大津市パワーアップ・市民活動応援事業・補助金の交付

20130514powerup.jpg■ゼミ活動として行っている「北船路米づくり研究会」。これまでの活動は、こちらをご覧いただければと思います。研究会の活動は、2010年から始まりました。2012年度は、「大津市パワーアップ・市民活動応援事業」の「頑張ってみよう部門」で1位になり助成をいただくことができました。今年度は、昨年に引き続き、こんどは「学生部門」で1位になり助成をいただけることになり、先日、補助金の交付について大津市から文書が届きました。

■「北船路米づくり研究会」の活動の基本は、以下の2つです。ひとつは、自ら農作業をして米(「龍大米」)と里芋(「龍大芋」)を生産し、それらの米や里芋とともに、私たちの活動をご理解いただき協力してくださる農家が出荷した野菜を、大津市の丸屋町商店街で月1回第三土曜日に開催している「北船路野菜市」で販売することです。また、それらの米・里芋・野菜は、大津市や京都市の飲食店にも配達し、メニューに使っていただいています。もうひとつは、昨年から始めた「かかし祭」です。これは、北船路の農家と市街地の消費者の皆さんとが、北船路の棚田で開催するイベントで交流し、お互いに顔の見える関係をつくることにあります。そのような関係を通じて、地域の農業や食の安心・安全を確保する仕組みを、生産者と消費者が協働することのなかで、生み出していくことを指しています。

■今年度はからは、以上の活動に、さらにもうひとつ新たな活動が加わりました。「地酒プロジェクト」です。昨年開催した「かかし祭」を通じて、中心市街地にある蔵元・平井商店さんと、地元の農家の皆さんとのあいだにつながりが生まれた結果、北船路で「酒米」を生産し、その「酒米」を原料に平井商店さんで新しい日本酒を醸造していただけることになったのです。その新しい銘柄の地酒のプロデュースと社会への情報発信に、学生たちがなんらかの形で関わり応援できるようになればと思っています。

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