- 教員氏名
- 阪口 春彦(さかぐち はるひこ) 教授
国際福祉(①途上国や福祉先進国などの海外における福祉課題やその取組、②多文化共生などの国内におけるグローバルな福祉課題やその取組、③戦争・平和などの国境をまたぐ福祉課題やその取組)、観光福祉、マクロ・ソーシャル・ワーク、社会福祉教育が主な研究テーマです。
さまざまな国・地域のこと、過去・現在・未来のこと、社会福祉だけでなくさまざまな分野のことを知り、考える必要があり、研究すればするほど自分の視野が広がっていくことを感じることができます。また、自分のためだけでなく、社会のためにもなるという社会的意義を感じることもできます。
大学受験に当たり、何に関心があるのか自問した際、戦争・平和、飢餓、人種差別の3つの課題が思い浮かび、国際福祉について大学で学びたいと考えました。観光について学んでいると、観光は平和な社会を作っていくことに貢献しうると感じ、観光福祉も研究するようになりました。マクロ・ソーシャル・ワークについては、学生時代の指導教員からの影響が大きいです。社会福祉教育については、自身がよりよい社会福祉教育を行いたいと考えたためです。
私自身南アフリカで一年間暮らしたことがあるということもあり、好きな映画は、アパルトヘイト政策が撤廃されるまでの南アフリカを舞台にした『マンデラの名もなき看守』です。ネルソン・マンデラのようなカリスマのある人でなくてもアパルトヘイト政策の撤廃に貢献できることなど、多くのことを学ばせてくれる映画です。主な趣味は、サッカー、スノーボード、旅行、音楽です。
情報や物があふれ、結果を出し続けることを求められる社会の中で、目の前のことで精一杯で、広い視野や長期的な視点、好奇心・冒険心・遊び心を持ちにくくなっていて、孤立を感じる、自分の殻に閉じこもる、生きる意味を感じられなくなる、そういった生きづらさを感じている人が多いという現実があるように思います。
私は、自転車で琵琶湖を一周したことがあります。体の痛みを感じながら長時間走りましたが、無駄に労力と時間を使って出発地点に戻ってきたわけではありません。一周することによって、琵琶湖周辺の美しい景色を見たり、爽快感や達成感を得たりと、多くのものを得ました。目標に向かって一直線に進み続けることが正解ではなく、まさに回り道をすることの大切さを感じました。また、自転車をこいでいる時は、なかなか前に進まないと感じましたが、目標地点に到達して振り返ってみると、多くの距離を進むことができたことを実感しました。人生もきっと同じ。回り道も大切。そして、少しずつでも前に進み続ければ、大きな前進を得られます。