小野アンナの「音階教則本」

20151207onoanna.jpg少し前のエントリーにも書きましたが、いよいよヴァイオリンを再開することになりました。まだまだ、物理的にも精神的にも、そのような練習時間を捻出する余裕はないのですが、とにかく楽器に手を触れて音を出すことから始めます。そのためには、まずは音階練習です。音階練習といえば、私が若いころは小野アンナの『ヴァイオリン音階教則本』を使うことが多かったと思います。私も自宅のどこかにあるはずなのですが、まだみつけられていません。狭い家なのですが…。どこにいったんだろう。こういう指摘があるかもしれまん。一人で音階練習をしても、きちんとレッスンを受けてチェックしてもらわないと…。たしかにそうですね。ただし、私のばあいは、レッスンどころが楽器に触れることが優先されます。まずは、もう一度、とりあえず、やってみるべし、ということになります。

▪︎ところで、小野アンナといってもご存じない方の方が多いでしょうね。1890年にロシアで生まれた女性です。ロシアで日本人留学生の小野俊一さんと結婚され、ロシア革命のさなかに来日されました。日本では、 諏訪根自子、巌本真理、前橋汀子、潮田益子といったヴァイオリニストが彼女の指導のもとから輩出されました。日本のヴァイオリン教育にずいぶん貢献されてきた方でもあります。そのあたりは、私も知っていたのですが、今回、新たに知ったことがあります。彼女の姪が、あのオノ・ヨーコさんだというのです。知りませんでした~。それはともかく、少しずつ練習しなくてはいけません。

【追記】■ところで、なぜヴァイオリンを弾くことをやめてしまったのか。その理由は、次のエントリーの【追記】に書いてあります。

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