今年の龍谷大学アメリカンフットボール部


■龍谷大学アメリカンフットボール部「SEAHORSE」は、今年度のシーズン、「一部リーグ(Div.1)初の勝ち越し」という、これまでにない素晴らしい成績を残しました。しかも、創部以来の最高順位である4位です。特に注目すべき試合は、8月28日の京都大学戦で、「28対24」で勝利したことです。これは画期的なことかと思います。上の動画は、その京都大学戦の動画です。試合の最後、残り17秒で逆転のタッチダウンを奪い勝利しました。感動しました。すごいことだと思います。

■今シーズンの成績は以下の通りです。
京都大学 ○ 28-24
関西大学 × 14-35
関西学院 × 3-31
立命館大学× 0-48
甲南大学 ○ 23-0
同志社大学○ 25-7
神戸大学 ○ 17-7

■素人考えですが、今後は、この4位という順位を安定的にキープしつつ、さらに上位の大学、関西学院大学、立命館大学、関西大学に挑戦していくということになるのでしょうかね。関西学院大学や立命館大学の壁は相当高く厚いように思いますが、単純に得点だけから考えれば、まずは関西大学に勝つ実力を蓄えることが大切になるのだろうなと思います。私が退職するまでにはまだ10年ありますが、龍谷大学には、いつか甲子園ボウルへの出場をかけて戦えるようになっていただきたいなと思います。甲子園ボウルをかけて勤務している龍谷大学と母校・関西学院大学が戦うなんてことになると、もう最高なんですけどね。

講演会「世界の苦悩に向き合う仏教の可能性―共に生きる道はどこに―」

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2017年1月29日(日) 龍谷大学世界仏教文化研究センター開設記念事業特別講演会「世界の苦悩に向き合う仏教の可能性―共に生きる道はどこに―」
開催日時
2017年1月29日(日)13:00~17:00
開催場所
龍谷大学深草学舎顕真館
講演者
特別講演:池上彰氏(ジャーナリスト、名城大学教授)
講演:竹村牧男氏(東洋大学学長)
鼎談:池上彰氏×竹村牧男氏×赤松徹眞(龍谷大学学長)
参加費無料、定員500名様(事前申し込みで当選された方のみ)
【申し込み期間】2016年12月5日9:0010:00~12月16日17:00
申込みフォーム
https://www.ryukoku.ac.jp/rcwbc/
TEL:075-343-3808
FAX:075-708-5611
お問い合わせ
事務局/龍谷大学世界仏教文化研究センター事務部(受付時間:平日9時~17時まで、土・日・祝日除く)
アクセス
・JR奈良線「稲荷」駅下車、南西へ徒歩8分
・京阪本線「深草」駅下車、西へ徒歩約3分
・京都市営地下鉄烏丸線「くいな橋」駅下車、東へ徒歩7分
【申込み方法】 インターネット(当センターのホームページ)またはFAX(申込用紙はチラシPDFデータをダウンロードしてご使用ください)。
応募者多数の場合は、抽選となります。当選された方には、「当選結果通知ハガキ」をお送りいたします。講演会にお越しの際は、必ずお持ちください。 ※当選者の発表は「当選結果通知ハガキ」の発送をもって代えさせていただきます。
主催
龍谷大学世界仏教文化研究センター
後援
京都府、京都市、朝日新聞京都総局、読売新聞京都総局、毎日新聞京都支局、日本経済新聞社京都支社、共同通信社京都支局、産経新聞社京都総局、京都新聞、中外日報社、文化時報社(順不同)

この講演会のチラシ

「今日、どう?」

20161210seta.jpg ■12月に入り、今年も残すところ3週間になりました。ここ数十年の間に「これから新しい年を迎え、人びとの気持ちが一新される」、その直前の”ワクワク感”のようなものが12月から消えてしまいました。私が子どもの頃は、そのような”ワクワク感”をまだ残っていたように思うのですが…。年末といっても、何かただ忙しいだけで、時間が直線的に経過していく…、そのような感覚になります。写真は瀬田キャンパスです。このようなスッキリした気持ちで新年を迎えたいのですが、なかなかそんなわけにはいきません。仕事関連のことで、心の中はモヤモヤだらけ、困ったものですね〜。

■とはいえ、昨日はちょっと嬉しいことがありました。大学院生の修士論文の指導をして帰宅しようとすると、もう20時を過ぎていました。瀬田駅に向かうバスに乗ると話しかけてくる人がいました。私と同じ研究部で仕事をしている職員の方です。「遅くまで仕事をしているね」と言うと、急ぎの案件があり、研究部にはまだ残って頑張っておられる職員がいるとのことでした。ちょっと覗いて声をかけてくればよかったな…などと思っていると、瀬田駅が近づいてきました。昨晩は、「今日は夕食を作れない」との連絡が我が家からLINEで届いていたので、声をかけてくれた職員の方を誘って大津駅前のいつもの居酒屋「利やん」に行くことにしました。

■「利やん」では、うちの大学のこれからのことについていろいろ話しをしました。熱く語ってくれました。 昨日一番心に沁みた言葉。「1を2にすることは簡単だけど、0を1にすることは大変なんですよ」。前例踏襲、これまでの仕事のパターンを単純に模倣する、他大学はどうなっているのかばかりを気にする(情報収集は大切なことではありますが)、そうではなく自分で「仕事」を起こす能力を持つことが大切だという意見です。その通りですね。そういう力を持った仲間をもっと増やさねば、ということなのです。笑われるかもしれませんが、「職場改善目安箱」とか「職場改善プレゼン龍」とか、志を持った職員の方たちがより光り輝いて行く仕組みがあったらいいね〜という話しにもなりました。というわけで、昨晩は、とても有意義な時間を過ごすことができました。

■嬉しかったものですから、そのことをfacebookに投稿すると、こういうコメントをいただきました。他大学の事務職員をされている方からのコメントです。「『教職協働』の『今日、どう?』ですね!」。「教職協働」という言葉の意味はわかります。教員=教育職員と事務職員は、大学の「車の両輪」ですからね。教員と事務職員とでは、同じ大学の中でもガバナンスの異なる組織に属しています。ですから、全国のどの大学で言われていることだと思いますが、時として、両者の関係がギクシャクしたりするのです。ギクシャクすると大学の運営はうまくいきません。もう一つの、「今日、どう?」。こちらの親父ギャグ・駄洒落のような言葉の存在を私は知りませんでした。こういう意味なのだそうです。「気軽に『今日、どう?』と様子を語り合い、交流できる関係性って、何よりも協働なんじゃないかなと思っています」。なるほど〜、とても大切なことですね。親父ギャグなんてことを言ってはいけません。これは、組織内の社会関係資本をいかに蓄積していくのか…という問題でもあります。モヤモヤしたものを抱えつつも、心の中に、ちょっと写真のような青空が広がりました。こういったことを、職場の仲間と語り合えることを幸せだなと感じました。

ミロコマチコ『ねこまみれ帳』

20161208miroko.jpg ■世の中にはイヌ派とネコ派がいるそうですね。時々、いろんな知人との雑談の中で「イヌ派、それともネコ派?」という話しが出てきます。私は、哺乳類のペットを飼ったことはありませんが、頭のなかで「やはり自分はイヌ派だろうな〜」と思っています。実際には飼ったことがないので、「ヴァーチャル・イヌ派」でしかありませんが。

■さて、写真は、私の大好きな絵本作家のひとり、ミロコマチコさんの本です。ミロコさんはネコ派です。それも並大抵のネコ派ではありません。この『ねこまみれ帳』からは、そのことがズンズン伝わってきます。この本では、鉄三という名前のネコと、ボウとソトという兄弟のネコたちとの暮らしが描かれています。おそらく、ネコ派の人たちにとってはたまならいと思うのですが、日々の暮らしのなかのネコたちが引き起こす数々のエピソードが描かれています。ネコ好きの人には読まずにおれない本なのではないでしょうか。最初のネコ、鉄三が病気で死んだとき(鉄三は糖尿病でインシュリンを打っていました…)のミロコさんの悲しみは、イヌ派の私にもひしひしと伝わってきました。アラ還のおじさんの老眼の眼からも、涙がハラハラと流れてしまった。素敵な本です。ひとつ疑問があるとすれば、お連れ合いが描かれているのですが、彼はミロコさんのネコたちのことをどう思っているのでしょうね。とても気の優しいおとなしい方のように描かれているけれど(あまり登場されませんが…)。ネコたちの関心は、ミロコさんに集中しているようでもあります。かわいそう。

第5回「龍谷大学餃子研究会」

20161208fukuyoshi.jpg■昨日の大宮キャンパスでの起工式のさいにお会いした「龍谷大学餃子研究会」の副会長さんに、「しばらく研究会やっていませんね」とお伝えしたところ、さっそく庶務担当の研究会会員から日程調整のメールが届きました。会長としては、迅速な対応、ありがたいかぎりです。次回で第5回になります。ところで、このブログに第4回のことを報告していませんでした。第4回は、7月に開催されました。そのこをfacebookの方には投稿していました。以下は、その投稿の文章です。記録としてアップしておきます。

第4回「龍谷大学餃子研究会」、無事に終了しました。深草キャンパスに近い「福吉」で開催させていただきました。第3回が、昨年の7月3日でしたので、めっちゃ、ひっさしぶり!

どういうわけか、今回から、女子職員の皆さんが増えました。おじさんが、密かにこういう研究会をしていることを聞きつけたらしく、「私らも入れなさい!」「は、はい…わ、わかりました…」…まあ、そんなこんなで、今回の第4回になりました。今日は欠席されている会員もおられます。現在、育メンパパで頑張っておられる方や、育児や出産のためにお休み中という方もおられます。それても、ずいぶん会員が増えました。

今回は大学近くの「福吉」というお店でしたが、お店を出たあと、男性職員のグループと遭遇しました。それぞれの部署で頑張っておられる課長の皆さんでした。とても素敵な雰囲気が漂っていました。

大宮キャンパス「東黌(とうこう)」の起工式

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■昨日、朝9時から大宮キャンパスで、東黌(とうこう)と呼ばれる校舎の起工式が挙行されました。これまでの東黌は、現在の耐震基準からすると問題がありました。また、文学部では新しいカリキュラムに合った校舎が必要でした。そのようなこともあり、東黌は建て替えられることになりました。私は、この校舎のデザインが決めることに少しだけ関わったことから、この日の起工式に、あえて出席させていただきました。ひさしぶりの大宮キャンパスでした。とても気持ちが良いキャンパスです。この場が持つ不思議な「力」を感じます。それは、「大学の精神」にも通じる宗教的な力のように思います。写真は、大宮キャンパスの本館です。起工式は、この本館で行われました。以下は、大学のホームページからの説明の抜粋です。

大宮キャンパスの「本館」「北黌」「南黌」「渡り廊下」「門扉」「旧守衛所」は1879(明治12)年2月に建築されたもので、1964年と1998年(追加)に国の重要文化財に指定されました。これらの建物が残る大宮キャンパスは「重要文化財建築群」を形成しており、また、隣接する西本願寺はUNESCOの「世界文化遺産」にも指定されています。

■建て替えられる東黌は、文化財である大宮キャンパスの他の校舎=建築群との一体感を醸し出すデザインと設計になっています。模型をご覧ください。これは、建て替えられる東黌の模型です。大宮キャンパスの正門の向かい、猪熊通りを挟んだ土地に建設されます。通りを歩く人の視線からは、手前の校舎しかみえないように設計されています。手前の校舎のファサードは、国に重要文化財である本館・北黌・南黌と統一感のあるデザインになっています。おそらくは、正門の前に立つと包み込まれるような気持ちになるのではないかと思います。そして猪熊通りの先には、世界遺産である西本願寺がどんと視界に入ってきます。大変、うまく構成されているように思います。このようなキャンパスで勉強される文学部の学生の皆さんが、ちょっとうらやましくなりました。

学生の自死・自殺防止に関する研修会

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■月曜日のことです。毎週のことですが、午前中は授業があり、午後からは研究部の執行部会議になります。研究部長になりたての頃は、深草で詰めて相談をしなければならないことが多く、2限の授業が終わって昼食を食べる時間もないまま深草に駆けつけていましたが、最近は、もっぱらテレビ会議で執行部会議に出席しています。会議は13時半から始まり、早い時は15時過ぎに終了しますが、通常は17時頃まで、もっと遅くまで時間がかかることがあります。この日は、16時過ぎに終わりました。といいますか、後に研修が入っていたため会議を16時までにしてもらいました。

■研修とは、龍谷大学の保健管理センターが主催する「学生の自死・自殺防止に関する研修会」です。講師は滋賀県立精神保健福祉センターの精神保健福祉士の方と、保健管理センターカウンセラーのMさんでした。研修会後、Mさんが「昨年も来てくださいましたね」とお声がけくださいました。そういえば、そうでした。あまり意識していないけれど、こういう研修には、チャンスがあればできるだけ参加しようと思っています。だからなのでしょう。昨年のことは考えていませんでしたが、今年も参加を申し込んでいました。しかし瀬田キャンパスの3学部とも、教員の参加は少なかったように思います。社会学部からは、私も含めて教職員は4人。研修を開催する時間帯が問題なのかもしれませんが、ちょっと寂しいですね。

Anne Akiko Meyers Plays Ennio Morricone’s ‘LOVE THEME’ from Cinema Paradiso


アン・アキコ・マイヤースさんが演奏する「ニュー・シネマ・パラダイス」の「愛のテーマ」。心が震えました。素敵だ。心に沁みてきます。心が敏感になっているとき、沁みてきますね。この動画は、オーケストラはロンドンシンフォニーオーケストラ、指揮はキース・ロックハートさん(ボストン・ポップス・オーケストラ指揮者)です。

山科 義士祭

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■ひとつ前のエントリーにも書きましたが、日曜日の午後は、夏原グラントの「環境保全活動交流会」が草津市の草津市立まちづくりセンターを会場に開催されました。というわけで、昼食はJR山科駅の改札を出たところにあるいわゆる「立ち食いうどん」屋で簡単に済ませることにしました。山科駅は電車を乗り換える駅であること、定期があることから改札の外に出ることができるのです。とはいっても、実際には椅子があって座ることができるので立ち食いではありませんが。

■写真は、その昼食後に撮ったものです。提灯に「山科 義士祭」とあります。元禄15年(1702年)12月14日 (旧暦)は 、あの「忠臣蔵」(ちゅうしんぐら)の大石内蔵助が吉良邸に侵入し、吉良上野介を討ちとった日です。ということで、山科では14日に「山科 義士祭」が開催されています。でも、なぜ山科なのか…。歴史の教養や、「忠臣蔵」のストーリーに詳しい方だとすぐにわかるのですが、私はそうではありまんでした。若い学生の皆さんの中にも、大石内蔵助や吉良上野介といってもご存知ない人もいるでしょうね。Wikipediaですが、以下に「赤穂事件」の解説を引用しておきます。

赤穂事件(あこうじけん)は、18世紀初頭の江戸時代元禄期に起きた事件で、江戸城松之大廊下で、高家旗本の吉良上野介(きらこうずけのすけ)に斬りつけたとして切腹に処せられた播磨赤穂藩藩主の浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)に代わり、家臣の大石内蔵助以下47人が吉良を討ったものである。
この事件は、一般に「忠臣蔵」と呼ばれるが、「忠臣蔵」という名称は、この事件を基にした人形浄瑠璃・歌舞伎の『仮名手本忠臣蔵』の通称、および、この事件を基にした様々な作品群の総称である。これら脚色された創作作品と区別するため、史実として事件を述べる場合は「赤穂事件」と呼ぶ。
なお、浅野が吉良に斬りかかった理由は、史実としては不明である。赤穂事件を扱ったドラマ・映画等では、浅野が、吉良から要求された賄賂を拒否した事で起きた吉良による嫌がらせを原因として描かれ、また主君の浅野に代わり、家臣が、吉良を討った「仇討ち」事件として描かれることが多い。しかし、事件当時、「仇討ち」は、子が親の仇を討つなど、目上の親族のための復讐を指した。本事件を、「仇討ち」とみなすか「復讐」とみなすか、その意義については論争がある[1]。

■赤穂城を幕府に明け渡したことから、大石内蔵助はこの山科の地に潜伏し、浅野家の再興を画策していたのだそうだ。結果として、お家断絶が確定したため、討ち入りが実行されることになったようです。で、映画やドラマでの「忠臣蔵」なんですが、もともとは、赤穂事件を題材にした人形浄瑠璃や歌舞伎の『仮名手本忠臣蔵』がルーツです。赤穂事件を題材にしたといっても時代設定は、室町時代です。教養がないので調べてみると、奥が深いですね〜。芝居小屋の経営が厳しくなった時に上演すると、必ずといって良いほど満員御礼になる人気だったそうです。平安時代の菅原道真の失脚事件を扱った「菅原伝授手習鑑」(すがはらでんじゅてならないかがみ)や、源義経の悲劇を題材にした「義経千本桜」についても、同様に人気のある演目ですが、そのいずれもが歴史上の有名人の悲劇を扱ったものです。この手のストーリーの展開は、日本人のメンタリティーと共振しやすいのかしれません。

■ところで、この山科の「義士祭」ですが、1974年(昭和49年)に始まったそうです。元々は農村地域であった山科が、高度経済成長期に急激に住宅地へと変貌し、従来のコミュニティのあり方が大きく変化したことから、新たなコミュニティづくりが必要となり、その一環として始められたのだそうです。この辺りの「歴史的」な経緯について、もうすこし詳しく知りたいと思います。

山科義士まつりの歴史

近年になっても山科は長い間、田園風景が広がるのどかな土地でした。
しかし、昭和30年代後半から40年代の高度成長期、急速に宅地開発が進められ、人口が急増しました。昭和30年に約3万5千人だった人口が昭和40年には6万4千人、昭和50年には13万6千人と10年間のスパンでほぼ倍増しています。
このような急激なまちの開発や人口増は、それまでの地域コミュニティに大きな変革を迫ることにもなりました。

「山科義士まつり」は、このような中、大石内蔵助良雄が浅野家再興に尽くしながら叶わず、吉良邸討ち入りを決意する間、京都・山科の地に隠棲した史実にちなみ、内蔵助と赤穂の義士たちをしのぶとともに、山科の住民と企業、行政が一体となり、地域の健全なコミュニティづくりのために連帯感を育成、高揚することを目的として、昭和49年から始められました。

山科区全13学区の自治連合会と山科区地域女性連合会、山科経済同友会を中心とした山科義士まつり実行委員会では、毎年創意工夫を凝らし、手づくりのまつりを運営しています。
行列途中の舞台では、東映太秦映画村の協力を得て、「刃傷松の廊下」や「切腹」「連判状改め」「討ち入り」などの芝居が迫力いっぱいに展開されるほか、可愛らしい幼稚園児による子ども義士隊や女性陣による「大石音頭」、「元禄花見踊り」が華を添えます。
更に、まつり当日の写真を対象に「山科義士まつり写真コンクール」が実施され、勇壮な義士の行列や沿道のところどころで上げられる勇ましい勝どきもなかなかのシャッターチャンスとなっています。

夏原グラント「環境保全活動交流会」

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■日曜日は、夏原グラントの「環境保全活動交流会」が草津市の草津市立まちづくりセンターを会場に開催されました。夏原グラントは、滋賀県を中心としたエリアで総合スーパー等の小売チェーンを展開する平和堂が設立した財団、公益財団法人平和堂財団が、豊かな環境の保全および創造のために設立したものです。NPO法人・市民活動団体または学生団体の自主的な活動に助成しています。私は、この夏原グラントの選考委員をしていることから、この交流会に参加することになりました。

■冒頭は、選考委員5名によるリレートークでした。環境保全活動の意義、琵琶湖再生法、活動資金の確保の仕方…、選考委員の皆さんが、それぞれの持ち味を活かした短い講演(お一人15分程度)をしていきました。私の番は、5番目ということで最後。環境保全活動と、環境保全活動を通した人びとのつながり、両者の関係を通して地域に暮らすことの「楽しさ」や「幸せを」を活動やつながりの中から紡ぎ出していくことの大切さ…そのようなことを、岩手県の県北地域にある村づくりの活動を事例にお話しをさせていただきました。なんの準備もせずに、朝、頭の中で浮かんできた粗筋に沿ってお話しをさせていただきました。結果としてですが、多くのみなさんに共感をしていただけたので、安心しました。「一度、うちの地域に遊びに来てください」、「今度、地域の皆さんに話をしてくれませんか」といったお誘いもいただきました。有難いことです。

■リレートークの後は、8つのグループに分かれてテーブル交流会になりました。私もひとつのテーブルのファシリテーターを担当しました。夏原グラントの直接的な目的は団体に助成していくことですが、同時に、こういう場での交流を通して、相互に悩みや成果を共有し、素敵な「ご縁」を作っていただくことも大切な目的なのではないかと思います。この交流の中から、新しい「事」が起きたら面白いでしょうね。そうなったら素敵だな〜。

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