社会学研究科は戦前からの歴史と伝統を受け継ぎ、新しい時代の要請にこたえて、現代社会の諸問題を調査、分析し、創造的な理論構築をはかってきました。
研究科の特徴は高度専門職業人と研究者養成の二つを統一的に目指しているところにあります。社会学専攻は専門社会調査士や職業ジャーナリストを目指す理論と実践の両面を統合化するカリキュラムがあります。社会福祉学専攻は社会福祉の高度専門職養成を目指し、実習、演習を重視しています。また、両専攻は共に、これからの次代を担う研究者養成を使命にしており、多彩な教授陣とカリキュラムで理論、実証、応用を総合的に研究できるようにしています。
大学院教育のグローバルな展開社会学研究科は社会福祉学専攻を中心に、東アジアと連携し、グローバルな視野と共生の理念をもつ、これからの東アジアにおける次代のリーダー養成を目指しています。東アジアは各国の共通性として、急激な経済成長のもとで、少子高齢化、格差と貧困、等の社会福祉問題に直面し、社会福祉専門職への期待が高まっています。いままで、本学が構築してきた研究と、これからの東アジアにおける社会福祉モデルの研究を通し、日本、韓国、中国における若手研究者養成をはかります。
※修士課程●印の専攻・コースでは、大学院設置基準第14条特例に基づく昼夜間開講講義を実施し、社会人入試による学生の受け入れも行っています。