南京町「老祥記」の豚まん

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■出身地は、兵庫県は神戸市。結婚で神戸を離れてはや四半世紀以上たちますが、故郷といえばやはり神戸です。先日、妻が友人と神戸に遊びにいってきました。お土産は、南京町「老祥記」の豚まん。とっても懐かしかった。現在のように南京町が整備される以前、私が高校生の頃は、狭い路地にある小さなお店でした。その頃のことを思い出しました。しばしば、買いにいきました。「老祥記」のサイトをみていただくと、トップのその頃のお店の写真が出てきます。急に思い立ちましたが、神戸出身ということで、いつか神戸マラソンに出場したいですね〜。

■写真は、そのお土産の豚まんです。ちょっと色の映りが変ですが(真ん中の豚まんが青っぽい…)、これはiPhoneでいいがげに撮ったせいです。美味しいというか、私には「懐かしい」味です。

老祥記

『ニゴローの大冒険』(滋賀県立琵琶湖博物館)

20120810nigoro.jpg(このホームページのカテゴリー「BOOK」では、龍谷大学社会学部の学生の皆さんに、ぜひ手に取って読んでいただきたい本を紹介しています。)

■滋賀県立琵琶湖博物館で開催されている企画展「ニゴローの大冒険-フナから見た田んぼの生き物のにぎわい-」(20120/07/14(土)〜11/25(日))の図録です。先日、「環びわ湖大学・地域コンソーシアム」関連の会合があり、そこに出席されていた琵琶湖博物館の館長・篠原徹先生からいただきました(篠原先生は、「人と自然の関係をめぐる民俗学的研究」をご専門にされています)。

■タイトルにあるニゴローとは、この企画展の主人公であるニゴロブナの雄♂のことです。ニゴロブナとは、琵琶湖の固有種(琵琶湖にしか生息していない生物)です。このニゴローが誕生してから成魚になるまで、ニゴローの恋と冒険が語られていく…、これがこの企画展のストーリーのようです。ニゴロブナの生活史を「縦糸」に、そこにニゴロブナの周りの環境(他の生き物も含めて)や、そこで発生している問題や課題等を「横糸」として編み上げている…わけですね。

■以下が、この図録の目次です。目次からも、この企画展の狙いが理解できます。

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第1章湖辺の田んぼに生まれて
第2章はじめてのごはん
第3章さまざまな生きものと出会う
第4章湖へ出る
第5章ニゴロブナ故郷(田んぼ)に帰る
第6章ゆりかご水田
第7章ついにつかまってしまった
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■かつて、琵琶湖と周囲の土地、特に水田との間には「つながり」がありました。春になると、琵琶湖からニゴロブナを初めとする魚たちが遡上し、水田や水路に産卵にやってきました。陸である水田にも、湖の「生き物のにぎわい」が見られたのです。ニゴロブナはその代表的な魚です。湖辺の農家は、一時期に大量に遡上してくるニゴロブナを竹でつくった篭状の漁具「タツベ」などを使ってつかまえていました。そして、伝統的な近江の郷土食である鮒寿司を漬けていました。

■今でも、琵琶湖の湖辺には水田がひろがっていますが、そのような「生き物のにぎわい」は見られません。水田の土木工事や湖岸の治水事業のために、「つながり」を断ってしまったからです。言い換えれば、それは「断絶」です。現在、琵琶湖の環境政策は、かつての水質に特化した政策から、このような生き物も含めた「つながり」、そして「生き物のにぎわい」をどのように復活させていくのかという点にまで視野を拡大したものに移行しています。

■この企画展や図録は、いっけん子ども向けの物語のように見えますが、琵琶湖博物館の学芸員や様々な大学の研究者の研究成果にもとづいた学問的にも内容の濃いものになっていると思います。私自身、かつて琵琶湖博物館で学芸員をしていましたが、開館した初期の頃から取り組まれたきた「水田研究」(自然科学と人文・社会科学の総合研究)の成果が存分に活かされているようにも思います。

■ここまで読んでくださった学生の皆さん。特に、社会学部の皆さんのなかには、「これは生態学のような自然科学の話しであって、社会学には関係ない」と思う人がいるかもしれませんね。しかし、そうではありません。「つながり」や「生き物のにぎわい」を消してしまった背景には、社会が存在しています。環境がどのように変化してしまったのか、その実態はどうなのか…といった自然科学的な視点ももちろん重要ですが、それ同時に、そのような変化を生み出す原因をつくってしまった社会的な”メカニズム”にまで視野を拡げなければなりません。制度、知識、集団、社会関係、人びとの意識…それらが絡みあった社会的な”カラクリ”が、どのように「つながり」や「生き物のにぎわい」を消し去ってしまったのか。それらを明らかにすることは、社会学が得意とする問題ではないでしょうか。また、「つながり」や「生き物のにぎわい」を復活させていくためには、地域社会の人びとの環境問題解決にむけての課題共有や協働が必要です。それらをどのように生み出していくのか、この点も、大変重要な社会学的かつ実践的な課題だと私は考えます。

■龍谷大学瀬田キャンバスは、琵琶湖のある滋賀県に立地しています。せっかく滋賀県にある大学で学んでいるのですから、龍大の学生諸君も、ぜひこの企画展を訪れてみてください。そして、この図録を手にとって読んでみて下さい。

フルマラソン完走に向けての練習、そして卒業論文

20120809calenderjpg.jpg「脇田ゼミのランニング事情」(Tuesday, July 31, 2012)にも書きましたが、職員のHさん(私は職場を離れると密かにHコーチとお呼びしていますが…)の強い勧めで、フルマラソン完走に向けて練習を始めています。すでにコーチからは、11月下旬のフルマラソン出場に向けて練習メニューも提案していただきました。また、10月下旬には、ハーフマラソンにも練習がてら出場する予定です。以前からフルマラソンに関してはいろいろ聞いてはいましたが、自分のこととして、改めてコーチに言われると、気が引き締まる思いです。とはいえ、同時に、未知の体験に挑戦するワクワクした喜びのような気持ちもあります。走り始めは辛いところもありますが、走り続けていると、次第に気持ちよくなっていきます。体は「しんどい」と言っているのでしょうが、脳味噌は「すごいな〜、楽しいな〜」と思っている…そんな感じかもしれません。
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・基本的に10km・ハーフは、レースの感覚を養うのに使う。レースでは他のランナーに引っ張られて設定以上のペースになることがあるので、その感覚を養う。
・フルマラソンは30kmからが勝負。ハーフまでは何とでもなる距離で、よほど厳しい制限がなければ大丈夫。問題は、30kmから。フルマラソンは30kmレースとハーフを1日で、かつ一気に走るようなイメージ、あるいはそれ以上のイメージをもつように。
・フルマラソンの残り10kmは、想像以上に過酷。
・調子に乗って、前半飛ばすと必ずと言っていいほど後半に足が攣って動かなくなるし、ゆっくり走りすぎると制限時間内にゴールできない。難しいというか、奥が深い…。
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■具体的なメニューは以下の通りです。これを週に4日〜5日。こういうふうに練習を継続しておくと「驚くほど体が動くようになっているはず」とのことです。あくまで一般論であって、私がそうなるとは必ずしも言えないのですが、コーチを信じて取り組みます。かなりハードだな…。でも、それがフルマラソン完走への正しい道なのです。
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8/1~8/10:7分/kmで5km(フラットな道)の練習。
8/11~8/25:6分半/kmで5km(フラット)の練習。
8/26~9/8:6分半/kmで6km(フラット)の練習。
9/9~9/30:6分半/kmで6km(アップダウン)の練習。
10/1~10/31:6分半/kmで6km(アップダウン)の練習&10/13頃に15km走の練習。
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■以下は、フルマラソン出場前の大凡の流れと月間走行距離の目安です。
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10/28:ハーフマラソン(2時間切りを目指す)。
11/1~11/14:6分半/kmで7km(アップダウン)&11/10頃に15km走の練習。
11/15:練習終了。1週間前からは走らず、足を休める。
11/19~11/22:カーボローディング(炭水化物系の食べ物を中心に取り、体のなかにエネルギーを蓄える)。
11/23:フルマラソン(本番!)

8月:80km以上
9月:100km以上
10月:140km以上
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20120809wakita.jpg■熱中症予防のため、帽子は必ず着用、できるだけお茶や水ではなく、スポーツドリンクを飲んで塩分を補給すること…という注意事項もいただいています。8月の練習は、さらなる練習や本番に耐えるための土台づくりのような感じでしょうか。しだいに、負荷をあげ、距離をのばしながら、フルマラソンの本番に臨もうということなのです。急に負荷の高い練習をすると、膝や関節を痛めます。また、楽しくなくなるので、練習が継続できません。少しずつ、自分をいわば騙しながら、自分に力がついてきているという喜びを与えつつ、自分の体を作り上げていく…そんな感じです。

■とろこで、幸いなことに、私の住んでいる場所は、京阪奈丘陵の西南端に位置しています。もともと奈良盆地の農村の里山が住宅開発された地域です。アップダウンには事欠きません。すでに「キョリ測」というサイトを使って、自宅周辺に、往復6km・7kmのアップダウンコースもみつけてあります。こうやって練習を始めていると、同時に、学生の卒論指導のことを連想してしまいます。

■1人で社会調査をしたことがない、また長い文章、それも学術論文(本文で16,000字以上20,400字以内)を書いたこともない学生が、短期間で卒論を書いてしまおうとしても、ほとんどの場合、うまくいきません。調査を行い、その結果についてコーチである私と面談を行い、アドバイスをもらい、さらに調査に向う…そういった繰り返しのなかで、調査地の事例の持つ「深み」のようなものを把握できる力が少しずつ獲得できていくのです。社会学的な概念・分析枠組み、そして理論と、調査地の事例との間にある「意味のある関係」がしだいに見えてくるのです。フルマラソンでいえば、30km以上を走り続けられるような脚力をつけるために、最初はコツコツ練習していく、そんな感じでしょうか。

■マラソンを走る走らないは、その人の判断しだいです。途中で練習をやめてしまっても、それほど困ることはありません(やっぱり、無理やったんや、ヘタレやな〜と陰口を言われるかもしれませんが…)。しかし、卒業論文は違います。きちんと卒業論文を執筆し単位をとらなければ卒業できません。学生生活最後の夏期休暇を楽しむことも、もちろん大切なことではありますが、同時に、卒業論論文にも取りかかって欲しいなあと思います。「ああ、嫌だな〜」と現実から眼を背けてしまうと、まったく練習していないのにフルマラソンを走らねばならないような感じになってしまいます。それでは、辛い経験しか残りません。卒論提出時に、無理をせず少しずつ時間をかけて練習を積み重ね、最後にフルマラソンを完走した人だけが味わえるような、充実感や達成感は味わってほしいと思います(私はまだフルマラソンを走っていませんが…)。

■あっ…なんだかお説教臭くなってしまいましたね。ごめんなさい。でも、ゼミ生諸君には、そういった充実感や達成感を味わってもらいたいと心の底から願っています。最初は辛いかもしれませんが、しだいに調査に向いながら自分の研究が進展していったとき、卒論を仕上げていくことが楽しみや喜びにかわっていきます。ちょうど私のHコーチが、練習を積み重ねれば「驚くほど体が動くようになっているはず」という段階に達しているのです。このような卒業論文を仕上げていく過程での経験は、卒業していった多くのゼミ生たちが感じていることです(真面目に取り組めば…)。ところで、勘の良い人ならわかると思いますが、こういうお説教臭いことを書きながら、じつはフルマラソンを走ろうとしている自分自身を叱咤激励しているところもありますね。ともに、頑張っていきましょう。

【写真】上:自宅にある卓上カレンダーに練習の印をつけています。ちゃんと走った日には大きくチェックを入れます。コーチからは、週に4~5回走り、2日は休むようにとも言われています。○は休養日です。○に×が入っている日、これは「走る予定にしていたけれど、いろんな事情から残念ながら走れなかった日…」(悔しい日…)です。下:「朝ラン」が終ったときに自分で撮りました。ちゃんと、コーチの教えを守って帽子をかぶっています(日よけ付き)。ヨレヨレのTシャツの「龍」は中国でのお土産でして、龍谷大学とは関係がありません(^^;;。

2012卒業論文提出までのスケジュールと評価の基準

2012年度版

■以下の記事は、2012年度版です。2013年春に卒業するゼミ生に対応したものです。ご注意ください。

「履修要項」をきちんと読もう!

20120809soturon2.jpg■卒業論文のことについては、2012年度社会学科「履修要項」の66〜69ページに書いてあります。知っていますよね。時々、「なんですか…それ」という人がいたりして…そのときはガックリしてしまいます。必ず、熟読するようにしてください。また、次のスケジュールを再度確認しておいてください。

卒業論文の中間発表:9月22日(土)・23日(日)

■卒業論文の中間発表を、ひとつの目標にして取り組んでください。フィールドワークにもとづく実証的な研究論文を読んだ人はわかると思いますし、私も皆さんにすでにゼミのときに解説していますが、オーソドックスな実証系の論文では、およそ以下のような構成が一般的かなと思います。もちろん、論文の課題設定やテーマによっては、必ずしも、このような構成である必要はありません。原稿の量についても、あくまで目安です。また、第3節については、節中はさらに複数の「項」にわけて、論文の論理の筋道が見えてくる構成にする必要があります。

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第1節:課題設定(先行研究の整理や課題の位置づけ等、原稿全体の2割程度)
第2節:調査地概況(原稿全体の1割程度)
第3節:分析(原稿全体の6割程度)
第4章:結論(原稿全体の1割程度)
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■どうして、このような目安を示したかといえば、一番大切な第3節が貧弱でほとんど課題を明らかにできていないようなことがあるからです。ひどい場合は、原稿の枚数を稼ごうとするため、たとえば第2節等で異様にページを費やしてしまったり(課題設定に関係のないことをズラズラ書いてしまう…)。それでは、論文としては大変パランスの悪い内容のないものになってしまいます。しかし、これはあくまでも目安ですので、構成のバランス等については、私とよく相談をしてください。

■中間発表の報告ではレジュメを用意してもらいますが、基本的には、卒業論文と同じ構成にしてください。まだ不明な点、調査継続中のことについては、現在どこまでわかって、今後どのような調査が必要なのか、どのような資料を集めるのか、これからの予定も含めてレジュメのなかで説明してください。

卒業論文題目届提出期間:10月22日(月)〜26日(水)

提出先は、指導教員である私です。卒業論文のタイトルについては、まず私とよく相談をしてください。いったん題目届を提出してしまうと、変更がききません。あとで「やっぱり、違うテーマで書きたいんですけど…」といっても、題目届を提出してしまった後の段階では、すでに遅いのです。それまでの調査の進捗状況を私に報告してるいはずですが、その調査内容に相応しいタイトルにする必要があります。調査をしていないと、卒業論文のタイトルを決めることさえできなくなってしまいます。このことをよく理解しておいてください。

■題目届のタイトルは、題目届に鉛筆書きで書いてきてください。学生本人と私がお互いに確認したうえで、ペンで上書きをして、最後に鉛筆部分は消しゴムで消してください。注意してもらいたいことは、必ず、本人の署名と捺印が必要だということです。確認してください。

■題目届は、25日(木)のゼミのときに回収します。よろしくお願いいたします。

卒業論文の第一次草稿提出:11月末

11月末頃に、「とりあえず書き上げた」原稿(草稿)を提出してください。それから、丁寧に「赤ペン」を入れていきます。修正や加筆を行ってください。良い調査をしていても(フィールドから良い発見をしていても)、それがきちんと原稿になっていなければ意味がありません。初めての経験でななか難しいところがあろうかと思います。したがって、12月の1ヶ月を使って、原稿のやり取りをしながら仕上げていきます。「赤ペン」作業終了後、具体的な指摘を加えてその原稿を返却します。冬休みに、提出する原稿を完成させてください。

■論文の表記については、「履修要項」に示してありますが、各ゼミの指導教員から具体的な指示を出すことになっています。配布してある「優秀卒業論文集」の脇田ゼミの先輩の論文を参照してください。

■たとえば10月末に原稿を提出し、早めに卒論執筆を終えてしまってもかまいません。大いに歓す迎します!!もちろん、内容がともなっていなければなりません。

卒論の最期の指導

12月の第3週(12/17~21)までの間に、卒業論文の原稿、フィールドノート、収集した資料等を持参し、最低2回は面談を受けるようにしてください。そのさい、私の予定を事前に確認するようにしてください。

原稿の郵送てメールによる添付

「宅配便」か「簡易書留」(郵便)で、卒論の原稿(プリントアウトしたもの)を脇田の自宅まで送ってください。また、同時に、e-mailの添付でも原稿を送ってください。冬期休暇中に、脇田で最終チェックをします。脇田の自宅住所は、ゼミのさいにお知らせしたとおりです。

原稿の返却

1月4日(金)13時45分から、チェックした卒論の原稿を返却します。研究室に集まってください。修正・加筆箇所を指示します。こられない人は、返却は1月7日(月)になりますので注意してください。

卒業論文の提出

2012年度の4年生については、1月8日(火)に6号館地下にある「社会調査実習室」に午後13時35分に集合してください。必ず、提出できる完成した形にして持参してください。また、1月10日(木)の4限は、通常通りゼミを開催します。

■もし、間に合わなかったばあい…。必ず、連絡をしてください。卒論提出期間は3日ありますが、かならず1日目か2日目に提出してください。そのことを目標に仕上げてください。どんなアクシデントがあるかわかりません。ギリギリでの提出はやめましょう。卒業論文の遅れは、大目に見てくれません。卒業できなくなる可能性もあります。十分に注意しましょう。ちなみに、10日最終日は15時で終了です。

卒論原稿の印刷・製本

■全員で力をあわせて、卒業論文の原稿を印刷し、製本します。作業日が決定しました。1月17日(木)、3限13:35に研究室前に集まってください。作業は、2号館112教室で行います。時間は、17時迄です。残りの作業については、当日欠席する人たちに後日やってもらうことにします。

20120809soturon.jpg

卒業論文の評価基準

■以下のような評価基準にもとづき評価を行います。点数に幅があるのは、日本語表現からも判断するからです。理路整然、分かりやすく,明瞭な文章で執筆してください。

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0点:脇田ゼミでは、各自が調査をしてその調査に基づき論文を執筆することになっていますので、こんなことはまずないと思いますが…。オリジナルな原稿でなければなりません。いわゆる「剽窃」(他の人の原稿を盗み自分のものとする…)は、即刻アウトです。引用等にも十分に気をつけてください。
59点以下:規程の文字数に達してない。どうみても、卒業論文としての形になっていない。単位が出ません。
60点〜69点:規程の字数には達しているが、課題設定も明確でなく、何を明らかにしたのかもよくわからない…。
70点〜79点:規程の字数に達しており、一応、課題設定はできている。ただし、先行研究の検討がなされていないか不十分、あるいは分析が不十分(多くのばあい調査不足…)、結論が曖昧…。
80点〜89点:規程の字数に達しており、課題設定も明確だが、先行研究の検討が不十分。課題設定に照応した分析も一応できている。自分なりの結論に達している。
90点〜  :規程の字数に達しており、課題設定、先行研究の検討、分析、結論ともに優れている。
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公開卒論発表会:2月5日

■2月5日の開催に決定しました。今年は、1人15分程度(12分発表・3分質疑応答)。3年生に司会をしてもらいます。この発表会を口述試験とします。発表は、「学籍番号」順です。

■2月5日は、午前11時、池田さんから開始します。午前中は衣川さんまで、12時40分までです。午後は14時から、作間君から始めます。終了は16時40分、森川君が最終発表者になります。発表会を終えたあとは、下記の「追い出しコンパ」とは別に、軽く慰労会をしたいですね。

■発表会を終えたあと、後日、卒業式までのあいだに、「追い出しコンパ」を行います。企画・予約等は、3年生に行ってもらいます。日程については、別途調整をします。

【写真】上:3期生(2008年春卒業)が卒業論文を仕上げてこれから提出するところです。下:7期生(2012年春卒業)の「卒業論文集」です。手作り感満載!

8/12のオリンピックは渕瀬さんに注目!!

20120809futise.jpg ■次の日曜日、8月12日の深夜1時から、NHK BS1 で、龍谷大学の卒業生である渕瀬真寿美さんが、ロンドンオリンピック・陸上競技・女子20km競歩に日本代表として出場されます。嬉しいですね〜、楽しみですね〜。健闘されることを期待しています。

■龍谷大学では、6月22日(金)に、渕瀬さんの「ロンドンオリンピック壮行会」を、学長、副学長、学生部長、陸上部監督その他の皆さんの出席のもとで行いました。龍谷大学としても、大変に期待しているわけです。渕瀬さんは、在学中から、国内・海外ともすぐれた成績をあげてこられました。2007年2月日本選手権優勝(当時日本記録)、2008年2月日本選手権3位、2009年2月日本選手権優勝(日本記録樹立)といった記録を残されています。また、卒業されてからも、2009年8月世界選手権7位、2010年11月 アジア大会2位、2011年2月日本選手権3位、2012年3月オリンピック代表選手選考競技会優勝と、健闘されています。皆さん、一緒に応援いたしましょう!!

本学卒業生 渕瀬真寿美 さんのロンドンオリンピック壮行会を開催しました
世界陸上20km競歩代表(大塚製薬陸上競技部)

同窓会との連携

■本日、たまたま、京都駅のプラットホームで、龍谷大学社会学部同窓会副会長のUさんが立っておられるのに気がつきました。ひさしぶりでした。私の方からお声掛けをさせていただきました。以前も、何度かお会いしてお話しをさせていただいているからでしょうか、私のことをご記憶いただいていました(ホッとして、感謝…)。電車のなかの立ち話しではありましたが、社会学部と同窓会との連携を強化していく…そのようなことについて少しご相談させていただきました。

■龍谷大学社会学部は、1989(平成元)年に社会学部社会学科、社会福祉学科の2学科で開設しました。1998年に社会学部社会福祉学科を地域福祉学科、臨床福祉学科に学科改組し、2004(平成16)年には、コミュニティマネジメント学科を開設。現在の4学科体制になりました。そして、2008年には創立20周年を迎えました。戦前の文学部の内部に学科があった時代からの歴史があるとはいえ、学部としての歴史はまだ浅いのです。

■もうじき25周年を迎えるわけですが、個人的には、これを機会に、同窓会との連携をさらに強化していく必要を感じています。龍谷大学のような私立大学にとって、他大学と差別化をはかる、独自のスクールカラーを確立していくことは大変重要なことです(最近はブランディング化というようですが)。社会学部のように歴史の浅い学部では、一層のこと、この課題に真剣に取り組む必要があります。学部開設当時の学生の皆さんの年齢も40歳代に入り、社会の中堅として活躍されています。そのような同窓生の皆さんと、龍大社会学部のスクールカラーを共有していくことが必要なのではないかと考えています。

■個人的には、いろいろアイデアが浮かんできます。同窓生の皆さん、そして社会学部の同僚の皆さんと協力しながら、何か具体的な成果が生み出されるように努力したいと思います。また、20周年を記念して設立された、社会学部の「共生社会研究センター」の目的には、同窓生との連携がうたわれています。理念だけでなく、それを具体的な事業として推進していくことも必要です。長期的にみれば、このような同窓会との連携の積み重ねによる確固たる基盤があってこそ、学部の社会的評価や発展があるようにも思うのです。

龍谷大学社会学部同窓会

エフエム滋賀で「大津エンパワねっと」のことを話しました

20120809fmshiga.jpg ■今日は朝9時過ぎから、大津市にスタジオのある「エフエム滋賀」の「平和堂 MY DAILY LIFE」という番組にゲストとして出演し、「大津エンパワねっと」についてお話しをさせていただきました。お相手してくださったパーソナリティは、木谷美帆さんです。

「大津エンパワねっと」では、現在4期生が、7チームに分かれて地域の皆さんと一緒に活動をしています。そのなかでも、今回番組で注目していただいたのは、チーム・どんぐりが、中心市街地の丸屋町商店街にある大津百町館で毎月1回開催している「まちづくりカフェ」のことでした。本来であれば、学生たちも一緒に出演してもらいたかったのですが、すでに夏期休暇のスケジュールがいっぱいのようで、私だけが番組でお話しをさせていただくことになりました。

■お話しさせていただいた内容は、「大津エンパワねっと」の取り組みの目的や概要、「まちづくりカフェ」のこと、「まちづくりカフェ」を学生たちが始めたきっかけ、「大津エンパワネット」全体のカリキュラム、街の皆さんの声…といったところでしょうか。30分の番組なので、少しいろいろ話しを盛り込みすぎたかもしれません。

■CM等が流れているあいだには、木谷さんと少しおしゃべりもさせていただきました。木谷さんも、走っておられるのです。私が毎年出場している「びわ湖レイクサイドマラソン」にも第2・3回に出場されたとか(15kmの部に出場されているようですが、タイムは私などよりも10分も速い!!)。木谷さんのホームページを拝見すると、フルマラソンも走っておられます。すばらしい!!

■今回は、「大津エンパワねっと」に関する情報発信の場を与えていただき、「エフエム滋賀」さんと木谷美帆さんには心から感謝です!! こんどは、「エンパワ」の学生たちを出演させていただければと思っています。

「平和堂マイデイリーライフ★」(エフエム滋賀)のブログ
木谷美帆さんのホームページ

【追記1】■番組の始まる前やCM等が流れているあいだ、木谷さんとは、マラソン以外のことでもお話しをさせていただきました。「社会人になってからわかること…」(Saturday, July 28, 2012)に書いたことと重なるのですが、「学生のうちから、こんな経験ができるなんて、いいな〜」と盛んにおっしゃっておられました。大学には、先生-学生の関係や生徒同士の関係はありますが、それ以外の関係がありません。街のなかに、ごく普通にある、年上の皆さん(いわゆる、街のおじさん・おばさん)、そして年齢の下の人たち(街の子どもら)との関係です。木谷さんは、そのような関係を通して、学生が成長していく…ということに大変納得されていました。実社会で働くようになれば、老若男女を問わず、様々な方たちと関係をもたざるをえません。「エンバワ」に懸命に取り組むと、結果として、実社会で必要とされる総合的な力がついてくように思うのです。

【追記2】■気がつきましたが、テーブルの上に「大津エンパワねっと」の資料が見えてますね!! ところで、今日の出来事について、facebookを通じてですが、ゼミのOGから連絡が入りました。「すごーい!朝友達からわっきー先生がラジオにでてる、てメールきましたよ(*^_^*)」。その他にも、facebookを通じて、いくつか感想をいただきました。なんだか、嬉しかったな〜。

更新状況です

■時々、このホームページの更新情報もアップするようにします。
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2014/01/23:「ABOUT-A」の社会的活動と学内役職/諸委員等、「卒業論文」を更新しました。更新情報、放置状態になっていました。申し訳ありません。

2013/04/11:新たにカテゴリー「鉄道」を増やしました。

2013/04/24:総合地球環境学研究所の研究員になり、「ABOUT-A」の「職歴」を少だけ更新しました。

2013/04/11:新たにカテゴリー「3年生ゼミ掲示板」・「4年生掲示板」を増やしました。

2013/04/02:この4月から学部新入生を対象にした「入門演習」を担当することになりました。4年ぶりでしょうか。ということで、カテゴリー「入門演習」を増やしました

2013/04/02:LINKのページ、随時、追加しています。

2013/02/11:LINKのページに追加しました。

2012/12/30:ブログのカテゴリーに「脇田ゼミ同窓会」を増やしました。

2012/09/17:トップページに、アクセスカウンターが設置されました。以前に、設置しようとしたのですが、うまくいきませんでした。そのまま放置していたのですが、どういうわけだか、私の知らないまま、急に立ち上がっていました。なんでなんだろう~???

2012/08/09:「ゼミナール」、追加修正しました。「LINK」に龍谷大学関連のページリンク貼付けました。

2012/08/08:「ABOT-A」と「ABOUT-B」の記事を修正・追加しました。「ABOUT-B」には、趣味のジョギングに関する動画をアップしました。後期からのゼミ選択の時期にそなえてエントリー「2年生のゼミ選択について…」もアップしました。

2012/08/04:このホームページの「卒業論文」のページでは、「脇田ゼミナール」の過去の卒業論文(学生氏名と卒業論文タイトル)を紹介しています。やっと、データの整理が終了しました。私は、2004年に龍谷大学社会学部に赴任し、2006年春に、初めてのゼミ生「脇田ゼミ1期生」が巣立っていきました。現在、2012年春に卒業した「脇田ゼミ7期生」までの卒業論文のタイトルをご覧いただくことができます。龍谷大学社会学部に赴任する前は、岩手県立大学総合政策学部に勤務していましたが、その当時指導したゼミ生の卒業論文のタイトルもご覧いただけます。なお、総合政策学部では、「受験生や地域の方々に関心をもっていただきたいとの考えから、卒論要旨データベースの一般公開」を行っています。このデータベースのリンクもペーストしておきます。このデータベースでは、「研究室」から「脇田健一」を選択すると、脇田ゼミの卒論リストが出てきます。また、卒論要旨をまとめたPDFファイルをご覧いただけます。龍谷大学社会学部では、岩手県立大学総合政策学部のような制度はありませんが、個人的な意見としては、せめて卒論要旨は公開されてもよいのではないかと思っています。私自身のプロフィールについては、「ABOUT-A」をご覧ください。また私の趣味等、個人的な事柄については、「ABOUT-B」を新しく設けました。また、学生の皆さん対象に、文献の紹介もします。カテゴリー(Categories)の「Book」をクリックしてください。まだ、新しいエントリーはありません。

2年生のゼミ選択について…

■毎年、後期になると2年生(2回生)の皆さんは、3年生からのゼミが気になることでしょう。2年生の皆さんが「ゼミ選択」されるにあたって、「脇田ゼミってどんなゼミ?」と思うようであれば、このホームページの以下をお読みいただければと思います。少しは参考になるのではないかと思います。

脇田という教員はどのような人物なのか…

■ホームページのタイトルの下に、メニューバーがあります。ここにある「ABOUT-A」「ABOUT-B」をお読みいただければと思います。「ABOUT-A」は、ちょっと固い公式っぽいプロフィールです。「ABOUT-B」は、中年(初老?!)おじさんの個人的な趣味等について書いてあります。脇田がどんな人物なのか、お読みいただければ、少しは参考になるかもしれません。また、ホームページ内にあるブログの記事も参考にしていただけれはと思います(Categories(カテゴリー)から記事を選ぶこともできます)。

どのようなことが専門の教員なのか…

■少し面倒かもしれませんが、「研究」もお読みいただければと思います。また、もし気が向けば、業績のリストのなかに掲載されている論文や書籍を、図書館で検索してパラパラと中身を斜め読みしていただければと思います(私としては、じっくり読んでいただきたいとは思っていますが…(^^;)。

■授業としては、「地域社会論Ⅰ」「地域社会論Ⅱ」を担当しています。概要やねらいについては、「授業」をご覧ください。このような授業とともに、「大津エンパワねっと」も長年担当しています。

どのようなゼミなのか…

■ゼミ運営や指導の進めたか・考え方については、「ゼミナール」をご覧ください。「私のゼミについてのおもい…」「ゼミの進め方」「ゼミの最終目標」「研究テーマやフィールドの選択」「ゼミの選択にあたって」「ゼミの行事」「『北船路米づくり研究会』の活動」といった事について説明しています。

どのような研究ができるのか…

■脇田ゼミの過去の卒業論文のタイトルをご覧いただけます。「卒業論文」のページです。

■卒業生たちの卒論を振り返ってみると、「地域」・「環境」・「伝統芸能」・「過疎」・「食」・「農業」・「農村」・「グリーンツーリズム」・「高齢者」・「子ども」・「障害者」・「コミュニティビジネス」・「町並み保全」・「まちづくり」・「地域再生/活性化」・「商店街」…といったテーマが中心になっています。すべて学生個人が選択したテーマです。先輩達が取り組んできたようテーマと類似したものでもまったく構いません。また、これまでにないような斬新なテーマでももちろん構いません。自らのフィールドワークにもとづく実証的な事例研究(ケーススタディ)により、卒業論文を執筆していただければと思います。フィールドワークの進め方についは、個人面談で丁寧に指導します。

■龍谷大学社会学部社会学科では、毎年度、「優秀卒業論文集」を出しています。それぞれのゼミから1〜2名の卒業論文が、優秀論文として掲載されています。この論文集を読む事も、ゼミ選択のさいのヒントになろうかと思います。

「北船路米づくり研究会」ってどんな活動なのか…

ゼミ活動の一環として、農家の指導を受けながら、農産物の生産・流通・農村活性化・都市と農村の交流…等について体験しながら学習するチャンスをゼミに設けています。それが「北船路米づくり研究会」です。北船路(きたふなじ)とは、私たちが指導を受けている農家がお住まいの農村の集落名です。琵琶湖を一望する比良山系・蓬莱山(湖西地域)の山麓に広がる「棚田」をメインフィールドに活動をしています。ゼミ生の有志が、自主的にこの活動に参加しています。ゼミ選択の前の時期になりますが、2011年度には「北船路米づくり研究会」の説明会も開催しました。2012年度も開催する予定です。ぜひ、ご参加ください。2号館の掲示板等をご覧ください。また、「地域社会論Ⅱ」を履修している方たちには、授業中に告知します。

■このホームページの「北船路米づくり研究会」にもリンクを張ってありますが、「北船路米づくり研究会」faecbookページを用意してあります。過去に先輩たちが、どのような活動をしてきたのか、写真等でご覧いただけます。龍谷大学のホームページにも複数の記事が掲載されています。このページに貼付けてあるリンクからお読みいただければと思います。この活動は、新聞でも報道されています(中日新聞、京都新聞、読売新聞等)。また、このホームページのブログのカテゴリー「北船路米づくり研究会」をクリックしていただくと、具体的な取り組みの内容がわかります。

研究室を訪れて話しを聞きたい…

■もちろん歓迎します。ただし、会議等もたくさんあり、研究室にいつもいるわけではありません。あらかじめ、メールでアポをとっていただけると嬉しいです。wakit##@##soc.ryukoku.ac.jp (左のメールアドレスから##を除いてください)まで、ご連絡をくださればと思います。オフィスアワー(学生からの質問や相談に応じるために、教員が必ず研究室にいる時間帯)を利用していただいてもけっこうです。

中央学区からの連絡

20120807bonodori1.jpg■先月の27日のエントリー江州音頭の練習にも書きましたが、8月3日、琵琶湖湖岸の渚公園で「びわ湖夏まつり」のプログラムのひとつ「江州音頭総おどり」(コンテスト)が開催されました。大津市の各種団体の連(グループ)が参加するなか、私は、「大津エンパワねっと」で学生たちがお世話になっている中央学区自治連合会の連に参加させていただきました。自治連の方から、「大津エンパワねっとの学生や先生たちも参加してほしい」との要請があったからです。もっとも、学生たちの参加はなく、残念ながら私だけになりました。

■今日、中央学区の市民センター(学区公民館)職員のKさんが、「大津エンパワねっと」事務局経由で、コンテストの結果の連絡とともに、当日の写真もメール添付で送ってくださいました。結果ですが、「ベスト部門・ベストスマイル賞」に選ばれ、賞金とトロフィーを獲得されたようです。これは嬉しいお話しですね。やっと江州音頭の振り付けを覚えたばかり、しかもふだん浴衣など着たこともない私が、地元の女性に帯を締めていただき、俄か仕立の参加。心配しましたが、なんとか皆さんの足をひっぱらずにすんだようです。右の写真の茶色の浴衣が私です。もちろん、自治連から貸していただいたものです。

20120807bonodori2.jpg■中央学区自治連合会の会長さんや、参加の団体役員の皆さんには、「大津エンパワねっと」の学生たちが大変お世話になています。最近は、この教育プログラムの運営についても、「もっと 、オリエンテーションを短くして、早めに地元に入って話しをいろいろ聞いてもらったほうがよいのでは」、「エンパワを修了した先輩やOB・OGの体験談を、後輩に知らせてはどうだろうか」といったようなアドバイスをいただいています。大変ありがたいことだと思っています。

■2008年から「大津エンパワねっと」が始まった頃は、「このエンパワという授業で大学側は何をしたいのか」という質問をたびたび受けました。というのも、通常の大学の授業では、教員が具体的な授業の目的を決め、それを学生に学習させ、最後に評価を行う…というパターンが多いわけですが、この「エンパワ」では、その目的はあらかじめ設定されていないからです。このように書くと誤解があるかもしれませんが、学生たちが地元に入って「地域づくり」の活動に取り組むにしても、その課題は学生たちが地元の皆さんの活動に受け入れていただきながら、学生の目線で「発見」していくものだと考えているからです。そのような課題(あるいは、地域の隠れた魅力を伸ばしていく)を、地域の皆さんと協働しながら「解決」し、その成果を「共有」する。そのような「発見」・「解決」・「共有」というプロセスを大切にしていこう…というのが、この「大津エンパワねっと」の特徴なのです。最近では、地元の皆さんにも、この「大津エンパワねっと」の特徴をよくご理解いただけるようになりました。そして、さきほど書いたように、アドバイスや注文までいただけるようになってきました。

■地域と大学の関係づくり。「大津エンパワねっと」のように、いったんうまく出来上がった関係ではあっても、日頃から、お互いの関係を「磨き合う」ことが必要なように思っています。ちょっとしたことなのですが、江州音頭に参加させていただく…そんなことさえも、結果として、お互いの関係を「磨き合う」ことにつながっているように思うのです。

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