かかし祭

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かかし祭

■大津市の「パワーアップ・市民活動応援事業」(2012年度)に採択していただき、中心市街地(消費者)と農村(生産者)をつなぐ「かかし祭」(9月2日)を開催することができました。当日は、北船路野菜市を開催している丸屋町商店街の皆さん、北船路野菜市の野菜を買っていただいている飲食店のご常連、そして北船路の米を給食に使って「地産地消」に取り組んでおられる「みつばち保育園」の皆さん、さらには北船路の村の役員や子供会の皆さん等、たくさんの皆さんにご参加いただきました。ありがとうございました!!トップの写真は、北船路の棚田の一番上で撮影した集合写真です。黄金色の棚田の稲穂の向こう側には、素晴らしい琵琶湖の風景が見えています。

■指導教員・脇田の個人ホームページ「環境社会学/地域社会論 琵琶湖畔発」内にあるブログ記事のリンクです。「かかし祭」の関連記事をお読みいただくことができます。

北船路づくり研究会「かかし祭」を開催!!(2012年9月4日)
かかしづくり教室(2012年8月25日)
「かかし祭」(9/2)のポスター(2012年8月18日)
「かかし祭」(9/2)の営業活動(2012年8月18日)
みつばち保育園訪問(2012年7月31日)
「かかし祭」企画会議(2012年7月26日)

■この「かかし祭」は、産経新聞と京都新聞に記事として取り上げられました。「野菜収穫に笑顔 龍大生ら企画 大津で「かかし祭り」 生産現場で消費者と農家交流」産経新聞(2012年9月3日)。「大津の農家ら消費者と交流 かかし祭初開催」京都新聞(2012年9月3日)。記事を拡大して読むことができます。
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補助金(2012年度)

2012年度大津市「パワーアップ・市民活動応援事業」(補助金)

■2012年度大津市「パワーアップ・市民活動応援事業」に採択されました。今年度は、「これから活動を始めようとする設立3年目以内の団体が実施する事業を支援する」【A:頑張ってみよう部門】に申請しました。学生たちが、自らプレゼンテーションを行い、【A:頑張ってみよう部門】では、1位の34.6点で採択されました。この補助金により、中心市街地の消費者と農村(北船路)とをつなぐ交流事業「かかし祭」を開催することができました。

2012年度大津市「パワーアップ・市民活動応援事業」

棚田の農村・北船路

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■トップの写真、「北船路米づくり研究会」で活動している北船路の棚田です。この棚田の一番てっぺんからは、右手(南)には湖南地域の草津や大津の町が、左手(北)には伊吹山がみえます。美しい琵琶湖大パノラマが眼の前に広がります。

20120905tanada.jpg ■北船路は、滋賀県の湖西、比良山系の蓬莱山の麓にあります。平地は琵琶湖の湖岸のあたりにしかなく、伝承によれば、明智光秀の時代から山麓の傾斜地に水田の開発が進められてきました。どこの地域の棚田もそうですが、石垣等をつくり、等高線に従い平坦な土地を確保しています。平坦でないと、水を溜めることができないからです。ですから、棚田とは、大小様々な面積の不定形の水田が傾斜地に連続して集積していることになります。

■ただし、後継者の問題や農業の行く末が心配される状況、そしてほとんどが兼業農家である状況においては、このような棚田で営農を継続していくことは、かなり困難だといわざるを得ません。また、大型の農機具を導入することも困難です。そこで、北船路では土木工事により水田を大きな区画につくりかえました。圃場整備事業といいます。その結果、現在では、トップの写真のように、大きな区画の水田が雛壇状に並ぶような棚田になっています。ただし、私たちが指導農家の稲(龍大コシヒカリ米)を栽培している水田(棚田の右最上段)は、かつての棚田の形状をかなり残しています。

■2番目の白黒写真は、圃場整備以前の昭和51年(1976年)に撮った航空写真です。湖岸近くを、昭和49年(1974年)に開通したJR湖西線が確認できます。線路から少し山側にあがったところにある白い土地は、志賀中学校です。北船路の集落は、その右隣に見えます。滋賀県にお住まいの方はよくご存知の湖西道路は、この段階ではまだ開通していません。といいますか、建設もまだされていません。村の事務所にご挨拶に伺ったさいに、掲示してあった写真を撮影させていただきました。

報道・広報

報道

■全国農業共済協会=NOSAIが発行している「農業共済新聞」の近畿版で、「北船路米づくり研究会」の活動を記事にしていただきました(2014年1月22日)。記事を拡大して読む事ができます。
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■読売新聞「しが県民情報」の1面トップに「北船路米づくり研究会」の活動が取り上げられました(2013年7月4日)。記事を拡大して読むことができます。
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■大津市役所のfacebookページに、第19回「北船路野菜市」の記事がアップされました。
■「北船路農家の”こだわり”を知って 龍谷大・研究会 園児らに食育」読売新聞(2013年1月30日)。記事を拡大して読むことができます。
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■「食のクイズや餅つき 龍谷大生 大津で食育イベント」中日新聞(2013年1月30日)。記事を拡大して読むことができます。
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「「環境こだわり米」キャンパスでPR-若い世代に向け龍大生アピール」びわ湖大津経済新聞(2012年12月6日)
京都新聞の「京日記」に掲載されました。(2012年11月27日)
雑誌『Meets Regional』(2012年11月号)に掲載されました。指導教員・脇田の個人ホームページ「環境社会学/地域社会論 琵琶湖畔発」内にあるブログ記事のリンクです。
「大津北船路で「かかし祭り」-地産地消、まちと農村交流の取り組み結実」びわ湖大津経済新聞(2012年9月6日)
■「野菜収穫に笑顔 龍大生ら企画 大津で「かかし祭り」 生産現場で消費者と農家交流」産経新聞(2012年9月3日)。「大津の農家ら消費者と交流 かかし祭初開催」京都新聞(2012年9月3日)。記事を拡大して読むことができます。
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■「我ら生産者も棚田で育つ 楽しい学問 農村社会学」読売新聞(2012年5月27日)記事を拡大して読むことができます。
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■京都新聞の滋賀版に掲載されました。
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■京都新聞の「京日記」に掲載されました。
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龍谷大学のホームページにおけるプレスリリース記事

北船路米づくり研究会生(社会学部・脇田ゼミ)が 環境保全への意識を高めるキャンペーンを実施 -龍谷大学生協で「環境こだわり米」を提供-(2012年11月22日)
北船路米づくり研究会(社会学部・脇田ゼミ)が「龍大米」を赤松学長に届け、活動報告をしました(2012年10月31日)
「龍大米」が赤松学長に届けられました(2011年10月21日)
「龍大米」が「串かつ おばんざい とんとん」の限定メニューで登場します(2011年10月11日)
「北船路米づくり研究会」農村コミュニティの「人」や「暮らし」を学んでいます(2011年5月24日)

龍谷大学広報誌

教員NOW●脇田 健一 社会学部社会学科教授 「ご縁」が生んだ農村との交流。それは、学生達自身の課題を見つける活動でもありました。(2011年No.72)

REC龍谷エクステンションセンターの報告書

農村の活性化について学ぶ「北船路米づくり研究会」