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Faculty of Sociology

社会学部

プロジェクト科目群
演習(ゼミ)紹介

Seminars

現代社会領域

吉野 友津基さん

ゼミ研究テーマ:
「オーバーツーリズム」

吉野 友津基さん

4年生(大阪府立箕面高等学校 出身)

ゼミでの研究、取り組みテーマについて

観光社会学の視点から、オーバーツーリズム問題を探究しています。このテーマに興味をもったのは、長らく開催されてきた宮島水中花火大会の打ち切りがきっかけです。観光客の許容量超過で地元の伝統が途絶えることに衝撃を受け、問題解決の糸口を見つけたいと考えました。

ゼミを選んだきっかけ

舟橋ゼミでは、個々人が選んだテーマにそって研究を進めます。このゼミを選択したのは、先生の専攻と異なるテーマでも親身にサポートしてくださると感じたからです。オーバーツーリズムを選んだ私の思いを受け止めてくださる、先生の懐の深さが決め手でした。

研究のなかで印象的だったこと

今まで花火大会を開催していた運営団体と、花火大会を再開しようとしている別の団体にアンケートを実施したことです。運営側に求められる安全性確保の高さや行政機関との連携の難しさなど、参加者側からは見えにくい課題や視点を肌で感じることができました。

今後、研究をどのように活かしていきたいか

社会課題の解決法を考えるにあたっては、実際に現地に足を運び、自分の目で確かめ、当事者と直に対話することが重要です。自分が当事者になっている問題は何か。さまざまな社会課題を自分ごととしてとらえ、人々の困りごとを解決できる人になりたいと思います。

[ゼミで取り扱う学びのテーマ(例)]

現代社会領域

  • 生成AIを利用している学生の特徴
  • ディズニープリンセスから読み解く女性像の変化
  • 男性の生きづらさと現代日本社会の考察―日本に蔓延る男性と女性の二分法的思考を踏まえて―
  • 服装規範の変容に関する考察―規範の内面化と自由の中の不自由―
  • 京都観光における観光税の機能と限界―オーバーツーリズム対策の観点から―
  • なぜ人は差別をするのか?―構造と心理から見る差別の本質―
  • 若者はなぜ夜職を始めるのか
  • 学校制服とジェンダー規範の再検討―多様性に配慮した制度運用をめぐって―
  • 日本の温泉におけるタトゥー規制の経緯と要因
  • 結婚観に対する大学生の意識調査

文化・メディア領域

栗本 未来さん

ゼミ研究テーマ:
推し活の社会学

栗本 未来さん

4年生(群馬県立桐生高等学校 出身)

ゼミでの研究、取り組みテーマについて

「推し活」について研究しています。このテーマを選んだのは、私自身がK-POPグループに夢中になり、多くの時間とお金を費やしたことがきっかけでした。これまでの経験を、理論を裏づける根拠として活かし、自分らしくテーマを掘り下げることができています。

ゼミを選んだきっかけ

2年次に受講した工藤先生の「文化社会学」の授業が想像以上に興味深く、先生のもとでなら「推し活」というテーマを、自由に研究できると思ったからです。ゼミ生が取りあげている多様なテーマにも刺激を受け、世界がどんどん広がっていくのを実感しています。

研究のなかで印象的だったこと

アイドルを学術的にとらえた書籍をとおして、彼らの活動を社会的・文化的視点から考察する面白さを感じるようになりました。エピソードに共感したり、反論したりと読むたびに新たな発見があります。好きなことを学問として追究できるのが、とても楽しいです。

今後、研究をどのように活かしていきたいか

大学時代の経験と研究活動は、卒業論文のテーマ「推し活という名の搾取」につながっています。アイドルの活動をさまざまな角度から分析し、多角的な視点が身につきました。今後も一つの視点にとらわれることなく、広い視野をもって行動していきたいです。

[ゼミで取り扱う学びのテーマ(例)]

文化・メディア領域

  • 「SNSの中の自分」は本当の自分か?―デジタル空間における自己像と他者評価―
  • ダイエットは“自分のため”なのか―SNS時代における身体管理と承認欲求の社会的構造―
  • 人が応援するということ―現代アイドル文化における能動的な関与の心理的・社会的構造―
  • テレビ視聴の減少と食生活の個人化―メディア環境が変える食卓の風景―
  • アパレル販売員のワークモチベーション
  • 「無宗教的宗教性」の構造―「『嵐』の活動終了」から考える新しいアイドル論―
  • 地元密着型YouTuberの可能性―東海オンエアと岡崎市の繋がりについて―
  • AIを活用した高齢者福祉サービスの現状と今後の可能性
  • 広告がつくる外見への意識

健康・スポーツ社会領域

安部 謙伸さん

ゼミ研究テーマ:
eスポーツのスポーツ性

安部 謙伸さん

4年生(岡山県 創志学園高等学校 出身)

ゼミでの研究、取り組みテーマについて

世界的に注目を集めている「eスポーツ」を研究しています。競技人口も観戦人口も増加する一方、日本では遊びのイメージが強く、スポーツとしての認知が遅れてきました。どのようなプロセスを経て日本で認知されていくのか、学問的に解き明かしたいと思っています。

ゼミを選んだきっかけ

大学での学びをとおして、スポーツ社会学から情報社会学へ興味の対象が変わりました。急速に情報化していく現代社会で、人々の行動や社会構造、文化、政治、経済がどのように変化しているかを深く学びたいと考え、この分野を扱っている築地ゼミを選びました。

研究のなかで印象的だったこと

新聞やテレビ、SNSなどのメディア媒体から多角的な視点で意見を交わし、社会の動きを読みとる力をつける時事ニュースディスカッションが印象に残っています。意見交換により、情報を鵜呑みにせず本質を見抜いて客観的に分析する、批判思考力が身につきました。

今後、研究をどのように活かしていきたいか

ゼミでは、本当に興味のある分野を掘り下げ、そこで生まれた問いをもとに卒業論文を執筆します。定期的に行われる報告会や学術理論の紹介は、斬新で面白いアイデアばかりです。他のゼミ生から得た新たな視点を、自分のテーマに落とし込んでいこうと考えています。

[ゼミで取り扱う学びのテーマ(例)]

健康・スポーツ社会領域

  • スポーツ経験が心理的対処に与える影響―幼少期の習い事を通してみる心の発達―
  • 筋力トレーニングとメンタルについて―筋力トレーニングによってメンタルの変化があるのか―
  • スポーツ漫画・アニメが大学生の運動意識及び行動に与える影響
  • 高齢者の運動とスポーツ活動の実態
  • 運動と音楽の関係
  • スマホなし生活―デジタルデトックスが生活習慣および心理状態に与える影響―
  • 地域で養う心と体の健康
  • ファッションにおける心理的影響
  • 日本人の食生活とライフスタイルの変化―なぜ健康食品が人気なのか―
  • 労働に対するメンタルヘルスの課題―働き手に寄り添った社会の実現―

現代福祉領域

佐藤 春渚さん

ゼミ研究テーマ:
義足ユーザーのファッション

佐藤 春渚さん

4年生(大阪府立大冠高等学校 出身)

ゼミでの研究、取り組みテーマについて

「義足ユーザーが義足を隠さずに生活できる社会」が研究テーマです。当事者である義足ユーザーにアンケートを実施し、その結果から義足ユーザーが求める社会を明らかにしたいと考えています。望む社会を実現するために必要な環境や社会変化も考察していきます。

ゼミを選んだきっかけ

大学での学びをとおして、スポーツ社会学から情報社会学へ興味の対象が変わりました。急速に情報化していく現代社会で、人々の行動や社会構造、文化、政治、経済がどのように変化しているかを深く学びたいと考え、この分野を扱っている築地ゼミを選びました。

研究のなかで印象的だったこと

3年次に行ったグループ発表です。資料を調べ、意見を出し合って発表をつくりあげる作業に苦労しながらも、仲間と協力しながら形にしていく面白さを実感しました。先生や他グループから意見をいただき、自分だけでは気づけない考え方にもふれることができました。

今後、研究をどのように活かしていきたいか

意見交換で多様な視点にふれた経験は、大きな強みとなりました。義足ユーザーの声をどう受け止め、分析するかを考えるうえで役立っています。当事者の声を丁寧に聴き、背景も含めて相手を理解する姿勢を忘れず、クライエントの生活に寄り添える相談員をめざします。

[ゼミで取り扱う学びのテーマ(例)]

現代福祉領域

  • 母子家庭の子どもへの影響と支援
  • “ 怒り” の向こう側にあるもの―認知症高齢者の感情表出に対する理解とケアの在り方―
  • 虐待を受けてもなお子どもが親を求め続ける心理
  • 京都市で子育てをしやすい環境をつくるために
  • 重症心身障害児者とのコミュニケーションを考える―「人間どうし」の関わりあい―
  • 子どもの貧困と地域社会―支援の多様性と今後の課題―
  • 不登校児童生徒への支援の課題―相談機会のあり方を中心に―
  • 発達障害グレーゾーンにおける支援につながりにくい構造と課題
  • 家庭環境が非行少年にもたらす影響とその考察
文化・メディア領域での過去の研究テーマ
愛される地域朝市と見えない町の高齢化
健康・スポーツ社会領域での過去の研究テーマ
運動・スポーツ関連健康支援資源マップの作成
現代福祉領域での過去の研究テーマ
引きこもり支援の今後のあり方

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