
More Ways
More Possibilities
私たちの社会は、ますます複雑で多様になっています。
既存の枠にとらわれず、⾃ら課題に気づき、思考を深め、
より良い未来をともに創る⼈間を育成する。
それが、⿓⾕⼤学社会学部の教育のあり⽅です。
リアルな現場で考え、地域や世界の課題と向き合う。
さまざまな事象を学び、理論と実践を往復しながら、⾃⾝の視野や関⼼を広げる。
多様な価値観に触れ、⾃らを省み、⽣き⽅やしあわせを探究する。
社会、そして個⼈の課題と向き合いながら、人間の生きる喜びやしあわせの探究を通して
誰一人取り残されない社会の実現へ、ともに歩んでいきます。
建学の精神に基づいて、多様な価値観が錯綜する現代において、人が営む共同体である「社会」のあり方を学び、人と人、人と組織や社会との関わり方やそこで発生する諸問題の分析・解決の視点と手法を身につけた人間を育成することを目的とする。
4-Year Studies
4年間で何を学ぶ?
差別や格差、ジェンダーギャップ、環境汚染など、現代社会における日本や世界のさまざまな社会問題を幅広く学び、その解決を模索する領域。
芸術や文化、宗教と社会との関係、メディアやジャーナリズムと社会との関係を学び、人々のつながり方や価値観のつくられ方を研究する領域。
生活に多彩な影響を与えるようになったスポーツやメンタルヘルスなど、私たちのからだとこころの健康から社会のあり方を学ぶ領域。
貧困をはじめとする福祉をめぐる社会問題と、その背景にある社会の構造を学び、誰もがその人らしく生き、安心して暮らすことができる社会の実現を実践的に目指す領域。
point1
階層と格差の出発点ともいえる教育を主なテーマにしながら、家族社会学、都市社会学、犯罪社会学などを幅広く学修。社会学的な考え方を身につけます。
現代の理想的な家族像は「近代家族」という新しいモデルにすぎません。ジェンダーの視点から家族を見つめ、当たり前と思っている家族像を相対化していきます。
罪や自殺など、ルールから外れた「逸脱」が蔓延する社会について学びます。さまざまな問題現象を観察して、その原因や対処を考察し、社会のあり方を考えます。
海外での新聞記者経験をした教員が、日中韓ジャーナリズムの現場で何が起きているかを解説。また、日中韓のメディア事情を比較して、共通点や相違点を探ります。
ニュースがどのような形で取材され、届けられているのかを学びながら、信頼できる情報を見極める力を養います。また、インタビューや記事執筆の練習も行います。
落語、講談、ドキュメンタリー、短編映画、小津映画、歌舞伎などを取り上げます。文化と表象について、また、文化と表象をとおして現代社会について考えます。
健康づくり活動は、経済効果を上げ、人々に生きがいをもたらします。健康に暮らせるコミュニティの構築をめざして、健康の意義や生活習慣のあり方を学びます。
スポーツ産業の歴史的背景や産業構造を概説したうえで、ビジネス上の意思決定を分析。スポーツや社会に対してどのような影響を与えることになるのかについて考察します。
心の健康や、それを増進する方法について学びます。また、ライフサイクルに応じたメンタルヘルス、ストレスへの対処、心の病の予防などについても取り上げます。
人とのつながりが希薄化する今、行政や住民などが連携して「地域共生社会」をつくることが求められます。地域福祉の現状や課題を学び、今後の展望を考えます。
児童を取り巻くさまざまな問題状況を理解し、その問題状況を解決するための児童福祉の法律・専門機関・具体的なサービスについて事例をとおして学びます。
主に貧困問題を対象とする「生活保護制度」の現状と課題を学びます。貧困観の移り変わり、生活保護法の概要、生活保護の問題点、援助活動などを取り上げます。
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主に京都地域で展開されている先駆的な社会問題解決の現場に身を投じ、協働的実践に取り組んでいく機会を提供します。受講生は自らの問題意識に応じて、若者支援・環境問題・国際協力・まちづくり等のテーマの現場のいずれかを選択し、各地域の受入先で提供されるプログラムに参加することとなります。そして、それが単なる活動体験で終始しないよう、関与しながらの観察に取り組むこととなります。
地域や社会課題をテーマに、実在の人物・組織に密着し、5~10分程度のドキュメンタリー作品を制作し、企画・撮影・編集についての発展的修得をめざします。また適宜、著作権や期待権といった諸権利・諸概念や、制作倫理についても取り上げ、実技と理論との融合・往還を図ります。
アウトドアスポーツのパフォーマンスの向上はもちろん、地域資源としてのアウトドアスポーツ環境の実態理解と観光資源としての新たなアウトドアスポーツ観光パッケージの創出をめざします。アウトドアスポーツを自分の生活のなかに生涯スポーツととらえ、今後のコミュニティリーダーのコミュニケーションツールの一つとして学びます。
音楽療法を理解し、また知的障がいのある方々と体験することで、福祉の現場や社会生活において応用して反映できるだけの対象者のとらえ方と実践力を身につけます。音楽療法の概念および対象者のとらえ方を学んだうえで、実際に対象者と接して、個々に表出される行動や内面をとらえられるかを実体験します。
海外における研修や活動に参加することによって、ネパール・中国・オーストラリアでの実習を予定しています。異文化の「現場」において新たな経験をもつ機会を得られるようにします。
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主体的な学びを深めることを目的とした教育科目