- 教員氏名
- 嶋﨑 陽一(しまざき よういち) 准教授
- 所属学科
- 社会学科
13世紀フランスの散文によるアーサー王物語
「小説や物語はどう書かれるべきか」という方法論が定まっていない時代の文芸作品創作に、現代では考えられないような奇想が盛り込まれて、さまざまに試行錯誤が行われ、やがて来るべき時代のスタンダードな創作作法へと連なっていく。その過程をつぶさにみられる点に面白さがある。
日本でのフランス文学研究は、研究者の関心が19世紀以降に偏りがちなところ、他人とは異なることがやりたかった。
小説は岡本綺堂『半七捕物帳』、谷崎潤一郎『鍵』『少将滋幹の母』、映画は『エイリアン2』、『オデッセイ』、『ガメラ2 レギオン襲来』、『蜜蜂と遠雷』など
自分の好奇心に誠実に。他人の目を気にせずに。