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Faculty of Sociology

社会学部

渡邉 悟史

渡邉 悟史
教員氏名
渡邉 悟史(わたなべ さとし) 講師
所属学科
コミュニティマネジメント学科

研究テーマを教えてください。

地域社会学と人間動物関係論を専攻しています。具体的には、地域社会や人間動物関係をめぐる問題を通して現代社会の課題や特徴を明らかにしていくことを大きなテーマとしています。これまでは地域社会の活性化をめぐって展開される人々の意見のぶつかり合いや、獣害や害虫への対応の変遷、昆虫採集をめぐる論争、アニマルシェルターの日常などを調査してきました。これからも色々な方々の力をお借りしながら、色々なところに出かけたいと思っています。

専門分野の面白さは何ですか?

自分の専門に限ったことではないのですが、今まで誰も言ったことのないことを言ってやろう、ほんのわずかでも人類初の発見・発言をしてやろう、という挑戦が研究にはついてきます。とてもやりがいのあることです。同時に、さまざまな課題と格闘していらっしゃる方々のお話を伺いながら、課題の正体を突き止め、少しでも課題解決の糸口に近づこうとすることも大きな挑戦です。どちらも、怖さが伴う面白さを持っています。

なぜその専門分野を選ばれたのですか?

偶然です。偶然ですが、自分は先生に恵まれたと思っています。さまざまな専門分野の先生に教えを受けました。そうしたごちゃごちゃが混ざり合い、今の自分の学芸という形として出てきているのだと思います。今後もいろいろなごちゃごちゃをさらに取り込んで新しい世界に踏み出したいと考えています。

好きな本、映画、趣味など

リチャード・アダムズ『ウォーターシップダウンのうさぎたち』
ミラン・クンデラ『不滅』
市村弘正『小さなものの諸形態』

ひとこと

これは市村弘正氏の受け売りなのですが、自分というものは「穴ぼこだらけの受容器」なのだと思います。穴をふさがず、どんどんいろんなものを受容し、自分の中で発酵させていくことが大事だと思っています。

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