「夏原グラント」選定結果

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▪︎ゼミの学生有志で取り組んでいる「北船路米づくり研究会」の活動に対して、平和堂財団主催環境保全活動助成事業「夏原グラント」から助成をいただけることになりました。先日、研究会の代表の学生に選考結果が届いたようです。1次選考を経て、2次選考に進みました。2次選考対象団体数は25団体、そのなかから17団体が選ばれました。「北船路米づくり研究会」の「低農薬・無農薬野菜と環境こだわり米による地産地消の仕組みづくり」も、この17団体のなかに入っています。助成申請額よりも、少し減額になりましたが、基本的にはいただいた助成が活動を継続できるのではないかと思います。私自身は、過去のエントリーにも書きましたように、この「夏原グラント」の審査員をしています。もちろんのことですが、自分自身が関係者である研究会の活動の審査からは外れました。公開審査会の場では、学生たちの力では返答できないような厳しい質問もいただきました。なんとか審査を突破することができたようです。これで活動資金が一定確保できたわけですから、早急に、今年度の事業計画を再度確定させる作業に入ってほしいと思います。

▪︎「北船路米づくり研究会」の活動は、今年度で6年目に入ります。学生主体の地域連携型プロジェクトは、継続性という点で、なかなか厳しいところがあります。地域社会や専門家からは、学生団体の活動は継続性がないとの指摘をしばしば受けます。「米研」については、先輩から後輩へ、先輩から後輩へと引き継ぎながら、なんとかここまでやってきました。卒業した先輩たちによる蓄積を、無にしないように現役の学生諸君には頑張ってほしいと思います。2015年度、新3年生は19名。4年生の9名から一気に10名増えました。なぜ、増えたのか…そのあたりの理由は、私にはわかりませんが、「米研」の伝統が3年生にきちんと引き継がれるように、4年生はしっかり指導してほしいと思います。

夏原グラント

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