「京都マラソン2013」完走!

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■一昨日、3月10日に開催された「京都マラソン2013」に出走し、完走しました!!グロスタイムが5時間22分55秒。ネットタイムが5時間14分37秒でした。素直に、嬉しいです。昨年、11月23日に開催された「福知山マラソン」では、30km目前で右フクラハギに肉離れを起こし途中棄権したので、やっと念願がかなったという気持ちです。しかし、自分の課題もみつかりました。

■上の表は、京都マラソンの公式サイトの中にアップされている私の個人記録です。今回の「京都マラソン」では、あらかじめネット上で登録をしておくと、各ランナーの5tkmごとの記録がFacebookやTwitterに自動的にアップされる「SOCIAL_MARATHON in 京都」というソーシャルネットワークのサービスが用意されていました。私も登録しておいたものですから、コーチであるHさんからは、スタート1時間後にfacebookにコメントが入っていました。「先生、ペースが早いです。我慢してください!京都はキツイコースです。このペースだと持ちませんよ。キロ7′30をキープして、ゆっくりいってください」。しかし、私の方は必死に走っていますから、そのコメントをiPhone5で読んでいる余裕はありません…。セーブしようとしながらも、まわりのスピードに流されて予定よりもスピードが速くなってしまいました。

■記録からは、25kmから30kmまでのあいだに、まずガクッとスピードが落ちていることがわかります。「京都マラソン」最大の難所といわれる「狐坂」をクリアしたあたりからです。じつは、この頃、すでに膝に問題が生じていました。臀部から大腿部の横を通り膝までつながっている「腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)」の、膝とのつなぎめのあたりが炎症をおこしていたのです。先月、フルマラソンにそなえて30km走をしたときにも、右膝が痛くなりました。いろいろ調べてみると、私のようなO脚気味の人は、膝の外側が痛くなる傾向があるのだそうです。ランニングニーと呼ばれています。30km走のときに右膝の外側が痛んだので、今回は、その対策として特性のサポーターをしていました。しかし、痛んだのはサポーターをしていない左膝でした。どうも、このランニングニーが私の弱点のようです。膝の痛みは、30kmを超えるとどんどん強くなっていきました。結果として、スピードも1kmあたり8分代と、相当遅くなってしまいました。もっとも、このあたりになると、周りのランナーの皆さんの半分以上が歩いておられました。故障がおきたかどうかにかかわらず、かなり体力的に消耗してくるからです。私のばあい、35km過ぎてからコーチであるHさんの応援もあり、ところどころで休みながらも、なんとか頑張ってゴールまで走り続けることができました。Hさんには大感謝です。

20130311kyoutowakita2.jpg■この地図は、「京都マラソン」のコースです。京都の北山の山裾を走っていることがわかります。基本的には、25km前後の「狐坂」までは、アップダウンをくりかえしながらの「登り」道です。そして急坂である「狐坂」登り降りしたあとは、基本は下りになるのですが、地図をご覧になればわかるように、折り返しポイントが多くなります。42.195kmの距離をかせぐためにしょうがないのでしょうが、「盲腸」のような折り返しの道は、精神的に辛いものがあります…。また基本は下りなのですが、ところどころに「登り」道になったりします。まこれが、疲れきった体にはきついのです。私は、初心者で偉そうなことはいえないのですが、かなりの難コースなのです。しかも、昨日は、最悪のコンディション。20℃にまで気温があがるとの予報でしたので半袖のシャツで走ったのですが、北山のあたりでみるみる空は暗くなり、冷たい雨がふり、強風が吹くという状況になってしまいました。いや~、辛かったです。

■走り終わった直後は、ひさしぶりに経験したきつさから「しばらくフルマラソンは走りたくない…」という気持になりました。しかし、走り終わって2日たったいま、自分の弱点である膝を強化をしながら、さらに練習を続けたいという気持がムクムクとわいてきました。もっとも、膝の炎症が完全に治るまでは走りません。じっくり休養をして、練習再開です。今年の秋から来年の春までのあいだに、何回かフルマラソンに出走したいと思います。もちろん、毎年出ている「びわ湖レイクサイドマラソン」15km、そして「大津市民マラソン」も走ります。走ることが、さらに楽しくなってきました。それは、自分の課題と、その課題を克服したうえでの具体的な目標や、そこまでの練習のプロセス、そしてその目標に到達している自分をイメージできているからです。このイメージ、とても大切だと思います。

20130312kyotomarathon.jpg 【追記】■写真は、スタート直後のものです。私は、スタートの段階でブロックはHでした。昨年の段階でのエントリーですので、目標を実力よりも高く掲げてしまったせいかなと思います。それでもHブロックだと、メイングランドには並ぶことができません。横にある練習用のサブトラックにならぶことになりました。スタートのピストルが鳴っても、なかなか前に進むことはできません。蟻の行列のようでした。

【追記】2013年3月13日。膝の痛みが消えました。が、しかし。あわてずに、もう少し様子をみて練習を再開します。

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