脇田ゼミ1期生

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■facebookのメッセージで、脇田ゼミ1期生(2006年春卒業)から連絡がはいりました。Oくんでした。龍大硬式テニス部が開催するテニス教室にアシスタントとして参加し、ひさしぶりに瀬田キャンパスにやってきた、そして新設のテニスコートにきて驚いた…とのことでした。彼は、現役時代、硬式テニス部で活躍していました。ということで、入試の仕事の合間(昼食の休憩時に)、Oくんに合いにテニスコートにいってきました。

■Oくんは、民間会社に入社したあと、救急隊員になり、現在はその救急業務の管理の仕事にあたっているとのことです。どんどん社会で活躍しているご様子、ゼミのせんせーとしてはとても嬉しいわけです。Oくんは1期生ですから、30歳超えておられます。すでに結婚もされ、お子さんもいらっしゃいます。ひさしぶりにあった彼は痩せていました。救急隊員のときは、もっと筋肉がついていたけれど、デスクワークになって細くなったのだそうです。

■トップの写真は、その1期生の卒業式のあと撮った写真です。2006年ですから8年前になります。みんなどんな感じになっているんでしょうね〜。今日のOくんは、学生のときよりもグッと精悍になっていました。私はといいますと、すっかり歳を取ってしまいました。現在では、髪は白髪がまじり、髭も真っ白です。顔も丸いな〜。

■以下は、このエントリーと同じ写真をアップしてfacebookに投稿したときの文章です。

2006年3月。私が龍谷大学社会学部に赴任して、最初に受け持ったゼミ生たちが、卒業しました。写真は、そのときのものです。脇田ゼミ1期生。なんでもそうですが、「最初」ってのは大切ですし、大変だと思います。よく私の指導についてきてくれました。

当時、私は公立大学から異動したばかりでした。異動するにあたって、「私立大学は人数が多くて大変だから、公立大学の時と同じように指導しているとあかんよ、わかっているよね…」、という年配の大学教員からのアドバイスもありましたが、そういうアドバイスは粉砕!! そういう「あんた達」の考えが日本の大学をダメにしてきたんとちゃうの…と、思いました。「公立大学と同じ教育の質を私立大学にも!!」と自分自身に気合いを入れて指導しました。

なかには、「せんせー、僕ら龍大生やし、無茶いうたらあかんわ」というやつもいましたが、むちゃくちや叱りとばしました。悲しいというか、腹が立つというか…(その学生は、名の知れた大企業に就職しましたが…)。しかし、そのとき、その学生が冗談でいった一言が、私をさらに奮い立たせたのでした。「なにをいうてんねん!!」。

すぐに「せんせー、無理…」という学生もいました。叱って、煽てて、とにかく1人でフィールドワークにいかせました。私のゼミは、それぞれが、1人でフィールドワークをして卒論を執筆することになっているのです。

もちろん、多くの学生は「たいへんやな〜」と思いつつも、とにかく頑張ることができる学生でした。いろいろです。ですが、とにくか最後は必死になって、取り組んでくれました。まあ、若干は…(^^;;。

龍大につとめて11年目になります。最初にそういう経験をさせてくれた1期生に、感謝です。その1期生と、年末に同窓会です。
楽しみにしています。

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