大津交響楽団 第135回 定期演奏会

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◼︎家族が入団して演奏している大津管弦楽団の定期演奏会に行ってきました。プログラムは、曲目:M.A.バラキレフの「3つのロシア民謡の主題による序曲第一曲」、A.I.ハチャトゥリアンの「仮面舞踏会」、P.I.チャイコフスキー「交響曲第5番 ホ短調作品64」でした。メインはチャイコフスキーの交響曲5番。今から40年近く前、私が学生オーケストラに所属していた時の、最後の定期演奏会で演奏した曲でした。そういう意味では、とても懐かしい曲ということになります。美味しいところも、ツボのところもわかっているわけですし。

◼︎今回のチャイコフスキーの5番で、ホルンの1stを演奏されていたのは、関西学院大学応援団総部吹奏楽部の卒業生でした。比較的最近に入団されたとても若い方です。歳は離れていますが、同窓生です。入団間もないわけですが、ホルンの実力を買われてか1stを吹かれました。ちょっと職業音楽家でもあるのかな。神戸の音楽コンクールでも奨励賞を受賞されています。パンフレットの紹介文では、代吹きも快く引き受けてサラリと吹いたり、パートでアドバイスもされているそうです。今日は演奏後、指揮者にステージ中央まで引っ張りだされていました。期待のホープなんでしょうね。

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◼︎この写真は、私が4年生の12月(1982年12月22日神戸文化ホール大ホール)に行われた「関西学院交響楽団 第60回 定期演奏会」の写真です。私にとっては、学部生時代最後の定期演奏会です。演奏しているのは、今日の定期演奏会と同じチャイコフスキー「交響曲第5番」です。指揮は、湯浅卓雄先生。自宅に帰り、改めて自宅にあるMDに録音された演奏を聞いてみました。弦楽器は初心者が多く、いかにも学生オーケストラらしいといいますか、いろいろ問題点が聞こえてくるのですが、それは横に置いておいても、なかなか頑張っているな、自分たちなりの音楽を演奏しようとしているなと思いました。もっとも、客演指揮者の湯浅先生が私たちの持つ可能性を引き出してくださったという感じでしょうか。この時のことは、いつまでも覚えていますね。大切な思い出です。

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