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Graduate School of Sociology

社会学研究科

研究科長メッセージ

社会学研究科長

現代社会は、グローバル化や地球環境問題の深刻化などに伴って、社会生活のありようを大きく変化させるとともに、われわれに未曾有の人類的課題を突きつけ、じつに多くの局面で、これまでの発想ややり方が通用しない時代に突入しています。それは、これまでわれわれの社会を成り立たせていた「近代」という枠組みが大きくゆらいでいることを意味しています。

このような現代において、社会学研究科を構成している社会学・社会福祉学の両専攻分野は、近代という知の枠組みとその下でできあがった社会のしくみを問い直し、その再編に向けた課題や実践を考察する社会科学として、時代の要請する学問といえるでしょう。本研究科は、そうした「近代のゆらぎ」とともに生起する広範な問題群に果敢に挑戦しようとする方を歓迎します。

とはいえ、そうした研究にとって、自然科学のように明確で標準化された方法論は存在しません。そこで本研究科が重視するのが「現場主義」です。これは、調査や実践から得られた現実社会のリアリティと、先行研究を十分にふまえた理論的分析とのあいだの比較検討、すなわち理論と実践の絶えざる往復運動をとおして、多様な価値が錯綜する現実社会の隠された意味や因果関係、また問題解決への糸口へと接近していく研究姿勢を意味します。

その上で本研究科では、大学院修了後の進路として、専門社会調査士・職業ジャーナリスト・高度福祉専門職など、専門的知識と実践的能力を兼ね備えた「高度専門職業人」の輩出をめざしています。また本研究科からは、博士後期課程を経て研究者・教育者として各界で活躍している人材も着実に輩出しています。これらに示されるように、本研究科が重視する「現場主義」は、高度な専門的知識と職業的実践能力との結びつきというかたちで活かされることでしょう。

ぜひ本研究科で、理論と実践のバランスの取れた研究をとおして「近代のゆらぎ」に挑戦し、納得できる研究成果をものにしていただきたいと思います。

社会学研究科長
吉田 竜司

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