二酸化マンガンリチウム一次電池

20211208battery.jpg■ 先週末のことですが、自宅のキッチンから、なにやら警告音らしき音が、ごくごく短い時間、聞こえてきました。一度だけではなく、短い警告音が何度も鳴るのです。繰り返し鳴るのです。音が発生しているのはどこだ?耳を澄ましても、どこからの音なのかすぐにはわかりませんでした。なかなかわからなかったのですが、とうとう発見しました。天井からでした。天井に取り付けてある「熱感知器」でした。天井からはずして中を確認すると、電池が無くなりそうであることがわかりました。警告音は、それを知らせるためのものでした。初めての経験だったので、少々焦りました。この電池、10年程持続するようです。次、電池の交換をするときは73歳。まだ生きていられるかなあと思ってしまいます。

■さて、電池のことについても。単3とかであればよかったのですが、専用の電池のようです。知人が教えてくれました。二酸化マンガンリチウム一次電池(リチウムイオン乾電池)というのだそうです。しかも、中の電解液がかなりな危険物なんだそうで、例えばコンビニ等で簡単に手に入るものではないようです。仕方がないので、amazonで取り寄せてなんとか再び設置することができました。使い終わった電池は、これも電気店に届けなければならないようです。やはり危険物なんですね。

リースがたくさん

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■奈良の中山間地域、自然の豊な地域にお住まい方から、リースに使えそうな材料をたくさんいただきました。その材料で、家族がたくさんのリースを作りました。いろんなタイプのリースが出来上がりました。このうち、いくつかは他所のお宅にもらわれていくようです。

■中山間地域のコミュニティであれば、このような自然の素材が簡単に手に入るようです。私の自宅から歩いていける範囲にもそのようなコミュニティがあるのですが、多くは私有地で勝手に入って自然の素材を取ってくるわけにはいきません。今回のように知り合いの方からいただくしかありません。ただし、以前、そのコミュニティにある直売所のお世話をされている方に、このような自然の素材があれば買いますよとお伝えしたところ、翌週には、松ぼっくりが売ってありました。できれば、植物の蔓、ヒバ等の針葉樹の葉、赤い実、その他リースに使えそうな素材も置いていただけるとありがたいなあと思っているのですが。

保護者会「親和会」による「百縁夕食」

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■龍谷大学には、保護者の皆さんの団体があります。「親和会」という保護者会です。その「親和会」の皆さんが、コロナで経済的に厳しい状況にある学生の皆さんに対して、100円で夕食を提供する事業を始められました。

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龍谷大学親和会(保護者会)学生応援企画として、百縁夕食を開催します。
一人暮らしの学生のみなさんはもちろん、卒業研究や試験勉強・課外活動等で遅くまで学内で頑張っておられるみなさまなど自宅生を含め龍大生全員が対象です。ぜひご利用ください!
https://www.ryukoku-coop.com/news/news_detail_83.html

■「親和会」の皆さん、ありがとうございます。龍谷大学生協との共催の事業のようです。また、ボランティアの上級生によるサポートもあるようです。私はよくわかっていませんが、この「ザツダン会」もそうなのかな…。それはともかく、こうやってコロナの中でも支え合える関係が大学というコミュニティの中に生まれていることに、学生のみならず教員である私たちも元気をいただくことができます。

■ところで、「新和会」って、全国に先駆けて1962年に組織されているのですね。知りませんでした。

現場主義入門のゲストスピーカー

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■木曜日の3限は「現場主義入門」という授業です。1回生を対象とした授業です。社会学部の理念は「現場主義」。社会学科、コミュニティマネジメント学科、現代福祉学科、社会学部にはこの3つの学科がありますが、それぞれの学科に固有の「現場主義」に基づいた学びがあります。現場主義の理念に基づいた自分自身の学びを自分自身でどのように組み立てていくのか、今日は、4回生と卒業生のお2人がゲストとしてお話をしてくださいました。

■写真は、卒業生の尾形詩織さんです。現在は、ある学校法人の職員をされています。学生時代は、臨床福祉学科に所属されていました。今は、現代福祉学科に統一されていますが、尾形さんが在籍されていた頃は、臨床福祉学科と地域福祉学科に分かれていたのです。

■尾形さんは、アメリカでの短期留学をきっかけとして、大学で積極性を持って学ぶことの大切さに気付きました。また、アメリカでホームレスの方達にお話を伺うチャンスがあったようで、そのことをきっかけとして帰国後はホームレスの問題に取り組んで研究をされました。人生では、偶然ではあっても、いろんな出来事が転轍手の役割を果たすことがあります。彼女の場合は、その最初の転轍手が留学の経験だったのでしょう。大阪の釜ヶ崎のドヤ街のお話もされました。釜ヶ崎での街歩きをしている際に、案内してくださった方が、ドヤ街の建物にあるたくさんの小さな窓を見ながら、「この小さな窓一つ一つにおっちゃんたちの人生がたくさん詰まっているんやで」と教えてくださったことを絶対に忘れないと語っておられました。大変、印象深いお話でした。

■で、今日のお話の最後に写真に写っている屋台を使った活動について話をしてくださいました。彼女は、お勤めの学校法人の仕事以外に、この屋台を使った活動、そしてもうひとつ…なんだったかな、忘れてしまった(歳はとりたくない…)、とにかく3つの活動をされているのです。で、この屋台で、彼女は「手紙屋」という活動をされています。商売をされているわけではなく、この屋台を街中の公園にごろごろと押して行って、そこで手紙を書くのです。そうすると、「なにやっているんですか」と関心を持つ人が集まってきます。その時、「あなたも、手紙を書いてみませんか」と笑顔で呼びかけると、「あっ、いいんですか。やってみたいです」と、その場で彼女と一緒に手紙書き始めるのです。たくさんの人が集まる場所で、屋台を使って好きなことで人がつながっていく、そのようなイメージでしょうか。新しい心地の良い公共空間を自分たちで作り出していく試みといえるのかな。これは楽しそうです。

■尾形さんを指導されて、そして「現場主義入門」の授業を一緒に担当している現代福祉学科の教員の方が、こういう本があって面白いですよと教えてくださいました。『マイパブリックとグランドレベル ─今日からはじめるまちづくり』(田中元子、晶文社)。読んでみようと思います。

■尾形さんは、人前で話すのは得意ではない…とおっしゃっていましたが、実に楽しそうにお話をされていました。「仕事は、もちろん大変な部分もあるけれど、同時に、楽しいこともたくさんありますよ」と、ご自身の大学での学びの経験だけでなく、働くことの楽しさについて語っておられたことがとっても素敵だなと思いました。もちろん、楽しさといっても、それは与えられる消費的な楽しさではなくて、自分の思いやアイデアが、人とのつながりの中で、いろいろ刺激を受けながら形になっていくこと、そしてそのことが身の回りの社会を少しずつ変化させていくこと…そのようなことなのではないのかなと思います。

移動スーパー


■facebookを見ていると、以下のような東近江市にあるスーパーさんの投稿がありました。リツイートやシェアも希望されているので、以下に貼り付けます。

■「とくし丸」という移動スーパーの存在を初めて知りました。この「とくし丸」のことをYouTubeで検索してみました。過疎化した地域社会の買い物難民を救済するのに活躍していたようですが、最近は、都市部でも人気が出てきているようです。以下は、動画のニュースの内容の要約です。

・買い物弱者は、全国に825万人、65歳以上の24.6%。
・2012年に徳島県で創業。個人事業主のドライバーが提携がスーパーと提携して、スーパーの商品を販売代行する。
・買取ではない。スーパーが貸してくれたものを替わりに売る仕事。仕入れで自分の金を出さなくても良い。リスクが少ない。
・売れ残りはスーパーに返却できる。食品ロスを気にしなくても良い。
・コロナ禍で客単価も上がっている。売り上げの18%が事業主の収入になる。
・「お客さんの言葉に出来ない注文を言われなくても用意しておく。アマゾンのAIにはお客さんの心の中まで考えることは出来ない。」
・週に2回とか3回とか顔を合わせて、お客さんの気持ちや体調を見ながら欲しいものを提案していけるのは、「とくし丸」の強み。
・地方だけでなく、都市でも。坂が多い横浜の住宅地を走る、イトーヨーカドーの商品を積んだ軽トラ。
・イトーヨーカドー側も、これまで逃していた顧客を獲得するチャンスと捉えている。現代版の御用聞き。現在、43台が運行しているが、来年には100台に。事業で地域貢献して行ければ。
・「とくし丸」と提携するスーパーは全国で143社。売り上げだけでなく、雇用の受け皿としてドライバーも増加している。
・「人の暮らしのあるところには必ず買い物に困った人がいる」。
・頑張れば頑張るだけ、地元のスーパーと事業主に利益が還元される特殊な仕組み。
・80歳前後で買い物に行くのも大変という、買い物に行くのも大変だという属性のはっきりしたピンポイントの層に、3日あると全員に顔を合わせて直接話せるネットワークを持っている。
・これが10万人という数を超えると明らかにメディアの機能を保有したということになる。高齢者に特化した情報発信媒体に。
・週に2回顔を合わせて話している親戚にお兄ちゃんか、下手したら息子か孫かという関係性ができる。

叡山電車 もみじのトンネル・ライトアップ2021 市原駅~二ノ瀬駅間


■こういう動画を偶然、見つけることかできました。夜、ライトアップされた紅葉を電車の中から鑑賞する、とっても幻想的です。素晴らしい。

職種研究

20211130careercenter.jpg■2023年春に卒業する学生の皆さんを対象に「職種研究」のセミナーが開催されるようです。「龍大初開催」と書いてあります。今回の「職種研究」のようなテーマの就活に関するセミナーは、これまで開催されてこなかったということなのでしょう。ということは、他大学ではすでに開催されているということなのでしょうか。それはともかく、ここに書かれていること、かなり基本的なことです。龍谷大学のキャリアセンターでは、こういった基本的なことから丁寧に指導をしていこうとされているのかなと思います。そういう指導が必要な現状が存在しているのでしょう。

■今日の4限は、3回生のゼミでした。ゼミの最後に、ゼミの学生の皆さんに、このセミナーの案内が届いているかどうかを確認しました。すでに読んでいる人もいましたが、きちんと見ていない人もいました。困りましたね。きちんと参加するようにしてください。

■ところで、このセミナーのことを知人に話したところ、「自分の学生時代にもそういう機会があればよかったのに…と思います」との感想をいただきました。確かにそうですよね。「働くってどういうことなのか」「世の中にはどういう仕事があるのか」ということを深く考えることもなく、「頑張って就職活動をしなくっちゃ、早く内定をもらわないと…」と、状況に流されるように就職活動に取り組み、なんとなく就職して働いてしまう…確かにそういう側面があるように思います。

鈴鹿の山々に雪

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■ひとつ前の投稿にも書きましたが、今日も大学で仕事がありました。仕事自体は昼過ぎに終わったので、そのまま帰宅しました。今日は気温は低めですが、あまり風もなくよく晴れていました。自宅近くからは、写真のような景色が見えました。空気も澄み、湖西からでも、南湖の向こうに鈴鹿山脈がはっきり見える季節になってきました。比良山は冠雪しましたが、鈴鹿山脈もそうじゃないのかな。写真ではよくわからないけれど、確かに頂には雪が。

■写真の真ん中よりも少し右側に、琵琶湖の南湖の向こうに、お椀を伏せたような山が見えますが、これは近江富士という別名を持つ三上山です。鈴鹿山脈はその後ろに見える山々になります。私は、鈴鹿山脈のことをよく知らないのですが、有名な御在所岳は見えているのではないかと思います。でも、どれが御在所岳なんでしょうね。

定期演奏会まであと28日。練習を見学しました。

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]20211128ryusui3.jpg■昨日と今日、土日ですが大学で仕事がありました。仕事自体は昼過ぎに終わるし、身体を酷使するわけではないのですが、いつの間にか「土日の休みがないとちょっと辛いな〜」という「お年頃」になってしまいました。さて、仕事が昼過ぎには終わったので、吹奏楽部の練習を見学に行ってみることにしました。全国的にコロナ感染者もかなり減少して、大学の危機管理レベルも少し下がったこともあり(油断はしていませんが)、以前よりは時間をかけて練習ができるようになりました。ありがたいことです。部員の皆さん、頑張って練習に取り組んでおられます。定期演奏会の本番まで、あと28日。4回生の皆さんは、この定演で卒部となります。思い残すことのない、素晴らしい演奏会にしてほしいと思います。

■来月の定期演奏会、ザ・シンフォニーホールのチケットは完売のようですが、オンライン配信チケットについては、まだまだ販売中です。多くの皆さんに、全日本吹奏楽コンクールで2回連続金賞(オールA)を受賞した学生バンドが生み出すサウンドをお楽しみいただけますと幸いです。

NHK大津放送局開局80周年記念ドラマ「キャンパスで会おう!」


NHK大津放送局開局80周年記念ドラマ「キャンパスで会おう!」です。龍谷大学瀬田キャンパスでロケが行われました。俳優のイッセー緒方さん、素敵ですね〜。

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