ビワコオオナマズ

20140718ohnamazu.jpg ■「大津エンパワねっと」コース、3年生が現在「地域エンパワねっとⅡ」に取組んでいます。エンバワの総決算です。中央地区で頑張っているチーム「BOSS」は、中央学区の子どもの健全な育成を地域で見守るための様々な活動をしている「子ども会育成連絡協議会」の皆さんのこ指導のもと、夏の一大イベントのなかで、子どもたちに楽しみながら環境教育を行うべく、楽しい企画を練っています。今日は、1ページが模造紙1枚ほども大きさにもなる、デッカイ図鑑の製作に励みました。子どもたちに参加してもらいながら、様々な生き物を貼付けていくのだそうです。

■写真です。私が持っているのは、ビワコオオナマズです。図鑑に掲載されたものを、実際の大きさにあうように拡大コピーして、ダンボールに貼付けて切り取ったものです。このビワコオオナマズだけでなく、琵琶湖やその周囲に生息する様々な生き物を、デッカイ図鑑に貼付けていくのです。

■ところで、ビワコオオナマズは1m以上にもなります。私自身は、琵琶湖にしか生息しないと勉強してきたのですが、最近の調査では、琵琶湖から流出する淀川水系にも生息しているようです。普通のナマズや、琵琶湖の北湖の岩礁帯にいるイワトコナマズは、刺身でも食べられる美味しい魚なのですが、ビワコオオナマズはどうも味はよくないようです。

■チーム「BOSS」の話しに戻ります。「BOSS」の活動は、エンパワ1期生から、ずっと続いているものです。「BOSS」は6期生なので、6代にわたって継続してきたわけです。「学生の地域連携事業は継続性がない、学生が卒業したら、それで終わり…」と、しばしばお叱りを受けます。しかし、「大津エンパワねっと」では、取組みの継続性を維持するために、先輩から後輩へと活動を引き継いでいくことを大切にしてきました。「BOSS」の皆さんは、その伝統の重みを感じつつ、なおかつ自分たちの活動のオリジナリティ求めて、日々思案しているのです。頑張れ、「BOSS」!! ところで、なぜチーム名が「BOSS」なのかというと、チーム名を決定する相談をしているとき、1人の学生が缶コーヒーを呑んでたからです。いや、ほんまのことです。

■ちなみに、写真の私は、いちびっています。いちびるとは、「ふざける」「調子にのる」という意味の関西弁です。

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