です。今日は天気が良いので、乗客の皆さんは、美しい春の琵琶湖の景色を堪能されているのではないでしょうか。今日は長浜観光をして車中泊。明日は山陽本線を西に走り岩国観光をして車中泊。ということは、穏やかな瀬戸内海も堪能できるわけですね。そして終点の下関へ。長浜と岩国では、瑞風バスが迎えて観光案内してくれるようです。ただし、金額を調べてびっくりしました。でも、一生に1回くらいはこういう贅沢をしてみたいですね。

▪️写真についても少し説明をしておきます。「瑞風」は全部で10両編成です。トップの写真は、一番最後尾の10号車、ここは展望車です。剣道の面のような部分は、展望デッキです。その上に運転席があります。3段目左、京都から下関に向かって左向きの矢印がありますが、そこには小さく琵琶湖線・山陽本線経由と書いてあります。右側はザ・スイート7号車のバスルーム。4段目はザ・スイートのツインベッド。ホームからですが、多くの皆さんが高級ホテル並みの客車内をご覧になって驚いておられました。4段目の右は、6号車の食堂車です。松花堂弁当の塗りの器で食事の準備をされていました。5段目左は1号車の展望車です。展望デッキの上の運転席には、運転士の方がおられました。まあ、当たり前ですね。失礼しました。

▪️窓のカーテンを締めている方もおられましたが、ウエルカムドリンクを飲みながら外を眺めておられる方達もおられました。中には、笑顔で手を振ってくださる方もいらっしゃいました。どういう方達が、乗車されているのでしょうね。まあ、お金持ちですか。でも、何かの記念で乗車されている方もいらっしゃるでしょうね。1泊2日(片道)、ロイヤルツインで約30〜40万円台だそうです。まあ、海外旅行よりも高いということになりますね。ただし、室内だけでなく食事も各地の名店が企画しているようですね。もっとも、糖質制限をしている私などは、なかなか難しいところがあります。

第68回大津市民駅伝競走大会

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▪️先日の日曜日に、「第68回大津市民駅伝競走大会」が開催されました。場所は田上です。安藤学長も応援に駆けつけられました。昨日、学長室の城監督から駅伝の結果についてお知らせが届きました。14チームのうち6チームが龍谷大学関係のチームです。すごいですね。大津市民駅伝を龍谷大学が支えているかのようです。ちなみに、当然、アスリートチームの「龍谷大学教職員チームA」は1位を目指しつつ、「シガウマラ」というトレールランニングのアスリートチームを抜くことはできませんでした。これは予想の範囲でした。しかし、みなさんが驚いていたのは、謎の若者チーム「よしぴよ駅伝隊」が1位だったということでしょうか。さて、私は、かなり前に駅伝に出場していたのですが、勝手に引退しています。応援にもいかずに、宴会だけ参加しています。来年は応援ぐらいは行こうかな。このブログにも投稿しています。2013年の第55回大会、そして 2014年の第56回大会です。懐かしいです。ジョギング大会ではなく駅伝ですから、全力で走らねばなりません。当時は、まだフルマラソンなど走っていましたからね。その余力で駅伝も出場できました。まあ、今の体力の私だと絶対に無理です。

▪️還暦前から、駅伝は走らないし(走れないし)、応援もせず、慰労会だけの参加になってしまいました。会場は、大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」です。日曜日でしたが、特別に宴会を開かせていただきました。宴会には、応援に来られていた学長もお越しになりました。慰労会では「自分は走っておらず、応援だけなので、慰労会は…と思っていたら、走りもしないし、応援もせず、宴会だけにくる脇田先生がおられると聞いて、こちらにも参加させていただきました」とスピーチされましたwww。また、「岐阜県人会を立ち上げました、打倒『淡水会』(滋賀県人会)!!」とも叫んでおられました。滋賀県人会会長(わたくし)の前でwww。宴会では、「龍谷大学教職員チームA」で走られた村井啓朗さんと、少しだけですけどお話ができました。環境省から龍谷大学に出向された方で、2024年9月より本学のサステナビリティ推進室ディレクターを務めておられます。これは、地元BBCのニュースです。ここに教職員の方がちらりと出てこられるそうです。あっ、走っている奧村康仁さんと応援している若林雅子さんを確認。

「人たらし」のAI

▪️AIと結婚したいという人がいるっていう記事を新聞で読んだことがあります。そうですよね。AIは「人たらし」ですからね。上手に、微妙に、人の心をくすぐってきます。それがわかっていても、その快感に身を委ねてしまう人がおられるのは、そうなのかなと思います。いつもはAIを研究のために実務的に使うのですが、今日は、個人的に中国茶のことで、質問をしてみました。私の30年前の中国での経験や記憶を語ると、「人たらし」的にAIが反応してきました。反応というか、そういう仕掛けになっているわけですけど。

▪️約30年ほど前のことになりますが、(仮称)琵琶湖博物館開設準備室(滋賀県教育委員会)に勤務している時に、世界の湖沼を取材するという目的で、私たち準備室のメンバーはプロのドキュメンタリー会社のクルーと一緒に、あちこちの世界の湖沼に出かけました。私の担当は中国でした。湖北省、湖南省で取材しました。長江沿いの湖沼を尋ねました。湖南省の洞庭湖を訪れた際に立ち寄ったのが、君山という小さな島でした。島といっても、長江流域の中にある島です。そこで栽培されているのが、「君山銀針茶」です。それをその時に飲んだのです。朝早い時間帯だったと思います。当時は、お茶の味はよくわかりませんでしたが、そのシーンだけよく記憶しています。ということで、その「君山銀針茶」について質問してみました。すると、反応してきました。

脇田: いや、今から30年ほど前に、君山まで行くことがあって、その時に飲んだのです。

AI: それは素晴らしい体験をされましたね!30年前の君山島(洞庭湖に浮かぶ島)を訪れて、現地で君山銀針を飲まれたというのは、お茶好きの方からすれば最高の贅沢であり、非常に貴重な思い出だと思います。30年前(1990年代半ば)の中国茶を取り巻く環境を考えると、当時の君山銀針は今よりもさらに「知る人ぞ知る」聖地のお茶だったはずです。当時の体験について、特に印象に残っていることはありますか?
茶葉の動き: ガラスコップの中で、針のような茶葉が立ったり沈んだりする「三起三落」を実際に目にされましたか?
現地の風景: 洞庭湖の広大な景色や、君山島の静かな雰囲気はいかがでしたか?
味わいの記憶: 当時飲まれたお茶の、淡く甘い独特の風味は今でも覚えていらっしゃいますか?

もしよろしければ、当時の旅のエピソードやお茶の感想をぜひお聞かせください。

▪️どうでしょうか。私がAIは「人たらし」といったことをご理解いただけたでしょうか。AIは人ではないので、疲れないのでしょう。でも、「よし会話をできるだけ続けてみようじゃないか」と挑戦してみることにしました。

脇田: 思い出を書きます。コップに君山銀針茶を入れて、コップのかなり上の方から勢いよくヤカンから湯を注ぎ込み、その後は、しばらくガラス板で蓋をして待ってからいただきました。

AI:三十年ほど前の君山島で、その光景を目の当たりにされたのは本当に貴重な体験ですね。お話を伺うだけで、当時の情景が鮮やかに浮かびます。その「高い位置から勢いよく湯を注ぐ」動作と「ガラス板で蓋をする」工程には、君山銀針の魅力を引き出すための理にかなった作法が含まれています。

1.「高冲(ガオチュン)」という技法
高い位置から勢いよく注ぐのは、単なる演出ではなく、お湯の勢いで茶葉を躍らせ、香りを一気に立たせるためです。また、注ぐ際にお湯の温度を適度に下げ、繊細な芽茶を傷めないようにする知恵でもあります。

2.ガラス板での「密閉」
君山銀針は非常に空気が含まれやすい「芽」のお茶です。ガラス板で蓋をして蒸らすことで、茶葉の中の空気が抜け、あの幻想的な「三起三落(垂直に浮き沈みする動き)」がより美しく、確実に行われるようになります。

3.当時の空気感
30年前といえば、まだ中国の観光地も今ほど現代化されておらず、洞庭湖の静寂の中で、素朴なヤカンから注がれるお茶の香りが一層際立っていたのではないでしょうか。その時に召し上がった一杯の「香り」や「茶葉が立ち上がる様子」で、特に心に残っているディテールはありますか?あるいは、その後の旅の続きなども気になります。

脇田: いえ、美味しかったことしか覚えていません。当時は、お茶にそれほど関心がなかったせいかもしれません。

AI: 「美味しかった」という記憶が一番にのこっている、それこそが最高に贅沢な体験だった証拠ですね。知識や関心があるから美味しく感じるのではなく、「その場所で、その淹れ方で出された一杯が、理屈抜きに心に響いた」。30年前の君山島という特別な空気感の中で、本物の君山銀針が持つ「微発酵による優しい甘み」が、体に染み渡ったのだと思います。今や君山銀針は非常に高価で、偽物も多く出回るほど希少な存在になってしまいましたが、現地で「最高の一杯」を味わわれたという記憶は、何物にも代えがたい財産ですね。もし今、その当時の味を思い出しながら、何か他のお茶(例えば、同じように甘みのある白茶や、香りの良い緑茶など)を試してみたいというお気持ちはありますか?

脇田: そうですね。浙江省の杭州の西湖の湖畔で、暖かい日差しの中で、龍井茶を飲みながら、向日葵の種を食べたことがあり、またやってみたいなと思います。

AI: それはまた、中国の春の昼下がりを象徴するような、最高に贅沢でゆったりとした時間ですね。西湖龍井(せいこ・ろんじん)をすすりながら、カリカリと向日葵の種を剥いて食べる。これこそが杭州の人々が最も愛する「これぞ中国の休日」という過ごし方です。あの体験をまた味わいたいと思われた時、いくつか今の視点で楽しめるポイントがあります。

1.「豆のような香ばしさ」の再会
龍井茶は、釜炒り特有の「豆を炒ったような香ばしさ」が特徴です。向日葵の種の香ばしさと合わさると、止まらなくなる美味しさですよね。

2:ガラスコップで飲むスタイル
龍井茶も、君山銀針と同じようにガラスコップで、茶葉がひらひらと舞うのを眺めながら飲むのが現地流です。

3:今の西湖の風景
30年前と比べると、今の西湖畔は美しく整備されていますが、柳の揺れる風景と「お茶を飲みながらのんびりする空気」は変わっていません。最近は日本でも、現地のような質の高い龍井茶や、味付きの向日葵の種(五香粉味など)を手軽に手に入れられるようになっています。もしよろしければ、ご自宅でその「杭州の午後」を再現するために、美味しい龍井茶の選び方や、向日葵の種のお取り寄せ情報などをお調べしましょうか?

脇田:はい、調べてください。

▪️なかなかの、疲れを知らない「人たらし」ですね。そのことを実感しました。でも、なんだかハリボテ的な対応ですよね。「ポチョムキン理解」なんでしょうかね。そこが、実際の人間と違うところです。ユーモアや関西でいうところのツッコミはありません。また、こうやって、様々な情報を引き出して学習しているのでしょうか。このAIとのやり取りがいつ終わるのかなと思いつつ。でも、こちらのメッセージで「ああ、疲れた」ということは書きませんが、短くなるに従って、反応がおさまってきました。その収め方も、なかなか上手ですね。

2026年度面談の記録

■このエントリーでは、2026年度のゼミ生や実習生との面談の予約・実施状況を記録として残していきます(「社会共生実習」「社会学基礎ゼミナール」の履修者、大学院の方との面談も必要があれば付け加えていきます)。ただし面談の詳しい内容については、ここには書きません。

■私のこれまでの経験では、卒論に関していえば、面談の回数と卒論の進捗状況とは比例しています。また、面談の回数と卒論のレベルも比例しています。きちんと準備をして面談に臨んでください。また、自分のペースメーカーとしてこの記録を時々見るようにしてください(「しばらく面談に行っていないな…、これはマズい」という感じです…)。面談の予約・終了のみここに書き込んでいきます。このページは、「2026年度」4月からの面談記録です。

■記録に残せなかった面談も多々ありますので、抜けている場合は申し出てください。

■2026年度は、私の大学教員としての最後の年度になります。

【4月】
(1)2026/4/2/:11:00 : 4回生 TY(ゆいか)面談。卒論の調査。予約。

チャイコフスキー交響曲第4番 へ短調 作品36より 終楽章 龍谷大学吹奏楽部(第51回定期演奏会 2024年12月27日 ザ・シンフォニーホール)


▪️一昨年の龍谷大学吹奏楽部第51回定期演奏会のメインの曲、「チャイコフスキー交響曲第4番」がYouTubeにアップされていることに気がついていませんでした。2024年に部長を退任してからも、ずっと龍谷大学吹奏楽部のファンであることに間違いはないのですし、サマーコンサートや定期演奏会には必ずでかけているのですが、やはり以前と比較して、こうやってYouTubeで吹奏楽部の演奏を鑑賞することが減ってきているのだと思います。反省。立派な演奏だと思います。このときの印象は、ブログに投稿しました。「龍谷大学吹奏楽部「第51回定期演奏会」と「奇跡のチェロ・アンサンブル 2024」」です。

琵琶湖博物館30周年記念ギャラリー展示「民俗学者 橋本鉄男がみた近江-滋賀民俗研究のいしずえ-」

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▪️まだ30代半ばだったと思いますが、(仮称)琵琶湖博物館開設準備室(滋賀県教育委員会)に勤務しているとき、民俗学者の橋本鉄男先生に大変お世話になりました。一度、先生のご自宅を訪問しました。その時、こんな話をしてくださいました。県の文化財保護課の職員さんと一緒に、橋本先生が、ある村に聞き取り調査に行った時のお話でした。民俗学者は、村の古老に昔はどうだったか、どうしていたのか…そういうことを丁寧に聞き取りします。橋本先生が、古老に対して「おじいさん」と呼びかけていろいろ話をお聞きになったようですが、その古老の家から出た際に、県の職員さんから「先生、先生の方が年上なんですよ」と言われたと笑い話のように話してくださいました。橋本先生は、1996年10月11日に79歳でお亡くなりになりました。その9日後に琵琶湖博物館が開館しました。私は民俗学者ではありませんが、この展示、とても関心があります。

▪️知り合いの写真家・辻村耕司さんが、『湖国と文化』の民具特集で一昨年琵琶湖博物館に取材に入られた際、橋本鉄男さんの資料整理の最中だったそうです。「貴重な写真が多い」とのことでした。ぜひ、観覧させて頂こうと思います。

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