湯浅卓雄のシューマン

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■このエントリーも、1つ前のエントリーと同じく、先日、大阪梅田で開催された原田達先生を囲む新年会に向かう途中から始まります(^^;;。大津市の都市計画審議会が終わって大阪に移動。到着した時は、まだ16時半頃でした。まずは伸びた髪を切りに阪神デパートの中にある理髪店に。それでもまだ新年会の開催までに時間があったものですから、会場近くで(第1ビル地下1階)たまたま見つけた中古のCD屋さんに立ち寄ってみました。最初は、カーリー・サイモンのCDはないかなと探していたのですが見つかりません。仕方なく、クラシックのコーナーに移動していろいろ物色していると、学生オーケストラ時代(関西学院交響楽団)にご指導いただいた湯浅卓雄先生のシューマンのCDを見つけました。中身は、交響曲1番から4番までと、序曲「スケルツォとフィナーレ」。

■最近、家族が市民オーケストラに入団しシューマンの3番「ライン」の練習に励んでいます。そのため、小さな我が家の中では、時々、シューマンの交響曲が流れています。2階の書斎で仕事をしていても、階下のリビングから聞こえてくるのです。そういうこともあって、頭に「シューマン」としっかり刷り込まれています。ついついシューマンのCDを探すことになりました。すると、この湯浅先生のCDがどーんと目に飛び込んできたのです。即購入を決定しました。オケは、大阪センチュリー交響楽団です。CDの裏側には湯浅先生の写真がありました。録音は2005年だから、先生の写真もたぶん10年前ぐらいでしょうかね。お若い頃とあまり変化がありません。湯浅先生にお会いしたいものです。覚えてくれているかな。

■湯浅先生に関して、学生オーケストラ時代の後輩から情報が入りました。今年の6月4日(日)に、「兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール」で開催される芦屋交響楽団の「第87回定期演奏会~創立50周年記念演奏会~」で、湯浅先生が指揮をされるのだそうです。曲目は、伊福部昭の「交響譚詩」、芥川也寸志の「エローラ交響曲」、プロコフィエフの「交響曲第5番」です。日本の作曲家の現代音楽を意欲的に取り上げて指揮されてきた湯浅先生にふさわしい曲目なのかもしれません。

【追記】■湯浅先生に最後にお会いしたのは、もう随分前のことになります。一昨年に結婚した娘がまだ赤ん坊で、家族3人で大阪の天王寺動物園に出かけた時に、偶然、やはりご家族と来られていた湯浅先生にお会いしました。だから、もう30年ほど昔のことになります。

自治体と企業によるコラボ

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■先日、大阪梅田で、昨年の春に早期退職された原田達先生を囲む新年会がありました。会場は大阪梅田の第一ビルの地下2階にあるインド料理店。そこに向かう途中で、宅配便の「ヤマト運輸」の営業所の前を通りました。その時、窓ガラスに貼ってあるポスターが瞬間目に入り、立ち止まることになりました。それが、この写真のポスターです。「ヤマト運輸」と「宮崎交通」、そして「宮崎県」・「宮崎県西都市」・「宮崎県西米良村」(にしめらそん)による、「「客貨混載」による地域住民の生活サービス向上」のコラボです。以下は、このコラボに関するプレスリリース資料かと思います。かいつまんで引用をしておきます。

西日本初!路線バスが宅急便を輸送する「客貨混載(きゃくかこんさい)」の開始
~「客貨混載」の開始により、地域住民の生活サービス向上を実現します~
宮交ホールディングス傘下の宮崎交通株式会社(代表取締役社長:菊池 克賴、以下「宮崎交通」)とヤマトホールディングス傘下のヤマト運輸株式会社(代表取締役社長:長尾 裕、以下「ヤマト運輸」)、宮崎県(知事:河野 俊嗣)、宮崎県西都市(市長:橋田 和実、以下「西都市」)及び、宮崎県西米良村(村長:黒木 定藏、以下「西米良村」)は、本年10月1日より、西都市と西米良村を結ぶ路線バスで宅急便を輸送する「客貨混載」を開始することとなりました。開始に先立ち、本日、宮崎県庁にて、連携協定締結式と客貨混載専用に開発した路線バスのお披露目会を行いましたのでお知らせいたします。

近年、全国の中山間地域等で過疎化や高齢化が進む中、宮崎県の西部に位置し、山林に囲まれる西都市東米良(さいとしひがしめら)地区と西米良村(にしめらそん)は、年々人口が減少し、高齢化率も約40%になるなど、県内でも特に過疎化や高齢化が進んでいます。宮崎県では、平成23年3月に制定された宮崎県中山間地域振興条例に基づく「宮崎県中山間地域振興計画」(平成23年9月策定。平成27年7月改定)により、中山間地域の課題解決や活性化に向け、住民の安全・安心な暮らしの確保などに取り組んでいます。
宮崎交通は、宮崎県のほぼ全域をカバーするバス路線網を保持し、年間約1,000万人を運ぶ県内最大手のバス会社として、自治体や地域企業と緊密に連携を図りながら、効率的で持続可能な公共交通ネットワークの構築に向けて取り組んでいます。
ヤマト運輸は、全国の自治体や企業と連携し、「見守り支援」や「買い物支援」などのサービスを提供する「プロジェクトG(Government)」を推進しています。
このたび、宮崎交通とヤマト運輸、宮崎県、西都市及び、西米良村は相互連携を図り、バス路線網の維持と物流の効率化による地域住民の生活サービス向上を目的に路線バスで宅急便を輸送する「客貨混載」を開始します。

■人口減少と高齢化が進行する中山間地域を、宅配便の会社、バス会社、自治体が連携しながら支えようとしているんですね。もともと、宅配便の会社であるヤマト運輸では、「見守り支援」や「買い物支援」に取り組まれてきました。それが「プロジェクトG」です。ネット上には、次のような説明がありました。

経営資源を開放する
これまで地域住民の生活を支援するサービスは主に各自治体が担ってきました。しかし、自治体の財政状況の悪化や、高齢者の増加、民生委員の高齢化等によって、地域住民へのサービスが低下したり、サービスそのものの存続が困難になっているのが現状です。そこで、ヤマトグループ各社が保有するLT(物流)・IT(情報)・FT(決済)の機能を、行政・地域住民・生産者・NPOといった方々や地域に根ざした同業他社にも自由に使っていただける「プラットフォーム」として開放し、協業という形で、地域活性化のために、新しいインフラを行政(government)と一緒に作っていけないだろうか。そのような考えから始まったのが「プロジェクトG」です。

生活支援と地域産業支援
「プロジェクトG」には大きく分けて2種類の支援があります。ひとつは、地域住民の「生活支援」です。現在、ヤマト運輸の宅急便は、全国で約4,000拠点・約6万人のセールスドライバーが日本全国の地域に密着してサービスを提供しています。この機能を、これまで公共性が高く、社会的な課題として国や自治体を中心に行ってきた高齢者の方の「買い物代行」や「配達時の見守り」に活用した取り組みです。もうひとつは、地域の経済や商店街などを活性化させる「地域産業支援」です。例えば、
ヤマトパッキングサービスが鳥取県で開設した「山陰流通トリニティセンター」の事例。県内には、電子・電気部品を中心とした中堅メーカーが数多くあり、海外からの部品調達、製品の海外輸出を行なっています。地元には境港という貿易港があるものの、通関に関わる機能、それに付随する機能が十分に整備されていないという問題を抱えており、輸出入のほとんどが神戸、大阪港を経由したルートとなっています。そこで、ヤマトグループの持つ通関業務・ITを活用した受発注の見える化・決済代行等の機能をご利用いただくことで、神戸や大阪港へ運ぶ行程を省くことで、物流コストの削減とリードタイムの短縮を実現しました。ヤマトグループは、地元企業に不足している機能のみを補完する黒子に徹し、これまで輸送を担っていた地元企業には、引き続き輸送を担ってもらい、地域の雇用や地元企業を支援します。他にも、秋田県と東京都に同様の施設を展開し、日本各地で地元企業とヤマトグループ、三位一体(=トリニティ)の地域経済活性化が進んでいます。

(本文、続きます)

新年会

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■年を越して色々仕事を抱えてしまっている状況なんですが、それでも新年会はやらなければなりません。いや、やりたい…が正しい表現ですね。上は、社会学部の地域連携型教育プログラム「大津エンパワねっと」で学生たちがお世話になっている「大津の町家を考える方」の雨森鼎さんとの新年会です。場所は、大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」。雨森さんからは時々お誘いがあり、この「利やん」に来ていますので、新年会というよりも普通の呑み会のような感じでもあります。とはいえ、今年初めての「利やん」。お正月恒例人ですが、常連客へのサービスとして升酒をいただきました。

■昨年の春に社会学部を早期退職された原田先生の、昔の教え子の皆さん(すでに50歳前後)や、先生がかつて運営されていたネット上の「掲示板」にアクティブに書き込みをされていた皆さんが、先生と一緒に定期的に飲み会をされています。どういうわけかそこに私も参加するようになっているのです。何年か前に、「高槻ジャズストリート」で、初めてこちらの皆さんと出会ったように思います。その時以来、こうやってお誘いをいただいています。

■この日は、基本的に、昨年のホノルルマラソンを完走された原田先生のお祝いを新年会も兼ねてしようという話しだったのですが、全然マラソンの話しは出ませんでした。映画「スターウォーズ」のストーリー、どれが正しいのかということで、ああでもないこうでもないとみんなで話しをしていました。そういう雰囲気も、楽しかったな〜。皆さん、ありがとうございました。こうやって、先生のゼミの教え子の方達のみならず、非常勤で教えた昔の学生たちも集まってこられるというのは、本当にすごいと思います。原田先生の人徳ですね。写真は、原田先生がお撮りになったもので、3人でちょっと梯子酒をしている時のものです。一緒に写っているのは、原田先生が追手門学院に勤務されていた時の最初のゼミ生Mさんです。エエ感じの笑顔やな〜。

『城下町膳所』

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20170112zeze2.jpg■昨日、午前中は大学の理事が集まる部局長会議で研究部から提案をしました。研究部長の仕事です。この部長職も3月末まで。残りの期間、最後まで頑張ってでできるだけのことをしたいと思います。その後、午後からは大津市役所で「都市計画審議会」に出席しました。今回は審議事項はなく、報告事項のみでした。次の「都市計画マスタープラン案」について報告がなされ、審議会の委員の皆さんと質疑応答を行いました。都市計画マスタープランは、大津市全域、そして全域を7つに分けた地域社会、そのような大きな空間スケールでのまちづくりの方向性を示しているわけですから、よりローカルな空間スケールの個別的・具体的な課題をすくい上げることがなかなか難しいわけです。質疑応答でも、空間スケールの違いから生じるちょっとしたギャップのようなものを感じました。都市計画マスタープランは、ゴールではなくてまちづくりのスタート。マスタープランを活用しながら、これから個々のローカルな地域社会で、どのようにまちづくりの活動を展開していくのかが重要になってきます。

■審議会では、膳所のまちづくりの素敵な報告書をいただきました。審議会委員である立命館大学の岡井由佳先生や学生の皆さん、それから以前お世話になった寺田智次さん(元都市計画部長、現大津市生涯学習センター所長)も協力されています。読み応えのある素敵な報告書です。地域の高齢者の方達が昔の膳所の様子について語られる座談会などの様子も掲載されています。部数が限定されているため、多くの方達にはなかなかお読みいただけないかと思いますが、少し内容を紹介しておこうと思います。こういう活動が、市内の地域ごとに行われると素敵なんですけどね〜。

目次

ごあいさつ 大津市長 越 直美
「城下町膳所」発行に寄せて 膳所まちづくり委員会 会長 大野 哲
昭和時代の膳所(座談会)第一回
一〇〇年アルバム
昭和時代の膳所(座談会)第二回
深堀り膳所の歴史 第一話 城下町膳所の「不思議」
大学生からの提案「膳所の魅力を活かしたまちづくり」
深堀り膳所の歴史 第二話 膳所と日本史ロマンの時代
子どもたちが見つけた膳所の魅力
膳所こぼれ話「これも膳所のまち遺産」
深堀り膳所の歴史 第三話 膳所の旧東海道を歩く
膳所の歴史あれこれ年表
おわりに

アクセス数について

■このブログでは、コメント機能を使えないようにしています。海外からものすごい数のスパムがコメント欄に送られて来るので、ブログを立ち上げた初期の段階から使えない設定にしてあります。そのため、どのような方達がこのブログをお読みいただいているのか、私の方ではよくわかりません。通常は、一日に50〜70アクセス程度(1台のパソコンからは1日に1カウント)なのですが、時々、びっくりするようなアクセス数になることがあります。昨日もそうでした。247…。特別なことはした覚えはないのですが、このブログのエントリーの中の何かの言葉が検索で引っかかったのでしょう。たいしたことは何も書いておりません。身辺雑記の類です。申し訳ありません。

田中拓弥くんとの再会

20170112tanaka.jpg ■昨晩、偶然ですが、大津駅前で田中拓弥くんと出逢いました。駅前の広場でスマホでメールを送っていると、携帯電話でにこやかに話しをしながら通り過ぎていく人がいました。チラリとみると、むこうもこちらをチラリ。お互いにびっくりしました。田中くんは、以前、総合地球環境学研究所のプロジェクト「琵琶湖-淀川水系における流域管理モデルの構築」で、プロジェクト研究員として獅子奮迅の活躍をしてくれました。プロジェクトの成果は、『流域環境学 流域ガバナンスの理論と実践』(京大学術出版会)にまとめることができました。

■このプロジェクトのなかで、私は「階層化された流域管理」という考え方を提案し、「階層間のコミュニケーション」に焦点をあてたプロジェクトのプラットホームづくりに努めました。田中くんは、一般社団法人「コミュニケーションデザイン機構」の職員で、現在は、「近畿環境パートナーシップオフィス」で、「コミュニケーションディレクター・科学コミュニケーター」として活躍されています。以下は、その「近畿環境パートナーシップオフィス」のスタッフ紹介欄にある田中くんの自己紹介です。

これまでは、大学・研究機関で、河川や湖沼の環境についての調査やその支援・推進の仕 事に携わってきました。 その経験を生かして、環境の研究者と実践家・市民の皆さんを橋渡しするお手伝いをした いとおもいます。 環境についての情報や科学知識は日進月歩です。楽しく学べるような場やそれが持続する ための仕組みを皆さんとつくりたいと考えています。

■現在のお仕事では、以前のプロジェクトのなかでいっていた「階層間のコミュニケーション」を実際に取り組まれているわけです。今回は、お仕事の打ち合わせで急いでおられましたが、近いうちに連絡をとりあって、いろいろ話しをしようということになりました。いろいろ出会いがありますね。

総合地球環境学研究所「食文化から見た琵琶湖流域の人と自然のつながり」もちつきワークショップ

The First Lady Honors the 2017 School Counselor of the Year


■いよいよアメリカの大統領がかわります。このことにより、アメリカのみならず世界はどう変わっていくか…不安です。ホワイトハウスで、ミシェル・オバマ大統領夫人の最後のスピーチが行われました。1月6日にホワイトハウスで開催された「2017 全米スクールカウンセラー・オブ・ザ・イヤー」の授賞式でのスピーチです。ネット上ではすごく話題になっていますね。英語全文は、facebookのホワイトハウスのページで読むことができます。
ミシェル・オバマ大統領夫人の最後のスピーチ

■スピーチの後半部分、特に”And as I end my time in the White House, I can think of no better message to send our young people in my last official remarks as First Lady. “のところからですが、アメリカの若者に対するメッセージです。ミッシェル大統領夫人は、アメリカドリームといわれるアメリカの可能性は、様々な多様性が生み出したものであり、全ての人々に開かれており、全ての人々に獲得する権利があることを強調します。これは、アメリカ建国の基盤となる考え方ですね。しかし、このようにもいっています。

“But I also want to be very clear: This right isn’t just handed to you. No, this right has to be earned every single day. You cannot take your freedoms for granted. Just like generations who have come before you, you have to do your part to preserve and protect those freedoms. And that starts right now, when you’re young. “

■「何もしなくてもその権利が手渡されるわけではありません」というのです。では、どうすれば良いのか。「この権利は毎日その日ごとに獲得していかなければなりません。自由を当然のものと思ってはいけません。あなたたちが生まれる以前の上の世代の人たちと同じように、人々の自由を守るための自分の役割を果たさなければいけません。そして、それはまさに今、あなたが若いうちから始まるのです」といっています。ここで、オバマ大統領と同じ民主党のジョン・F・ケネディ大統領が、かつて大統領就任演説の中でいったあの有名な一節「同胞であるアメリカ市民の皆さん、国があなたのために何をしてくれるかではなく、あなたが国のために何ができるかを考えようではありませんか」をふと連想しました。このあたりにも、アメリカらしさを感じます。

■さらに、このスピーチが「2017 全米スクールカウンセラー・オブ・ザ・イヤー」の授賞式の場で行われていることもあると思いますが、ミッシェル大統領夫人は、アメリカの可能性や価値を守っていくために「市民として知識をもち関与できるように準備」していくこと、すなわち教育の意味や価値を強調します。そして希望を失わないように呼びかけます。希望の力が、国を分断するような声を乗り換え、怒りや恐怖の声を乗り越えるのだと言います。直接的には語っていませんが、次期大統領のトランプ氏を批判していると私は思います。

“And that means getting the best education possible so you can think critically, so you can express yourself clearly, so you can get a good job and support yourself and your family, so you can be a positive force in your communities. “

“It is our fundamental belief in the power of hope that has allowed us to rise above the voices of doubt and division, of anger and fear that we have faced in our own lives and in the life of this country. “

■ところで、トランプ氏が大統領になった時には、このようなオバマ大統領の時代のスピーチなどは、ホワイトハウスのfacebookページからは消えてしまうのかな。たぶんそうでしょうね。

カテゴリーの復旧

■ブログの管理上のミスから、カテゴリーを全て消去してしまいました。そのため、改めてカテゴリーを設定して、最初のエントリーからカテゴリーをタグ付けしていくという作業を少しずつ進めています。やっと、2014年の4月まで復旧作業を完了しました。2014年5月から現在まで作業はこれからになります。まだまだ復旧作業に時間がかかります。ご迷惑をおかけすることがあるかもしれませんが、どうかご容赦ください。現在、仕事が多忙なため、作業は予想以上に遅れています。

2017 新年会

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■少し前のことになりますが、母校・関西学院大学の大学オーケストラ「関西学院交響楽団」のOBOGで新年会を開催しました。じつは、私と同学年で学生指揮者だったMくんから、「一時帰国するので、ぜひみんなと会いたい」と連絡が入りました。Mくんは現在中国で働いています。ということで、近い学年のなかでも、普段から連絡を取り合っている人たちに呼びかけ、大阪で新年会を開催することにしました。最初は、小さな宴会のつもりだったのですが、後輩(私たちが4回生の時に1回生)の皆さんの全面的なサポートのおかげで、会場もすぐに決まり、いつのまにやら17名もの方達が集まってくださることになりました。今回はサプライズがありました。私たちがオーケストラで頑張っていた頃、トレーナーをしてくださっていた元・大阪フィルハーモニー管弦楽団のファゴット奏者・宇治原明先生も参加してくださいました。いや〜これはすごいぞ。先生、ありがとうございました。

■この17名の皆さんのうち、宇治原先生とあと2人の後輩たちは、卒業して以来の再会となりました。私自身もそうですが、皆さん白髪が増え、人によって髪も薄くなり、皺も増え…と。学生時代から35年を過ぎていますのでね。近況を報告しあいながらも、その中には、もう少し先にある自分の退職、親の介護、孫の世話…と行った話題が混じってきます。そういう年代なんですね。

■この新年会の翌朝になりますが、今度は、フランスにいるSくんからメールが届いていました。彼は、年末から新年にかけてのこの時期、毎年のように帰国していましたが、今年は甥御さんと姪御さんが大学受験で、ご実家からは「帰国厳禁令」が出ているらしく、帰国は3月になるとのメールでした。3月には、また集まることになろうかと思います。私の学年に近いOBOGのうちおつきあいのある皆さんには、海外にいるMくんとSくんが帰国するたびに、こんな感じで呼びかけています。そして、同窓会を開いています。でも、これだけ回数が多いと同窓会とは言えないかもしれませんね。ただの飲み会かな…。

【追記】■昨年の今日(1月10日)に、「卒業アルバムから」というエントリーをしました。下の写真は、そのエントリーに掲載したものです。この写真の中のうち7人が、同窓会にも参加していました。私は、前列左から3人目です。

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